名古屋市名東区 赤帽タケフジ運送の「ふ箱」

赤帽タケフジの車窓から見える光景

名古屋市名東区の赤帽運送はタケフジへご用命下さい
052-772-5880

荷物保険そのⅡ

2016年01月30日 | 私のなりわい・運送のこと

1・30

 昨日使用しなくてホッとした荷物保険について・・・
うまくできてます。人間の未来の不安が「ネタ」ですから、保険会社の仕入れの不安は只です。

自分に当てはめると27年間で2度使用しただけです。この間の払い損を何もなくて「よかった」と思わせるのも保険のミソです。
 赤帽の運送保険は11000円/年です。頷ける額と思う。補償額は上限1千万らしい。そもそもコレを超えるようなブツをタケフジは運びませんが・・・・
 昔ある赤帽さんが医療機の運搬で、依頼者がこの機械は「なんかあった時は、ウン千万円だよ」 と聞いて、「それは運べません」と引き返した・・・というハナシもある。
 
 当タケフジにもコレに似たハナシあり。二十年も以前です。仲間依頼の仕事でした。画廊の絵画運搬でした。長距離もありイイ仕事とノンキにやってました。ある時、積みこみで何気なく絵画の代金をみてビックリ。桁がちがうんです。それを満杯に積んでたんです。もしも事故、毀損などあればどうなる?まして「美術品」には保険は適用されぬ。即その運送を断りました。
 それにしてもその画廊はどのような思いで赤帽を業者にしたのか。通常それだけの美術品なら相当の運賃になる。赤帽では美術品の保険はないことを知ってのことか?それで運賃節約のため赤帽を敢えて使うとすると少しキケンな画廊だ。万が一の時にどうする気だったんだろうか?断ってよかった仕事でした。

 


「荷物に瑕がついてたんですが・・・」

2016年01月29日 | 私のなりわい・運送のこと

1・29
 昨晩のことです。その日に運送した会社の担当からTEL。 「荷物に瑕があったんです・・・」と。
電話にてその様子を聞く。会社で積みこみの時は、その担当の人と一緒におこなう。モノは210×90の天板です。 長いので荷台のアオリをフラットにして脇に立てかけて積みました。コツンとも当てないで・・・・現場下ろしも彼と共に行動しました。電話では埒が明かないので、本日の朝に会社まで行く。
 再度積み込んだ時と同様に2人で再現してみました。結果はどう転んでもありえない所の瑕でした。今回は担当者と二人仕事でしたので納得していただいたが、もし一人にての運送となると「水掛け論」となり、挙句の果ては泣き寝入り・・・か。

 時々あるんです。コノテのトラブル。運送屋の宿命です。「荷物保険」は欠かせません。されどこの保険を使ったのは開業以来2回だけ?だったか。好成績です。自動車保険は4回?使ってますが。

 こんなことがあると、アレコレ思い、あの時どうやって積んだか、養生はあれでよかったか・・・とか心さわいで眠られん時もあり・・・です。運送屋の憑き物です・・・背後霊みたい。

 


確定申告の準備

2016年01月23日 | 私のなりわい・運送のこと

1・23(土)

 また来ました、確定申告の季節。帳面はほぼ一年ほうってあるんで1月は毎度大変。2~3日前より領収書の整理から始まる。月々の売り上げ、各経費の仕訳け、肩がこります。月々にまとめとけば簡単ですが・・・性格です、そのようなことは一度もやったことなし。

 本来は赤帽一台のこんまい運送屋ですから帳面も複雑であるわけもなし、まして昔に比すれば、歳もあり仕事量が減っているから早く済むはずですが・・・・
 今日やっと収支決算のだいたいを把握する。結果27年度売り上げは7%減でした。
自分ながらこれは上出来です。

 あとは、控除額の計算です。障がいのある娘がいるので、その扶養控除・障害者控除で計113万となるのでありがたいです。 


ガソリン二桁となる

2016年01月21日 | 私のなりわい・運送のこと

1・21

 本日給油した。ガソリン単価が百円を切った。 いよいよ二桁です。運送屋にとっては好条件です。今日の新聞にNY原油先物が26ドル代になったとある。かっては100ドルもあったが・・・
 しかし世界経済にとってはさえないらしい。株価は下がり、経済の熱が冷めるらしい。なんでも中国の経済下向きで、原油の需要がダウンしダブツク。すると産油国の実入りが少なくなりオイルマネーが引き揚げられる。日本の株の売りとなる。
    

   GAS安し 勇めどもまた 炬燵守


バスツァー事故 ヒドイ運賃

2016年01月18日 | 世間のこと

1・18

 スキーバスツアーの事故。忘れた頃にある。関越道であり、大阪吹田でもあった。事故後に法規制が新たに設けられてもなくならない。法がザルであり、「根本のところ」が規制されないからだろう。
 一定以上の運行距離では運転手2人制になり、健康管理、勤務時間なども細かく決まりがある。しかし今回でも「ザル」である。機能していなかった。終了報告の書類さえも出発前に出来上がっている始末です。
 このケースの貸切バスの最低運賃は27万円だそうだ。今回企画旅行社がバス会社に払うのは17万円だ。昨年度には14万円で請け負ったときもあったという。
 
 赤帽運送業のハシックレにある者としても、これはヒドイことです。今回の東京~斑尾の深夜往復ですと、赤帽運賃ならば7~8万円位になるんではないか。人命を預かる運送です。赤帽貸切2台分ほどの運賃で、大型バスにて多数の人命をしょっての走行は鳥肌もんです。
 

 「根本のところ 」とはこのところです。最低運賃アンダーの圧力にはしっかり罰則規定を設けなアカンということです。
 仕事を流す側の強圧はどこにでもある。しかしせめて人命を預かるこの業界では、足元をみて安価を強要する商取引は排除してほしい。小手先の枝葉末節の規制ではダメです。
 
 物でもサービスでも異常に廉価なものにはムリがあり、そこには泣いている人が見えないところにいる・・・ということを私たちは気づかねばならない。


神社でも「ナンマンダブ」

2016年01月17日 | 仏法

1・16

 おくればせながらの初詣。妻子3人にて。今年は稲沢。「はだか祭り」の国府宮(こうのみや)と、その近くの矢合(やわせ)観音。初詣といっても、決めたことはなく気まぐれです。

 国府宮は尾張国総社です。尾張国の国司が祭祀を司ったのがその起源という。矢合観音は、かって私が耳鳴りで難儀していた若い頃、義母がこの観音様の井戸水が効くということで、持ってきてくれた因縁があります・・・耳鳴りは治りませんでしたが・・・

 神社・国府宮の参拝は拍手を打ち、矢合観音は「南無観世音菩薩」と称する。これが道理なんです。しかし真宗信者(親鸞を開祖とする真宗十派)としては、どこにお参りするも「南無阿弥陀仏」です。
 なぜか?・・・・
「神祇(じんぎ)不拝」(天地の神々をおがまず)です。阿弥陀一仏に帰依し、他の神仏を拝せずということです。

 親鸞の和讃(仏・菩薩をほめたたえる歌)に

  南無阿弥陀仏をとなうれば 梵王帝釈帰敬す 諸天善神ことごとく よるひつつねにまもるなり

・・とある。念仏をとなえる生活をす者には、梵王・帝釈(ぼんのう・たいしゃくはインドの神で、仏教にとりいれられて仏の守護神となった)やその他の善神がわが身を守っていてくれる・・という歌です。

 「念仏」にはすでに緒神の守護も含まれて入る。ならばこれ以上の神々を拝することはない・・・ということです。

 今年もかしわ手の中、「ナンマンダブ」を申して新年が始まる。


東京行きでボンヤリ

2016年01月13日 | 私のなりわい・運送のこと

1・13

 昨日夕方三好IC近くで積んで、東京行・朝着け。本日午後3時ころに帰ったんですが、頭がボーッとしてます。日頃近場の仕事ばかりです。たまの長距離もやらねば・・・ですが、帰るとこの体たらくです。
 以前は眠くなればどこでも深く眠れたんですが、最近はダメです。狭い運転席ではほとんど寝られないようになった。
 着地は足立区でした。葛飾区の柴又が近いので、「寅さん記念館」 に寄ろうかとも思ってましたがテンでダメ。それだけの余力もありませんでした。
 一方赤帽車は9年目の老体ではありますが、燃費は17.4キロ/リットル と上出来でした。


「善人の家」は争いがたえぬ

2016年01月10日 | 仏法

1・10

 東本願寺の冊子に興味あるハナシあり。

「善人の家」は争いがたえない。「悪人の家」は明るい・・・・というヘンテコなものです。以下

 「善人の家」にお客あり。玄関先にてお茶を出す。そこへ主人が帰る。湯呑に気づかず蹴って割ってしまう。「誰だこんなところに置いて」と怒る。奥さんは「気をつけて上がってよ」と言い返す。そしてお婆さんは「大事な湯呑だっだのに」と愚痴。

 一方「悪人の家」では、主人が割ってしまうと「ごめん」と謝る。妻は「すぐに片づけておけばよかった」と謝る。婆さんは「怪我なくてよかった。湯呑も替え時や」といった。

 自分が正しい(善人)と各自思っている家では、エラーの責任は総て他人に転嫁して争いがたえない。一方私が悪かった(悪人)という家は、おたがいに責任を共有しトゲトゲした軋轢はない。

 さて自分は?「私が悪かった」とはいえない。こんなとこに置いとくヤツがいかんのだというものです。私は「善人」だ・・・・というものです。
 世の中「善人」ばかりです。 こんな自分の姿に気づかせてくれるのは仏法でもあります。


病院ことはじめ

2016年01月08日 | 朝な夕なのこと

1・8

 新年始動にいきなり病院行ってきました。先年10月の予約です。病がグレーゾーンでありますから定期的の血液・尿検査です。診療明細を見ると「悪性腫瘍特異物質治療」とおどろおどろしい文字。採血・検尿して結果は2月アタマです。とりあえずそれまでは仕事ができる。この繰り返しは手術した2013年9月からです。
 最近「健康寿命」というコトバが使われる。平均寿命は命がいつまでもつか・・・ということ。健康寿命は人さまの助けなしに生きていかれる状態をいう。

 「仕事寿命」もアリですね。いつまで仕事を継続できるか・・・という。 自分の「仕事寿命」は検査結果ごと・・・ということか。


淡路が大津となる

2016年01月05日 | 私のなりわい・運送のこと

1・5

 「淡路島の方へ走ってください」と。目的地はわからない。「そのうちTELがはいります」と。急ぎということで東名阪道~新名神を走る。どうやら徳島県が最終地らしいが、そこから淡路島~明石ーとこちらに向かっているみたい。
 「大津は何時ころになるか」とTEL入る。「1時ころには可能です」・・・・と。「ならば大津IC出たところにてスイッチしましょう」ということとなる。

 淡路島転じて滋賀県大津となる。大津ICにてオシマイ。帰路は四日市まで下走りで・・・赤帽28年目が始まる。