京都府は、放射線の空間線量を測るモニタリングポストを向日市上植野町の乙訓総合庁舎にも設置し、測定を始めた。これまでのところ、平常時の数値を大きく下回っているという。
東日本大震災に伴う原発事故を受け、府は昨年5月、府内に7カ所あったモニタリングポストを、北部を中心に新たに8カ所増設。また今年3月末には、南部の総合庁舎を主として8カ所に追加設置した。
乙訓総合庁舎の屋上(地上高約15・7メートル)に設けられたのは可搬型の測定器で、表面の汚染を測るガイガー・カウンターと異なり、空気中の放射線の量を測る。瞬時の線量と、100秒間の平均線量の2種類の数値が表示される。
乙訓保健所の職員が平日の毎日午前10時に確認した数値を、府に報告している。測定値は府のホームページで公開している。
府環境管理課によると、3月末の測定開始後、最高値は4月3日に記録した0・047マイクロシーベルト。原発事故以前の府内の空間放射線量は、毎時0・02~0・2マイクロシーベルトで、「平常時の値の範囲内」としている。
府は年度内に、現在の可搬型から、365日通して測定ができ、即時に府保健環境研究所(京都市伏見区)に数値を送ることができる固定型の測定器に替える方針。
【 2012年04月13日 12時40分 】
東日本大震災に伴う原発事故を受け、府は昨年5月、府内に7カ所あったモニタリングポストを、北部を中心に新たに8カ所増設。また今年3月末には、南部の総合庁舎を主として8カ所に追加設置した。
乙訓総合庁舎の屋上(地上高約15・7メートル)に設けられたのは可搬型の測定器で、表面の汚染を測るガイガー・カウンターと異なり、空気中の放射線の量を測る。瞬時の線量と、100秒間の平均線量の2種類の数値が表示される。
乙訓保健所の職員が平日の毎日午前10時に確認した数値を、府に報告している。測定値は府のホームページで公開している。
府環境管理課によると、3月末の測定開始後、最高値は4月3日に記録した0・047マイクロシーベルト。原発事故以前の府内の空間放射線量は、毎時0・02~0・2マイクロシーベルトで、「平常時の値の範囲内」としている。
府は年度内に、現在の可搬型から、365日通して測定ができ、即時に府保健環境研究所(京都市伏見区)に数値を送ることができる固定型の測定器に替える方針。
【 2012年04月13日 12時40分 】
Geiger counter(ガイガーカウンター) RD1503 ロシア製 | |
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