広島県三次市の女房殿の実家に行った帰り、モノ好きなことですが島根県の三瓶山をまわって帰りました。
三瓶山では山麓の道を一周しました。その時に目にとびこんだ定めの松の惨状に言葉を失いました。
三瓶山に初めて行ったのは二十歳前のことです。その後何度も行っている山です。その三瓶山の西ノ原にはこの定めの松があるのが当たり前で、そのためあらためて写真など撮っていません。
それにしてもタカ長の注意力もいい加減なものですね。定めの松がこのようなことになるまで気づきませんでした。
左が定めの松ですが、その松が松くい虫の被害で枯れたため枝を接木して「二世松」として育てていると説明されています。右側がその2世松です。
と言うことはずいぶん前から樹勢が衰えていたのでしょうが、特に気に留めていませんでした。恥ずかしい話ですが、定めの松が枯れたことをハッキリと意識したのは今日が初めてです。
万物は変わる、諸行無常、そのことをあらためて意識しました。
タカ長の想い出の中に普通にあった樹齢400年の松もこのようなことになるのですね。この松を前にして、本当に言葉を失いました。合掌。
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