響け日中友好の歌声 向日の団体、中国・杭州で披露

2011-11-11 11:00:19 | 民 people
本番が間近に迫り、総仕上げの練習に取り組む「茉莉花」のメンバー(向日市民会館) 京都府向日市を拠点に活動する中国語のコーラスグループ「茉莉花(モーリーホァ)」が14日、同市の友好市の中国・杭州市で開催中の世界レジャー博覧会に初参加し歌声を披露する。渡航を目前に控えた10日には、最後の練習に励んだ。

 茉莉花は、中国語を学びながら歌を楽しみたいという市民らが、15年前に結成。現在、12人が所属し、京都市在住のオペラ歌手、周江平さん(53)の指導を受けて市内の公民館で月2回練習を行い、市民音楽祭などに出演している。

 世界レジャー博は、杭州市で5年ごとに開催するイベントとして2006年スタート。2回目の今年は、9月17日に開幕し11月18日まで開かれている。

 今回主催者側から、奈良県で昨年開かれた平城遷都1300年祭の「中国ウイーク」で好評を集めた、茉莉花など出演団体に参加の依頼があった。新たに組織された「日本民間文化公演団体」の一員として舞台に上がる。また、向日市と杭州市が友好市の関係にあることで、茉莉花単独の公演も9日に急きょ、決まった。

 14日当日は、「絲綢之路(シルクロード)」など10曲を中国語で披露。さらに最後は、東日本大震災に伴う支援への感謝と復興への願い込めて、日本語で「ふるさと」を歌う。

 10日には市民会館で最後の練習を行った。中国語の発音や、声の強弱の付け方などを再確認しながら、情感を込めて繰り返し歌っていた。代表の笠木雅子さんは(69)「ベテランぞろいなので本番も大丈夫。成功させる」。指導に当たる周さんも「自信を持って歌ってほしい。日本と中国の交流の懸け橋として頑張ります」と話した。

【 2011年11月11日 10時45分 】

茉莉花~中国のうた
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元五輪選手がランニング指導 第6向陽小で授業

2011-11-10 11:39:50 | 民 people
児童と50メートルのコースで競走し、早さの一端を見せる小島さん(先頭)=向日市・第6向陽小 京都府向日市寺戸町の第6向陽小で9日、オリンピックなどで活躍した陸上競技選手小島茂之さん(32)=アシックス所属=が、ランニングを児童に指導した。腕の振り方など実技を教えながら「自分の夢を言葉にすることが大切」とメッセージを伝えた。

 日本体育協会がスポーツ選手を講師として派遣する事業に合わせ、向日市教委が主催した。小島さんは、2000年のシドニー五輪で朝原宣治選手ら3人と組んだリレー種目で6位入賞を果たした。

 この日、6年生49人は運動場で小島さんから「大きく歩幅をとって、速く足を回転させて」と走り方を教わりながら、スキップしたり腕を大きく振るなどの動きをコースで繰り返した。

 児童と50メートル走を競った小島さんは、7~8メートルの差をつけてゴールした。自身の小学生時代について「走るのは速くなかったけど大好きだった。オリンピックに出たいという目標を口にしてあきらめなかったことが、夢の実現につながった」と語った。

 小島直樹君(12)や松本萌里さん(12)ら同小の駅伝チーム選手も熱心に、小島さんの言葉を聞いていた。

【 2011年11月10日 10時28分 】

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子どもの虐待なくそう 向日の絵本店、リボン配布で訴え

2011-11-09 14:20:04 | 民 people
電車の乗降客にオレンジリボンなどを手渡す絵本・児童書専門店の店主(右端)とスタッフ(左端)=向日市・JR向日町駅前 11月の「児童虐待防止推進月間」に合わせ、京都府向日市の絵本・児童書専門店の関係者が8日、同市寺戸町のJR向日町駅前でオレンジ色のリボンを配布し、虐待防止を訴えた。

 オレンジリボンは、児童虐待防止を目指す運動のシンボル。2004年に栃木県小山市で幼い兄弟が虐待の末に亡くなった事件を機に、地元の市民団体がリボンを広める活動を始めた。その後、NPO法人「児童虐待防止全国ネットワーク」(事務局・東京)が主体となり、全国的に運動を展開している。

 この日、向日町駅前でオレンジリボンを配ったのは、「ワンダーランド」の店主長谷川みゆきさんと3人のスタッフ。子ども向けの本を扱っていることで、「親子で良い関係と時間を持ってほしい」と昨年、全国ネットの支援団体となり、月間に合わせて連動した。

 リボンと、児童相談所の全国共通番号などが書かれた袋に入ったマスク計100セットを乗降客らに手渡し、「子どもの虐待をなくしていきましょう」と呼び掛けた。

【 2011年11月09日 09時18分 】

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向日で市民狂言、初舞台心待ち 童司さん指導で12日

2011-11-08 11:15:21 | 民 people
発表会を目前に控え、最後の練習にも熱がこもる狂言教室の生徒たち(向日市・向日神社石舞台) 向日市で、狂言師の茂山童司さんを講師に迎え、昨年秋から狂言を学んでいる市民らが12日、初めての発表会を向日神社裏手にある石舞台で催す。教室の生徒たちが初舞台を目前に控えて最後の練習に取り組み、緊張しながらも本番を心待ちにしている。

 この狂言教室は、毎年5月に「向日明神篝(かがり)狂言」を催している市民有志らの実行委が、より多くの人に狂言に親しんでもらおうと、昨年10月から始めた。茂山狂言会の故・茂山千之丞さんや童司さんらが篝狂言に出演してきた縁で、童司さんに講師を依頼し、快諾を得た。

 現在、向日市を中心に長岡京市や大津市、大阪府在住の7歳から70代までの男女8人が参加。向日神社茶所で月1回、童司さんから基本動作や発声法などの指導を受けてきた。年1回の発表会で成果を披露することを目標に練習を重ね、初舞台がいよいよ近づいた。

 12日は、主人に買い物を言いつけられた太郎冠者(かじゃ)が、足のしびれを言い訳に断るが、主人の巧みな言葉にたちまちうそがばれてしまう、「しびり」を2人1組で計4組が順に演じる。童司さんも駆けつけ演技を見守る。

 生徒たちは、最後の練習として自主的に集まり、石舞台の上で細かい所作などを入念に確認し合った。生徒の1人、永井三千代さん(65)=寺戸町=は「童司さんの忍耐強い指導で少しは上達したと思う。この1年の練習の成果を本番で出し切りたい」と意気込む。

 発表会は午後3時から。雨天時は神社剣道場で。一般の見学可。無料。教室参加など問い合わせは上田昌弘さんの携帯電話090(9627)8913へ。

【 2011年11月08日 10時21分 】

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医療的ケア実技で学ぶ 向日 障害者施設職員真剣に

2011-11-07 11:42:53 | 民 people
鼻や口に挿管してたんを吸引する医療的ケアの手順を学ぼうと、看護師による実演を見学する参加者(向日市・市福祉会館) 障害者を介護する人たちを対象に、たんの吸引や栄養注入といった「医療的ケア」を教える研修会が6日、京都府向日市寺戸町の市福祉会館であった。乙訓地域にある障害者通所施設の指導員ら30人が、人形を使って、看護師からチューブの扱い方や挿管方法を学んだ。

 介護職員による医療的ケアが来年度に法制化されるのを前に、基礎知識を学んでもらおうと乙訓圏域障害者自立支援協議会が企画した。小児科医でNPO法人「医療的ケアネット」の岩見美香理事を講師に招いた。

 参加者は前半で呼吸やそしゃく、のみ込みに関する障害の実情を講義で学んだ。後半は班に分かれ、看護師から実技を習った。「チューブに水を吸い込ませて内部を湿らせ、たんをスムーズに吸引できるようにしてください」「1回の吸引時間は10秒程度」と教わり、人形を使っての模範実技を見学した。

 参加者も人形の口や鼻、気管内へチューブを挿入し、たんの吸引や栄養剤の注入に挑戦した。初めての経験で慣れない手つきの人もいたが、障害者の健康維持に欠かせないケアとあって真剣に取り組み、熱心に質問していた。

【 2011年11月07日 09時08分 】

「医療的ケア」はじめの一歩
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剪画きれい!驚きの声 向日2小児童、魅力に触れ

2011-11-02 15:05:33 | 民 people
日本剪画協会会員(右端)が見せる剪画製作の道具に興味示す第2向陽小の児童=向日市文化資料館 向日市が国民文化祭で市の主催事業として開催中の「剪画(せんが)展」を1日、市内2小学校の児童が見学した。日本剪画協会の会員による説明も受けながら鑑賞し、魅力に触れた。

 市教委は、国文祭を機に日本の伝統文化の良さをあらためて知り、豊かな心をはぐくんでもらおうと、市内の全小中学校に見学を推奨。1~5日の間に、小学校は各校によって4年~6年生、中学校は1年生や美術部員が順次、見学する。

 この日は、向陽小と第2向陽小の各6年生合わせて190人余りが、主会場の同市寺戸町の市民会館と市文化資料館を相次ぎ訪れた。うち、日本剪画協会会員の作品132点を展示中の市文化資料館では、副会長で市内在住の大月透さんら会員数人が、制作方法を説明したり小中学生の会員の作品を講評した。

 児童たちは制作に使うペンのように細いカッターナイフを会員から見せられると、驚きの声を上げた。展示された作品を鑑賞し、筆で描いたような繊細なタッチに「すごい」「きれい」と見とれていた。

2011年11月02日 10時21分

谷根千百景―剪画で訪ねる下町ぶらり歩き
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70億人目の赤ちゃん、長岡京の女児に認定証

2011-11-01 13:34:23 | 民 people
中嶋院長から「70億人目の赤ちゃん」の認定証を受け取る中村彩乃ちゃんと母の恵理子さん(長岡京市今里・済生会京都府病院) 世界の人口が70億人を超えた31日、京都府長岡京市今里の済生会京都府病院でこの日生まれた女児に、病院から「70億人目の赤ちゃん」の認定証が渡された。祝福された両親は「元気な子どもに育てたい」と喜びをかみしめた。

 国連人口基金(UNFPA)東京事務所がこの日に生まれた赤ちゃん全員を「70億人目の赤ちゃんの一人」として認定していることにちなんで、同病院も認定証を出すことにした。

 同市開田の会社員中村達也さん(35)、主婦恵理子さん(34)夫妻の長女で彩乃(あやの)ちゃんは、同日午後1時8分に2338グラムで生まれた。

 彩乃ちゃんを抱いた中村さん夫妻は、中嶋俊彰院長から認定証を受け取り、駆けつけた長男の泰成ちゃん(2)、恵理子さんの母高田宏子さん(64)と喜びを分かち合った。

 達也さんは「70億人の一人というのは感慨深い。UNFPAにも認定証を申請したい。元気で活発に育ってほしい」と話し、恵理子さんは「70億人目に到達する陰でいくつもの生死があったことを思うと、授かった生命の尊さを感じる。生まれてきたことを感謝できる子になってほしい」と目を細めていた。

【 2011年11月01日 09時57分 】

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休館中も本貸します 向日市図書館、16日から改修

2011-10-29 12:29:26 | 民 people
空調設備改修のため、11月16日から来年4月まで長期休館する向日市立図書館 向日市立図書館(同市寺戸町)は11月16日から、空調設備改修のため来年4月上旬まで休館する。期間が長期にわたるため利用者を考慮し、工事前の今月1日から貸し出し点数を増やしたり期限を延ばすほか、工事中も一部の期間を除いて予約制で貸し出しを続ける。

 同図書館は1984年の開館から25年以上が経過。特に空調設備の老朽化が進み、猛暑となった昨年夏には、冷房が約2週間止まり利用者に影響が出た。こうした事態を受け、市がようやく全改修に乗り出すことにした。総事業費は約1億6000万円。

 改修工事では書架が密封され、貸し出しが困難となる。しかし、工事に入るまでに貸し出した本や新たに入荷した本は貸し出せるため、それらに限り予約制で貸し出しを続けることにした。同図書館は、貸し出し可能な本を約1万数千冊と見込んでいる。

 より多くの本やCDなどを工事の期間中も楽しんでもらえるようにと、11月1日から、貸し出しの点数を従来の1人10点から30点に増やし、期間も2週間から1カ月に延ばす。貸し出し予約の受け付け点数も現行の7点から、10点とする。

 工事がスタートする16日から12月5日まではいったん全業務を停止するが、12月6日からは予約による貸し出しを再開。隣接する文化資料館研修室で、返却された本のリスト閲覧や予約受け付け、貸し出しを行う。予約は電話でも可。

 このほか、定期的に開いている「おはなし会」などは、市民会館など他施設で不定期に行う。

 詳細は、向日市立図書館TEL(931)1181。

【 2011年10月29日 11時59分 】

未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告― (岩波新書)
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体育館の周辺きれいに シルバー会員が清掃奉仕

2011-10-19 11:39:17 | 民 people
植栽の根元まで丹念に清掃する向日市シルバー人材センターの会員(向日市森本町) 「シルバー人材センター事業普及月間」に合わせて、向日市シルバー人材センターの会員が17日朝、向日市森本町から鶏冠井町にかけての市民体育館や市民温水プール周辺でボランティア清掃活動を行った。

 府シルバー人材センター連合会は10月15日を「シルバーの日」として、前後にさまざまな啓発行事に取り組んでいる。

 さわやかな秋空が広がった午前9時、参加者約50人が体育館前に集まった。作業着と軍手姿でほうきを手に植栽の根元の枯れ葉をきびきびとした動作で取り除いたり、鎌で雑草を丹念に刈り取っていった。

 向日市シルバー人材センターには今年9月末現在で60歳以上の385人が登録。事業所や公的機関、家庭の委託・委任で除草や植木のせん定、駐輪場の管理業務などを担っている。

「職場体験学習」にすぐ役立つ本〈2〉福祉の職場―介護施設/シルバー人材センター/福祉施設
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認可目指し、フェス開催 長岡京の共同保育所

2011-10-18 11:09:43 | 民 people
 認可保育所を目指す京都府長岡京市一文橋のひまわり共同保育所が16日、支援の輪を広げるための「秋のフェスティバル」を近くの野添公園で開いた。物品販売や模擬店があり、近隣住民でにぎわった。

 同保育所は1974年に開設され、認可保育所に空きがなかったり、母親が出産後すぐに働くなどの事情がある家庭から子どもを受け入れてきた。認可外で国の補助金を得られないため運営は厳しく、認可を得るための用地取得などを目指して資金を集めている。

 会場では、保護者や地域住民から提供を受けた衣服や玩具、書籍を販売したほか、カレーライスや焼きそばなどの料理も提供し、来場者に支援を求めた。

 保護者で実行委員長の古川美和さん(36)=長岡京市粟生=は「地域に根ざした保育所を守るためにも支援をお願いしたい」と話した。

京都新聞

誰も教えてくれない「保育所」ビジネスの始め方・儲け方―認可外保育施設の指導監督基準を掲載!
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長岡京の住民訴訟、原告が市と和解 京都

2011-10-17 11:56:55 | 民 people
 乙訓環境衛生組合(大山崎町下植野)が管理する廃棄物処理施設をめぐり、長岡京市が廃棄物処理業者に対して行った手数料減免措置は違法として、住民らが市と同組合に計約1億円の損害賠償などを求めた住民訴訟は13日、京都地裁で和解した。原告側によると、市は条例などの改正に向けた検討を速やかに行い、同組合は乙訓市町会が1月に行った減額措置廃止に関する協議結果を尊重することなどで合意した。

MSN産経

住民訴訟の上手な活用法―監査請求から訴訟までの理論と実務 (実務法律学全集)
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民事法研究会

新公園、住民が計画案づくり 大山崎、第二外環高架下

2011-10-14 15:23:23 | 民 people
第二外環高架下の公園整備予定地を視察する町民(大山崎町円明寺) 京都第二外環状道路の高架下に大山崎町が整備を予定する新公園の青写真を描こうと、町民が計画案づくりを進めている。主婦や教員、自然保護団体や体育振興団体の会員など多彩な20人が参加し、「スポーツ広場に」「古戦場の碑を」などアイデアが上がっている。

 新公園の予定地は、同町円明寺松田にある大山崎中の隣。第二外環高架下の約200メートル、幅約60メートルの範囲内に造られる。町は参考として▽展示を伴う「歴史広場」やフットサルコートを設けたA案▽噴水や多目的広場、テニスの壁打ち場のあるB案▽竹林浴ができるよう竹やぶで囲み、テニスコートを併設したC案-を示している。

 住民が参加する意見交換会を初めて企画し、8月から来年1月まで計5回の予定で実施中だ。町は住民がまとめた案を踏まえ、来年度中に整備計画を定める。

 今月1日は現地見学に続き、町立中央公民館で要望を出し合った。「子どもが遊べる場所に」「いろんなスポーツができる広場に」「現地に生息するヒメボタルを大切にして」「山崎合戦の古戦場と分かるモニュメントがほしい」など幅広い意見が出た。教員からは「樹木が多いと見通しが悪くなるのでは」「夜に暴走族のたまり場にならないように、きちんと管理すべき」との声もあった。

 6月に予定地近くに引っ越してきた主婦惠濃梨恵さん(31)は子連れで参加し、「ずっと住む町なので、みんなで良い公園をつくりたい。エコな雰囲気になるといいですね」と話した。

【 2011年10月14日 11時48分 】京都新聞

高架下建築
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洋泉社

がん患者サロンを開設 長岡京の済生会京都府病院

2011-10-07 11:58:34 | 民 people
がん患者や家族の交流サロンとして整備された一室(長岡京市・済生会京都府病院) 京都府長岡京市今里の済生会京都府病院が、府の「がん診療推進病院」の指定を受け、がん治療や患者の相談支援センターなどの組織体制整備を進めている。患者や家族が交流するサロンのオープニングセレモニーを15日に開く。

 がん診療推進病院は、京都大医学部付属病院や京都府立医大付属病院など府内の「拠点病院」と連携し、地域の患者への治療や情報提供にあたる。専門的なスタッフを抱え、手術や緩和ケアなどの標準的治療が提供できることや、150床以上の病院で年間400人以上のがん入院患者がいるなどの要件があり、府が今年3月、条例に基づき、済生会京都府病院を乙訓地域で唯一のがん診療推進病院に指定した。

 指定を受け、年間1000人を超すがん患者の入院がある同病院は、放射線治療器の導入や抗がん剤治療室の拡充、緩和ケア外来の開設、院内がん患者の登録などの取り組みを推進。一方で、がん患者の治療や生活の相談に医師や看護師らが対応するがん相談支援センターを新設した。

 また、患者や家族が、体験や悩みを語り合ったり、情報交換や学習会などのサロン活動ができる場所を開設。「がん患者サロン なでしこ」と名付けられた一室は、机やソファ、がん関係の本などを用意し、月2回無料開放し、他の医療機関の患者も利用できるようにした。

 サロンは、患者が自主的に集い、運営してもらえるよう期待しており、同病院がん診療センターの矢部正治部長は「がん治療には時間がかかり、患者だけでなく家族も悩みを共有できる場が必要。地域の人に広く利用してほしい」とし、「いろいろな希望を聞きながら、互いに応答しあい、治療を充実したものにしていければ」と話す。

 サロンの存在を広く知ってもらおうと、15日午後2時半から、同病院1階ロビーでセレモニーを開く。NPO法人「京都がん医療を考える会」の佐藤好威理事長や会員が、府内のがん患者サロンの現状を紹介する。同病院の医師のピアノコンサートもある。無料。問い合わせは同病院がん相談支援センターTEL(955)0111。

【 2011年10月07日 11時38分 】

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茨木の少年院脱走:建造物損壊容疑で少年を最終送検 /大阪

2011-10-05 11:41:23 | 民 people
 茨木署は3日、茨木市の中等少年院「浪速少年院」から脱走し、建造物損壊容疑で先月23日に逮捕された住所不定、無職の少年(18)を同容疑で大阪地検に最終送致した。

 送検容疑は今年8月13日未明、同少年院の個室の窓にはめられた鉄格子の鉄棒1本を切断した、とされる。

 同署によると、少年は、少年院内での実習で使っていた電動のこぎりの刃を個室に持ち込み、約1週間かけて鉄棒を切った。その後、見回り職員の目を盗んで個室から脱出し、毛布を有刺鉄線に引っかけてへいを乗り越えるなどして逃走に成功した。同署が逃走経路などを詳しく調べたが、逃走中には別の犯罪は犯していないとみられるという。【高橋隆輔】

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「万引、見張り役も犯罪」 大山崎小で非行防止教室

2011-10-05 11:29:54 | 民 people
イラストを見せながら、善悪を判断するポイントを児童に教えるスクールサポーター(大山崎町・大山崎小) 小学生を対象にした「非行防止教室」が4日、京都府大山崎町円明寺の大山崎小で開かれた。倫理観をはぐくんで犯罪の芽を摘もうと、府警OBが「人を殴ったり万引をするのは犯罪。多くの人に迷惑を掛ける」と語りかけた。

 近年、盗難など刑法犯少年の低年齢化が進んでいるため、府警は改善策として府内各地で非行防止教室の開催に力を入れている。

 この日は「スクールサポーター」を務める向日町署の嘱託職員2人が4年児童81人の先生役となった。3択クイズを交えたりイラストを示しながら、「言葉による暴力もある」「いじめを見つけたら、先生やおうちの人に相談しよう」と伝えた。

 「2人で万引した場合、見張り役も同じ罪になる」「心にブレーキをかけ、正しい行動ができる勇気を持とう」との呼びかけを、児童は真剣な表情で聞いた。

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