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第一回西日本SUPWAVEコンテスト参戦記

2014-10-13 09:18:13 | SUP

第一回西日本SUPWAVEコンテスト参戦記

 SUPコンテストなんて別世界の出来事やん。と思ってましたが、仲間に背中を押されて っていうか半強制的に参加させられました。

 台風が懸念されたのですが前日の和田浜は意外といい波だったものでもしやと思ってたんですが。ご覧のような面ツル肩頭の波!

 


いやーこの八丁浜、うねりに対しても敏感で綺麗に割れるグーフィー波で有名なんですが今まで訪れたことがありませんでした。(大津からでも遠いんですよお) でもほんといい浜ですねええ。確かに行く価値ありますわ、浜が綺麗だし駐車場のキャパもでかいし、なんたって波がいい!!

 前日に乗り込んで駐車場泊という正しいサーファー行動 アハハでもねこのハイエースで車中泊も初めてでした。え?なんのためのベッドキット?まあ荷物を積むパーティション分けとして使ってただけなんですよね。以前のデリカやワゴンハイエースのフルフラットベッドで寝たことありましたが、体がきちんと水平にならないので、寝入りばなはいいんですが直ぐに背中が痛くなって熟睡できなかった覚えがあります。ところがさすがほんまのベッドキット(39800円)季節も一年で一番過ごしやすい頃ということも相まって6時まで熟睡出来ました。
 あらこりゃどっかで見た板じゃない?と思ったらピカ娘も前日から乗り込んで駐車場泊 気合入ってるなあ。あ 俺もか。さていきなり6:00のレジストレーション始まってます。この広い浜をほぼ貸し切りで右のピーク(メインブレイク)をA スペシャルクラス(サイズ肩頭 たまにオーバー) 左のピークをB オープン ビギナー レディース (腹胸)と2つに区切っての大会になります。うーんなるほどね。

 さてヒート分けはどうも申し込み順みたいで なんとスペシャルクラスは 元谷谷師弟コンビの師弟対決です ∑(゜Д゜)ガーン1ヒート4人の2名上がりなんでお二人は背水の陣ということになってしまいました。1ヒート12分 8本まで波に乗れて その中のベストウェーブ2本の得点の合計で順位がつくというルールです。(ショートとかの大会は3本の合計のことが多いらしい)

 さて結果は谷くん2位通過 元谷さん 予選落ちという意外な結果でした と言うのは元谷さんのテイクオフはインターフェア(要するに前乗り)と判断されたからではないでしょうか?もうひとつ初めての浜でカレントも読みきれずゲッティングアウトしにくかったこともあります。ただ意外なのは本格的にゲッティングアウトせずにインサイドでチョロチョロっと波に当て込んでた白ゼッケンが1位通過 えええ~びっくり

 ふ~んするってえと気持ちいい波乗りと 得点の高い波乗りは違うのかあ この作戦で行こーっと。とせこい手を取ることに。

 私はヒート6 意外と緊張しませんでした う~む とにかく波の数を揃えなアカンなという意識でテイクオフの数を12分で3本以上と、一度奥のピークで一本乗って後はインサイドでと心してスタート結果4本の波に乗りプルアウトはできたものの アップスはかけられず こりゃダメだなッて感じでした。リザルト見に行った時も3位でまあ納得というか 「勝ちに不思議な勝ちあり負けに不思議な負けなし」の心境ですな 

 その後谷くん 谷お兄ちゃん 坊さん 咲恵ちゃんのライドを応援しながら 上手い方々のライドを鑑賞です

谷お兄ちゃんは波の数が揃えられずに敗退 
咲恵ちゃんも普段のライドが見られずに敗退

二人共持ち味っていうか 実力が出しきれませんでした オイラも含めて リベンジだ捲土重来 をきすぞ

 まあでも 決められた時間にどれだけ力を出せるかって言うことがソモソモ実力なんですがね。

 

谷くんと坊さんは順調に勝ち上がり準々決勝で 坊さん惜しくも敗退、この辺りのレベルはほんとうに高いわ。 谷くんはどのヒートも2位通過というきわどい位置、というのもこの浜は基本グーフィー波、谷くんはレギュラーフッターでセミファイナル勝ち上がった人たちも見るとグーフィーフッターが比率的に多くなってきています。僕らレベルから見ると谷くんはレギュラーもグーフィーもめちゃめちゃ上手にこなしてるように見えるんですが、やっぱりレギュラーがええねんて。そうかあ弘法筆を選ばず谷くんレギュラーを選ぶ。ナンノコッチャ  だから次はレギュラーで勝負かけるらしいです ←これは正しい戦略ですねここまで来たら無難にグーフィーでまとめるライドではファイナルに進むことは出来ないですよね。逆にいうとここまで苦手なグーフィーでも着実に二位でこれたということは逆にライドがいかに安定しているかということでしょう。

谷くん セミファイナルのライド

 で結果レギュラーの波も来て2回勝負かけたんですがファイナル進出とはなりませんでした。というのはやっぱりグーフィーのほうが伸びる波だからロングライドしてリップに当てるたびカットバックするたびに加点されていくわけです。これはなんといっても有利グーフィーフッターの上級者の方たちはその利点を遺憾なく活かして得点しておられました。ファイナリストの中には9フィートくらいのラウンドノーズの板の方もおられましたがそれもSUPという特性を活かしたライドをされてた結果ですね。

 また堀越親子 プロサーファー?の活躍がめざましく お父さんスペシャルクラス優勝 娘さん レディースクラス優勝 息子さん2位?←ここ不確か しかし息子さんはどう見ても小4くらいでっせ 末恐ろしいというか 将来が楽しみですね~

レディースクラス優勝者  

W-2:審査基準

・テイクオフと認められるのは、パドルを使わずにボードがサーフィング中で有る状態が確認できた時点をいう。
・選手がスコアを出す為にはパドルの 3 つの用途(ターン中の支柱、旋回、力の増幅)を上手く使い、パワフルにターンすることで高得点を得られる。最も良い波のクリティカルポジションでパワー、ラディカルムーブ、フローを伴うコントロールされたマニューバーを行うことで加算される。
・ターンや技を行う時点で使用されているパドルとボードの関係が革新的で斬新なサーフィン、加えて多様性を兼ね備えた融合性は考慮されスコアへ反映される。
・テイクオフとフィニッシュではスタンディング姿勢が基本となり、腹ばいやニースタイル、ワイプアウトはスコアへ反映されない。

 審査基準を熟読すると 最後の項 必ずしもプルアウトは必要とされないがいわいる完着しないと技として加点されないということですね。これは勘違いしてました。

>・ターンや技を行う時点で使用されているパドルとボードの関係が革新的で斬新なサーフィン、加えて多様性を兼ね備えた融合性は考慮されスコアへ反映される。

この一文は含蓄のある文というか SUPならではの可能性を予見させるかなり推敲された規定ですね。

 参加したことで私のSUPに対する意識も変わったし、モチベーションも上がりました。

大会に参加させていただいて本当に良かったと思っています、しつこく背中を押してくれた谷お兄ちゃんありがとさん。
最後になりましたが大会実施に向けて色々とご苦労いただいた大会関係者の皆様に感謝です。←大人のコメント

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