有馬温泉で車転落、宿泊予定の女性2人死亡

2011-06-01 00:45:27 | 災 disaster
31日午後3時5分頃、神戸市北区有馬町の有馬温泉にあるホテルの駐車場で、男性が「車が川に転落している」と110番。

 兵庫県警有馬署員が、約20メートル下の六甲川(水深約0・7メートル)で乗用車がひっくり返っているのを見つけた。車内にいた女性2人は間もなく、死亡が確認された。

 発表によると、大阪府吹田市の無職土器ミサヲさん(78)と同府高槻市の無職安藤富美さん(79)。土器さんが運転席、安藤さんが後部座席にいた。2人は友人で、この日からこのホテルに宿泊する予定だったという。

 現場は、駐車場南側の鉄製フェンス(高さ約1・5メートル)がなぎ倒されており、車が駐車場の車止めを乗り越えて転落したらしい。付近にブレーキ痕はなく、同署は運転ミスの可能性があるとみて調べている。

(2011年5月31日18時34分 読売新聞)

おそらくアクセルとブレーキの踏み間違いでしょう
後ろ向き運転の場合足の踏み位置がずれやすいことが報告されています。
アクセル・ブレーキ両方共「踏む」操作であることが間違いを起こす元凶となっています。これを改善できるペダルが開発されています。

ナルセペダル

吹田の避難者に家電をプレゼント

2011-05-30 11:51:16 | 災 disaster
吹田市は、市内3カ所の市営住宅で避難生活を送る東日本大震災の被災者に、市民や企業から寄せられたテレビ、エアコン、除湿器などの電化製品を贈った。

 市によると、市内には少なくとも21世帯49人が身を寄せ、うち10世帯が市営住宅で暮らしている。うち5世帯で電化製品が不足していたため、市は電化製品の無償提供を申し出ていた市民や企業から製品を引き取り、20日に届けた。

 佐藤加奈子さん(34)と長女寧々ちゃん(1)=写真=は、吹田市が市営住宅を提供していることをインターネットで知り、今月2日に入居した。宮城県石巻市の自宅は津波で押し流されて全壊。3階に避難して助かったが、同居していた両親は行方不明のままという。夫は仕事があるため現地に残っている。

 大阪での慣れない暮らしは「被災した時のつらさを思うとたいしたことはないです」と話す佐藤さんだが、夏を控え寧々ちゃんの熱中症が心配だったという。エアコンから噴き出す涼しい風に「これで安心。ありがたいです」と笑顔を見せた。

震災被災者の心理相談実施 梅花女子大

2011-05-29 11:42:33 | 災 disaster
梅花女子大(茨木市)は、東日本大震災の被災者を対象にした心理相談を受け付けている。臨床心理士の資格を持つ教員や大学院生らが1年間無料でカウンセリングや心理療法を行う。

 震災による一時避難者への心のケアを目的に同大学が企画。豊中市と茨木市に設置している大学の付属施設「心理・教育相談センター」で応じる。

 個々の相談内容や状況によって様々な心理療法を行うが、茨木市のセンターは中学生以下の子どもとその保護者に絞り、親子間の問題などを扱う。無料期間は、最初に来所した時から1年間。相談時間は、豊中市が午前10時~午後6時、茨木市が午前11時~午後6時。

 同大学は「見知らぬ土地で不安を抱えて過ごしている被災者の方々の力になれば」としている。問い合わせは茨木市のセンター(072・643・9071)。
(2011年5月29日 読売新聞)

相談活動に生かせる15の心理技法
クリエーター情報なし
ほんの森出版

セアカゴケグモにかまれ病院搬送・吹田市

2011-05-26 12:32:50 | 災 disaster
吹田市は24日、同市原町4丁目の府立吹田高校で、同高に通う生徒の保護者の女性(43)が毒グモのセアカゴケグモにかまれたと発表した。吹田保健所職員が現場近くで成虫3匹を見つけ、駆除した。女性は病院に搬送されたが治療の必要はなく、自宅に戻った。

 市によると、女性は午後3時10分ごろ、プランターの花の植え替えをしていて右手の人さし指をかまれた。

 セアカゴケグモの被害は、4月に泉南市で女性(30)がかまれたのに続き今年2例目。

図解 猛毒動物マニュアル―サソリ、毒グモからフグ、コブラまで
クリエーター情報なし
同文書院

息長い支援態勢大切 乙訓の2開業医が震災救護活動

2011-04-19 13:20:18 | 災 disaster
東日本大震災を受け、乙訓地域からも府医師会による救護派遣隊の一員として、開業医2人が被災地の支援に赴いた。避難生活の長期化を見据え、「息の長い支援や態勢の構築が大切」と強調する。

 京都府向日市上植野町で診療所を経営する鈴木博雄医師(52)は第1陣で仙台市と名取市(宮城県)へ向かい、3月15、16日に遺体の検視を担った。津波で自宅から遠く離れて見つかった犠牲者が多く、身元の確認につながる特徴を丁寧に探した。

 同行した医師4人のうち開業医は鈴木さんだけで、診療所を3日間休診して参加した。「自分が被害に遭った気持ちで現地に向かった」と話す。

 地震から1カ月余りがたち、「避難生活が長引く中、被災者の体調管理こそ開業医が貢献できる支援」と話すが、長期の休診は難しい。「普段の患者をほかの診療所で見てもらえるよう地域で連携できれば、支援に出掛けやすくなる」と指摘する。

 大山崎町円明寺で開業する梅山信医師(45)は第4陣で3月25~27日に福島県いわき市の避難所を巡り、風邪や胃腸炎、高血圧を患う被災者を診察した。福島第1原発から50キロ圏内で記者やボランティアの姿はなかった。「現地の放射線は裸で3日間グラウンドにいても胸部のエックス線撮影の1枚分でしかない量。地元以外の人がいないのは風評の影響だろう」とみる。

 年配の被災者は「原発のおかげで息子も孫も仕事を得て地元にいてくれる。でもこんなに恐ろしいものとは思わなかった」と語り、住民の抱えるジレンマを感じたという。

 被災地の医療ニーズは刻々と変わる。梅山医師は「私たちに大切なのは、月日がたっても被災者の苦悩を忘れないこと。生活再建の基礎となる義援金も一層必要になってくる」と話す。

【 2011年04月19日 11時11分 】

落ち着かぬ日々いつまで 栃木から避難の主婦

2011-04-18 14:27:24 | 災 disaster
東日本大震災に伴う福島第1原発事故で放射能への不安を強めた栃木県の主婦が、乳幼児2人とともに実家のある大山崎町へ避難している。自宅は原発から100キロ余り離れているが、「子どもにどんな影響があるか分からない」と避難を決めた。

 宇都宮市の二木泰子さん(31)。地震で自宅の壁にひびが入った。揺れの後、長女の友里ちゃん(3)は家に入りたがらず、わずかの揺れにもおびえ、夜泣きが続いた。長男宏斗ちゃんは2月に生まれたばかりだ。

 宇都宮では住民がスーパーに買いだめに走るなど、パニック状態も見られた。停電の影響で原発事故の情報も得にくく、「無駄足になってもいいから安心できる場所へ逃げたい」と3月13日、家族4人で大山崎町大山崎の実家に避難した。友達と遊びたいという友里ちゃんのため、町内で一時保育を利用している。

 夫は仕事と自宅の片づけのため3月末に大山崎を離れたが、自身と子ども2人の帰宅時期は決めていない。二木さんは「夫婦だけならすぐ帰るが、放射能の問題は何十年も続く。子どもの健康を考えると心配」と語る。

 自宅の修理には半年かかるという。府内滞在の長期化に備え、現在は仕事や住まいを探している。「官房長官は『健康にただちに影響はない』と記者会見で繰り返すけれど、将来にわたってどれだけの影響があるのか、政府もメディアもきちんと伝えてほしい」と話している。

2011年04月16日 13時08分

あと少しの支援があれば 東日本大震災 障がい者の被災と避難の記録
中村 雅彦
ジアース教育新社

バキューム車を無償提供 長岡京市、府内で初

2011-04-14 12:20:30 | 災 disaster
長岡京市は、東日本大震災の被災地でのし尿収集に活用してもらおうと、市のバキューム車1台を現地に無償提供する。13日、し尿収集活動に協力している府環境整備事業協同組合に車両を引き渡した。行政が所有するバキューム車の被災地への無償提供は府内で初めて。

 市は、常時使用している2台のほか、予備1台のバキューム車を所有している。被災地では、津波でバキューム車が流され、し尿収集に大きな影響が出ている。府の協力要請を受け、府内の20業者でつくる府環境整備事業協同組合を通じて、予備の車両を現地の組合に提供することにした。

 岩手県にバキューム車15台と作業員を派遣して支援活動を展開してきた府環境整備事業協同組合の大西明理事長が13日、市役所を訪れた。全国の組合から処理業者が集まり、震災で被害を受けた処理場からし尿をほかの処理場に移したり、一般家庭からのくみ取りなどに協力している現状を小田豊市長らに報告した。

 バキューム車は、市の名前が入ったまま車両の整備や登録変更などが行われ、車体に「がんばろう東北」と文字が付け加えられた。庁舎前での引き渡し式で、大西理事長は「大切に使いたい。地元の業者も喜ぶ」と話した。

 また、市は13日から28日まで、岩手県で給水活動を行うことにしており、上下水道部職員計12人を交代で順次派遣する。一方、市役所分庁舎に設けている東日本大震災の義援金の受付窓口の業務は、9月末まで延長する。

【 2011年04月14日 11時03分 】


号令受け、動作てきぱき 向日で消防団員訓練

2011-04-11 12:57:50 | 災 disaster
向日市消防団主催の「消防団幹部・初級団員等訓練」が10日、京都府向日市寺戸町の第6向陽小であった。団員約60人が参加し、号令を受けての機敏な動きや、火災を想定した放水の訓練に励んだ。

 分団長が交代する年度初めに基本を徹底して出動に備えようと、毎年実施している。前半は消防団幹部や入団間もない団員を対象に「気をつけ」「右向け右」といった号令を大きな声で発したり、号令を受けてきびきびと動く練習をした。

 後半の放水訓練は各分団ごとに実施。グラウンドに設けた水槽から取水し、手や台車でホースを伸ばした。指揮担当者から「放水始め」の声が掛かると、赤いコーンを置いた築山や、延焼場所に想定したタイヤの山に向け、勢いよく水を放った。団員は素早い動きとスムーズな連携を意識しながら、訓練に取り組んでいた。

【 2011年04月11日 11時41分 】

不用家電集め、避難者宅に提供 吹田市と関西大 2011年4月4日

2011-04-04 11:47:14 | 災 disaster
「自分が被災者で、避難してきたと考えたら、家具や家電は絶対に必要」と、企画した関大院外研究生の飯坂拓也さん(22)。もともとは、4年後に取り壊される市営住宅の空き室を使用したボランティア活動について昨年8月から市と協議を重ねてきたメンバーの一人だったが、地震の発生により、市営住宅は被災者の受け入れに使われることになり、学生が入れ替わるこの季節に出る不用の家電製品を収集することにした。
避難してきた被災者にテレビなど家電を渡す飯坂さん(右から2人目)ら学生

 市の担当者が入居者に希望を聞き、飯坂さんら学生が集めた。飯坂さんは、就職のために名古屋へ引っ越すサークルの先輩からテレビと洗濯機を譲り受けると、一般市民から提供があった冷蔵庫とともに早速、仙台市宮城野区から避難してきた女性(41)宅へ届けた。

 女性は被災後、持病の薬を入れたリュックサック一つで山形、東京と経由して先月20日頃に友人を頼って大阪に着いた。学生からの提供に「本当にありがたい」と感謝の言葉を繰り返した。女性は「(粉じん対策の)マスクをしなくていいし、水も電気もガスも使える。落ち着きました」と話す一方で、今後について「家がぐちゃぐちゃでどうしていいかわからない。よく考えたい」と不安を募らせた。

 現在、市では市営住宅に4世帯の入居が決まり、民間からの提供も含めて今後も避難者の入居が続く。「物資がないつらさをひしひしと感じた。今後も学内、学外に呼び掛けたい」と飯坂さん。また、「物を渡すだけではなく、今後も被災者とのコミュニケーションを取っていきたい」と、心の支援にも意欲的だった。

 家電の提供などの問い合わせは、電話06(6384)1923、吹田市住宅政策課まで。

 「下宿を出るとき使わなくなった家電製品を提供して」-。日本有数の“大学のある街”である吹田市で、市営住宅に入居した東日本大震災の被災者に使ってもらおうと、同市と関西大(同市)が学生らが使わなくなった冷蔵庫や洗濯機などを収集する取り組みを始めた。同市は同大学を含む4大学があり、学生総数は約4万8千人。今回の取り組みも地域財産である学生が中心となっている。

支援物資の受け付け開始 府と乙訓2市1町

2011-03-29 11:44:04 | 災 disaster
京都府は28日から、東日本大震災の被災地に送る支援物資の受け付けを、向日市寺戸町の京都向日町競輪場内の選手管理センターで始めた。

 府などが参加する関西広域連合は震災を受けた緊急会議で、特に被害が大きかった東北3県の支援を分担することを決め、府は福島県の担当になった。同県の災害対策本部の要請を受け、この日から期間限定で物資を府民から募ることにした。

 受け付けるのは、魚や肉系の小型缶詰▽湯を注ぐだけのスープやみそ汁▽クッキーやゼリーなど栄養食品▽トマトか野菜の缶ジュース。箱単位が原則で賞味期限が1カ月以上あるものに限る。

 この日は、府の災害支援対策本部の物資等支援班の職員6人が同センターで待機。初日でまだ十分周知されていないこともあってか訪れる人の姿はまばらだったが、それでも、親子や主婦らが「少しでも役に立てれば」と缶詰や缶ジュースなどを持ち込んでいた。計17件を受け付け、缶詰46個、スープ類137食、缶ジュース549本が集まった。

 府の取り組みを受け、乙訓2市1町でも支援物資の受け付けが28日からスタート。初日は合わせて37人が届けた。

 同競輪場内での受付時間は午前9時~午後5時、期間は31日まで。郵送でも可。府内の各市町村に寄せられた物資も集約整理した上で、現地へ発送する。問い合わせは府災害支援対策本部物資等支援班TEL075(414)5936。

 2市1町も31日(午前9時~午後5時)まで、向日市役所本館1階の環境政策課、長岡京市役所東棟の駐車場前、大山崎町役場1階の福祉課の3カ所で受け付ける。

【 2011年03月29日 10時34分 】

青年僧、支援へ托鉢行 長岡京や向日

2011-03-26 13:15:28 | 災 disaster
長岡京市粟生の光明寺の青年僧たちが、東日本大震災の被災地支援の托鉢(たくはつ)行に取り組んでいる。

 西山浄土宗中部青年僧の会のメンバー10人で、夕方に寺を出発して長岡京市や向日市の駅前などに立ち、義援金を募っている。

 長岡京市の阪急長岡天神駅前では、2人の僧侶がそれぞれ、のぼりと募金箱を手に、経を読み上げ、帰宅途中の会社員らが募金に協力した。義援金は日本赤十字社を通じて被災地に届ける。

 また、府が市民からの被災地への支援物資について、28日から4日間、向日市寺戸町の京都向日町競輪場選手管理センターで缶詰などの指定4品目を受け付けるのに合わせ、向日、長岡京両市と大山崎町は庁舎に受付窓口を設置する。

【 2011年03月26日 09時19分 】

大震災、便乗商法ご注意 長岡京の講演、危険性指摘

2011-03-25 13:09:31 | 災 disaster
長岡京市の消費生活講演会「世の中そんなに甘くない こんな相談ありました」がこのほど、同市天神の市立中央公民館で開かれた。消費者問題に詳しい弁護士や市が、多発する金融商品や訪問販売トラブルの実態を紹介し、大震災に便乗した詐欺や悪質商法などへの注意を呼び掛けた。

 市が、複雑化する悪質商法への対応策を市民に学んでもらおうと企画。市の消費生活相談事業をサポートしている弁護士内村和朝さんが講師を務めた。

 内村さんは、高齢化や年金不信を背景に、契約が増加している変額年金保険について、お年寄りが「元本保証」など不適切な説明による勧誘に応じてトラブルになるケースが多発している現状を報告。マンションや高額配当をうたう水資源権利に関する投資被害や、高齢者宅を訪問して宝石を安値で買い集めようとする「貴金属買い取り商法」など法の抜け穴を狙った最近の手口も紹介し、クーリングオフなどの対策を挙げながら、「おいしいもうけ話は存在しない」と訴えた。

 また、内村さんは、大震災で電力供給に対する不安が高まる中、太陽光発電システムの訪問販売トラブルや、数年前に問題化した節電器詐欺などが再び横行する危険性を指摘。市の担当職員も義援金詐欺や公的機関を名乗る耐震診断など悪質商法への注意を呼び掛け、参加者が熱心にメモを取った。

【 2011年03月25日 10時55分 】

児童ら「義援金届けて」 長岡京市役所に12校代表

2011-03-24 12:24:40 | 災 disaster


東日本大震災の被災地支援で募金活動に取り組んだ京都府長岡京市の小中学校の児童・生徒が23日、学校や街頭で集めた義援金を市役所に届けた。

 市内の12小中学校が、街頭や卒業式などの行事で募金活動を行ったり、校内の農園で手作りした野菜を校区まつりで販売するなどして、計144万6100円の義援金を集めた。この日、各校代表の児童や生徒、教員ら約40人が市役所を訪問した。

 出席者全員で黙とうをささげた後、子どもたちが「がんばれ東北、がんばれ日本」「保護者や地域の人たちも協力してくれました」などとメッセージを添えて小田豊市長に募金箱や封筒を手渡した。

 児童や生徒は「自分たちと同じ年の人たちが苦しんでいる。自分たちに何ができるかを考えたい」と話していた。

【 2011年03月24日 10時42分 】

選手ら義援金集めエール レース中止の向日町競輪

2011-03-18 13:48:26 | 災 disaster
東日本大震災を受け、京都府向日市寺戸町の京都向日町競輪場でも3月中のレースが中止になった。同競輪場を拠点にする選手たちは自主練習に励む傍ら、義援金を集めるなどして被災地へエールを送っている。

 大震災の発生以降、全国各地でプロスポーツの試合などが中止され、京都向日町競輪場も16~18日に予定のレースが行われなくなった。日本競輪選手会には青森、福島、宮城県出身の選手が330人いるが、現在のところ無事という。京都支部の選手49人は被災地の市民のために何かできないか、と義援金計24万5千円を集め、京都新聞社会福祉事業団を通じて現地に送ることにした。

 4月のレース開催も未定だが、各選手は再開に向けてトレーニングを続ける。八倉伊佐夫支部長は「こういう事態ではレースの自粛は当然。今後もファンや市民に被災地支援を呼び掛けていければ」と話す。向日町競輪場は、府が廃止の方針を打ち出している現状もあり、選手たちは「いろんな意味で自分の仕事がある有り難みを実感している。自分たちが出来ることからやっていきたい」と話している。

 乙訓地域でもイベントを見合わせる動きが出ており、長岡京市商工会は4月1~10日に八条が池周辺で桜のライトアップなどを予定していた恒例の「桜まつり」の中止を決めた。

【 2011年03月18日 10時52分 】


水や食料を送付、乙訓でも支援態勢着々

2011-03-15 11:52:53 | 災 disaster
東日本大震災の発生から週が明けた14日、乙訓2市1町でも支援に向けた動きが本格化した。

 京都府向日市は、同日朝に災害支援対策本部会議を緊急に開き、市長をはじめ各部長と防災担当職員13人が支援策を協議。被災地からの水の要請に備え給水タンクと給水ポリ袋を用意することや、要請に応じ生活必需品を送ったり現地に派遣する職員ボランティアを募るなど、支援態勢を早急に整えることを決めた。すでに13日夕に、備蓄物資の保存水計3000本を、府を介して提供している。

 また14日中に、保育所と小・中学校を除く市内全20の公共施設に義援金箱を設置した。支援物資については、現地の受け入れ態勢が整っていないため当面は受け付けない。

 このほか、市民ボランティアの希望者には府の災害ボランティアセンターTEL075(254)8815を窓口として案内する。