名古屋市名東区 赤帽タケフジ運送の「ふ箱」

赤帽タケフジの車窓から見える光景

名古屋市名東区の赤帽運送はタケフジへご用命下さい
052-772-5880

「ある人質」を観る

2021年02月26日 | 朝な夕なのこと
 23日の旗日は定期もなく全休日でした。一年ぶりの映画鑑賞。
「ある人質」という事実の映画化ものです。

2013年写真家を目指すデンマークの青年が、シリアでの撮影中にISに誘拐される。高額の身代金の要求。デンマーク政府はテロリストとの交渉はしない国是だ。家族がプロの交渉人を頼み、身代金を集める。不動産・退職金・保険解約では到底だめで、募金やあらゆる手段を以て数億を実現し4百日の監禁から生還する・・・というものです。
拷問・暴行・監禁者の処刑が見るに堪えない。日本でもISによる首切り処刑される者の自己責任だろう・・という冷酷なことばが氾濫した。
暴力による恐怖支配は人のこころを破壊する。法も正義もこころの自由も、武器を持った暴力の前では無力です。息子を救おうという家族の強い思いと不安絶望が痛々しい。
 一時青年は脱獄し、近くの住民に助を求め、トルコ国境まで行ってくれぬかと懇願する。住民は体を洗わせ、衣服を与え、食事も与える。しかし、そこまでが精いっぱいの思いやりでした。ISには通報し、彼は再び拘束された。住民も家族を守るためにはそうせざるを得なかった。
現在もシリアの人口の半分が家を追われたり、難民となっている。
その青年は今、写真家として生きている。映画の最後にかれは自分の経験より、難民の苦がどれほどひどいものか・・・と語る。

・・・鑑賞後、コロナにて休日の外食はしてませんでしたが、一年ぶりに蕎麦屋にはいり、昼間の酒を飲む。コロナ禍にても日本の私はこんなところです。

水は低きに流れる

2021年02月24日 | 私のなりわい・運送のこと
 仕事の選択は条件の良いほうへ流れる。水が低きに流れるように。
知り合いの赤帽さんからの仕事です。それは孫請けとなるので、私は仕事を流した赤帽さんは直接には知らない。
以前にも3~4回同様の仕事を受けていました。でも条件が悪いのです。赤帽の旧料金で、引き取り地が遠く、空走り・待機・回送等にも不備。こうなると、次第にやり手がなくなる。直に受けてるその赤帽さんが、この条件では引き受ける者がなくなるよ・・・と交渉した。
結果料金がマットウなものとなる。こうでなくちゃあいけない。本来仕事を出す方と受ける方とはイーブンなはず。特に赤帽の仲間仕事のやり取りは、出す方もやってくれる赤帽さんあってはじめて、自分の顧客の運送依頼を担保できるのだから。

終活…というヤツ

2021年02月20日 | 朝な夕なのこと
 カミさんと同世代の旧友が、自宅を売却しマンションを購入し引っ越しとなった。いわゆる「終活」の開始です。移転の理由はいろいろありますが、結局のところ自分たちが亡くなった時、子供たちが容易に不動産を捌くことができるように・・・というのもその一つです。
マンションの売却は、一戸建てのものよりはるかに簡単ということです。
「終活」というコトバが違和感もなく分かる世代となりました。それを自分に当てはめてみると、やらねばならんことがゾロゾロある。ただ一つモノが少ないというのはあります。
家の中はかなりガランとしてます。家具・衣服・雑貨等は極めて少ない。カミさんの趣味は、「断捨離」ですから。
モノの相続は死後どうにてもなっていく。ただ、伝えなければならないことを果たして子たちに伝えてきたかたか・・・というと、途端に萎んでしまいます。



赤帽の冥利(みょうり)

2021年02月14日 | 私のなりわい・運送のこと
 本日も絵画の運送。青年が懸命に描いた作品の運搬です。その彼を乗せての運送でした。道中のハナシは他愛無いもの・・間もなく彼はウトウト・・居眠り。着地近くにお目覚め。彼曰く「赤帽さんで絵を運ぶときはほんとにホットするわ」と。懸命に描き、それを赤帽車に乗せれば・・すべて終わる。絵の品評はともかくやり切った安堵を助手席にて味わう・・・ということでしょうか。
 昨日の若い女性も、運送中は狭い運転席にてのオネムでした。緊張のかけらもなく、任せてくれるのは、赤帽業の知らずに受ける幸福、冥利です。

運送依頼がありませんように・・・

2021年02月13日 | 私のなりわい・運送のこと
 本日は絵画の運搬2件。 
いづれも同じ着地です。同地にて絵画の品評会があるのです。
顧客の二人は若い女性です。過去にも絵画の運送をしてます。彼女らは芸術系の大学を卒業し、バイトをしながらも絵を描き続けている。
同乗してのダべリングでは、奨学金の返済が大変・・・今回の品評会で合格ならば、帰りの運送はなく、アウトならば帰りの運送もお願いします・・・とのことでした。
帰りの運送もあれば売り上げは上がるのですが・・・彼女たちの思いのを聞くにつけ、運送の依頼はありませんように・・・と強く思う。

確定申告の下書

2021年02月09日 | 私のなりわい・運送のこと
 確定申告の下書が済む。
やっぱひどいものでした。売り上げは23%減・所得は26%減でした。
今年度も1月の状況から推察するに、コロナが収束に向かってもリバウンドというような上向きはあるやなしや?・・・です。
個人的には70をとっくに過ぎ、シャカリキに動けるような身ではありませんので・・・これぐらいが丁度いいというのは、引かれ者の小唄か。

赤帽さんのボヤキ

2021年02月06日 | 私のなりわい・運送のこと
 先日3人の赤帽さんから集中してTELあり。
2件はヨモヤマ話・・ヒマで仕事なし・・のこと。1件は来週の仕事のオファーとヒマだなぁー・・のTELでした。いづれもコロナ禍にて、どうなっちゃってるんか!というものでした。
仲間とのハナシは結構ためになる。なるほど情報として…「持続化給付金」は収支決算の「その他の収入」となることです。ここに入れとかないと未申告となりノチノチ面倒なことになる。
もひとつは、ボヤキでした。仲間の仕事で静岡市まで走行したという赤帽さん、名古屋から静岡市までですと180キロ程度の走行となるんですが、帰ってきた伝票は160キロの運賃だった!…という怒りでした。彼曰く,その差益を儲けてるんだ!と。確かにおかしいデータです。名古屋と静岡インター間の距離だけでも160キロを超えているのだから。
彼にしてみれば、そんな仲間の仕事でも断ることができない事情があるのでしょう。怒りの愚痴をフムフム・・と聞くしかありませんでした。

ナマカワ者のボランティア

2021年02月04日 | 朝な夕なのこと
 朝刊に販売店のチラシに目が止まる。
「食品寄付」のお願い・・・というものでした。
コロナ禍にて、困っているひとへの食糧支援です。これは「NPOセカンドハーベスト名古屋」が行っている。まだ食べられる食品を有効に使うフードバンク活動です。福祉施設・団体等に配布している。
かねてより協力したいとは思っていましたが、ナマカワ者でメンドクサガリ屋でありますので思うだけ・・・でした。
このチラシにて、新聞販売店にTELするだけで、食品を回収しに来てくれるので簡単にできます。日頃カミさんが特売にて買い込んだ食品をチョイスして袋一杯を出しました。
ナマカワ者でもこのボラなら継続でしそうです。