オルセー美術館の大時計からモンマルトルの丘を眺めて
パリの中心部から少し離れた小高い丘がモンマルトルです。
ノスタルジックな街並みが広がり、またピガール周辺の夜の街と隣接しているところです。
修道院が丘の上に建ち、ブドウ畑が広がっていた(今も一部が残っています。)土地ですが、
19世紀にパリの大改造がなされたとき、中心部の家を失った人々がモンマルトルへと流入し、
この地の都市化がなされました。
ブドウ畑と修道院があるということは、そこでワインが造られていたということで、、
人口の増加とともにお酒を出す店が急増し、歓楽街の形成が促されました。
そして、物価が安く歓楽街の輝き有するモンマルトルは、若い芸術家たちを魅了することとなります。
おそらく最も有名なキャバレーではないでしょうか、ムーラン・ルージュ
ここがブドウ畑であった時代、灌漑のための風車がたくさん並んでいたため、
風車はモンマルトルのシンボルという意味があります。
現在のモンマルトルのシンボル、サクレ・クール聖堂。
寺院からはパリの街が一望できます。
1876年に建設が始まり、1919年に完成しました。
私たちが訪れたときにはちょうど鐘楼の鐘が新しくなるということで、
聖堂内には真新しい、大人の背丈よりも大きな鐘がお披露目されていました。
ゴッホやピカソといった芸術家たちのアトリエが点在し、まだいくつか風車も残っています。
なんというか、アコーディオン弾きが似合う街角というか。。
パリジャン、パリジェンヌが歩いていそうというか。。
シャンゼリゼ通り~凱旋門と並ぶ、パリのイメージのような気がします。
地元の中腹の商店街にはこんなお店も。
クレーム・ブリュレといったら、あの映画。。
今だ人気おとろえぬ『アメリ』に登場するカフェ、レ・ドゥーム・ムーランです。
通りかかったのは偶然でしたが、ここはミーハーに徹しましょう~
クレーム・ブリュレをパリパリしてパリジェンヌ気分
…って、喜んで注文したのは夫のほうなんですけどね
可愛らしい街の散策を楽しみました
写真をフォトチャンネルにまとめましたので、お楽しみくださいませ!