満85歳になって最初の日、いつものように裏山を歩きました。85-001登山です。
仲間たちと歩くコースは決まってしまっている感じなので、独りで歩くときはいつもと違うコースを歩くことを意識しています。
今日は急登を求めて一枚岩の尾根を登ってみました。このルートの下のほうは左側が人工林で、右側が照葉樹林になっています。そのようなところは野鳥が多いと言われているのですが、今年のわが裏山は「壊滅状態」なので、このルートでも野鳥を楽しむことが出来ませんでした。
このような山歩きを継続することも健康的な年金生活をするための努力でしょうが、今日のタイトルで言う「小さな努力」と言うのはそのようなことではありません。
午後は近くのスーパーに買い物に行きましたが、裏山の急登を歩いた後でも、地下駐車場から1階に上がるときは階段を上がります。そばにあるエスカレーターを使うことはありません。このようなことが「小さな努力」です。
そもそも女房殿に頼まれてアッシー君をすること、そのような依頼は絶対に断らないよう自分に言い聞かせています。これも「小さな努力」です。
このようなことを考えるようになったのは、現役時代にある人が言っていたことに教えられたからです。
その人は部下を連れて飲み歩くことが多かったようですが、そのとき自分の部下が帰宅したとき女房殿を起こして、あれこれ迷惑をかけるようなことをしたら、二度と誘ってやらない、と言っていました。
飲み歩くのはその人が好きでやっていることで、女房殿には関係ないこと。自分の好きなことをやっていて女房殿に迷惑をかけるような奴は連れて行かない、と言うがその人の考えでした。
その論法で言えば、自分が好きで山歩きをして、その山歩きで疲れたことを理由に女房殿のリクエストを断ることは、その人の考え方に反することになります。それだけはしないよう自分に言い聞かせているのです。
それもまた「小さな努力」です。
他にも色々ありますが、山歩きを継続してゆくために、「小さな努力」を忘れないようにするつもりです。
今日はいいことがありました。サンコウチョウの声を聞くことが出来たのです。仲間たちと歩くコースではありませんが、とにかく、あの「ホイホイホイ」と言う声を聞くことが出来てハッピーでした。
この声が、山の神様から頂いた誕生日プレゼントのような気がしています。
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