「戦国武将の死生観」篠田達明著を読む。その一部。
秀吉は多指症にて右手親指が2本あった・・・ポルトガルの宣教師ルイスフロイスが、六本の指があった・・と記録している。秀吉の朋友・前田利家は「太閤さまは、右手親指一つ多く六つ御座候」と記している。信長から「六つ奴」と呼ばれたことありと、秀吉が自ら語ったことあり・・・・
信憑性が高い。かれは背丈130センチほどの小男で、眼が飛び出し猿面の容貌であった。
これらの身体的なことで劣等感を持っていたでしょう。それがバネとなり八面六臂の活躍・戦功があったともいえそうです。晩年は寝小便をするなど認知症状がはっきりでていたという。政治的にも朝鮮出兵し、中国さらにはインドにまで侵略すると・・・認知症からくる誇大妄想に陥った。
篠田達明氏は医師で作家だそうです。医師の立場から戦国の武将のカルテから行動をみる。興味つきません。