21世紀に入って家賃が下がると、「カフェ」が増え始めた。
お茶を飲んだり、食事をしたり、夜にはお酒を飲んだりと多目的に使えてちょっとオシャレ。本屋にはカフェ本が並び、カフェめしなどという言葉もできた。
ところが、その多くが姿を消し、もう残っているのは少ししかない。
確かに、カフェめしなどというものは、たいして美味しくもなかったし、コーヒーなどの飲み物も美味しいわけではない。ファッションだけの素人商売的なところはあったけど、便利ではあった。
結局、美味しいコーヒーを飲みたいのなら、そっち系の専門店に行った方がいいし、マトモなものが食べたいのならトラットリアなどへ行った方がいい。中途半端だったんだろう。
昼の2時を過ぎると、多くのレストランは休憩に入ってしまう。こと神戸にあっては、かつては休憩時間などなかったのに、10年ほど前からどんどん休憩する店が増えてしまったのは残念だ。当然従業員の働く環境もあることだし、わからないではない。しかしビジネスチャンスを失っていることも確か。昼ご飯は2時までに済ませないといけないなんて、ゆったりとした休日が過ごせないではないか?
気の利いたカフェが生き残っていれば、そんな悩みも何とかなるはずなのに、実に残念。
再度もっとまじめにカフェという業態に取り組むフードビジネスの会社が増えることを望む!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます