3・31
終日書籍の運搬でした。名古屋に隣接するA大学の教授が亡くなり、その義理の兄の依頼にての仕事でした。近代歴史の書籍や資料あまたです。素人目にみても家一軒建つんではないかというぐらいのものでした。3月上旬に一車運び、本日は3回戦、延べ4回にての終了でした。教授の家にはこれに倍する書籍資料があるということです。家もその重さに耐えうる構造に特注したのだそうです。
学者の研究の現場を目の当たりにするのは初めてでした。各種資料が分かりやすく整理されていた。総て頭に入れるのではなく、必要なデータがあれば、どこにそれがあるか即手元に引き出すことができるようにしてあった。さすがプロです。
しかしこの研究のカタマリが、古物として処理されてしまうのかと思うと言いようもない。依頼者はかって十年にもわたり当タケフジを定期運送に使ってくれた方です。きっと残された知的資産を有用に処理なさるでしょう。
3・27(878回)
3月末です。赤帽は書き入れ時です。当タケフジもそれなりに動いてます。昨年はそけいヘルニアと腰痛で入ってくる仕事を断り、お茶を挽いてました。
今年は昨年よりも問い合わせも多いかな・・・という感じです。昨日から4月アタマまで引越し続きです。ハードなものはなくノンキにできるものばかりで丁度ヨシ・・・です。
本日は大阪・上本町まで。大学進学が決まっての引越しでした。母親と兄弟が積み地と大阪でも助っ人、超ラクにオワリ。
新たな出発には心ハズム雰囲気があります。仕事はかろやかです。帰りには「お茶でも・・」と、ふところもあったかくなりました。
3・26(877回)
安倍首相が自衛隊を語るに「我が軍」と国会で申しました。
憲法9条に「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」・・・日本国は「軍隊」を持たない・・・と憲法にあります。これを十分ご存知のうえの発言でしょう。
どうにも9条がお嫌いなんでしょう。
昭和の初めに田中義一内閣がありました。安倍首相と同郷・長州山口の陸軍大将の先輩です。田中は「おらが内閣」といってました。田中内閣は中国での張作霖爆殺事件の責任者処分を天皇に「お前の最初にいったことと違うじゃないか」と叱責され、かれの「積極的外交」はしっぽをまいて内閣は店じまいとなった。
安倍内閣の「積極的平和主義」やら「おらが軍隊」は、同郷長州の先輩にならってるんではないでしょうが、よぉ~似とるなぁ~
3・24
沖縄の翁長知事が普天間基地の移転先・辺野古での海洋でのボーリング作業停止指示をした。知事の特権です。知事は辺野古移転反対で当選した。国が作業を続ければ「岩礁破砕許可」の取り消しもあるとしている。
沖縄の反乱です。訴訟もありうるとのこと。一方政府は知事と一度も会うこともせず、前知事仲井真知事との手続きを踏んでおりなんの問題もなく「粛々と進める」といっている。
戦後70年、日米・世界戦略の行き着いたところです。
かつての民主党政権・鳩山が「最低でも県外」と公言した時はよく言った!と共感した。しかしこれは「乞食のおかゆ」で、湯ぅーばっかり・・・という幕引きでした。
沖縄の基地まみれ状態を本土人は考えなくてはならない。「最低でも県外」はその好機でしたが、「鳩山・宇宙人」のネゴトということでオワリでした。
本土移転は結局ナンギで、また米国が望まぬことなんでしょう。極東沖縄の位置は軍事的に最適で、思いやり予算タップリの居心地よきところなんでしょう。
県外即ち本土への基地移転「普天間が自分チの隣にくるんだぞぉ~」という沖縄の日常を、わが身にあてて思う機会を失った。安保条約ってなんだぁ~?で済んでしまうワレラとなりました。 「基地は全部オキナワ」 それでもってなんとも痛痒を感じない?ワレラとなり・・・オキナワはもう本土人にとって日本国ではないが如しです。
3・20(875回)
きっかった~ 2台口・組合の引越しでした。相棒は十年ぶり?くらいの赤帽さん。挨拶一番は「お互い白くなりましたねぇ~」で始まる。
配車表の品ぶれにはないソファーがあった。2台でできるかなぁ~??次の仕事を互いに持っていたので着手時間を30分早くしてもらう。
しっかりあったので予想の2時間作業ではとてもできず。積み下ろし作業は3時間半以上かかりました。移動に1時間、不動産屋に鍵をとりに・・もあり、到底昼からの仕事はできませんでした。幸い自分は仲間に振れましたが、相棒の赤帽さんは2時半の仕事でしたが、引越しが3時終了でそれから駆けつけたのだから大幅遅れでしたでしょう。
引越しは時間が読めません。
3・19
昨日東別院の春季彼岸会にいきました。毎回「平和展」を見ます。今回は26回目でテーマは「戦争と歩んだ教育」です。
仏教徒は国家のなす「戦争」にどう対処してきたかがモチーフです。
先の日中戦争からの大戦に、東本願寺はどのように対応してきたかということです。今回は明治23年の「教育勅語」を同朋にどのように説いてきたかから始まる。教育勅語は戦前の国民教育の根幹です。
それを簡約すれば、父母に孝行、兄弟・夫婦仲良く、友人とは信頼しあい・・・学び、仕事に励み・・公共の利益増進に励み・・・国家の一大事あれば陛下のために命を捧げよ・・・というものです。
この教育勅語を仏教界は実行しました。戦地に軍服を着た坊さんを派遣しこの戦争は阿弥陀様の意にかなっておる・・・と。戦争容認を進んでおこなう。中国にて「宣撫(せんぶ)班」を組織的に送り、日本語学校にて積極的に日本語教育をおこなった。
また国内にて反戦的説教をなした僧には本山は罰則を科している。そのなかにはクレージーキャツ・植木等の父・徹誠もいる。彼は「戦争は集団殺人だ・必ず生きて帰って来い・相手も殺すな」と出征の門徒に語り、治安維持法にて逮捕された。
これらの戦争協力を本願寺は総括している。
その根拠は、釈迦のことばです。
「すべての者は暴力におびえ、すべての者は死をおそれる。己(おの)が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ」・・・の非暴力・非殺生です。
また、
「仏の教えがいきわたっている処では 国々は豊かに栄え 人びとは安らかに生き 軍隊も軍備も必要とすることがない」・・・兵と武器は必要ではないと・・・それは憲法9条そのままです。
3・18(873回)
今週は3月ポクなりました。3日間連続小口引越しでした。愛知県の西尾市・兵庫西宮・神奈川県川崎・・・でした。当タケフジにしては珍しい。自分なりにも「できるじゃん・・・」という気持です。しかし疲れたとみえ、本日は昼過ぎに終わり横になってたらしらず眠ってしまいました。
昨年の今頃は「そけいヘルニア」でリキミ仕事はできず、その手術もありしょんぼりしてましたので「赤帽の3月」をわすれてました。
今月末も入り始めました。自分のできる仕事を丁寧にやっていきます。
3・13(872回)
大学を退官するにあたり、研究室の書籍を引き揚げる仕事です。学校が休みの3月中に・・とのことです。
研究室は専門書がぎっしり。近代の地方史が専門のようです。古文書も多数ありました。自分もへたのよこずきで興味ありますが、そこは仕事サッサカやりました。
やはり専門家はちがいますね。資料・古書等が几帳面に整理されてました。本棚にして10本分くらいでしょうか。本日は午後2時からですので本棚にして2.5本分を運送しました。これくらいが重量的にも限界です。
後は赤帽3杯分ほどでしょうか。今月末におこなうこととなる。多分3回戦となるでしょう。その仕事中に定期仕事をはさんでもよいとお客さんに許可をもらってるのでフル操業の日となるでしょう。
3/11(871回)
「サン・イチイチ」・・・・うっすら雪の4年目です。
人は忘れます。自分もそうです。
あの震災後私はなにができるか?と思った。運送業務で100キロ走行を超える「おいしい」仕事があった時に、1キロに付き5円を義捐すると決めて6月まで行いました・・それだけです。そいでもって以後忘れてます。でも東北へ行く仕事があれば是非にも被災地の空気だけでも吸いたいとおもってました。
今年1月に津波被害にあった岩手・宮古市田老への仕事がありました。しかし千キロ以上の走行に腰が引け、その仕事を仲間に依頼してしまいました。願いを自ら放棄しました。
サンイチイチ 骨盤にまで 春の雪
3.3(870回)
確定申告の作成終了。
26年度の成績は前年比でさして変らず・・・でした。所得から引かれる「控除」は障がいのある娘を扶養しているので、それだけで113万円の控除となります。家にいるだけでこれだけ稼いでくれます・・・が、チョイト代わってよ・・・と言いたい時もあり・・・です。介護暮らしに疲労困憊の姿を見聞きするにつけ、その心労が身につまされます。
今回の申告は26回目となります。過去の控えをながめてみると、数字が正直に赤帽生活をかたります。 若い頃は数字も大きい。控除額も大きい。消耗費も格段に多い。今はその逆ですね。医療費控除も当たり前になってしまった。
こんなコジンマリしてしまった数字でも継続できることに感謝。
3・1(869回)
先回は「赤帽がほめられた」でした。今回は「赤帽あらがらう」です。
十数年前のこと、数回仕事をした自社のお客さんでした。
「**にて印刷物を集荷してきてください。いけばわかりますから・・」という依頼でした。
**の事務所へいき集荷。「〇〇の依頼にて引取りにまいりました」・・対応した男性より印刷物を引き取り依頼者へ納め終了。
翌日「印刷物が一種類足りないんですが・・・」と。TELを受けた時に私は引越しの最中でした。
急ぐようでした。今から取って来てほしいと・・・ならば組合に依頼して・・・と思い「運賃は〇〇です」とはなすと、どうも納得がいかないような口ぶりです。赤帽タケフジにミスがありロハにてやってほしい・・ということらしい。こちらは引越しの最中。むこうは「早く持って来て」の一点張り。先方曰く「こちらも部数・種類をいわなかったので・・・」とミスを認めながらも、何とかせよというニアンス。完全に上から目線の口調となる。こちらもハラがたってくる。日頃温厚な?私もキツクなりました。結果お断わりしてTELをきる。
後日組合からTEL。「〇〇から抗議のTELがありましたよ・・・」と。いきさつ経過を話す。しかし自分のミスを赤帽に押し付け、さらにもう一度タダにて走れとは理不尽なことです。
そのトラブル仕事の運賃は翌日集金に行ったのは当然です。
イロイロありますね。