県祭合わせ「響け!ユーフォ」イベント 京都・宇治、写真投稿も

2018-06-03 10:02:59 | 賞 prize

 京都府宇治市は5、6日に同市で催される県(あがた)祭に合わせ、同祭が描かれているアニメ「響け!ユーフォニアム」の関連イベントやパネル展示を行う。

 「宇治観光ユーフォトグラム」と銘打ったイベントは1~4日にあり、参加者2500人(先着)に今春公開のシリーズ最新作映画「リズと青い鳥」のシールを配る。シールがもらえる条件は、京阪電気鉄道などのデジタルスタンプラリーで入手できるアニメ主人公のAR(拡張現実)と、県神社を含む3カ所のいずれかで撮影し、自身の写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿する。「#(ハッシュタグ)」を二つ付け、それぞれに「ユーフォトグラム」と撮影場所名を書く。また、市観光協会の公式インスタグラムをフォローする。シールは市観光センターで1人1枚配布する(午前9時~午後4時)。

 このほか、主人公と同級生を描いたパネルを今年もアニメゆかりの大吉山に設置する。5日午前10時~午後4時は同山展望台、午後5~9時は同山登山口に置く。市商工観光課0774(20)8724。

【 2018年06月01日 09時44分 】


弟国宮遷都1500年、歴史のまちPR 2日、京都で催し

2018-06-03 09:59:52 | イベント

 弟国宮が乙訓の地に遷都して1500年の節目を迎え、京都府長岡京市などは6月2日、歴史をひもとく記念シンポジウムと、古墳をモチーフにした雑貨や飲食物などを販売する青空市を、同市神足2丁目のバンビオ1番館とバンビオ広場公園で同時開催する。硬軟交えたメニューで、奥深い歴史が続くまちの魅力をアピールする。

 シンポジウムには、独自の視点でまち歩きの面白みを発信し、NHKの人気番組「ブラタモリ」の名物案内人として知られる「京都高低差崖会崖長」の梅林秀行さんが登場。市内の地形や古代の都市計画の名残が見られる用水路などを下調べ済みといい、「弟国宮から考える長岡京市の魅力」をテーマにパネル討論の一員に加わる。

 また、市文化財保護審議会長を務める井上満郎・京都産業大名誉教授と、弟国宮に関する研究成果を著書にまとめた小田桐淳・市埋蔵文化財センター理事が、それぞれ基調講演する。

 青空市はフランス語で磁石を意味する「UN AIMANT(アンネモー)」と題し、市が事務局の長岡京観光まちづくり協議会が初開催。市内外から出展するブースで、古墳をかたどったアクセサリーやクッキー、焼き豆腐などを販売。実物の埴輪(はにわ)を会場に展示し、火おこしを体験したり、円筒埴輪を作ったりするコーナーも設ける。

 シンポは午後1時から。無料。予約不要で定員300人。市教育委員会生涯学習課075(954)3557。青空市は午前10時~午後4時。市商工観光課075(955)9515。

【 2018年05月31日 16時30分 】


ゆるキャラ、限定御朱印で念仏知って 京都の僧侶取り組み

2018-06-03 09:56:56 | 創 creation

 京都・乙訓地域の魅力を伝え、仏教や伝統に触れてもらおうと長岡京市の僧侶が、オリジナルゆるキャラ「のこ坊」の着ぐるみを製作し、祭りやイベントで活動している。のこ坊と出向く会場では限定の御朱印「ストリート朱印」を授与するなど斬新な取り組みを行う。いずれも僧侶個人が実施するのは珍しく、注目を集めている。

 西山浄土宗の浄光寺(同市井ノ内)の森田隆章住職(32)。南丹市美山町の農家の次男で、42歳で亡くした父の葬儀で僧侶の祖父から「父を弔いなさい」と諭され、僧侶を志した。龍谷大に通いながら同市の寺で修行。2013年3月から現職に就いた。

 のこ坊は、地域の特産品のタケノコと小坊主のハイブリッドで、4月6日生まれの13歳。身長156センチ、体重48キロ。額の白毫(びゃくごう)は長岡京市の「N」を付けるこだわりよう。長岡京ガラシャ祭や他寺院の花まつりなどに参加してパフォーマンスを披露。昨年から「ゆるキャラグランプリ」にもエントリーしている。

 ストリート朱印は一般的な御朱印と異なって「南無阿弥陀仏」の念仏に、その季節と空気、住職の気持ちを書く一点物が基本。すでに千人を超す人に授与して専門書にも取り上げられるなど反響を呼んでいる。

 のこ坊の日記や活動の記録はSNSなど配信する。森田住職は「何でそこまでするのか、との声もありますが、活動を通じてありがとうの感謝の気持ちを込めた念仏を多くの人に聞いてほしい」といい、「この活動で接した方が、乙訓地域に観光客として多数来ていただいています。何よりもうれしく、励みになります」と話した。

【 2018年05月29日 12時02分 】


カジカガエルの鳴き声復活を 京都・井手で放流

2018-06-03 09:25:16 | 水 water

 京都府井手町の住民グループ「カジカガエル保護友の会」がこのほど、1953年の南山城水害によって町内で絶滅したとみられるカジカガエルの復活に向け、同町井手の玉川に南丹市美山町で捕らえたカジカカエルを放流した。

 カジカガエルはシカのような美しい声で鳴くのが特徴で、古くから町の花ヤマブキなどとともに和歌に詠まれている。

 放流は98年から南丹市の協力を得て続けている。小雨の中、会員5人が玉川の上流で約20匹のカエルを放流した。会長の小川俊雄さん(92)は「ここ数年で町内でも鳴き声を聞いたという話をよく聞くようになった。もっと数が増えてほしい」と話した。

【 2018年05月28日 10時30分 】


カラフル公用車「竹の里」PR 京都・乙訓地域に配備

2018-06-03 09:19:58 | 護 help

 「竹の里・乙訓」をイメージした車両1台がこのほど、京都府向日市上植野町の府乙訓総合庁舎に配備された。府は今後、公用車として活用し、乙訓地域の各種イベントでも展示する。

 車両は、府がメルセデス・ベンツ日本から無償貸与されたコンパクトカー「スマート」2台のうち1台。車体は青竹色を基調とし、府がデザイン費用を負担し、「竹の里・乙訓」の白い字とロゴマークをフロントに、竹林の写真を側面にそれぞれあしらった。

 府山城広域振興局の南且好副局長(乙訓調整監)は「コンパクトカーなので狭い道路の多い乙訓でも活躍できそう。積極的に活用し、竹の里・乙訓の良さを地域から発信したい」と話していた。

【 2018年05月28日 09時20分 】


文化財の住宅、障害者働く飲食店に 京都・長岡京

2018-06-03 09:16:34 | 護 help

 障害者支援に取り組む一般社団法人「暮らしランプ」(向日市)などはこのほど、京都府長岡京市調子1丁目の国登録有形文化財「中野家住宅」で11月、飲食店「なかの邸」を始めると発表した。店スタッフの障害者へ就労支援施設の平均を大幅に上回る工賃を支払うとし、おばんざいや酒の提供で観光の拠点化を目指す。

 江戸末期創建の主屋約190平方メートルのうち、座敷と縁側計約60平方メートルを客間に使う。営業は夜間を予定。地元産野菜を使ったおばんざいや府北部の海産物を用いた茶漬けなどを味わえる。長時間滞在してもらうため、竹箸やコケ玉を作るワークショップも催す。

 就労継続支援B型の施設として同法人が運営。計画では、夜間営業による高収益を見込み、現場で働く障害者10人へ同型施設の平均月額工賃の約2倍に相当する3万円を支払う。将来的に時給単価で最低賃金の水準を目指す、という。

 中野家住宅は長岡京市の所有。法人側で建物や庭を維持管理し、賃料を同市へ支払う。運営には日本財団が約約2400万円を助成する。同法人の森口誠代表理事(34)は「障害者の新たな働き方を提示し、フラットな視点で選ばれる店づくりを目指す」と話した。

【 2018年05月27日 12時30分 】


庭石から「ど根性松」 1メートルに成長、京都・八幡

2018-05-27 06:55:05 | 木 plants

 京都府八幡市八幡の松花堂庭園にある庭石の上で松の木が育ち、来園者を驚かせている。幹の直径1・5センチ、高さは1メートルほどだが、枝を伸ばして青々とした葉を付けており、園の関係者たちから「ど根性松」「ガッツ石松」と呼ばれている。

 園によると15年ほど前、直径1・5メートルの石の上のくぼみから芽が出た。園内の松の木から種が飛来した可能性があるという。幾たびもの台風でも折れず、今も伸び続けている。

 西山龍夫副館長は「自然の生命力を感じる。庭の散策と一緒に楽しんでもらえれば」と話している。

【 2018年05月26日 10時07分 】


心不全、チーム治療の重要性訴え 京都で医師ら講演

2018-05-27 06:50:50 | 習 learn

 心不全の予防や対処法をテーマにした乙訓地域保健医療協議会(事務局・府乙訓保健所)の公開セミナーがこのほど、京都府向日市上植野町の府乙訓総合庁舎で開かれた。専門医らがチーム医療やリハビリの重要性を訴えた。

 セミナーには、乙訓地域の医療機関や自治体の関係者約70人が参加し、済生会京都府病院の副院長で循環器内科医師の石橋一哉さんと、同病院で心臓リハビリを担う理学療法士の綱昭則さんが講師を務めた。

  石橋さんは「地域全体で取り組むべき心筋梗塞と心不全対策」と題して講演した。心筋梗塞は高血圧症や高脂血症、喫煙、糖尿病などが発症の引き金になるとし て、「検診と啓発活動を推進し、発症の一歩手前で治療することが大切だ」と指摘した。また心機能が低下する心不全においては、タンパク質の十分な摂取と適 度な運動が大事で、「心臓の治療は医師だけではできない。看護師や理学療法士など多職種で情報を共有し、チームで治療するという意識が重要になる」と強調 した。

 心筋梗塞の患者らが対象の心臓リハビリの内容について、綱さんは、有酸素運動と軽めの筋トレ、ストレッチを挙げ、「筋肉量を保つことで持久力を維持できる」と説明した。参加者はメモを取るなどして真剣な表情で聞き入っていた。

【 2018年05月25日 11時10分 】


町の魅力再発見して 京都・大山崎、6月から町民対象ツアー

2018-05-27 06:48:27 | 政 governing

 京都府大山崎町は6月から、町民を対象にした「わが町再発見ツアー」を初めて催す。地元ガイドの案内で国宝や重文、寺社、文化施設を巡る。町の魅力を見つめ直してもらい、地域から歴史文化や自然をPRする機運を盛り上げるのが狙い。

 町は近年、対外的な観光客誘致施策に力を入れてきたが、地域活性化には地元住民の町への愛着や理解が不可欠としてツアーを企画した。来年春までに計4回開く。

 初回は6月19日午前10時~午後4時に行う。大山崎ふるさとセンターに集合し、大山崎ふるさとガイドらの案内で町歴史資料館や離宮八幡宮、妙喜庵(待庵)、アサヒビール大山崎山荘美術館、宝積寺、聴竹居をまわる。昼食は各自で取る。

 町担当者は「自分が体感したわが町の魅力を友人や知人などに伝えてもらい、その輪を広げてもらえれば」と効果に期待する。

  町内在住の高校生以上が対象。参加費は千円。初回の申し込みは5月25日までに、往復はがきに住所、氏名、年齢、電話番号を記し、〒618―8501 大 山崎町政策総務課企画観光係へ。メールでも申し込み可で、表題に「わが町再発見ツアー」と付ける。1通で3人まで応募できる。多数の場合は抽選。問い合わ せは町役場(956)2101から同係。メールkikaku@town.oyamazaki.lg.jp

【 2018年05月25日 01時50分 】


新観光トイレ、小倉神社隣りに完成 京都、身障者駐車場も整備

2018-05-27 06:44:41 | 創 creation

 小倉神社に隣接する観光トイレ(京都府大山崎町円明寺)の建て替え工事が終了し、新トイレが完成した。府内産木材が使われ、ハイカーらが利用している。

 町内には現在、四つの観光トイレがある。改修されたのは小倉神社からの天王山登山口に近いトイレで唯一、男女の区分が無く、老朽化も進んでいたため、町が1月から建て替え工事を行っていた。

 新トイレ(木造平屋約16平方メートル)は男性用と女性用を備え、多目的トイレを設置した。施設前に障害者用駐車場も設けた。府森林環境税の交付金を一部活用して整備した。

 町担当者は「これまで不便をおかけしたが、参拝者や登山客の方々に末永く使ってもらえたら」と話している。

【 2018年05月24日 10時59分 】