無農薬野菜おいしい 京都・大山崎、青空市にぎわう

2015-12-06 10:48:50 | 商 trading
 新鮮な農産物や食品を集めた青空市「天王山ファーム&フードマーケット」が29日、京都府大山崎町大山崎のJR山崎駅南側広場で開かれた。乙訓や周辺地域の22店舗が出店し、親子連れらが買い物や食事を楽しんだ。

 地元の料理教室兼生活雑貨店「レリッシュ」や地元有志でつくる実行委員会が、食品添加物を極力使わない料理や無農薬野菜の魅力を知ってもらおうと、毎年春と秋に開催している。

 会場には、丸々としたハクサイやダイコン、ブロッコリーなどが並んだ。店主らは「(ダイコンの葉を)ごま油で炒めたらおいしいよ」「ニンジン、甘いよ」などと声を掛けていた。

 自家製パンや豆乳とおからのドーナツ、ごま油なども人気を集めていた。飲食スペースでは、親子連れがカレーや生パスタをおいしそうに頰張った。

 今回はこれまでより1時間早い午前10時にオープンしたが、朝から多くの人出でにぎわった。

【 2015年11月30日 11時43分 】

京都・長岡京、中国に売り込み 市長、寧波市でトップセールス

2015-11-20 06:27:58 | 商 trading
 京都府長岡京市の特産品の販路を中国に拡大しようと、中小路健吾市長らが13日から、友好都市の寧波市を訪問した。初のトップセールスで、期限付きながら足掛かりを築いた中小路市長は「中国に販路を開く橋頭堡(ほ)を築けた」と手応えを語る。

 訪問中のメーン行事は、14日にあった長岡京市物産コーナーの除幕式だった。市中心部の寧波国際会議展示センターのブースを1年間無料で借り、市内企業の製品を展示する。

 陳列台は縦2メートル、横1メートルほどで、2台にタケノコ焼酎や竹炭消臭剤、つくだ煮などを展示。長岡天満宮や柳谷観音楊谷寺など市内の観光名所を紹介する写真も飾り、観光誘客も呼び掛ける狙いだ。

 市によると、居合わせた現地の卸売業者らが早速興味を示し、商品の特徴や利点などを具体的に聞いてきたという。ただ、企業が出す他のコーナーにはスマートフォンなどで読み取れば詳しい商品説明が表示されるバーコードが備えられており、市では今後、より有効な情報提供のあり方を検討するという。

 また、中国で輸出入の事務を行っている元府上海ビジネスサポートセンター上級顧問の藤原二郎さんに事業支援を取り付けた。長岡京市内の企業と中国の業者との窓口役を担ってもらうことで、商品の輸出をスムーズに行うためのルート確保に期待が持てるという。

 訪中の総括として13日夜には、中小路市長と寧波市の慮子躍市長が初会談し、友好関係を経済交流へと発展させることで合意した。

 寧波市は人口約700万人の巨大都市だけに、「大きなビジネスチャンス」と中小路市長は受け止める。物産の展示期間は1年。長岡京市の物産がどれだけの注目を集めるか、見守りたい。

【 2015年11月18日 11時51分 】

激辛キャラ年賀状で商店街PR 京都・向日で販売

2015-11-20 06:24:19 | 商 trading
 京都向日市激辛商店街は、イメージキャラクター「からっキー」のイラストが印刷された年賀はがきを製作し、販売を始めた。

 全国の人に年賀はがきが届くことで、同商店街や向日市のPRにつなげようと、2010年から向日町郵便局の協力を得て実施している。

 イラストは切手の下部に描かれ、「からっキー」や「京都向日市激辛商店街」の文字も入っている。

 4千枚作った。同市寺戸町のライフシティ東向日で販売している。問い合わせは、同商店街事務局の携帯電話090(4290)3002へ。

【 2015年11月16日 09時37分 】

手作り市、新住民憩う 京都・向日の桂川マルシェ、20店超参加

2015-11-01 11:04:50 | 商 trading
 大規模な住宅開発で新しい街ができつつある京都府向日市北部地域に住民の憩いの場をつくろうと、市内在住の男性の呼び掛けで、手作り市「桂川マルシェ」が開かれている。地元住民らが手作りの菓子や雑貨などを販売し、徐々に出店者も増えてきた。男性は「将来的には、新市街地を歩いて回れる楽しいイベントへと進化させたい」と意気込んでいる。

 北部地域では昨年10月にイオンモール京都桂川が開業し、マンションの建設ラッシュが進んでいる。市は住宅開発に伴い、2017年度までに人口が約2800人増えると見込んでいる。

 桂川マルシェは、近畿街おこし実行委員会の代表で「長岡京職人市」なども手がけた島崎亮一さん(35)=向日市上植野町=が、新しい街を盛り上げたいと発案した。京都トヨタ桂川洛西店の展示スペースを無償で借り、昨年10月に初開催。今年2月からは毎月第1土曜・日曜に開いている。

 6月ごろまでは出店数が伸び悩んでいたが、口コミで地元住民らが集まり、現在は二十数店舗が参加。アクセサリーや観葉植物、菓子などを販売し、好評を博している。

 8月から参加しているハンドメードショップ「Linnes」の光永浩子さん(47)=同市寺戸町=は「まだ新しい住民とゆっくり話す機会はまだ少ないけど、多くの人に来てほしい」と話す。京都トヨタ桂川洛西店の西村精一店長(57)は将来を見据え、「いずれ盆踊りができるようになれば」と思い描く。

 一般的にマンションは近隣住民との関係が希薄と言われるが、島崎さんは桂川マルシェをきっかけに住民同士の交流が進むよう期待している。「顔見知りが増えれば何かあった時に助け合えるし、防犯にもつながる。そうやって住民が気軽に歩ける街になればうれしい」と話している。

 次回は31日と11月1日に開かれる。

【 2015年10月31日 13時34分 】

イオン閉店後、買い物回数減6割 京都・阪急東向日駅周辺

2015-10-26 13:43:22 | 商 trading
 5月末のイオン向日町店(京都府向日市寺戸町)閉店後、阪急東向日駅周辺で買い物する回数が減った人が6割近くに上ることが、市と市商工会が実施したアンケートで分かった。20日に市役所であったイオンモール対策連絡協議会で概要が報告された。

 市はプレミアム付き商品券の購入者を対象に6月にアンケートを実施。約300人から回答があった。

 「東向日駅周辺での買い物回数は2~3年前と比べて変わったか」との問いでは、「減った」が58・7%で、「変わらない」(28・3%)、「増えた」(4・6%)を大きく上回った。

 市内の商業への評価では、商店数・業種構成で「やや不十分」(47・7%)と「大変不十分」(15・6%)が6割を超えた。道路や駐車場の便利さについても「やや悪い」(41・4%)と「大変悪い」(15・2%)が多かった。

 同協議会では、出席者から「道路や駐車場などについては、行政レベルで応援できることもあるのでは」などの意見が出た。

 このほか、市内の商業施設で実施した視察を踏まえ、市民が利用しやすい営業形態などについて議論した。

 同協議会は、市・市商工会の関係者と中小企業診断士で構成している。

【 2015年10月21日 13時24分 】

激辛案内所、惜しまれ移転 京都・向日、採算合わず物販見送り

2015-10-19 12:19:03 | 商 trading
 京都向日市激辛商店街が同市寺戸町のライフシティ東向日内で開設していた激辛案内所を、このほど移転させた。激辛食品やグッズなどの販売は採算が合わず、見送らざるを得なかったが、道路に面した新たなスペースの利便性を生かし、案内所としての機能を強化したい考えだ。  激辛案内所は昨年12月、ライフシティ東向日の食品売り場北側にオープン。激辛をイメージした真っ赤な空間に、加盟店のマップや催しの連絡板のほか、激辛食品やストラップなどのグッズを並べていた。  同商店街事務局によると、同商店街を訪れる人の大半が飲食が目当てで、グッズなど物品の売り上げは思ったほどではなかったという。事務局の宮脇繁さんは「採算を取るのが難しかった。新しい案内所では、飲食店への誘導をより促進させたい」と期待を込める。  移転先は同商店街に加盟する不動産会社「センチュリー21すまいる」。店舗前には同商店街のマップを掲示したほか、店内で女性社員が案内業務やパンフレット配布などを行う。  同店は以前から地域住民に1階スペースを開放しており、住民のイベント会場としても利用されている。店長の橋本裕介さんは「激辛にとどまらず、向日市の総合案内所にしていきたい」という。  ただ、案内所が物販を辞めたことを惜しむ声もある。同市鶏冠井町の酒販売店「野村龍酒店」は新商品の激辛サイダーを6千本作り、このうち3千本を案内所に置く予定だった。店長の野村和久さん(50)は「物販がなくなって残念。ネット販売などで何とか売り切りたい」と話している。 【 2015年10月15日 10時27分 】" border="0"> 京都向日市激辛商店街が同市寺戸町のライフシティ東向日内で開設していた激辛案内所を、このほど移転させた。激辛食品やグッズなどの販売は採算が合わず、見送らざるを得なかったが、道路に面した新たなスペースの利便性を生かし、案内所としての機能を強化したい考えだ。

 激辛案内所は昨年12月、ライフシティ東向日の食品売り場北側にオープン。激辛をイメージした真っ赤な空間に、加盟店のマップや催しの連絡板のほか、激辛食品やストラップなどのグッズを並べていた。

 同商店街事務局によると、同商店街を訪れる人の大半が飲食が目当てで、グッズなど物品の売り上げは思ったほどではなかったという。事務局の宮脇繁さんは「採算を取るのが難しかった。新しい案内所では、飲食店への誘導をより促進させたい」と期待を込める。

 移転先は同商店街に加盟する不動産会社「センチュリー21すまいる」。店舗前には同商店街のマップを掲示したほか、店内で女性社員が案内業務やパンフレット配布などを行う。

 同店は以前から地域住民に1階スペースを開放しており、住民のイベント会場としても利用されている。店長の橋本裕介さんは「激辛にとどまらず、向日市の総合案内所にしていきたい」という。

 ただ、案内所が物販を辞めたことを惜しむ声もある。同市鶏冠井町の酒販売店「野村龍酒店」は新商品の激辛サイダーを6千本作り、このうち3千本を案内所に置く予定だった。店長の野村和久さん(50)は「物販がなくなって残念。ネット販売などで何とか売り切りたい」と話している。

【 2015年10月15日 10時27分 】

ラランのスタンプ使って 大山崎商工会キャラ、LINEに40種

2015-09-28 19:50:21 | 商 trading
 京都府大山崎町商工会は、無料通信アプリLINE(ライン)で使える、同商工会のゆるキャラ「ララン」のスタンプを作成した。「日常のやりとりでラランのスタンプを使ってもらうことで、より身近な存在になれば」としている。

 ラランはランの妖精で、1998年に一般公募で考案された。スマートフォン同士の連絡に使われることが多いラインのスタンプ機能を利用して知名度を高めようと、同商工会青年部員の竹田一秀さん(37)=同町円明寺=がデザインした。

 ラインの「スタンプショップ」にある検索機能で「ララン」と打ち込み、ダウンロード(120円)すると、使用できる。光合成するラランなど全40種類がある。

【 2015年09月23日 09時46分 】

町にスーパー1店、買い物難民懸念 京都・大山崎

2015-09-28 19:47:46 | 商 trading
 「また来たはる。もう店閉まってんのに」。先月に閉店した大山崎町大山崎のスーパー「大国屋大山崎店」の跡地で、閉まった玄関ドアから店内の様子をうかがう高齢者を眺めながら近所の住民がつぶやいた。町内のスーパーは同町円明寺の「ラブリー円明寺」のみとなった。住民から「店舗閉鎖は名神高速以南の地域にとっては深刻で、買い物難民が生まれかねない」との声も出ている。地域住民の不安解消に向けた対策が問われている。

■移動手段のない高齢者

 このスーパーは阪急大山崎駅に近く、周辺住民の生活を支える拠点として2007年に開店し、8月21日に営業を終えた。近隣住民によると、買い物客のほとんどは車などの移動手段を持たない高齢者だったという。

 常連客たちからは「『店内改装のためしばらく休む』と聞いていたので、まさか無くなってしまうとは」と驚きの声が漏れる。毎日利用していたという上山乙女さん(82)=同町大山崎=は「生鮮食品や花を買っていたので不便だ。今は長岡京市まで電車で買い物に行くが、遠いし、買いだめするから荷物が重い」と困惑した様子で話す。

 町商工会への登録では、町内にコンビニは7店あるが、食料品や日用品を売る場所はスーパー以外になく、食品を扱う商店も数店しかないという。町商工会は「市場原理なので動きようがない。本当に買い物をする手段が無い『買い物難民』は把握していない」とした上で、「スーパーは1人暮らしの高齢者が顔を合わせる場としての機能がある。孤独を感じる人がいることの方が問題ではないか」と懸念する。

■自治会、巡回バス要望

 大国屋付近の買い物難民をめぐる議論は、町議会の9月定例会でも挙がった。大国屋があった鏡田地区連合自治会の藤原和正会長(42)=同町大山崎=は8月25日に、買い物難民対策を要望する陳情書を町議会に提出した。

 同地区とラブリー円明寺間をつなぐために長寿苑の巡回バスを期間限定で運用できないかという内容だ。藤原会長は「町内にコンビニはあるが、生活用品を買うスーパーとは位置付けが違い過ぎる」と訴える。

 買い物に対する町民の不満は大きい。町が昨年9月に実施した住民対象のアンケートでは、「大山崎町のよくないところ」では「ショッピングセンターや商店が少なくて不便だ」が67・3%と最も多かった。また「大山崎町以外の所に移りたい」と答えた人の65・0%が「買い物など生活に不便だから」と回答した。自然環境や生活基盤など全34分野の満足度調査では「買い物の便利さ」が最も低かった。町経済環境課は「暮らしやすさという点では買い物は必要な要素だが、狭い町面積を考えると、本当に不便と言えるかは分からない。また、対象が民間企業となると行政は手を出しづらい」としている。

 町議会9月定例会一般質問で、買い物難民対策を問われた山本圭一町長は、大国屋跡地に新たな小売店の誘致を進める方針を示した。地域住民の不安解消に向け、難しい舵(かじ)取りを迫られている。

【 2015年09月22日 10時05分 】

京都府北部の底引き網漁海産物並ぶ イオンモール京都桂川

2015-09-07 10:17:22 | 商 trading
 京都府北部の底引き網漁の漁期となった9月に合わせ、深海で水揚げされた海産物の販売が5日、京都市南区のイオンモール京都桂川で始まった。この日の朝に舞鶴港などから届いたノドグロやカレイなど新鮮な海の幸がずらりと店頭に並び、買い物客が次々に手にした。

 府漁業協同組合とイオンのグループ会社「イオンリテール」が連携して取り組む「府漁協・イオンとれたて直送便プロジェクト」の一環。

 初日は、アンコウや剣先イカなど約20種、70キロの海産物を販売した。網に掛かった珍魚の展示もあり、買い物客らは「カガミダイ」や「ヨロイイタチウオ」などの深海魚を興味深く見ていた。

 同店の鮮魚売り場によると、底引き網漁で捕れた海産物は来年の春先まで販売する予定。

【 2015年09月06日 10時20分 】

すぐ完売「うれしい誤算」 京都・向日の農産物直売会

2015-09-02 11:53:24 | 商 trading
 京都府向日市寺戸町の市役所前駐車場で今月から始まった農産物直売会「愛菜楽市」が好評だ。2日の初回は271人が訪れて長蛇の列ができたため、23日はレジを倍に増やし、売り場のレイアウトを変更して動線を改善した。市外からの来場者も多く、事業費を補助している市は「うれしい誤算。今後発展させて続けていきたい」としている。

 同市には大規模な直売所がないため、地元の農産物をPRしようと、農・商工関係者が「愛菜楽座」を結成した。

■市外からも多数訪れ

 直売会にはナスやトマトなど採れたての野菜が並び、23日は300人超が訪れた。15分ほどでほぼすべての農産物が売り切れる人気ぶりだったという。

 市が来場者を対象にアンケートを実施したところ、2日は長岡京市や京都市といった市外在住者が3割近く、23日も2割近くを占めた。価格については「適切」「安い」が9割を超え、満足度は「満足」が4割超で、「普通」が5割だった。希望する出店頻度については「月1、2回」が7割、「週1、2回」が2割超となった。

 市産業振興課は「品物があればあるほど売れる感触がある。向日市産の農産物をアピールし、定着させていきたい」としている。

 9月6、13日(各日午後4時から)にも開催され、12月からは朝市が行われる。

【 2015年08月31日 10時08分 】

地元商業の活性化検討 イオン閉店で京都・向日市と商工会

2015-08-30 12:45:27 | 商 trading
 27日に開かれた京都府向日市のイオンモール対策連絡協議会では、商業活性化に向けた支援策について協議し、出席者から「大型店と差別化を図り、値段が高くても人が来る店づくりが必要」などの意見が出た。

 会合では、イオン向日町店閉店の影響について「個人商店のレベルではあまり感じられない」とした上で、歩行者数の減少を踏まえ、地元の商業活性化策を検討していくことを決めた。また、新規の事業者に対しては、創業前の早い段階から支援を検討する方針も確認した。

 出席者からは「各商店が共通したコンセプトを持ち、まちづくりに付随する形で活性化を図ることが重要」「イオンモール京都桂川の従業員が市内の飲食店に立ち寄るための仕掛けがあってもいいのでは」などの声が上がった。

 同協議会は、市・市商工会の関係者と中小企業診断士で構成している。

【 2015年08月28日 09時37分 】

イオン閉店で歩行者3割減 京都・阪急東向日駅前

2015-08-30 12:40:57 | 商 trading
 5月末のイオン向日町店(京都府向日市寺戸町)閉店後、阪急東向日駅前の歩行者数(延べ人数)が3割近く減ったことが、市の調査で分かった。27日に市役所でイオンモール対策連絡協議会が開かれ、今後の対応を協議した。

 調査は、閉店前の5月19日と閉店後の6月30日の各午前9時~午後9時に、東向日駅南西の交差点で実施した。その結果、歩行者は4825人から3558人と、26・3%減少したことが分かった。

 東向日駅から西側の同店方面に向かう歩行者は1594人から986人に減り、減少率は38・1%だった。逆に東側に向かった人は1637人から1361人(減少率16・9%)となった。

 また、市と市商工会が市内の大手スーパーなどを対象に調査したところ、5店のうち4店が「来客数と売り上げが増えた」と回答した。同店に近いほど増加幅が大きいという結果が出ており、市は「イオンの顧客を一定量吸収していると考えられる」と分析している。

 各店からは「食料品や雑貨、洗剤が売れるようになった」「若年層や子育て世代の来客が多くなった」という声が上がった。

 一方、市商工会が市内の文房具店や洋服販売店など5店を対象に実施したヒアリングでは、売り上げについて2店が「微増」、3店が「変わらない」とした。「イオン閉店の影響は受けていない」との声が目立ったほか、「秋物からが勝負」と好機を見据える洋服販売店もあった。

 市商工会は「個人商店とイオンはもともと客層のすみ分けができており、閉店の影響はあまりないのでは」としている。

【 2015年08月28日 09時30分 】

絶品のタケノコ、中国に売り込み 京都・向日の業者出展へ

2015-06-22 10:46:08 | 商 trading
 中国・大連市で13日から始まる初の物産展「日本商品大連地区巡回展」に、京都府向日市寺戸町のタケノコ製品製造販売業「クレア」(長谷川義治社長)が出展する。中国では食用としてのタケノコはあまり浸透していないといい、同社は「乙訓の代表として、乙訓産のタケノコのおいしさを中国に広めたい」と意気込んでいる。

 巡回展は、大連市人民対外友好協会などが主催し、21日まで催される。府商工会連合会によると、大連市では日本企業の進出が相次いでおり、日本文化に対する理解も深く、販路拡大が見込めるという。

 同連合会が昨年11月と今年2月に、大連市で飲食店などを経営する男性を招いたセミナーを開催。受講した企業のうちクレアを含む3社が出展することになった。

 同社は、200年前から代々受け継ぐ竹やぶで採れたタケノコと加工品を、阪急東向日駅近くの「香月庵」などで販売している。当日は、刻んだタケノコをみりんやしょうゆなど最小限の調味料で味付けした「筍(たけのこ)ご飯の素(もと)」やタケノコを使ったつくだ煮、ちりめん山椒(さんしょう)などを展示・即売する。大連市内の百貨店では9月まで販売ブースも設けられる。

 大連市に行く予定の同社取締役長谷川静江さん(68)は「タケノコごはんは絶品で、現地の人にもおいしさは伝わると思う。乙訓の代表として重責を感じているが、しっかりとPRしたい」と話している。

【 2015年06月10日 11時36分 】

プレミアム商品券に列 京都・長岡京、2時間で完売

2015-06-15 10:59:44 | 商 trading
 京都府の長岡京市商工会は13日、乙訓2市1町の先陣を切って、プレミアム商品券「市地域振興商品券」の発売を開始した。会場には長蛇の列ができ、計2万セットは約2時間で完売し、販売が終了した。

 商品券は、1セット1万円で1万2千円分の買い物ができ、市内約250カ所の商業施設で利用できる。1人につき10セットまで購入可能とした。

 商品券販売所のひとつである市役所前には、販売開始前から長い行列ができた。市商工会は、二つだった窓口を、急きょ三つに増やして対応した。

 毎年商品券を買い求めているという主婦(73)は「昨年よりプレミアム率が上がったせいか、すごくたくさんの人で驚いた」と話した。

 大山崎町は27日から、向日市は28日からプレミアム商品券の販売をそれぞれ始める。

【 2015年06月14日 11時06分 】

食・酒・音楽、ワンコインで満喫 京都・長岡京「バル」にぎわう

2015-06-07 19:18:21 | 商 trading
 京都府長岡京市の飲食店などが500円の特別メニューを提供する「ワンコインバルプラスin長岡京」が6日、同市内で始まった。店内でミュージシャンが生演奏する「長岡京ミュージック商店街」も同時開催し、来客たちは会場に流れるメロディーと、さまざまな種類の酒に酔いしれた。

 地元の食や音楽を通したまちおこしを目的に、同イベント実行委員会などが企画。居酒屋やバーなど37店が参加した。バルカード(600円)を参加店で提示すると、おすすめメニューがワンコインで楽しめる。

 市役所前で開かれたオープニングイベントでは、地元の子育て世代でつくる吹奏楽サークルによる演奏や、エアーギタリストのパフォーマンスが披露され、会場を盛り上げた。

 市内には、明るい時間帯から飲食店を巡る人々の姿が見られ、ライブ会場の店からはギターの音色や歌声が響いた。

 同市開田2丁目の「居酒屋とんぼ」で食事をしていた冨田亘さん(68)=同市城の里=は「お気に入りの飲み屋を見つけに来た。今日は、とことんはしごします」とうれしそうに話した。

 7日も開催。8~21日は、バルカードを提示することで各店舗の特典を受けられる「あとバル」を催す。

【 2015年06月07日 10時48分 】