このブログに載せてない前の回では、
眠いままそのまま意識がとんでいる状態で、
ほとんど頭に入らなかった。
今日は寝ないぞと思って聞いた。
兵庫のほうのお寺の住職。
関西なまりは、あまり出さないで、流暢な話しっぷり。
33歳とは思えない貫禄・・・スキンヘッドのせいだろうか。
白骨のご文書の話。前に法話で聴いたことがある。
5歳の子供をなくした親にあてた仏師の手紙。
老い若い関係なく、人は死んでいく・・・。
後生の一大事・・・。
話の入りでは、クイズ形式的な話だったので、
眠気をけっこう吹き飛ばしてもらった。
クイズのひとつ。当たり前の反対語は?
→有難い。
35歳の姉の6歳の子供が走るスピードに合わせて、
父親が合わせて走る。父親が早く走ろうと思えば先に
走れるが・・・。目線を子供に合わせている。
同じように仏様もそう。
仏様のほうから、目線をあわしてくださる。
天台宗の千日回峰行について。
1000日かけて38000kmほどを歩く。
1000日を都合7年で。
1~3年:100日間、毎日18kmを歩く。
4~5年:200日間、毎日18kmを歩く。
ここで、断食(水も)1週間という修行。
6~7年:200日間、毎日○○kmを歩く。
今まで、記録が残っているだけで、50人ほどが達成した。
修行中に、短刀をもって歩くという。なぜか。
途中で、修行を続けられなかったとき、
みずから命を絶つためというなごりからきているらしい。
千日回峰行に参加した人に、なぜ参加したかと聞いた。
師匠から、悟りを開ける可能性が今50%だとしたら、
参加すれば51%になるかもしれない。
その1%のために参加したとか。
大阪の高槻に、真宗の学校があり、
年に何度か、おぼうさんが集まって泊まって
勉強するらしい。
寝るとき、ふかふかのふとんとせんべいぶとんがある。
おぼうさんたちは、われ先にとふかふかのふとんを選ぶ。
仏法にかかわる人がそんなのでいいのとある人が言ったが、
とげのあるバラのごとく、トゲがあるまま、真理をきわめる
ほうがよい。トゲの部分は重要でないでしょという考え。
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