好事魔多し

　赤帽タケフジは25日の予約仕事が終わりで、あとはチョロリの仕事です。朝には本日を無事済ませれば一年のクローズとなろう・・・とおもってたんですが。

好事魔多しでした。本日の仕事は昼からの３件でした。昼時の仕事を済まし、２時半からの仕事に向かう。現地に到着。小型冷蔵庫の移動仕事です。現場の様子を確かめようと車から降りると、ラジエターのサーバータンクから緑色の不凍液がドボドボト溢れてる。アチャ～？！です。

昼の停車時にファンがゴーと回っていていてアレ～なんだろうと思ってはいたんですが。オーバーヒート気味だったんです。

これはアウト！です。とにかく冷蔵庫移動の仕事を他の赤帽さんに振る電話です。幸い一発のTELにて見つかる。次には夕方の仕事を振らねばならない。それは催事物の引き上げの２台口です。今日の相棒にTEL。彼にもう一台を探してもらう。これも無事手配できました。

あとはレッカー車を待つだけ。まもなく到着。修理工場まで移動してもらう。年末年始にて修理も時間がかかろう。幸い緊密の仕事もなく何とかなりそう。

故障が遠方の地でもなく、代車も見つからぬこともなく、なにより顧客に迷惑をかけることなく終えたことがなにより。赤帽タケフジとしての一年は「終わりよければすべてよし」ということでしょう。

これにて本年ブログおしまい。よいお歳を。

こわれてた高島屋のケーキ

　高島屋のクリスマスケーキが壊れた状態にて配送された。

300件余のクレームがあったそうだ。冷凍のケーキでサンプル写真では円錐形で頂上にイチゴが乗っている。周りの表面はクリームが花びら様にビッシリ。こわれた写真を見ると配送時に揺れたり落としたりしたような様ではなく、融け落ちて陥没したみたい。

過去クリスマスケーキの配達をしたことがある。もう30年も前ですが。壊れ物ですから積み込み、取り出しにも慎重にやったのを思いだす。今回のモノは冷凍にて配達と報道にありましたが、冷凍状態で配達直後にたべられるんでしょうか？何分ケーキのことはわかりませんが。冷凍指定なら冷凍車にての配達でしょうし、運送屋の配達状況の報道はないのでわかりません。

運送屋の年末にはケーキ、大晦日にはオセチの配送がありますが、当タケフジはもうやってはいません。年末といってもそのようなエポックがないので坦々と過ぎていきます。

賃金値上げ！

　百貨店の催事への納品でした。赤帽２台口です。搬入は順番待ちです。その待合時間は相棒の赤帽さんとのダべリングです。12月からの赤帽料金改正の話題となる。「東京まで走ると、帰りの高速代金が出るくらいのアップだよ」と。赤帽では行きの高速代金は荷主へ請求するものの、帰りは自腹。その費用を惜しむならトコトコ一般道ハシリです。疲れがハンパじゃない。

このところの物価高騰はいろんな事情があろう。要は物が上がるは因があり止めることはできぬ。できることは、国民の収入（賃金）を上げることだ。いま国民は先行き不安のためにチマチマ貯金する。経済からみるとこれはヤバイ。国のGDPの主役は個人消費だ。これをチマチマ貯金にまわしてしまうと沈没する。政府は国民マインドを消費にむかわせることが必要だ。それには賃金アップが一番。米国の自動車産業に従事する労組が大規模のストをした。結果大幅賃金アップを獲得した。

日本では「ストってなに？」ほどの認識です。官民そろって賃金アップと消費拡大をしなければ循環しない。今年度以後インボイスにて所得が赤字でも消費税を何万円も払わねばならない赤帽としても。

「今生の別れ」は死別だけではなし

　カミさんにメール。友人の夫からです。そのファミリーは障害のある息子と３人家族です。年齢的にも我が家と同様です。

近年両親ともに病を得て、介護が息子のみならず全員必要となる。両親が不自由になる過程で息子はグループホームに入所させている。

メールでは、すでに母はねたきりで声掛けにて多少反応があるくらいの状態です。メールをくれた父も一寸先が見えない。万一に自分が倒れたら息子の生活面倒は身近に誰もない。そこで「青年後継人制度」に助けを求めた。

この制度はこうした親なきあと自己決定できぬ障碍者や、身寄りのない認知症の人などが利用する制度です。後見人は家裁が決定する。以後は被後見人の身の振り方、金銭管理等を一切することとなる。親とても自由にすることはできない。そして管理の対価は払うこととなる。したがって被後見人にある程度の資産がなければなりたたない。

カミさんの友人の父親はいつでも息子には会えるものの、「今生の別れ」の覚悟をも抱いてその手続きをしたことでしょう。それを思うと、はらわたがズキンとなる。

大麻も薬

　大麻グミの違法販売が報道されてました。その大麻も薬ともなる。

先日国会にて　大麻由来の成分を使った薬の解禁　の法が成立した。新聞によると、米国ではすでに2018年に大麻由来の「抗てんかん薬」が承認された。この薬により発作が劇的に減るケースもあると。

わが娘もその薬の投薬対象となる難治性である。国内に２万人の患者と推定されると。その２万分の一人の親として、迅速にこの大麻の薬が流布することを望み期待します。

「万物」を毒にも薬にもするのは人です。

赤帽運賃改正

　12月１日より赤帽運賃の改正となる。前回の値上げは思い出せないくらい前になる。近年のインフレ状況をみれば上げざるを得ない・・・というのが事実でしょう。労働界は今年に次、来年の春闘も５パーセント以上のアップをめざしている。日本は物価のアップに、賃金がついていけない時代が相当年数続いている。知り合いのむすめさんがアジア系の方と結婚して二十数年経過した。いまは日本で働いている。先日会ったときに円安で自国との為替で日本で働くメリットがすくなくなっているらしく、「ヤバイ」といってました。

逆に外国で働くことを選択する日本人が増加してることが報道もされていた。

気づいてみると外国の賃金ははるか高いところにある。

・・・そんなところで赤帽も改訂です。ご利用の顧客方々ご了承のほどお願い申し上げます。