意外や意外コミックの良さをスポイルせずに映画実写化した秀作 お勧め ★★★★
この映画もコミックを長年フォローしてきてファンであるため、当然劇場で鑑賞したわけなんです。いつも書くことですが映画製作は、コミックとは桁違いの投資が必要なため、芸術活動というよりは投資活動という側面が色濃く出てしまいます。それ故ある程度のリピーターが見込める、コミックやドラマの映画化版って言うのが横行するわけなんです←あかんのかい!しかしいかんせん映画はしょせん2時間チョイのものでしょ?だから真正のファンからすると無残なぶった切り大河ドラマ総集編みたいなorz作品になることがほとんどなんですよ。例えばえーーーと「蝉しぐれ」←古!いやパッと思いつくのがそれでして。
、ゾンビが日本で発生したらというIfを見事に現実世界に融合させたストーリー運びがまさに傑作、というか原作がそもそも秀逸なんだけどね。一緒に干渉した妻には実はあえてどんな映画か全く知らせずに鑑賞してもらったんですが、ハラハラドキドキ+笑いもありたいへん楽しめた、と興業作品としてツボをしっかり押さえた作りになってるなという感想でした。なるほどね納得ですわ。
またこのゾンビ映画というカテゴリーがぱっと思いつくだけでも両方の指では上げられないくらい製作されてますが、映画だけではなくバイオハザード←ゲームもこの設定だし。メインストーリではないけど低予算でゾンビ映画をとるというサイドストーリを含むキツツキと雨など派生作品は数知れず、本当にB級C級まで幅広く「製作されてますが。この普遍的な設定を創生した、ゾンビ映画ジョージAロメロ監督 まさに偉大ですよね。アイディア料とか入ってこないんでしょうねこれはと下世話な想像していまいますが・・・。
個人的にはこの映画、ヒロイン二人がちょっとイメージと違うなという点が引っ掛かりますが、鈴木秀雄君に至っては、まんまイメージ…。大泉洋ってやっぱすごいんだね、いやそういや塚地もよかったなあ!!
しかしショッピングモールの撮影はいったいどうやったんだろうと思ったら韓国の閉鎖されたショッピングモールで撮影されたそうな それで納得ですわ。
ネタバレ一つ ショーもないことですが
ショッピングモールから逃走する時の車がてっきり原作通り旧型マーチだと思ったら・・・。なんでピッカピカのアルファロメオ ジュリエッタなんだよ!!! オレンジのマーチがちゃんと地下駐車場に停まってたやないか!!
まあきっと大人の事情なんでしょうな にしても楽しめたこれはありだな。これ続編あるんじゃない?たってコミックはまだ終わってないけどね、願わくばGANTZやバガボンド、進撃の巨人みたいにぐずぐずにならないでちゃんと終わってほしい作品です。
ゾンビもの大好きなKさんもう鑑賞したかな?