火災警報器設置して 京都ハンナリーズ選手がPR

2011-03-12 11:55:49 | 災 disaster
乙訓消防組合は、3月を「住宅用火災警報器設置促進強化月間」と独自に設定し、2市1町で広報活動を展開している。10日には、京都府向日市寺戸町の商業施設前で、プロバスケットボール・bjリーグ「京都ハンナリーズ」の選手の協力も得て、警報器設置を買い物客らに呼び掛けた。

 住宅用火災警報器の設置が義務化される6月1日まで残り3カ月を切った。2市1町の推計普及率は昨年12月1日現在、63・0%で府平均(75・6%)や全国平均(63・6%)を依然下回っており、同組合は普及を急ごうと、3月を「強化月間」とした。

 期間中、車の巡回や街頭活動で呼び掛けを行うほか、乙訓地域のJRと阪急の計五つの駅の構内にある電光掲示板や、阪急の路線バス内でのポスター掲示を通じて設置を促す。さらに、設置対象となっている約100棟の共同住宅で予防査察を実施し、一般住宅へも戸別訪問して理解を求める。

 この日は、週末に向日市で公式戦を控える京都ハンナリーズの3選手とチームのマスコットの「はんニャリン」が街頭活動に協力。消防組合の職員とともに、チラシ入りティッシュ500個を配り、選手に気づいた買い物客らが次々に受け取っていた。


震災の体験生々しく 向日で神戸の教諭語る

2011-01-16 16:12:15 | 災 disaster
阪神・淡路大震災から17日で16年となるのを前に、「命を考える」と題した催しが15日、京都府向日市寺戸町の旧家「富永屋」で開かれた。震災経験者が当時の体験を語ったほか、人のきずなをテーマにした浪曲も披露された。
 震災では向日市在住の男性が、大山崎町のダイハツ工業京都工場で勤務中に亡くなった。催しは命やきずなの大切さを考えようと、住民団体「弟国・向日学びの場実行委員会」が企画した。
 体験者として招かれた神戸市東灘区の高校教諭三宅桂司さん(51)は「震災の朝、出勤途中に頭から血を流した被災者を見て、車で病院へ搬送した。遺体安置所となった勤務先の高校で、ひつぎを50個作り、皿に校庭の砂を入れて線香を立てた」と振り返った。
 さらに「厳しい現実の中、寝る時はみんなで『ええ夢見ような』と言って布団にもぐった。発生4日目に電気が復旧すると、被災者から歓声が上がった」と回想。最後は「困った時に互いに助け合う気持ちが大事」と締めくくった。
 催しではこのほか、浪曲師の春野恵子さんが「両国夫婦花火」を披露。人のきずなの大切さを主題とする浪曲を、情感豊かに演じた。会場には被災直後の神戸市内の写真も展示され、訪れた市民らは熱心に聞き入った。


大地震備え訓練 京都府や南部の市町

2011-01-08 13:30:13 | 災 disaster
阪神・淡路大震災が起きた1月17日を前に、京都府と府内五つの下水道浄化センター、流域の市町などが7日、下水処理施設の地震被害を想定した防災訓練を行った。

 大規模地震に備え、職員の実務習熟や関係市町との連携を図り、府民の防災意識を喚起しようと、2年前から取り組んでいる。

 訓練は、府南部を中心に震度7の地震が発生し、浄化センターと幹線の下水管が被災したとの想定で実施。桂川右岸流域の京都市と乙訓2市1町、さらに木津川の関連市町として今年初めて山城地域の5市2町も加わり、職員や維持管理を委託されている企業の社員ら計約180人が参加した。

 長岡京市神足のJR長岡京駅前では、府と長岡京市が合同で現地訓練を行った。道路の陥没に伴い、地下の幹線下水管内に大量の土砂が流入したとの想定で、8人が対応に当たった。午前10時半、現場に到着した職員らは、まずマンホール内の酸素濃度をチェック。送風機で風を入れ低酸素状態を解消し、中を点検確認した。その後、携帯電話を通した地理情報システムなどを活用し、各関係機関に被害状況を送信した。


インド人学生自殺 ズボン脱がされ、あだ名は「ビンラディン」

2010-12-27 11:41:50 | 災 disaster
追手門学院大学(大阪府茨木市)に通っていた在日インド人の男子学生=当時(20)=が大学でいじめを受け続けたとする遺書を残して自殺した問題で、男子学生が複数の学生から人前でズボンを脱がされたり、イスラム過激派テロリスト「ビンラディン」とのあだ名で呼ばれるなどの嫌がらせを受けていたことが26日、分かった。男子学生の親友が証言した。大学側はこれまでいじめの事実を強く否定してきたが、男子学生が、こうした嫌がらせをいじめと受け止め、自殺を図った疑いが強まった。

コンビニエンスストア駐車場から国道に進入した車と、オートバイが衝突した

2010-12-27 11:37:33 | 災 disaster
車と衝突、バイクの父子が死傷 大阪 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

26日午前10時10分ごろ、茨木市豊川の国道171号で、乗用車とオートバイが衝突。オートバイを運転していた同市山手台の職業不詳、村上利高さん(44)が全身を強く打ちまもなく死亡、同乗の息子(7)も右足に軽傷を負った。

 茨木署は、自動車運転過失傷害の疑いで、車を運転していた高槻市松川町の会社員、斎二一馬容疑者(20)を現行犯逮捕、容疑を同致死に切り替えて捜査する方針。同署によると、コンビニエンスストア駐車場から国道に進入した車と、オートバイが衝突したという。

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竹細工工房全焼、車3台も焼く 京都・西京

2010-12-26 12:03:48 | 災 disaster
25日午前0時ごろ、京都市西京区大枝西長町の竹細工工房「長岡銘竹」=三島一郎さん(59)経営=の作業場から出火。鉄骨平屋建て約210平方メートルを全焼し、付近に駐車していた車3台を焼いた。けが人はなかった。

 西京署によると、三島さんが建物内で就寝中で、火事に気づいて119番し、外へ逃げて無事だった。同署は出火原因を詳しく調べている。

記事一覧 バイク男性逆走、車に衝突死 西京の縦貫道

2010-12-19 22:41:42 | 災 disaster
18日午後9時半ごろ、京都市西京区大枝沓掛町の京都縦貫自動車道下り線で、逆走してきたバイクが乗用車や軽乗用車計3台と次々に衝突し、バイクを運転していた男性が全身を強く打って死亡した。

 西京署によると、バイクは亀岡市の篠インター(IC)を逆方向に通過したという。同署は詳しい進入経路を調べている。免許証から死亡したのは伏見区の男性(64)とみて、確認を急いでいる。

 下り線は19日午前0時20分まで沓掛-篠IC間が通行止めになった。西京署の説明では、自動車道はバイクは進入禁止。現場は沓掛ICから約700メートル。

長岡京の民家火災で通報、小学生2人に感謝状

2010-11-21 14:47:39 | 災 disaster
長岡京の民家火災で通報、小学生2人に感謝状 : 京都新聞

長岡京市内で5日夜にあった民家火災を早期に発見し、通報したとして、向日町署は20日、地元の小学生2人に感謝状を贈った。同署で贈呈式が行われ、2人は緊張した表情で感謝状と記念品のメダルを受け取った。

 長岡第五小6年の江口弘尚(ひろたか)君(11)と木下エリック君(11)。2人は5日午後7時ごろ、帰宅途中に同市奥海印寺南垣外の2階建てアパートの1階から白煙が出ているのを発見した。「火事です」という住宅用火災警報器の音声も聞こえたため、木下君が携帯電話で110番通報。江口君が火事の様子や場所を伝えた。

 奥田友之署長は感謝状を手渡し、「けが人が出たら大変なことになっていた。通報は本当に助かった」と話した。江口君は「場所をうまく説明するのが難しかった」、木下君は「火事を見てすぐに電話しようと思った」と振り返った。

 長岡京消防署も12月1日に、長岡第五小で2人に感謝状を贈呈する。

【 2010年11月21日 09時57分 】京都新聞

初期消火など確認 向日で合同防災訓練

2010-11-10 20:09:00 | 災 disaster
秋の全国火災予防運動初日の9日、向日市上植野町の府乙訓総合庁舎で、乙訓消防組合との合同による防災訓練が行われた。庁舎の職員でつくる自衛消防隊が初期消火の訓練に臨んだほか、消防組合が逃げ遅れた人の救出や放水活動などに取り組んだ。

 訓練は総合庁舎4階の湯沸かし室から出火し、屋上に1人と1階に5人が取り残され救出を待っているとの想定。庁舎職員と消防組合員計約100人が参加した。

 午前9時半に庁舎の火災報知器が鳴ると、職員が外へ避難し、自衛消防隊員が水消火器でオイルパン上の火を消した。消防組合の救助隊員が屋上にいる女性職員をはしご車で救出後、地上やはしご車から庁舎に向かって一斉に放水した。

 乙訓消防組合の清原善次消防長は講評で「火災がいつ起きるかもしれないとの危機意識を常に持ち、万が一の時には来庁者の安全を第一に考え行動を」と話した。

 同運動は15日までで、期間中、乙訓でも各地で訓練や講習、街頭啓発が展開される。

【 2010年11月10日 13時01分 】京都新聞


淀川女性遺体事件、遺棄当日ポリ袋購入か

2010-10-29 19:40:59 | 災 disaster
大阪府高槻市の淀川堤防で宇野津由子さん(当時36歳)の遺体が見つかった事件で、府警が、死体遺棄容疑で逮捕された無職佐々木一幸容疑者(42)の車から、遺棄当日にポリ袋を購入したことを示すレシートを発見、押収していたことがわかった。

 鑑定の結果、このポリ袋は、津由子さんの遺体が入れられていたものと同じ種類と判明。佐々木容疑者は否認しているが、府警は容疑を裏付ける証拠の一つとみている。

 捜査関係者によると、レシートは4月28日午前、大阪市東淀川区のホームセンターで発行され、容量90リットルの黒いポリ袋10枚の購入記録が記載されていた。

 店の防犯カメラには、この時間帯に佐々木容疑者が1人で来店し、ポリ袋を購入する様子が映っていたという。

最終更新:10月29日(金)15時25分

死体遺棄容疑で養父の妻ら再逮捕 大阪の女性袋詰め遺体

2010-10-28 21:36:01 | 災 disaster
大阪府高槻市の淀川堤防で4月、ポリ袋に詰められた同府豊能町の宇野津由子さん=当時(36)=の遺体が見つかった事件で、高槻署捜査本部は28日、死体遺棄容疑で宇野さんの養父の妻で無職宇野ひとみ容疑者(36)=同府大阪狭山市東茱萸木=ら3人を再逮捕した。

 事件では津由子さんが養父と養子縁組した直後の2月に約2千万円の保険金が掛けられ、遺体から睡眠導入剤の成分が検出された。捜査本部は別の場所で殺害後、車で運ばれ遺棄されたとみて殺害の経緯についても調べる。

 捜査本部によると、ほかの2人は同府豊中市の無職佐々木一幸容疑者(42)と高槻市の元トラック運転手入江誠容疑者(36)。5月に自殺した養父=当時(39)=も被疑者死亡で書類送検する。

 3人の逮捕容疑は4月28日午後11時40分ごろ、高槻市東上牧の淀川堤防ののり面に、ポリ袋に詰めた津由子さんの遺体を遺棄した疑い。死因は頸部圧迫による窒息死だった。

2010/10/28 15:52 【共同通信】

獣害被害をネットで防げ 長岡京と農家組合ら連携

2010-09-29 15:52:05 | 災 disaster
イノシシやシカによる農作物の被害対策で、京都府長岡京市や地元農家組合などが、西山山中の畑や田んぼに野生生物除けのネットを張り巡らしている。収穫期に備え、被害を最小限に食い止めようと、連携して対応に当たる。

 温暖化による積雪量の減少や生息環境の変化、狩猟者が減ったことなどが要因となり、全国的にイノシシやシカが増えている。農作物を食い荒らしたりする農林業被害は、西山や天王山周辺では2004年度5200万円だったのが08年度には1億4千万円に増えた。

 各農家が畑に電気柵を設置して自衛策を進めてきたが、長岡京市は昨年度、浄土谷と金ケ原の2地区で農家組合と連携し、イノシシとシカの両方に対応する広範囲の防除ネット設置に着手。本年度も事業を継続し、ネットの補修や設置エリアの拡大を進めている。

 浄土谷地区では8月末から新たに3カ所でネットを設置。収穫の秋に向け、地元農家やJA、府や市の職員が山中を歩き、サツマイモや大豆、小豆などを栽培している畑や田んぼの周辺に、高さ2メートルほどの支柱を立て、ビニールと金属素材の防除ネットを張る作業に取り組んだ。

 市農政課によると、広域的なネットの設置によって昨年来、一定の防除効果が出ているという。ただ、支柱のすき間やネットの下などを狙って田畑に侵入するケースもあり、見回りや補強など各農家の自主的な取り組みが不可欠だ。市は「地元農家の要望や協力があれば、ほかの地域でもネットを設置していきたい」としている。

【 2010年09月29日 10時56分 】 京都新聞


保険金詐欺容疑で養母ら逮捕 女性遺棄事件の関連も捜査

2010-09-14 17:10:16 | 災 disaster
大阪府高槻市の淀川堤防で4月、ポリ袋に詰められ遺体で見つかった同府豊能町の宇野津由子さん=当時(36)=の養母(35)=同府大阪狭山市=が、交通事故を装った保険金目的の事件に関与した疑いが強まり、府警捜査1課は14日、詐欺の疑いで養母ら3人を逮捕した。

 同課によると、既に養母の知人の男(42)=同府豊中市=ら5人が別の保険金詐欺事件で起訴されており、うち元トラック運転手の男(36)とその妻でパートの女(44)=いずれも同府高槻市=を14日、再逮捕した。

 同課などによると、宇野さんには計約2千万円の保険が掛けられていることが既に判明。詐欺容疑で逮捕された計8人が絡む不自然な交通事故が2004年以降、約20件起きている。

 同じ保険金に絡む事件であることなどから、同課は交通事故を装った保険金詐欺事件と宇野さんの事件の間につながりがある可能性もあるとみて、慎重に調べている。
2010/09/14 16:10 【共同通信】

小3女児自殺?タオルで首つった状態で死亡 大阪・高槻

2010-08-19 05:20:30 | 災 disaster
大阪府高槻市の府営住宅で17日午後6時20分ごろ、市立小学校3年の女児(8)がベランダの物干しざお(高さ約1.8メートル)に巻き付けたタオルで首をつった状態で死亡しているのを、母親(27)が見つけ、父親(29)が110番通報した。大阪府警は自殺とみて動機などを調べている。

 高槻署によると、司法解剖の結果、死亡推定時刻は17日午後3時ごろ。遺体に外傷はなく、死因は窒息死。女児は黒いワンピース姿の裸足で、足元に高さ約40センチの折りたたみイスが置かれ、踏み台にしたとみられるという。遺書は見つかっていない。17日朝、母親がきょうだい2人を保育園に預けて出勤した後、女児は留守番をしていたという。

 高槻市教委によると、女児は今年1月、京都府向日市から転校。翌2月、女児の教科書やドリルなど計12冊に女児の名前と「しね」の文字が書かれていたと、母親から学校に連絡があった。女児は8日間学校を休んだが、その後はほとんど休まず登校。休み時間には仲の良い数人と折り紙で遊ぶなどしていた。小学校の校長は「クラスのすべての子どもについて筆跡を調べたが、だれが書いたか特定できなかった。(落書きと死亡に)関連があるとは思っていない。命を落としたことがかわいそうでならない」と述べた。

 文部科学省によると、小学生の自殺は1984~86年に3年連続で10人を超えた。98年以降は5人以下で推移し、2008年は調査を始めた77年以降で初めて0人だった。