時々出る仕事。JR新幹線・在来線を使用して大分県の「柳ヶ浦駅」まで。駅にて荷をお客さんに渡して終了し、即帰ります。したがってお得意の寄り道はできません。
今回は帰りの小倉行きが30分ほど先でしたので、駅の外にでてみました。大きな蘇鉄が小さなロタリーの中にありました。以前最終列車を逃し、この町のビジネスホテルで泊まったこともあったんですが、その時は全くソテツには気づきませんでした。
「ソテツ」に看板がありました。要約すると以下です。
柳ヶ浦駅の西南に、戦時中「宇佐海軍航空隊」がありました。太平洋戦争末期には、この基地より153名の特攻隊員が、沖縄の海に散華した。昭和20年4/21 のB29の爆撃でこの基地は壊滅した・・
さてこのソテツは、この基地ができた昭和14年に、この地の商店街が基地の庁舎に寄贈したものでした。空爆にも逃れ、生き残こりました。後柳ヶ浦の人達が、駅に植えなおしたんです。
かっては153名特攻隊員の若者を送り、いまは柳ヶ浦を訪れる人を迎えます。
・・・このほうがええなぁ~