そこはかとな紀

波乗り 自動車 金融 書評 英語 PC ウインド つり 映画 落語 料理 軍事 ゴルフ 自転車イタリア語

イタリア人の方法 metodo italiano もう一つのショパンコンクール NHK

2016-01-04 21:41:33 | 投資金融

 5年に一度ワルシャワで行われるショパンコンクールそこにはピアニストの戦いもありますが ピアノメーカーと調律師の戦いでもあるのです。

ってピアノなんか全部一緒でしょ?っていうような私が見ててもすんごく面白かったですわ。 昨年のショパンコンクールで使われたピアノはヤマハ カワイ スタインウェイ そして ファツィオリ←創業34年のイタリア北部のメーカーなんです その調律師もなんと日本人!当然ヤマハ、カワイも日本人ですよ。

 そんなコンクールの舞台の裏側がかいま見える素晴らしい番組なんですが。見ていくにつけ思うのが、スタインウエイ、カワイ、ヤマハという巨人に年産120台のファツィオリがちゃんと土俵に載ってるってのがすごい。それもね本拠地はイタリア北部のちっさい街なんですよ。

 イタリアのすごいところは、コンビニがないところです。代わりにBAR(バール)という立ち飲みエスプレッソショップ兼よろず屋がどんな小さい村にも有って憩いの場になっています。小さな村の物語ッて言うBS日テレの番組見てても、あーこの国の人達は人生楽しんでるわってかんじてしまうのです。

  グローバル化っていって 日本ではアメリカスタイルの資本主義が粛々と進行しています。村のちっさいお店や食堂は次々潰れ、全国どこ行ってもコンビニとマクド、すき家、松屋などが増殖してどこの街でも味気ないけど中国製を中心とした安い商品が氾濫してる。

ものづくりの国とか言ってるくせに大量生産の安物が溢れる社会 果たしてこれでいいんでしょうか?イタリアの製品はフェーラーリフェラガモなどを代表として、プレミアムが付いた少量高級商品ですよねぇ。作る方も誇りを持ってやってるし買う方も歓んで対価を支払ってるわけですよね。

中国と安売り合戦したって勝てるわけないんだから、イタリア型の社会というか資本主義を狙うほうが正解じゃないですか?

FAZIOL ってメーカーを見てると余計そう思うよねえ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型プリウス 試乗

2016-01-03 14:16:56 | 自動車

年末に試乗

まずこの素敵な赤ですが5万UPだそうです。MAZDAのテーマカラーの赤とはにてますがまた深みがちょいとちゃいます。あちらも5万円UPなんです。どっちもいい色ですよねー今まではトヨタはホワイトパールが3万UPだったのについにそれを上回る色が出たってわけですね。

 さてインテリアはホンマに未来的で 走りの方は先代よりもさらに磨きがかかってます。上質な走りは他のハイブリッドと一線を画するなあ。

 さらにプロジェクション型スピードメーターが実に見やすい。これで燃費もいいんだから言うことなしだよな。パワーステアリングは舵角が少なくても楽に回れるように味付けされてるとか、まああんまし違和感なく使えました。

 そして驚くのが自動駐車システム カメラじゃなくてセンサー入力なのですが実に認識が早くて、スムーズ 自動運転まであと僅かだな。

まさしく未来のクルマだよ ただな値段もそれなりなのよ。 あとこの未来的すぎるフォルムも良し悪し、そのうち慣れるんだろうけどね、それと300万は高いと見るか安いと見るか・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 ブリッジ・オブ・スパイ

2016-01-03 10:08:27 | 映画

以前にもリンカーンで書きましたが

<アメリカという国は我々の国日本と成り立ちが違うということなのです。日本を始めとした殆どの国は、まず昔から人がいて、いつの間にかに村がができ、国ができてきたわけです。住民にとって自分がなぜその集団に属するかということは自明すぎて考えたこともありません、我々日本人が普段自分が日本人であることを意識しない空気のような存在で感じていることの理由もそこにあるわけです。その集団に近代国家の概念が明治維新とともにやってきたわけです。つまり自然発生集団に国が後からやってきたわけですね。

 それに対してアメリカ合衆国は(便宜上ネイティブアメリカの方たちは除きますが)その大多数が移民や奴隷として連れて来られた人たちから構成されています。彼らの紐帯となるもの。つまり絆はなんでしょう?平たく言えば制度や法律ですアメリカという新天地の枠組みに憧れてやってきた人たち、不本意ながら奴隷として連れて来られた人々。そんな思いも出身国も立場もバラバラな人達がイギリスから課せられた不当な税金が理由とはいえ、独立戦争という苦難の末勝ち取った国がアメリカ合衆国なのです。そして誕生した新生アメリカ国民を繋ぎ止める事ができたのは、民主主義という理念であり法律だったわけです。つまりここでは国という制度そのものが最初に存在しそれによってアメリカという集団ができたといえるのです。>

 前半はその色が濃厚です、今でもアメリカの学校では一日の初めに起立して星条旗に忠誠を誓います。というのは彼らをつなぐ紐帯が憲法星条旗という人間が決めたルールだからなのです。そういうシーンも事実映画にもありますしね。

 国旗に起立するとか国歌を歌うということが拒絶できる国(日本ね)は我々は何となく日本人だよねーという連帯感を常識として持っているからこそ可能であるといえましょう。とは言えそんなアメリカでも1960年の冷戦真っただ中の雰囲気は誇張もあるとして、この映画のような雰囲気だったんでしょうね。

 まあスパイってのは間違いなく007みたいじゃなくってこんな風なじみーなおっさんがコツコツとかつどうするんだろうねー 

 こういう国策映画みたいなのは9.11以降賞を取りやすいってのも形は違いこそすれ昨今のアメリカ国内の情勢を反映しているような気がいたします。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 青天の霹靂 

2016-01-01 21:09:20 | 映画

 日本版バック・トゥ・ザ・フューチャーと言ってしまうと実もふたもないけど

わたくしはこういうタイムスリップ物がことのほか好きなのです。

ジパング JIN バック・トゥ・ザ・フューチャー をはじめとして古今東西のタイムスリップものはやはりSF魂をくすぐってくれます。当然そこに お約束のタイムパラドックスが存在します。つまりタイムマシンで過去に言って自分の両親にあってどちらかを殺したら…。ってやつですよ

 しかしこの映画ではそこは上手に回避されています そしてハリウッド映画とは一線を画すリアリティーとぐいぐい引き込まれるストーリー いやー日本映画もほんといいね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする