セーター

押入れの天袋から紙箱が出てきました。
中身は何だっけ
最近は入れた瞬間に、そのことを忘れてしまいます。
少し前までは、３歩くらい歩く間は忘れなかったのに。

ふたを開けたら子供用のセーターが２枚出てきました。
これは娘１が孫のために編んだものですが、もう小さくなってしまったので、我が家に持ってきたものと思われます。


もう１枚は、昔、私が息子のために編んだものでした。
とても手をかけて編んだので、小さくなっても、もったいなくて捨てられなかったのかもしれません。


どういう風に手をかけたかと言うと、息子が描いた絵を、そのままセーターに編みこんだのです。


嬉しそうな息子。

すっかり年をとった今は、もうここまでする気力がありません。

寒いにゃん！

「ピーちゃん」

「ピーちゃん　どこにいるの」

呼べば必ず返事をするピーちゃんなのに、返事がない・・・・・

家の中を探しました。

いました。


　　「うるさいにゃん」

　　「寒いにゃん」

　　「眠いにゃん」

雪

今朝、目覚めたらみぞれが降っていました。
やがて雪に変わり、うっすらと積もるほどに。


もう花まつりだというのに。
今朝は１羽の野鳥も姿を見せませんでした。
カラスやヒヨドリさえも。


夕べも寒かったのですが、半年ぶりに同級生の７人グループで飲み会をしました。
飲み会はしょっちゅうしているのですが、７人揃ったのが半年ぶりなのです。
この半年の間に、メンバー二人がお兄さんを亡くされました。
癌の手術をした女性もいます。
いろんなことが重なって、なかなかお会いできなかったので、夕べの再会の喜びはひとしおでした。


沖縄の島巡りをした男性が、サンゴのかけらを拾ってきたので、みんなでそれを箸置きにしました。
「風流ねえ」とか言いながら。（笑）


男性が次々オーダーしてくださるので、黙ってすわっていても美味しいお料理がいただけて幸せ気分です。


テーブルの上で魚に焼き目をつけてくれるパフォーマンスもあり、あっという間に３時間が過ぎました。


楽しい話は尽きることがなく、次は５人でカラオケボックスに行きました。
同じ時代を生きた私たち、好きな歌もほとんど一緒なので、みんなで声を合わせて歌いました。
井上陽水とか拓郎とかね


ジャムやハンカチのプレゼントをいただいて、何年経っても変わらない関係に感謝したひと時でした。

タジタジです

日曜日、長男のファミリーが夕食に来ました。
テーブルの向かい側に座った４歳の孫が、私の顔をじっと見ています。
私が「」と思った時に、彼が言い放った言葉
「ばあばの顔、変」

私、返す言葉もありません。
あわてたママが「女の子に変なんて言っちゃ駄目だよ」とたしなめてくれました。
すると孫は続けて「女の子じゃないもん」

・・・・・確かに・・・確かに・・・・・

孫の成長は早く、あっと言う間に憎まれ口を言う年齢になってしまったようです。

先日は小４の孫が一人で３泊する予定で我が家に来ました。
でも３日目の夕方「もう帰りたい」と言いだし、マミーに迎えに来てもらうことになりました。
いよいよ帰るときに彼が言い放った言葉
「ばあばが作るご飯はおいしくないからもう帰る」
あわてたマミーが「私の味付けは塩コショーだけだから」と取り繕おうとしましたが、ばあばは大ショックです。
思わず「もう来なくていい」と言ってしまいました。

小６の孫は、彼のお母さんに「ねえ、ばあばでも可愛い時があったのかなあ」と言ったそうです。
次に言った言葉は「だって、じいじが結婚しようと思ったわけでしょ」


男はみんな、可愛い女と結婚したいのか・・・・・


私は小学校の時からずっと、可愛いオンナじゃなくて出来るオトナでした。
もうここまで来たら、死ぬまで出来るオトナを貫きたい。

山桜も咲きました

染井吉野は散り始めたけれど、玉川上水の山桜は今が盛りなのではないかと思って見に行きました。


山桜は紅い葉っぱが出るのと同時に花開くので、染井吉野より木全体が赤っぽく見えます。


土手にはスミレが咲いていました。


アマナ（甘菜）の花も咲いていました。


曇り空だと閉じている花も、今日は暖かな陽を浴びて咲いていました。


川の中にはセグロセキレイ（背黒鶺鴒）。


立ち止まることを知らないように歩き続けています。


帰り道、公園の桜が綺麗でした。
桜の向こうの大きな木の中から、鈴を転がすような可愛い鳥の声が聞こえてきます。




声のヌシは３羽のカワラヒワでした。