「同級生」観に行ってきました。

　去年から他の劇場版アニメ観るたびに予告編が流されていて、とても内容が気になり観に行きました。これってまんまと○ニプレッ○スの作戦にはまったのでは？(汗)



　いわゆるBL作品なのですが、自分のようにどちらかと言えばそのジャンルが苦手な部類に入る人間でも十分物語に感情移入出来る、青春ストーリーでした。後から胸がじんわりあたたかくなるような感動。

　外見も行動もチャラく見える草壁が実は純情少年ですごく良いです。学業優秀な真面目を絵に描いたような佐条に恋してからのアタックぶりが微笑ましくて応援したくなります。対する佐条はなかなか心を開かず、二人の距離が離れたり近くなったりする描写が本当にうまくて、時間を忘れてスクリーンに観入っていました。60分があっという間。

　草壁役の浩史君は、多弁なキャラをたくさん演じていますがこの子はまた一味違う感じですごく新鮮に聴こえました。佐条役の健児君はさらに新鮮！口下手で自分の気持ちを上手く伝えることが出来ないところをリアルに表現していて、もう！可愛いなぁと観ながら感動しまくりでした。

　最後、佐条から草壁へキスしたシーンは、二人の気持ちがやっと本当の意味で通じ合ったことが嬉しくて、BLだということをすっかり忘れて安堵したり喜んだり。

　作画がまたキレイで…！ずっとスクリーンから目が離せませんでした。心の動きに合わせて仕草や表情がくるくる変わって、ただそれを見ているだけでも楽しいです。

　映画観終わってパンフ買おうと思ったら、上映2日目で既に完売していたという…号泣ものですよ(涙)。いつもお世話になっている(アキトやアルペジオなど上映してくれる)古い映画館でパンフが完売などめったに無いのですが…入荷数少ないとはいえ原作からの根強いファンがいらっしゃるのですね。甘かった…(泣)

　予想以上に内容が良かったので出来ればまた観たい！！映画チケット代(+駐車料金)が馬鹿にならないのですが、出来ればスクリーンでもう一回だけ…！(切実)