赤帽運送にて荷主さんの非合理な依頼が時々あります。
- 重量違反承知の運送依頼
- とても間に合わぬ着時間指示
- 荷受の際、恒常的な待ち時間
- どうしようもない遅延(事故渋滞・天候等)にペナルティー
赤帽の新人のころ何もわからず積載量2倍?位を積んで高速を走ったことがある。タイヤがグニャグニャでブレーキも効かぬ。冷や汗をかいた・・・
とても間に合わない着時間設定もある。高速を使用するもその代金を請求できず・・・
運行にあたっては、事故・天候等を予見してコースをえらび間に合うよう走る。しかしやむを得ず遅延することがあります。この際荷主さんから運送運賃にペナルティーをかけられる場合・・
いつも荷受けの時に待ち時間が長く、既定の待ち時間料金が払われない・・・等です。
これらのトラック運送業者への法令違反行為があった場合には、「荷主勧告制度」がある。荷主の指示が明確に法令違反である場合です。国土省が荷主に対し再発防止のため措置をとる・・・というものです。その措置とは、事案の公表ということらしい。
荷受の際に明確な違反があった場合には交渉ですが、これがまた困難です。組合の仕事ならばきちっと交渉ができますが、個人で引き受けている顧客の場合には、その顧客を失うリスクがあります。目をつむって走ってしまうことも多かろう。しかし、これらの運送は自分が出来ぬ時に仲間に依頼することも困難になる。仲間に依頼した時、法令に反し、非合理として荷受を拒否するやもしれぬからです。いづれこのような運送は避けたほうがよかろう・・・。