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薄力粉に相当するドイツの小麦粉(450番)でパンを焼いてみました
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朝の楽しみと家計の節約を兼ねたパン作り、やってます
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日本とドイツでは粉の分類方法が異なります。
日本では粉に含まれるたんぱく質(グルテン)によって、
少ないものから薄力粉、中力粉、強力粉と分けられているのに対し、
ドイツでは粉に含まれる灰分量(ミネラル)によって、
少ない方からType 405、550、1050…といった番号で分けられています。
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こちら、ドイツで薄力粉的に使われている450番の小麦粉です
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キッチンに常備しているのがこのタイプなので、これでパンが焼けないものかと思い、試してみました。
日本の小麦粉に比べるとドイツの小麦粉は全体的にグルテンが少なく、
どのタイプの粉を使ってもあまりパンがふくらまないそうです。
そもそもあまりふくらまないのであれば、
この薄力粉的なお粉でも通常とあまり遜色のないものが焼けるのではないかと
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そうはいっても本当に大丈夫か?と心配になったのでネットで調べてみたところ、
薄力粉でパンを作っている方が結構いらっしゃいます。
HaniwaFactoryさんのブログ記事、「ホームベーカリーにて薄力粉100%で旨いパンを焼く10の条件」が大変参考になりました。
ふむふむ、牛乳を使って、バターを多めに。。
(早焼き機能は今度ぜひ試してみます!)
水加減はホームベーカリーのレシピ通りで、水分を減らすことなく焼いてみました。
焼きあがったものを切ってみたところが上の写真です。
ダメもとで作ったわりには、悪くありません
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ふくらむことを期待していたわけではないので、見た目は普通です。
切り出しても、生焼けになっているところはありませんでした。
いただいてみた感想はですね、、
まず、やわらかい!
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ふわふわ感が出ました。
パンのきめは今ひとつですね。
これはやはりグルテンが少ないゆえのものでしょうか。
味は、んー、こんなものか~という感じです。
焼き立ては普通に美味しく食べられました。
粉が少し古かったこともあって、
開封したてのお粉だったらもう少し違ったかもしれません。
Type 450を使うと、やわらかいパンが焼けるということが分かったので、
いろいろ試作していきたいと思います
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