27日親族の死がありました。もうあぶないと知らされ、あいに行きました。自分の名を知らせたら、反応がありました。認識してるのかどうかわかりませんでしたが・・・。その場はそれで帰る。その深夜連絡があり、人工呼吸になり、危ないとのこと。急ぎ行くも、息を引き取った時には、間にあわず。靜に亡くなったとのこと。身近な者の死に遇うと、たいてい後悔の念を催す。なにもしてやれなかった・・・、あの時こんなことをやってやれば・・・、もすこし話をすればよかったのに・・・とか。
90歳を超え、亡くなった女性を送る寄せ書きがあった。送ることばだ、色紙に皆思いを書く。私もとりつくろう様にしたためた。あとで書かれたものを見て思わずうなってしまったことばがあった。
「〇〇ちゃんを生んでくれてありがとう」というものだった。
これを書いたのは、物故者のひ孫の少女だろう。〇〇ちゃんとは少女のおばあちゃんだ。自分のおばあちゃんを生んでくれた、大おばあちゃんに賜ったいのちを感謝する。いのちが自分を生きている喜びを少女のことばでいいあらわしたのだろう。その感謝のことばは、おざなりの自分のことばなぞは、比べようもありませんでした。