たまてばこ新聞

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レコーダー録画鑑賞「FAIRY TAIL (2期)」。

2016年04月11日 21時36分59秒 | TVアニメ鑑賞記録
 原作のストックぎりぎりの状態から始まった2期。途中オリジナルや外伝を挟み、2年間も続いたんですね。よく冥府の門編を最後までやれたなぁと感動。

 アニメファンの中では、どうしてもワンピースと似た絵柄から低評価を受けることも多く、気の毒に思うことも。TVアニメのワンピースは正直作画が微妙だし、放映を止めない為に間延びした展開が連続すると聞きます(ダンナ言)。別個の作品としてそれぞれが存在感を確立している今、お互いを比べてどうこうという話題はそろそろおしまいで良いと思います。

 とはいえ、原作との距離を保つ為(連載に追いつかないように)間延びした回が多発したのは残念ですね。しかも、途中のオリジナル1クール分は完全に繋ぎ程度の内容(原作設定の外から出られない)、そして外伝のZEROは量増し(原作1冊分を10話弱)、苦しい終盤となってしまいました。

 最終回は、解散してしまったフェアリーテイルをもう一度復活させようと、ナツ&ハッピー&ルーシィが旅立つシーンでキレイに締めくくり。やはりこの始まりの三人(正確には二人と一匹)は絵になりますね!序盤を思い出して懐かしかったです。

 原作は、最終決戦の前哨戦(だと思われ)真っ最中。おそらく次TVアニメがあるとしたら完結直前でしょう。それまでテンション落ちずに連載を続けていただきたいと切に願います。

 あと、年内公開予定らしい、劇場版も楽しみです!
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レコーダー録画鑑賞「牙狼 -紅蓮ノ月-」。

2016年04月11日 11時06分36秒 | TVアニメ鑑賞記録
 良くも悪くも特撮ヒーローものの流れをくむアニメ。そして牙狼の世界観から離れられないアニメ。そんな印象でした。前作の炎の刻印は洋風ファンタジーだったので、すんなり話に入れましたが今作は厳しかった(汗)

 和もの、しかも平安時代と魔戒騎士は合うのか?中盤まで違和感が残り、モヤモヤしつつ観ていました。主人公の雷吼がヒーローとしては比較的生真面目で前面に出ないキャラクターだったせいもあり(動くのはもっぱら星明)、前半は盛り上がりがいまひとつ。

 後半からは、星明が一気にヒロイン化し(爆)雷吼もかなり頑張りました。芦屋道満(智一君の悪演技が最高)が悪役としてパワーアップしてからは、良い感じに盛り上がっていたと思います。感情の揺れ動きよりはバトル重視のシナリオもまさにヒーローもの。設定を無理に理解しようとしなければ、普通に勧善懲悪ストーリーでしたね。

 ただ、藤原道長をはじめとするサブキャラ達の思惑が見えにくく、最後もうどっちでもいいじゃないなままラストになだれ込んだことはどうなのかなと。社会情勢含めメインキャラ周りが雑だったような気がします。

 さらに、最終回。尺が単に足りなかったのか、最初から捨てていたのか不明ですが、ラストバトルに勝利したとたんおしまい、って…(怒)。エピローグ全く無しはさすがに無いです…。何の為に2クール観てきたのか。雷吼と星明の歳(時空?)を超えた恋愛やらかぐやや金時のその後とか、京都の治安事情とか諸々が何も説明無し…。

 円盤の特典映像でなら観られそうな予感がひしひしします。

 最初から尺考えるなら前半のエピソードを1話分カットしても十分でした。こりゃもうなんか、ねぇ…(泣)

 と文句言いつつ、炎の刻印の劇場版は楽しみにしております(爆)

 朴さん、浪川君、賢雄さんのアニメ牙狼定番キャストさん好きなので…。キャスト座談会(という名の鍋パ)は楽しかった~。
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レコーダー録画鑑賞「デュラララ!!×2 (承・転・結)」。

2016年04月11日 10時38分55秒 | TVアニメ鑑賞記録
 長かった…1期が6年も前。さらに2期は分割3クール=1年と3か月という長丁場。

 それでも完結してくれたことのほうがありがたいというか、ホッとしたというか。今は長編小説を読み終わった後の達成感があります。

 それはおそらく、結末がおおむねハッピーエンドだったからでしょう。帝人、正臣、杏里は元の仲良し三人組に戻り、新羅とセルティーも無事ラブラブ関係を続けていけるみたいですし。この二つが解決しただけで、この作品は良い終わり方でしたと言えます。

 ただ、そこにたどり着くまでの過程がとてつもなく長い時間だった(汗)。そして登場するキャラクターの人数が半端なく多かった…しかも何かしら本筋に関わってくる(大汗)。キャラを覚えよう、伏線を覚えていようなどといった出来ないことは早々に放棄しました(爆)。たぶん多くの視聴者がそうであったと思われる、傍観者視点でひたすら観るしかなかったです。

 人に言えない秘密を抱えて、一歩踏み出せない高校生三人組は見ていてもどかしく、特に杏里は「さっさと喋ってしまえよ」と思ったり(汗)。そんなことしたら話はすぐ終わってしまいますね(当たり前)。帝人は一番何を考えているのかわからなかったです。彼自体の存在感は他のキャラによって確立されてる感じもしたので仕方ないのかな。正臣がそばにいたらあんなに暴走もしなかったはずですが、正臣はそんな余裕ありませんでしたし。その「ああ、もう!!」的なある意味少女マンガの世界があの三人だったのかもと書きながら今思いました。

 そして、新羅とセルティーのアツアツ夫婦(結婚していないけど)は、首が最大の問題でした。この作品もたぶん最初はセルティーの首はどこだ?みたいな話だった気が(汗)。最終的に愛の前には首は特に必要ないという結論(乱暴だな/汗)。首なしのまま、二人でツーリングする姿は幸せいっぱいで、本当に良かったです。

 最後に、静雄と臨也…これはも全然わからない(汗)。どちらの感情も理解不能(大汗)。この二人は黙って見守るしかなさそうです(あははー)。

 言ってしまえばシンプルなストーリーをここまでややこしくする原作、そしてそれをわかりやすいように視覚化したアニメスタッフの力に感謝します。時系列が乱れても(一日の話を別視点で何話もかけて見せる)何とかついてこられました。ありがとうございます。

 池袋のリアリティーあふれる背景もステキでした。これからも池袋はずっとデュラの聖地でいて欲しいです。
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レコーダー録画鑑賞「赤髪の白雪姫 (2期)」。

2016年04月11日 10時10分36秒 | TVアニメ鑑賞記録
 分割2クールの後半は、各キャラが自分の心を、たどり着きたい場所を確かめることに重点を置いていたように思います。

 白雪の誘拐(しかも二重)はこのクールでは大事件だったのかもしれませんが、作風のせいか重大さをあまり感じなかったです。暑苦しい展開など、この作品には無縁でしたね(汗)。これがもしヨナだったら(同じようなシチュありました)、もっと重くそして激しいバトルになっていましたから(それは話の主点が違うせい)。

 白雪を遠方へ連れ去ろうとした女海賊のキャラ(名前忘れた)は斎賀さん。ひっそり2期の中一番の収穫だったかも。男装の麗人でもなく、少年でもない、百戦錬磨の大人な女性役は新鮮でとてもカッコ良かった!こういう役がもっともっと増えて欲しい声優さんです。

 イザナ王子の石田君もゼンが可愛いゆえに課す試練がドS気味に見えるというところがおもしろいですし、白雪大好きな気持ちを抑えつつ(いや抑えてなかった/笑)第二王子として成長しようと頑張るゼン、ゼン大好きのミツヒデと木々、「お嬢さん」呼びがたまらない(信彦君最高)オビ、そして生真面目でまっすぐな白雪、ダメ王子から脱却しつつあるラジ王子、それぞれのキャストさんも皆ハマリ役で安心して観ていられました。

 ひねり過ぎてモヤモヤしたまま終わる冬アニメの中で、王道の少女マンガ恋愛は安心して観られる貴重な作品でしたね。

 第一王子は王様になるとして第二王子の役割は?という疑問にさらっと答えを見せてくれたり、細かい描写が丁寧で、世界観をざっくりしか見せないアニメには見習って欲しいと思います。また、イザナとゼン兄弟同士が酒を酌み交わしたり、ゼンが乙女ゲームならCERO-Cだろ!的な比較的過激な、首筋に口づけ(それも強く/爆)を展開したりと、大人向け深夜アニメなシーンも時折挿入していて、見応え十分、大満足の出来。

 安藤監督作品らしい、心理描写に手を抜かない良いアニメでした。監督の次回作がとても楽しみです。
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