環境問題の解決に向けた最先端技術の動向を紹介する「アドバンスド・エレクトロニクス・シンポジウム」が17日、京都市西京区の京都大桂キャンパスで開幕した。初日は、光や振動などから電気をつくる「エネルギーハーベスティング」をテーマに、企業の技術者たちが研究内容を発表した。
次代を切り開く技術や産業を京都から発信しようと、京都に拠点を置く電子部品や製造機器メーカーなど7社と京都大、京都高度技術研究所が企画。大手をはじめ中小・ベンチャー企業や大学などから約180人が参加した。
この日は大学教授や企業の技術者9人が発表した。慶応大大学院在学中に「音力発電」(神奈川県藤沢市)を起業した速水浩平さんは、歩くと発電する「発電床」の開発経緯などを紹介。「その場で発電して供給する『電気の地産地消』が可能になる。5年後には自動車デバイスや社会インフラへの導入を目指したい」と話した。
18日は「センサー&ネットワーク」をテーマに8人が事例発表する。参加無料。
【 2010年11月17日 23時22分 】京都新聞
次代を切り開く技術や産業を京都から発信しようと、京都に拠点を置く電子部品や製造機器メーカーなど7社と京都大、京都高度技術研究所が企画。大手をはじめ中小・ベンチャー企業や大学などから約180人が参加した。
この日は大学教授や企業の技術者9人が発表した。慶応大大学院在学中に「音力発電」(神奈川県藤沢市)を起業した速水浩平さんは、歩くと発電する「発電床」の開発経緯などを紹介。「その場で発電して供給する『電気の地産地消』が可能になる。5年後には自動車デバイスや社会インフラへの導入を目指したい」と話した。
18日は「センサー&ネットワーク」をテーマに8人が事例発表する。参加無料。
【 2010年11月17日 23時22分 】京都新聞