マイペースで行こう

キリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、19年目に入りました。

いろんな収穫があった!

2006-12-27 01:05:36 | 教会の風景
東村山教会にとって、一年で唯一の伝道集会だったクリスマス礼拝。
個人的に気付いた中でも、いっぱい収穫があって本当にうれしかった。


今回はNさんのご両親が来てくださった。
昼食にもゆっくりしていって下さった。
直接お話をしてみても、とても喜んでいらっしゃるのがよく分かった。
お孫さんが歌ったり、トーンチャイムの演奏している姿にご満悦のようだった。
そればかりではなく、「話も分かりやすい」と言ってくださっていた(お世辞かな?)。
いずれにしても、確実に神様との距離が以前より近づいていると思う。


教会の周辺の地域へのポスティングの反応があったことも感謝。
思わず教会の方々から「来ていただけるとやりがいがありますね。」との一言。

実は、例年一人数百枚というノルマ制で3千枚くらい配っていたそう。
今年は、「本当に喜んで楽しんで配れる人で配りましょう。苦手な方は無理はなさらずに。」と呼びかけた。
今回チラシの準備の遅れもあったが、結果として1000枚強くらいしか配っていない。

しかし、当日チラシを見て来てくださった方が、少なくとも4人はいた。
例年ノルマでやってたくさん配る割りに、来る人がいないということで一部の方々の間で不満がくすぶっていたみたい。
イエス様が私たちに本当に大切な奉仕の本質を見せてくださったように思う。
各自が喜んでできる奉仕でなければ、イエス様も苦笑いだろう。
嫌だけど頑張ってやったという自負心で伝道したところで、神様への愛に基づかない伝道を、聖霊なる神様がバックアップしてくださるのは期待できないだろう。

私たちの小さな働きも、主が用いてくだされば、必ず実を結ぶ。
形として「何をどれだけやったか」という意識から解放され、「イエス様を愛するゆえに、救いを喜ぶゆえに」という動機を育てることを大切にしていきたい。



もう一つ。
昼食の時のこと。
Sさんの方から、亡くなられた奥さんの話が出た。
Sさんが悩んで教会に来るきっかけになった出来事。
その当時、精神的に病むほど悩んでおられた。

私もそれとなく他の教会員の方から聞いたことがある。
もちろん、私の方からその件には触れたことがない。

しかし、Sさんの方から、しかもうっすらと微笑を浮かべた表情の中で語り始めた。
「明日(12月25日)は、亡くなった妻の命日なんですよ・・・。」
こちらの方が耳を疑った。
でも、気持ちの整理がついていなければ、そんな表情では話せないはず。
Sさんの心も癒されていく途上にあるのでは・・・。
Sさんの表情にこちらが励まされた瞬間だった。


イエス様、多くの収穫を感謝します!
あなたこそ、私たちの驚きと賞賛の的となる方です!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする