稲城の梨

台風１０号の影響で昨日の午後から降り始めた強い雨は、昨夜一晩中降り続けました。
昨日、ご近所さんが「雨が降る前に稲城に梨を買いに行ってきた」と言って大きな梨と小さな梨を一つずつ届けてくださいました。


大きな梨は稲城で生まれた梨で名前も稲城（いなぎ）。
小さな梨は東京生まれの新高（にいたか）だそうです。

ハロ

稲城市を流れる三沢川の桜です。


昨日は一日中、太陽の周りに大きな輪が見えました。
ハロと呼ばれたりする日暈（にちうん）は雨が降る予報にもなっているようです。


朝９時『京都駅』で見た空は、太陽が出ているのに薄雲が広がっていたので、ハロの出現が予感出来ました。


新幹線の車中からもずっとハロが見えていました。

梨

台風１５号が首都圏を通過し、あちこちに被害をもたらしました。
明るいうちに植木鉢を移動し、物が飛ばないように備えましたが、私の家の近辺は酷い状態にはならなかったようです。
ただ電車が運休したり道路が通行止めになったりと、困った状況に出会った方は大勢いらっしゃることと思います。

先週、娘１が稲城の梨を送ってきてくれたのですが、収穫期の梨が被害を受けたのではないかと心配です。


送ってきてくれた梨の種類は稲城（いなぎ）と秀玉（しゅうぎょく）、どちらも異常に大きい。
スーパーで買う梨と比べると水分が多く、シャキッという表現が生きて聞こえる状態です。

多摩川梨

多摩川の河岸段丘で梨が栽培され始めたのは随分昔のことで、昭和の初めにはもう梨畑があったようです。
多摩川の南側の日野、北側の昭島、国立などにも梨畑はありますが、多摩川梨と聞いてまず思い浮かぶのは稲城市ではないかと思います。
娘１が直売所で買ってきてくれました。
大きい二つが稲城という品種で、甘くてみずみずしく、食べ応えのある梨です。
真ん中の二つが豊水という品種で少し酸味があります。
小さい二つは秋月、シャキシャキとした食感で、これもまた美味しい


この日は身内が集まっていたので、６個はあっという間に７人の胃の中に吸い込まれました。