上野の東京国立博物館が毎年お正月企画として開催している「博物館に初もうで」。今年は「寅」がテーマです。
◆1月いっぱい開催中
◆雪がちらつき始めた東京国立博物館
◆いつ来ても堂々と落ち着きのあるエントランス
今年の干支「寅」に関する特別展示は本館の2つの部屋。水墨画、衣服、根付、器、楽器など古代から近代まで幅広く展示されています。
◆龍虎図屏風
◆虎の陣羽織
◆なんとこれは楽器(釣り鐘のようなもの)
◆虎の枕(!)
◆虎の香炉 シーサーみたいです。
◆青花虎文皿 ほとんど猫ですね。
もうひとつこの時期だけ公開されるのが国宝「松林図屏風」(長谷川等伯)です。すぐ隣の国宝室で見ることができます。
◆長谷川等伯「松林図屏風」
◆一気呵成とはこういうことでしょうか
なんとも幽玄で味わいのある作品ですが、近くで見ると意外と筆のタッチが大胆です。
広い部屋にこの作品一点だけ。ゆっくり鑑賞できます。
この特別展示のほかに広大な博物館の通常展示を見ることができますが、雪もだいぶ降ってきたので途中で切り上げてまた次回へ。
◆広くて多種多様なミュージアムショップ
◆お正月らしい立派な生け花も素敵でした
(2022.01.06)