8日から羽田のC滑走路が使えるようになったそうで、私の頭上を飛ぶ旅客機もまた増えたようです。
8日午後3時40分、西に向かうANAです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/e4/940afc21dc96825dc889b386b4a4a25b.jpg)
その1時間後、夕方の西空を飛ぶ旅客機です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/19/af6905e251bd2824c965ff847aa27bb6.jpg)
車が通ることができない細い道を歩いている時に、前方から来た老人に「この道を歩いていくと広い道に出られますか?」と声を掛けられました。
「はい、まっすぐ行くと広い道に出られます」とお答えしましたが、妙な不安がよぎり勝手に認知症テストを試みました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
怒らせてはいけないので世間話風に会話することが大事です。
「これからどちらまでいらっしゃるのですか?」と聞くと老人は「東京の端の山の麓まで行くつもりだ」と言いました。
私は「まあ、そうですか。では電車に乗らないと行かれませんよね?」と言ったのですが「いや歩きたいから歩いて行く」と言いました。
「今も友達4人とずっと歩いてきたんだけど、友達は途中で一人減り二人減りで一人になってしまった」とも言いました。
私が「まあ、それじゃあお疲れでしょう。すぐそこに私の知っている人の家があるから少し休んでいきませんか」と言うと
老人は「それはありがたい」と私の後についてきてくれました。
知り合いの家の前に着くとその家の若い奥さんが干した布団をしまっているところでした。
奥さんはすぐに家の中から椅子を持ってきて老人を座らせました。
ホッとした様子で座った老人に私は「喉が渇いていませんか?」と尋ねました。
4年くらい前の真夏に認知症老人を助けた時のことを思い出したからです。
その時の老人は通りかかった男性が買ってきてくれたペットボトルの水をむさぼるように飲んでいましたから。
若い奥さんは家の中に入り、ウーロン茶をいれたカップを2個持ってきて一つを老人に渡し、もう一つは私に差しだしました。
私が老人に恐る恐る「疲れているならお巡りさんに送ってもらいましょうか」と尋ねると、
老人は「それはありがたい。私はお巡りさんと友達なんです」と応じてくれました。
それを聞いて若い奥さんがパトカーを呼んでくれました。
パトカーを待つ時間が長かったけれど、若い奥さんがそばにいてくれたので心強く、何とか老人と会話を続けました。
その結果、名前は言えるけれど住所は言えない、年齢も言えない状態の認知症だとわかりました。
老人は到着したパトカーにすんなりと乗り、私はどっと疲れました・・・
が老人の状況は私の行く道だと思うととても他人ごとではない恐怖に襲われます。
8日午後3時40分、西に向かうANAです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/e4/940afc21dc96825dc889b386b4a4a25b.jpg)
その1時間後、夕方の西空を飛ぶ旅客機です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/19/af6905e251bd2824c965ff847aa27bb6.jpg)
車が通ることができない細い道を歩いている時に、前方から来た老人に「この道を歩いていくと広い道に出られますか?」と声を掛けられました。
「はい、まっすぐ行くと広い道に出られます」とお答えしましたが、妙な不安がよぎり勝手に認知症テストを試みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
怒らせてはいけないので世間話風に会話することが大事です。
「これからどちらまでいらっしゃるのですか?」と聞くと老人は「東京の端の山の麓まで行くつもりだ」と言いました。
私は「まあ、そうですか。では電車に乗らないと行かれませんよね?」と言ったのですが「いや歩きたいから歩いて行く」と言いました。
「今も友達4人とずっと歩いてきたんだけど、友達は途中で一人減り二人減りで一人になってしまった」とも言いました。
私が「まあ、それじゃあお疲れでしょう。すぐそこに私の知っている人の家があるから少し休んでいきませんか」と言うと
老人は「それはありがたい」と私の後についてきてくれました。
知り合いの家の前に着くとその家の若い奥さんが干した布団をしまっているところでした。
奥さんはすぐに家の中から椅子を持ってきて老人を座らせました。
ホッとした様子で座った老人に私は「喉が渇いていませんか?」と尋ねました。
4年くらい前の真夏に認知症老人を助けた時のことを思い出したからです。
その時の老人は通りかかった男性が買ってきてくれたペットボトルの水をむさぼるように飲んでいましたから。
若い奥さんは家の中に入り、ウーロン茶をいれたカップを2個持ってきて一つを老人に渡し、もう一つは私に差しだしました。
私が老人に恐る恐る「疲れているならお巡りさんに送ってもらいましょうか」と尋ねると、
老人は「それはありがたい。私はお巡りさんと友達なんです」と応じてくれました。
それを聞いて若い奥さんがパトカーを呼んでくれました。
パトカーを待つ時間が長かったけれど、若い奥さんがそばにいてくれたので心強く、何とか老人と会話を続けました。
その結果、名前は言えるけれど住所は言えない、年齢も言えない状態の認知症だとわかりました。
老人は到着したパトカーにすんなりと乗り、私はどっと疲れました・・・
が老人の状況は私の行く道だと思うととても他人ごとではない恐怖に襲われます。