特産「城州白」の梅酒造り佳境 京都・城陽

2018-07-16 11:06:42 | 商 trading

 京都府城陽市特産品種の梅「城州白」を使った梅酒造りが、同市奈島の城陽酒造で佳境を迎えている。甘酸っぱい香りが立ちこめる蔵で作業が続けられている。

 島本稔大社長(46)によると、今年は漬け込みの開始が6月25日で例年よりやや遅かったが、その分、初日から大粒でほどよく熟した実が集まった。桃のような甘い香りが特徴の城州白で梅酒を造っているのは全国で城陽酒造のみといい、今年は10トンの実を使い約25トンの梅酒を造る。

 酒造の担当者がクレーンを操り、黄色く熟した実や青い実が入ったネットを、液糖とアルコールの混合液が入ったタンクに漬けている。来年春に実を取り出し、3~7年ほど熟成させ、出荷する。

【 2018年07月05日 12時03分 】


特産「城州白」の梅酒造り佳境 京都・城陽

2018-07-16 10:54:41 | 商 trading

 京都府城陽市特産品種の梅「城州白」を使った梅酒造りが、同市奈島の城陽酒造で佳境を迎えている。甘酸っぱい香りが立ちこめる蔵で作業が続けられている。
 島本稔大社長(46)によると、今年は漬け込みの開始が6月25日で例年よりやや遅かったが、その分、初日から大粒でほどよく熟した実が集まった。桃のような甘い香りが特徴の城州白で梅酒を造っているのは全国で城陽酒造のみといい、今年は10トンの実を使い約25トンの梅酒を造る。
 酒造の担当者がクレーンを操り、黄色く熟した実や青い実が入ったネットを、液糖とアルコールの混合液が入ったタンクに漬けている。来年春に実を取り出し、3~7年ほど熟成させ、出荷する。
【 2018年07月05日 12時03分 】


保育園隣で火災、住民ら協力し避難 京都、園児9人無事

2018-07-16 10:46:55 | 災 disaster

 2日午後2時40分ごろ、京都府長岡京市竹の台の店舗兼住宅から出火、木造2階建てが全焼した。けが人はなかった。当時、現場付近を含めて市内では約400軒で落雷による停電が生じており、向日町署は雷が出火原因の可能性があるとみて調べている。


 火元の西隣には、小規模保育園「チェリーズハグ長岡京園」があった。出火当時、昼寝中だった0~2歳の乳幼児9人を、保育士らが近隣住民の助けを得ながら避難させた。


 運営するNPO法人「いんふぁんとroomさくらんぼ」の西村日登美代表理事(55)の説明では、近くの子育て支援センター職員が煙に気付き、同園へ知らせた。近隣住民や通行人も協力し、炎を上げる建物を脇目に乳幼児をベビーカーに乗せたり、抱きかかえたりして、支援センターにいったん身を寄せた、という。「もしも、火災に気づけていなかったら、どうなっていたことか」と、こわばった表情で語った。


 夕方には、急きょ仕事を切り上げた保護者が支援センターに駆けつけ始め、1歳の長男を迎えに来た会社員女性(30)は「燃えた跡を見て、逃げ遅れていたら本当に怖いと思った。子どもが無事で何より」と安心した様子を見せた。


【 2018年07月03日 09時30分 】


京都ナスの出荷本格化 色鮮やかな実、早朝から収穫

2018-07-16 10:32:00 | 木 plants

 厳しい暑さが連日続く中で、京都府の乙訓地域で特産の京都ナスの収穫と出荷が本格化し、栽培農家が早朝から作業に追われている。

 栽培されるナスは長岡京市にあった大手種苗会社の試験農場で1960年代に開発された品種「千両二号」が中心。現在、同市ではJA京都中央の長岡京茄子(なす)部会の農家18軒が1.8ヘクタールの畑で栽培している。

 同部会長の若林和彦さん(65)=同市今里=の畑では地域独特の枝をV字形に仕立てて栽培するナスが整然と並び、色鮮やかな実を数え切れないほど付ける。早朝から収穫作業が始まり次々に摘み取って、その日のうちに市場に出荷する。

 若林さんは「今のところ、気温と湿度とも高いことで実付きと実太りとも良く育っている」と話しながらナスを手にした。収穫は11月ごろまで続くという。

【 2018年07月03日 16時30分 】


スポーツ適した「食」紹介 京都サンガスタッフや競輪選手も参加

2018-07-16 10:20:38 | イベント
 スポーツをする人たちの「食」をテーマにしたイベント「スポーツ食育ダイニング」が1日、京都府向日市寺戸町のイオンフードスタイル東向日店で開かれた。栄養バランスを考えた3種類のメニューとレシピの提供のほか、競輪選手が加わったトークショーもあり、買い物客らでにぎわった。

 サッカーJ2京都サンガFCの向日市応援デー(16日)のプレイベントとして、同市の市民団体「京都むこう未来応援会議」が主催した。

 スポーツの前後に適したメニューとして、向日市産の野菜などを使ったどんぶりやカレーピラフ、にゅうめんの3種類を同会議が考案し、会場では試食も行われた。

 トークショーでは、同団体のメンバーや、イオンフードスタイル東向日店と京都サンガFCのスタッフが、今回紹介されたメニューの特徴を説明した。

 京都向日町競輪場を拠点にする競輪選手の窓場千加頼さんは「添加物の多い加工食品をできるだけ避けて、手作りの料理を食べるようにしている」と語り、訪れた市民が食を通した健康作りへの理解を深めていた。

【 2018年07月02日 10時55分 】

佐藤九段、女流初段と目隠し対局 京都、20回の記念企画

2018-06-24 10:10:41 | イベント

   京都府八幡市出身で日本将棋連盟会長の佐藤康光九段を招いた記念対局が23日、八幡市八幡の市文化センターで行われた。同市で開かれている「佐藤康光杯争奪将棋大会」の20回記念企画で、宇治市出身の北村桂香女流初段と目隠しで対局した。

   佐藤九段は、角落ちで対局し、市民約160人がプロの一手に見入った。勝利は譲ったが「攻守にバランスよく指されました」と笑顔で相手をたたえた。

 北村女流初段は「力の出しやすい展開にしていただいた。詰めが見えたときはうれしかった」とはにかんだ。

 佐藤九段に代わって指した男山第二中1年の青山直弘さん(12)は「すごく緊張したけど、近くでプロの対局を見られていろいろ学べた。とてもいい経験になった」と笑顔で話した。

 大会は佐藤九段が1998年に名人位を獲得したのを記念し、翌年から八幡市などが開催している。今年は24日午前9時半から市文化センターであり、佐藤九段らの指導も行われる。観覧無料。

【 2018年06月24日 09時30分 】


「ハートの町」マンホールでPR 京都の茶製造会社が製作

2018-06-24 10:04:12 | 創 creation

 京都府宇治田原町郷之口の茶製造販売会社、宇治田原製茶場は、同町がアピールしている「ハートの町」をデザインしたオリジナルのマンホールふたをこのほど製作した。駐車場のマンホールで使われており、誰でも見ることができる。

 宇治田原町のマンホールふたは、茶畑や摘み子がデザインされた「ご当地マンホール」で、町内で約2千枚使われている。町がマンホールのデザインを使って作ったコースター200枚が売り切れるなど話題になったことから、新バージョンを町が協力して同社が作った。

 正寿院(同町奥山田)の窓「猪目窓」をイメージしたハートの窓の向こうに、青空の下の茶摘みをデザインした。摘み子の頭巾にもハートがあしらわれている。同社は「ハートの町をアピールし、新たな観光スポットになれば」と期待し、同デザインのマグカップやコースターの販売も予定している。

【 2018年06月23日 08時54分 】


地震被害が深刻、重文の損傷相次ぐ 京都・八幡

2018-06-24 10:00:21 | 災 disaster

 18日の大阪府北部地震で震度5強を記録した京都府八幡市で、文化財の被害が深刻な状況であることが、21日までの市などの調査で明らかになった。いずれも重要文化財の伊佐家住宅(同市上津屋)と正法寺(同市八幡)の建物の壁の損傷が新たに分かった。市は国や府に被害状況を報告して対応を検討する。

 伊佐家住宅は江戸時代に幕府領の庄屋を務めた伊佐家の住居で、1734年に建てられた。地震で6棟ある蔵のうち、内蔵と木小屋のしっくい壁に1~2メートルほどのひびが入った。塀の門の瓦が落ちたり、石灯籠も倒れたりした。16代当主の伊佐錠治さん(82)は「蔵の壁は雨が入ると傷むので修復を急ぎたい」と話している。

 正法寺は尾張藩ゆかりの寺で、現在の仏閣は17世紀前半に建てられた。大方丈の玄関のしっくい壁に3メートルほどの亀裂が入り、市職員が21日に現状確認した。唐門(重文)の塀の瓦も崩れた。眞野正信住職(68)は「被災前から修復が必要な箇所があったので、どこから手を付けたらいいのか」と困惑していた。

 市内では、国史跡の石清水八幡宮の境内で多数の石灯籠が転倒、国名勝の松花堂庭園も地割れなどが生じた。国登録文化財の中村家住宅大歌堂で天井の杉板が外れ、府指定文化財の善法律寺の本堂の壁がはがれるなど、被害が広がっている。

【 2018年06月22日 11時50分 】


もうすぐ開幕、ウミウの訓練公開 京都・宇治川鵜飼

2018-06-24 09:58:27 | 水 water

 宇治の夏の風物詩「宇治川の鵜飼」開幕を前に、公開トレーニングが20日、京都府宇治市宇治の宇治川で行われた。雨が降る中、鵜匠たちが本番さながらの綱さばきを見せ、ウミウとの呼吸を確かめた。

 伝統的な衣装を身にまとった澤木万理子鵜匠と江﨑洋子鵜匠が舟に乗り、人工ふ化で誕生した「ウッティー」3羽を含む計11羽を操った。鵜匠たちは「ホォーホォー」と声を出したり、船べりを棒でたたいたりしてウミウの本能を刺激し、魚を捕らせた。

 澤木鵜匠は「雨で川が濁って見えにくかったこともあり、慣れていないウッティーもいた。トレーニングをもう少し積みたい」と話し、江﨑鵜匠は「本番では一昨年に生まれたウッティーもデビューする。頑張ってほしい」と期待した。

 今シーズンは7月1日~9月30日。問い合わせは市観光協会0774(23)3334。

【 2018年06月21日 09時30分 】


地震で雨漏り、修繕にガイドブック活用して 京都・長岡京

2018-06-24 09:56:17 | 災 disaster

 大阪府北部地震による建物の雨漏り被害が乙訓地域で相次いでいることから、京都府長岡京市商工会は、屋根の修繕を手がける市内の建設業者の情報を盛り込んで作成したガイドブックの活用を呼び掛けている。

 市によると、ブルーシートの配布や被災に関する相談の際、雨漏りの修理業者の紹介を求める声が市民から相次いでいるという。

 ガイドブックでは、主に市商工会建設業部会の会員業者を紹介。各業者の情報を所在地や連絡先の他、店舗や作業の写真を交えて伝える。26業者に、屋根のふき替えや雨漏り修理を手がけることを示すマークを付した。

 同会は「雨漏りの後、家の傷みが出てくることもある。信頼できる業者の情報を集めているので判断材料になれば」とする。

 市産業文化会館(同市開田3丁目)内の市商工会と市役所広報発信課窓口で無料配布している。問い合わせは市商工会事務局075(951)8029。

【 2018年06月21日 11時40分 】