「寿恵更紗」魅力一堂に 向日で作家・青木さん遺作展

2010-10-22 18:43:47 | ブログ Weblog
京都府長岡京市を拠点に創作活動を続け、今年2月に亡くなった更紗(さらさ)作家、青木寿恵さんの遺作展「更紗芸術に捧(ささ)げた生涯」が22日から、向日市寺戸町寺山の寿恵更紗ミュージアムで始まる。国内外で高い評価を得た故人の代表作を一堂に展示する。

 青木さんは、型や版木を一切用いず、草木染の手描きで更紗を着物などに描く独特の作風を確立し、「寿恵更紗」と称されるほどに。病のため84歳で亡くなるまで、意欲的に創作に取り組んだ。

 遺作展では至難の業とされた中、研究を重ね編み出した、結城紬(ゆうきつむぎ)に更紗を描いた作品3点や、今回が初展示となるクメールの女神を描いた「楽しき天女の舞」をはじめ、着物と額、タペストリーなど計46点を集めた。

 同ミュージアムが過去に開いた展示会は、「巴里(パリ)の源氏物語展」「クメールの微笑(ほほえみ)」「カナダ展」とテーマを設けていた。遺作展ではその各代表作が三室に分けて並べられ、作風の違いを比較して見ることができる。

 主催するNPO法人「日本燦(サン)クラブ」理事長の市橋正孝さんは「故人の、心から自然や人を慈しんだ人柄や、作品1点1点に込めた深い思いを感じとってもらえれば」と話す。

 11月28日まで。午前10時~午後4時、月曜休館(祝日なら翌日)。高大生350円、一般500円。同ミュージアムTEL075(934)6395。

【 2010年10月22日 11時33分 】京都新聞


校内田んぼで初稲刈り 神足小児童、住民と育てる

2010-10-14 16:16:30 | ブログ Weblog
京都府長岡京市神足の神足小で13日、児童が地域住民の協力で整備した校内の田んぼで、初の稲刈りに汗を流した。

 同小では今年5月、総合的な学習で子どもたちに稲作を体験してもらおうと、運動場脇で田んぼ作りに着手。卒業生や地域住民の協力で、トラックを使って近くの休耕田から土を運び込み、学校そばの犬川からポンプで水を引き上げ、134平方メートルの水田を整備した。

 グラウンドの土は水はけが良い分、田んぼに水がたまりにくいなどの課題を乗り越えて土壌改良を進めた。1~3年生が素足で水田の泥を踏んで耕し、6月には5年生がヒノヒカリの苗を植えた。田んぼには、子どもたち手作りのかかしが立てられ、湯浅重男さん(62)ら学校運営協議会のメンバー6人が肥料などの世話を続けてきた。

 初収穫となるこの日は、黄金色の稲穂が風に揺れる田んぼで、5年生80人が、かまで丁寧に稲を刈り取って束ねた。収穫量は玄米60キロ分に当たり、精米して給食やポン菓子作りに使用する予定。上田彩葉さん(11)は「虫が飛んできたりして大変だったけど、上手に刈れた。お米を食べるのが楽しみ」と話していた。

【 2010年10月14日 11時00分 】京都新聞


間伐材使い工作多彩に 長岡京で作品発表会

2010-10-03 20:24:59 | ブログ Weblog
 「第6回里山工作教室作品発表会」が2日、京都府長岡京市神足のバンビオ1番館で開かれた。西山で間伐した木や竹を有効利用した多彩な作品が並んだ。

 長岡京市里山再生市民フォーラムと、同市環境の都づくり会議の共催。6月は大人、8月は夏休み中の子どもを対象に開く里山工作教室での作品を集め、発表会として年1回、展示と表彰を行っている。

 会場には、今年取り組んだ新作を中心に、約50点が並べられた。子どもたちからの出展は「家と庭」を主題にした作品が目立った。間伐材をさらに小さく切って家の壁や屋根にし、木に見立てたマツボックリを家の周囲や庭に配するなどの工夫も凝らされている。

 一方、大人は竹の鳥かごや電気スタンド、黒竹のあんどん、写真立てなど多様な作品が集まった。いずれも完成度が高く、訪れた市民が感心した様子で足を止め、じっくりと見入っていた。

 午後には、大阪成蹊大の教授による作品の講評と優秀作の選定、表彰も行われた。

【 2010年10月03日 09時37分 】 京都新聞


長岡京市の交通社会実験、10月23日から4日間

2010-09-18 17:53:06 | ブログ Weblog
長岡京市は17日、中心市街地で予定している幹線道路の一方通行化の交通社会実験について、10月23~26日の土日を含む計4日間、24時間規制で実施することを決めた。市バリアフリー基本構想に基づき、駅周辺のバリアフリー化への検討材料として取り組む。

 交通社会実験では、アゼリア通り(府道伏見柳谷高槻線)など主要道を一方通行にし、中心市街地の交通量を調査。期間中は一般車両やタクシーに加え、バスも規制する臨時コースになる。また、車道上に柵などを設置し、歩道部分を広げるとともに、安全対策として交通誘導員を終日配置する。

 昨年度に市民や商工関係者らが参加する「長岡天神駅周辺交通社会実験協議会」を設立。その議論を元に計画をまとめ、市が府や府警と協議してきた。協議会では交通社会実験を10月23日から1週間、早朝から深夜まで実施する計画を打ち出していたが、道路の構造変更や警備の経費などの課題を勘案し、最終的にスケジュールを変更した。

 当初予定していた開催予定時期まで約1カ月余りとなった段階でも、計画がまだ正式決定に至っていなかったため、先の定例市会では議員から「短期間で周知徹底ができるのか」などと計画の遅れを懸念する声も出ていた。

【 2010年09月18日 10時53分 】 京都新聞

そろいのシャツでPR 大山崎町商工会青年部

2010-09-15 14:37:39 | ブログ Weblog
京都府の大山崎町商工会青年部はこのほど、部員用のポロシャツを作った。同商工会のイメージキャラクター「ララン」が描かれており、さまざまな催しの折などに着用し、商工会や町のPRに一役買う。

 ポロシャツは白地で、背中には「ララン」と町の地形をかたどった大きなハートのイラストとともに、「Take action」などの文字が記されている。ハートの中には町商工会事務所と町役場の位置を点で示した。

 青年部は以前、大山崎山荘を建てた実業家、加賀正太郎ゆかりのランをあしらったジャンパーを製作。暑い時季の活動で着られるユニホームも必要と今回、ポロシャツ30着を作った。

 すでにJR山崎駅や阪急大山崎駅の周辺での清掃奉仕などの時に着ている。森岡幹晶部長は「これまでは夏の活動時の服装がバラバラだった。そろいのポロシャツで部員の一体感を高めながら、商工会や町をアピールしたい」と話している。



【 2010年09月15日 09時41分 】京都新聞

まゆまろと園児、楽しく体操 大山崎で国文祭PR

2010-09-14 16:48:53 | ブログ Weblog
来年秋に京都府内で開かれる国民文化祭のPRのため、同祭のマスコット「まゆまろ」がこのほど、大山崎町円明寺の京都がくえん幼稚園を訪れた。園児たちは音楽に合わせてまゆまろと一緒に体を動かすなどして楽しいひとときを過ごした。

 2~5歳児計約190人が大きな声で名前を呼ぶと、まゆまろが登場。子どもたちとまゆまろは、リズムの良い曲に合わせて人気の遊び体操「エビカニクス体操」をし、元気に手足を動かした。

 園児たちには、まゆまろのイラストが描かれたピンバッジやシール、園には縫いぐるみがプレゼントされた。子どもたちは卵型で癒やし系のまゆまろを気に入った様子。何度も手で触れ、お別れの時はまゆまろが車に乗り込むまで見送っていた。

【 2010年09月14日 11時47分 】 京都新聞

乙訓教職員6月末~8月、86%「休憩取れない」

2010-09-09 14:52:19 | ブログ Weblog
乙訓教職員組合は、6月末~8月に乙訓の小中学校の教職員を対象に実施した、休憩や勤務時間に関するアンケートの結果をまとめた。休憩について「ほとんど取れていない」との答えが86%に上ったほか、休日出勤も「よくある」「時々」を合わせると7割超あった。

 京都府教委は今春、教職員の勤務時間中の休憩時間確保に向けた環境整備を府内の各市町村教委に通知。同組合は、その後の実態を把握したいと、今回初めてアンケートを行った。2市1町の小中学校の管理職を除く全教職員(約700人)を対象とし、191人から回答を得た。

 休憩時間について、取れていないと答えた教職員は「ほとんど」と「あまり」を合わせると98%に。他方、「しっかり取れている」はゼロだった。また、回答者の半数近くが、府教委の通知後も「今までと変わらない」としている。

 勤務時間では、始業の1時間前までに出勤するとの回答が全体の約4分の1、退勤時間が午後8時以降とした答えが半数超あった。休日の出勤も「よくある」が3割、「時々ある」は4割に上り、体調についての問いに7割が「疲れている」と答えた。

 同組合は「教職員の今後の働き方を考え、改善を進める材料にしたい」としており、10~11月に各市町教委と協議し専科教員の導入などを訴える。

【 2010年09月09日 10時31分 】 京都新聞

青パトが通学路巡回、防犯を強化 大山崎町が導入

2010-09-07 18:22:10 | ブログ Weblog
大山崎町は6日、青色回転灯をつけた自主防犯パトロール車を導入した。町内の青パト運行は初めてで、同町円明寺の町役場で出発式を行った後、さっそく巡回に出た。

 防犯活動を強化しようと、4月から準備を進めていた。府警発行の「パトロール実施者証」を交付され、向日町署の講習を受けた町職員が運転または同乗する。

 巡回時間は毎週月曜の午後3時~4時。小学生の下校時間帯に合わせ、通学路をはじめ町全域を回る。偶数月の各1日の午後7時~8時にも巡回する。

 出発式では、町防犯推進協議会の北村元一副会長が「下校時は朝に比べ辻々で子どもを見守る人が少ないので、青パトの巡回で住民も安心できる」とあいさつした。

 続いて青色灯を点灯し、「防犯パトロール実施中」と書かれたステッカーを張った青パトが町役場を出発した。出席した町職員や町議ら約20人は、拍手したり手を振ったりして見送った。

【 2010年09月07日 12時45分 】 京都新聞

「居場所作り」でネット設立 長岡京で官民が協働

2010-09-07 18:20:01 | ブログ Weblog
長岡京市や市民団体などが集い地域課題を議論する「協働プラットフォーム」事業で、「ふれあいの居場所」をテーマにしたネットワーク組織が設立され、このほど市役所で初会合を開いた。

 市は昨年度から、地域課題の解決策を市民参画で探ろうと、駅のプラットホームのような人が集う空間をイメージしたネットワーク「協働プラットフォーム」の設置を推進している。審議会形式のような計画策定や施策の執行を前提とはせず、官民協働で自由に協議して活動の方向性を決めていく方針で、本年度は高齢者への配食サービス充実を目指すプラットフォーム組織が活動をスタートさせている。

 今回は新たに、誰もがふれ合える居場所作りをテーマに、NPO法人のメンバーや福祉担当の市職員、公募の市民ら約20人が集まり、意見交換する場を作った。

 2日の初会合では、虐待予防や多世代交流の拠点作りを進めるNPO法人「ほっとスペースゆう」の工藤充子理事長が進行役を務めた。自治会活動や子育て・高齢者サロンなどの運営に取り組むメンバーが、日ごろの活動について発表し、資金や場所、担い手不足などの課題を報告。相互連携や人材発掘などの必要性について、参加者同士で問題意識を共有した。

 今後、10月まで計3回議論し、必要な施策の実行やネットワーク拡大を目指す方針。

【 2010年09月07日 13時25分 】 京都新聞

お年寄りの人生を本に 京の団体、大山崎で計画

2010-09-06 17:35:38 | ブログ Weblog
京都府大山崎町のお年寄りに昔の写真を持ち寄ってもらい、思い出を聞き取って人生を1冊のアルバム本にまとめる企画を京都市の非営利団体が計画している。10日のスタートへ向け準備中で「お年寄りが人生を振り返り『再発見』する契機にしたい」と期待する。

 団体は、上京区の「ダンス&ピープル」。大山崎町ではこれまで、障害のある人とない人が一緒に体を動かし、楽しみながら自己表現を試みる催しを開いてきた。

 3月にはお年寄りによる自己表現の機会にと、大山崎小や小畑川、山崎聖天など各自の思い出深い場所に足を運んでもらった。赤いじゅうたんを敷いて舞台を演出。教員時代の児童との触れ合いや堤防建設など、印象深い記憶を語る様子をDVDに収めて贈った。

 今回は一人暮らしのお年寄りと交流する町内のボランティア団体「おしゃべり会」の協力を得て企画した。9月10日~10月14日の計4日間、円明寺が丘自治会館でお年寄り5人に写真を持参してもらい、各日1時間半、写真にまつわる思い出を語ってもらう。

 俳優で龍谷大非常勤講師の細見佳代さんやボランティアが聞き取り、一人につき写真9枚を選んでコメントを添え編集する。10月22日にはアルバムのお披露目会を開く。

 「ダンス&ピープル」は主に20~30代の聞き手を募集中。五島智子代表は「孫の年代が聞けばお年寄りの話が弾む。異世代交流に加え、地域史を知る機会にもなる」と話す。

 申し込みは7日までに五島さん携帯電話090(1155)8867。

【 2010年09月06日 11時43分 】 京都新聞

笘篠先生 地元での野球教室に「うれしい」

2010-09-06 11:48:48 | ブログ Weblog
 「家庭教師のトライ・スポニチ野球教室」が5日、大阪府茨木市の桑原運動広場グラウンドで行われた。スポニチ本紙評論家で今年野球殿堂入りした元西武監督の東尾修校長をはじめ、元阪神の広澤克実氏ら豪華講師陣が同市内の小学生13チーム161人を相手に約3時間、熱血指導した。

 4人の豪華講師陣の登場に参加者たちは目を輝かせた。阪神、巨人などで活躍した広澤講師は打撃の基本を伝授するとともに、野球への取り組み方をアドバイス。地元・茨木市出身で小学生時代に春日イーグルスの主将だったという笘篠講師は「まさか地元で野球教室ができるとは。うれしいですね」と参加者以上に喜びを隠しきれない様子だった。東尾校長と池谷講師からピッチングの指導を受けた茨木ドリームズの谷田千夏投手(6年)は「教えてもらったことを忘れずに、練習して身に付けたい」と感謝の言葉を口にした。スポーツニッポン

地元の歴史、教職員学ぶ 向日でふるさとセミナー

2010-08-21 14:53:52 | ブログ Weblog
向日市教委は20日、「市教職員ふるさとセミナー」を市内で開いた。郷土の歴史を学び、授業への生かし方を考える研修で、出席した教職員が、長岡宮跡の見学などを通して向日市の文化や歴史に理解を深めた。  市内の小中学校の教職員を対象に、昨年に続いて実施した。新規採用や、これまで向日市の小中学校で勤務したことのなかった教員ら計33人が参加。市文化資料館職員が講師役を務め、朝堂院跡、南真経寺などを訪れたほか、資料館で講演「市の文化資産・史跡と資料館の活用について」を聴いた。  大極殿公園では立体表示されているのぼり旗「宝幢(ほうどう)」の概要、大極殿の大きさなどの説明を受けたほか、小安殿の柱跡を見学。配布されたパンフレットと照らし合わせていた。  4月から寺戸中で教える山沖正子教諭は「知らないことが多かった。子どもたちが自分の古里を振り返るような総合学習ができるのではないか」と話していた。

 【 2010年08月21日 10時43分 】京都新聞

新任AETのバッカーさん、長岡京市役所訪れ抱負

2010-08-21 14:46:06 | ブログ Weblog
京都府長岡京市の新任AET(英語指導助手)のイーサン・バッカーさん(29)=米国出身=が20日、市役所を訪れ、抱負を語った。  バッカーさんは、同市の友好姉妹都市の米国アーリントンで、小学校教員や児童福祉司として勤務した経験がある。10日に来日し、2学期から市内の小中学校で英語指導に携わる。任期は1年。  市役所で委嘱状を受け取ったバッカーさんは「日本の先生たちと仕事をするのが楽しみ。英語は世界中で便利なツールであることを子どもたちに知ってほしい。日本語や日本文化を勉強したい」と話した。小田豊市長は「長岡京の子どもの英語力が上がるよう頑張ってください」と激励した。
【 2010年08月21日 10時59分 】京都新聞

タケノコ泥棒書類送検

2010-05-19 21:44:59 | ブログ Weblog
京都市西京区の竹林からタケノコを盗んだとして、西京署は19日、森林法違反(森林窃盗)の疑いで、宇治市の工務店経営者の男(53)のグループなど、4件の男女計11人を書類送検した

 工務店経営者の送検容疑は、友人らとともに、4月25日午前7時半ごろ、西京区大枝中山町の竹林に無断で入り、タケノコ77本(重さ約139キロ、時価約2万円)を掘り返して盗んだ疑い。西京署によると、「旬のタケノコを食べるために、毎年春に窃盗を繰り返していた」と供述しているという。

 ほかに書類送検されたのは、西京区の左官業(58)、大阪市住之江区の無職(66)、大阪府和泉市の無職(75)の男らで、それぞれ21日と25日に、西京区御陵峰ケ堂町の竹林で、タケノコ7~63本を盗んだ疑い。

堤防に女性の袋詰め遺体=首絞めか、殺人の疑いも-大阪府警

2010-04-30 06:40:57 | ブログ Weblog
29日午後5時45分ごろ、大阪府高槻市東上牧の淀川堤防斜面で、ビニール袋に入った遺体を、散歩中の40代女性が見つけ、近くの交番に届け出た。府警捜査1課によると、遺体は10~40代の女性とみられ、同課は死体遺棄事件として、高槻署に捜査本部を設置。首に絞められたような跡があることなどから、殺害された疑いもあるとみて捜査している。(2010/04/30-05:34)