京都府長岡京市の地域防災計画を審議する防災会議が13日、同市役所で開かれた。高齢者や障害者ら災害時に避難支援が必要な要配慮者名簿の見直しや、風水害時の緊急避難場所の指定などを盛り込んだ計画改正案を承認した。
災害時要配慮者名簿の見直しは災害対策基本法の改正に伴う措置。従来の本人同意を得た名簿に加え、市役所が同意の有無に関係なく避難支援が必要な対象者をリストアップした全体名簿を作る。全体名簿は平時には非公開とし、災害時に生命保護が必要な場合は消防や自治会など外部に提供できるとする。
委員からは「二つの名簿をどうやって運用するのか」との質問があり、市は「平時から対象者を把握していないと助けにくいという大きな課題はある。地域とも相談しながら円滑に運用できるようにしたい」と答えた。
風水害時の指定緊急避難場所は市内の小中高や保育所、西山公園体育館など26カ所。河川の氾濫や土砂災害の恐れがある場合は校舎の2階以上を使うなどの留意点も示した。
福井県での原子力災害を想定した広域一時避難場所は従来の18カ所に乙訓高と西乙訓高を追加。1坪あたり2人とした場合の最大収容人数を改正前の7140人から8380人に増やす。
【 2014年03月14日 11時46分 】
災害時要配慮者名簿の見直しは災害対策基本法の改正に伴う措置。従来の本人同意を得た名簿に加え、市役所が同意の有無に関係なく避難支援が必要な対象者をリストアップした全体名簿を作る。全体名簿は平時には非公開とし、災害時に生命保護が必要な場合は消防や自治会など外部に提供できるとする。
委員からは「二つの名簿をどうやって運用するのか」との質問があり、市は「平時から対象者を把握していないと助けにくいという大きな課題はある。地域とも相談しながら円滑に運用できるようにしたい」と答えた。
風水害時の指定緊急避難場所は市内の小中高や保育所、西山公園体育館など26カ所。河川の氾濫や土砂災害の恐れがある場合は校舎の2階以上を使うなどの留意点も示した。
福井県での原子力災害を想定した広域一時避難場所は従来の18カ所に乙訓高と西乙訓高を追加。1坪あたり2人とした場合の最大収容人数を改正前の7140人から8380人に増やす。
【 2014年03月14日 11時46分 】