ハロウィーン、商店会挙げてイベント企画 京都・長岡京

2016-10-09 10:54:36 | 商 trading

 京都府長岡京市のセブン商店会は、31日のハロウィーンに合わせた催しを計画している。3日、同市長岡2丁目の空き店舗で「未来予想図委員会」を開き、若手商店主や近くの保育所関係者らも企画に賛同。今後、理事会で具体策を詰め、急ピッチで準備を進める。

 これまでは子どもたちにお菓子を配るなど個別に催しを行う店はあったが、商店会を挙げてのイベントはなかった。ハロウィーンは欧米の一大行事で近年、日本でも仮装を楽しむなど注目されている。このほど開かれた理事会で商店会活性化策として独自の催しを模索することになった。

 加盟店の商店主や京都市内の商店街で活性化に取り組む団体関係者らが意見交換した同委員会では、近くの保育所関係者が「お菓子をもらえる店は何か目印を出してほしい。子どもにも仮装してきてもらうように呼び掛けてはどうか」と提案。別の参加者は「お菓子を配るだけでなく、輪投げといった遊びの場も設けた方が店によってできることの幅が広がる」と指摘した。

 未来予想図委員会の小森保人委員長(37)は「出てきた意見を理事会に諮り、どのような催しにするかを決めたい」と話す。

【 2016年10月04日 09時45分 】


新作ビール味わい体感 サントリー京都工場

2016-09-25 10:04:50 | 商 trading
 京都府長岡京市調子3丁目のサントリー京都ビール工場で23日、新タイプのプレミアムビール「香るエール」を学ぶ講座があった。参加した約20人が工場案内係から独自の製法などの説明を受け、試飲体験や工場見学を楽しんだ。

 まず案内係の女性が開発に込めた思いや製法の違いによって生まれるビールの味わいの特徴を語った。参加者は工場内の製造工程を見学後、秋限定醸造商品などを試飲し、香るエールの味やのどごしを体感した。京都市上京区の川内義之さん(78)は「フルーティーな香りがお気に入りです」と話した。

 同講座は10~12月に計6回開く(10月分は予約受け付け終了)。日程や予約方法は同社のホームページに掲載している。

【 2016年09月24日 11時35分 】

「大物産展」多様な商品、各店行列 京都・向日、激辛フェスも

2016-09-25 10:02:32 | 商 trading
 乙訓地域や府内各地の魅力を発信する「竹の里・乙訓ともうひとつの京都を結ぶ 大物産展」が22日、京都府向日市寺戸町の京都向日町競輪場で開かれた。京都向日市激辛商店街の激辛ワールドフェスも同時開催され、多くの親子連れらでにぎわった。

 乙訓2市1町の商工会や観光協会、京都府などでつくる乙訓商工・観光協議会が、初めて開催した。大物産展には、府内の特産品メーカーなど52者、同フェスには飲食店など33者が出展し、約8万人(主催者発表)が訪れた。

 会場には、乙訓地域特産のタケノコを使った姿すし、竹の箸やスプーンをはじめ、山城地域のお茶や丹後半島の海産物などが並び、訪れた人たちがじっくり品定めをしていた。また、唐辛子などをたっぷり使った焼きそばやハンバーガー、アイスやドーナツも販売され、各店の前には長い列ができていた。

 このほか、アイドルグループ「AKB48」チーム8のステージや、向陽高生徒のダンスと書道パフォーマンスなどもあった。

 父親と一緒に激辛ホルモン焼きを味わっていた崗﨑智大君(11)=向日市寺戸町=は「辛いのが好き。あまり辛くなくて、とてもおいしい」と話していた。

【 2016年09月23日 10時32分 】

週1回の移動店舗、暮らしと心の支えに 京都・大山崎

2016-08-28 11:24:46 | 商 trading
 京都府大山崎町の「居宅介護支援事業所さわだ」前でこのほど、京都生協の移動店舗の営業が始まった。地域にあった唯一のスーパーが昨年夏に閉店し、生鮮食品の買い物に困る人が出ていたため地元の鏡田東部町内会が生協に依頼して実施。高齢者を中心に多くの住民が訪れ、交流の場としても人気を集めている。

■地域のスーパー閉店で「助かる」

 移動店舗は7月27日から毎週1回開設。生鮮食品や総菜、日用品など約750品目がトラックの車内で購入できる。これまで4回あり、徐々に利用者は増えている。スペースを提供するさわだの澤田恵子所長夫婦が移動店舗近くにベンチを作ったりパラソルを置いたりして買い物客が過ごしやすい場づくりも進める。

 今月10日は住民約30人が訪れ、車内で食品などを品定めした。ベンチに座りながら近況などを楽しそうに語り合う姿も見られた。奥田和子さん(64)=同町大山崎=は「近くにスーパーがなくなって隣町まで買い物に行っていたので助かる。新しく知り合いもできる」と笑顔を見せた。澤田さんは「家にいる時間が長く寂しさを感じるお年寄りは多い。買い物ついでにここでおしゃべりを楽しんでもらえたら」と話した。

 移動店舗は毎週水曜の午後2時から約30分開き、販売を行う。

【 2016年08月23日 11時29分 】

ポケモンGOで乙訓へGO 京都、まちおこし活用動きも

2016-08-14 11:29:11 | 商 trading
 ススマートフォン向け人気ゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の国内配信が始まって約3週間。京都府乙訓地域でもいまだブームは冷めやらず、スマホ画面を見ながら車や自転車を運転したり、深夜にたむろしたりする若者が目立つ。一方で、ブームを地域活性化に生かそうとする動きも出てきた。

 「(午後)11時までには帰るんやで」。6日夜、向日市内のコンビニ駐車場。巡回中だった市少年補導委員会長の長谷川勇さん(66)は、ポケモンGOをしていた若者たちに声を掛けた。

 市内在住の男性会社役員(51)は「夜中に家の前に若者が数人集まっている光景を何度か見た。(彼らが)トラブルを起こしたり、巻き込まれたりしなければいいが…」と懸念する。

 向日町署はこれまでにポケモンGOをしながら車を運転したとして、道交法違反(携帯電話使用)の疑いで計4人に交通反則切符(青切符)を交付。自転車の高校生や大学生ら8人を口頭注意した。

 こんな中、ポケモンGOをまちおこしに活用しようとする動きも見られる。京都向日市激辛商店街は店内にいるポケモンを店員に見せれば、ギョーザや飲み物などの料金を半額にするサービスを始めた。珉珉向日町店、中楼田、かふぇくっちーなの3店舗で先行実施し、今後増やしていく予定。8月末まで。

 また、11日に向日市寺戸町の商業施設「ライフシティ東向日」で初開催される夏祭りでは、参加者に会場でポケモンGOを楽しんでもらう。ゲーム内でアイテムなどを入手できる地点「ポケストップ」に多くのポケモンが集まるようにする。スマホの充電サービスもある。夏祭りは午後4時から同9時まで。

【 2016年08月11日 09時20分 】

新鮮野菜人気呼ぶ 京都・向日、「愛菜楽市」にぎわう

2016-05-15 13:02:51 | 商 trading
 京都府向日市の農産物直売会「愛菜楽市(あいさいらくいち)」が14日、同市寺戸町の市役所西別館横で始まった。本年度から毎週土曜開催となり、取れたての野菜や地元産品を求める多くの人々で初回からにぎわった。

 同市は市内の農産物をPRしようと農業や商工関係者でつくる「愛菜楽座」が昨年8月から日曜に実施。土曜に開かれていた別の朝市がなくなったため開催日を変更した。

 この日は市内の約30戸の農家が大根やキャベツ、ホウレンソウなど新鮮な野菜を並べた。市内の米穀店や酒屋も出店し、握りたてのおにぎりや甘酒、調味料などを販売した。

 開場前から大勢の人が詰めかけ、楽しそうに品定めをする姿が見られた。朝市ファンという小坂弘子さん(75)=同市寺戸町=は「取れたてで鮮度が高い野菜は日持ちするので助かる」と話した。

 愛菜楽市の事務局がある市産業振興課の紺野信介課長は「いずれは毎日販売できる常設型直売会にしていきたい。市北部の人口も増えているので、地元野菜の魅力が伝わるよう周知を進めたい」と力を込めた。毎週土曜午前10時~午後1時に開催。問い合わせは市役所代表TEL(931)1111から産業振興課へ。

【 2016年05月15日 10時05分 】

かぐや姫バスツアー同行記 京都・乙訓観光の可能性探る

2016-04-17 16:07:54 | 商 trading
名所旧跡や交通の利便性に恵まれながら、これまで京都市の影に隠れ、観光地としてのイメージが薄かった京都・乙訓地域。近年、2市1町をはじめ京都府も、観光振興に乗り出している。実際に訪れた観光客は、どう感じているのだろうか。3月4日、府がバス会社に委託して実施された「乙訓かぐや姫観光」バスツアーに同行し、乙訓観光の可能性と課題を探った。
 ツアーの参加者24人は小型バスでJR京都駅を出発し、午前10時40分過ぎ、京都市西京区の市洛西竹林公園に到着した。資料館で職員から竹の種類などについて説明を受けたあと、園内を散策した。
 公園の外には美しい竹垣が続く「竹の径」がある。友人と歩いた新田志津江さん(81)=京都市南区=は「こんな近くに立派な竹やぶがあるなんて知らなかった」と驚き、「こんな道歩くの好きやわあ。気持ちいい」と感激した様子。ただ、滞在時間が40分と短く、参加者の多くが竹の径を歩いていなかった。
 バスが次に訪れたのは、国の登録有形文化財の中小路家住宅(向日市上植野町)。参加者は2班に分かれて、雛(ひな)人形展を見学。カフェスペースで、抹茶と和菓子を楽しみながら、所有者の中小路忠也さん(63)から、建物の説明や地域の歴史について話を聞いた。
 妻と一緒に参加した自営業の本岡慎司さん(58)=京都市伏見区=は、外観は昔のままに内部は住みやすく改装された建物と、部屋いっぱいに飾られた雛人形に感心しながら、「向日市といえば、“辛いもの祭り”ぐらいしか知らなかった。もっと宣伝したほうがいい」と注文もつけた。
 一行は、長岡京市内の料亭で昼食をとった後、長岡天満宮(長岡京市天神2丁目)へ。各自参拝した後、隣接する梅園にも足を運んだ。以前から長岡天満宮に興味があったという岩井和子さん(82)=兵庫県洲本市=は「念願かなって来られてうれしい。梅の花もよく咲いていて、いい時期に来られました」と笑顔だった。一方で「ここは向日市とか、あちらは長岡京市とか説明されても、地元でない私たちにはあまり関係ない」と、困惑した表情も見せていた。
 最後に訪れたのは、アサヒビール大山崎山荘美術館(大山崎町大山崎)。JR山崎駅前でバスを降り、そこから急な坂を歩いて登ることを担当者が告げると、参加者のうち2人が坂道を心配して、そこでツアーと別れた。
 美術館では、学芸員が建物の歴史や内装、展示品について説明した。参加者は、工夫が凝らされた柱やステンドグラスをじっくりと眺めていた。
 一人で参加した金尾美枝子さん(82)=京田辺市薪=は「テレビでこの美術館のことを見て、憧れていた。建物がこれだけよく保存されているのは素晴らしい」と感慨深い表情で建物を眺めていた。
 一行はその後、JR京都駅で解散。約6時間半のツアーだったが、おおむねどの参加者も満足げだった。
 ツアーを運行した京阪バス(京都市南区)によると、定員24人を上回る申し込みがあったが、「道路が狭く、駐車場も確保できないため、定員の少ない小型バスを使った」(経営企画室)という。実際、中小路家住宅を訪問中、バスは近くの府乙訓総合庁舎で駐車待機しなければならず、課題も浮かび上がった。
 また、観光地として売り出す点で気に掛かったのが、お土産を買っている参加者が少なかったことだ。「京都市内で買う方が、いろいろ選べる」という人もいた。ツアー設定でお土産を買う時間に余裕を持たせるとともに、まずは乙訓にしかない魅力的な商品の必要性を強く感じた。
2016年04月11日 13時19分配信

不要な小型家電、訪問回収 京都・向日で4月から

2016-03-07 07:15:35 | 商 trading
 不要になったパソコンや掃除機など小型家電の回収サービスが、4月1日から京都府向日市内で始まる。小型家電を入れた箱を自宅で宅配業者が回収する仕組みで、パソコンを含む場合、一定量であれば料金は無料になる。市は3月中に業者と連携協定を結ぶ予定で、レアメタル(希少金属)などの再資源化の促進を期待している。

■パソコン一緒で無料も

 回収対象はテレビ、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、エアコンなどを除く400品目以上。3辺の合計140センチ以内の箱に重さ20キロ以内の小型家電を入れ、インターネットで業者に申し込むと、1箱税込950円で回収してくれる。パソコン(ノート、タブレットを含む)があれば無料となる。

 業者は、小型家電リサイクル事業を手掛けるリネットジャパン(愛知県大府市)。小型家電リサイクル法に基づく国の認定を受けており、2014年7月から回収サービスを行っている。

 小型家電にはレアメタルが使われており、13年に施行された小型家電リサイクル法では再資源化を求めている。市市民生活部は「貴重な資源の再利用につなげたい」としている。

 乙訓地域では、長岡京市でも昨年7月から同様のサービスが導入されている。

【 2016年03月06日 09時15分 】

試飲ビール追加、3種類に サントリー京都工場見学

2016-02-21 10:21:58 | 商 trading
 サントリー京都ビール工場(京都府長岡京市調子3丁目)は、3月1日から工場見学で試飲できるビールを、2種類から3種類に増やす。それに伴い、見学の所要時間を従来の60分から70分に拡大し、無料シャトルバスの運行時間も変更する。

 同工場では、開設当初の1969年から無料で一般向けの見学を行っており、昨年は約10万4千人が訪れた。3月から新商品「ザ・プレミアム・モルツ 香るエール」を発売するのに合わせ、工場での試飲に加える。

 見学のガイドツアーは、従来60分間隔だったのを45分間隔に変更し、1~3月と12月の全ての日と、4~11月の平日は1日5回、4~11月の休日やゴールデンウイーク、お盆は1日8回開催する。

 阪急西山天王山駅、JR長岡京駅それぞれと工場を結ぶシャトルバスは、ガイドツアーの開始約20分前に工場に到着するよう、出発時刻を変更する。

 問い合わせは同工場TEL075(952)2020。

【 2016年02月20日 10時34分 】

「目指す観光」意見交換  京都・乙訓自治研究会

2016-02-21 10:17:16 | 商 trading
 乙訓2市1町の首長と議会議長でつくる乙訓自治研究会が17日、向日市民会館(京都府向日市市寺戸町)で開かれた。観光業者が「魅力ある地域資源とは何か?」と題して講演した後、乙訓地域が目指す観光について出席者が意見を交わした。

 講演では、JTB西日本の観光開発プロデューサー石村英之さんが「地域の魅力を発掘、開発し、五感に訴えるストーリー性を持たせることが大事」と指摘した上で、「どの地域も観光に力を入れている。地域間競争に勝つためには、乙訓にしかないものを打ち出すべき」と強調した。

 意見交換では、中小路健吾長岡京市長が「京都市から近いことは大きな魅力。ホテルなどを誘致すれば、(観光客を取り込む)チャンスだ」と述べたほか、安田守向日市長が「観光資源は豊富だが、駐車場など環境をしつらえた上でPRしたい。お金を落としてもらう戦略を考えないと」と話し、山本圭一大山崎町長は「周遊パスポートを作って修学旅行生に巡ってもらうなど、乙訓で連携できたらいい」と提言した。

【 2016年02月18日 11時06分 】

「買い物難民」打開へ移動店舗 京都・大山崎

2016-02-14 12:07:11 | 商 trading
 京都府大山崎町大山崎のスーパー「大国屋大山崎店」が昨年8月に閉店し、周辺ではお年寄りらが食料品や生活必需品の買い物に不便を感じている。地元の鏡田地域ではこのほど、切実な状況を把握しようと住民アンケートを実施し、その結果をもとに移動店舗によるサポートで打開の道を探ろうとしている。

■68%「代替店が絶対必要」

 アンケートは、昨年11月に実施した。全336世帯のうち、67・5%に当たる227世帯が回答した。

 「大国屋を利用していた」のは98・2%でほぼ全世帯。頻度は「週に2~3回」が47・6%で最多だった。

 「大国屋の代替となる店舗が必要か」との問いには68・3%が「絶対必要である」と答えた。一方、代替手段として、通販やインターネットなど宅配サービスの利用についての質問では、「利用したことがない」が42・3%と最も多かった。

 自由記述欄には「生鮮食品を買える場所が必要」「高齢者が多いので、歩いて行ける店が要る」といった意見があり、日常的な買い物に困っている地域の実情がうかがえた。

 現在、町内のスーパーは同町円明寺にある1店舗しかない。同連合会は昨年の大山崎町議会9月定例会で、高齢者の足となる巡回バスの運行を求める陳情書を提出している。

■体験会好評で毎週販売へ

 アンケート結果を受け、鏡田自治連合会は1月27日、同地域の集会所付近にある空き地で初めて、京都生協(京都市南区)の移動店舗による買い物体験会を実施した。お年寄りを中心に多くの住民が訪れ、車内で生鮮食品などを品定めした。

 移動店舗による販売は、京都生協が昨年8月、洛西ニュータウンなどで運営をスタートした。生鮮食品や総菜、日用品など約750品目がトラックの車内で購入できる。

 当日は、販売開始前から30~40人ほどの住民が集まった。担当者から商品や販売方法などの説明を聞いたり、車内を見学したりした後、3~4人ずつ車内で買い物した。

 体験会に来ていた阪東富士雄さん(79)=同町大山崎=は「肉や魚など生ものが買えていい。大国屋がなくなってから、冷凍食品を買ったり島本町まで自転車で行って買い物をしていたので助かる」と笑顔を見せた。同連合会の藤原和正会長(42)は「たくさんの住民から『うちの地域の買い物はどうなるのか』と不安の声を聞いていたので、ほっとしている。利用者が一定数いることが継続の条件になるので、定着してほしい」と期待を込める一方、「大国屋跡の新店舗誘致についても、引き続き町と協議していきたい」と話した。

 移動店舗は、毎週水曜の午前11時15分から2時間、24日からは同地域内の2カ所で販売を行う予定。

【 2016年02月09日 10時30分 】

容一新、蒸留所ツアー開始  サントリー山崎

2016-01-17 17:31:16 | 商 trading
 サントリー山崎蒸溜所(大阪府島本町山崎5丁目)は13日、内容を一新した蒸留所内の見学ツアーを開始した。「山崎ウイスキー館」もリニューアルオープンし、初日から大勢の人々がウイスキーづくりの魅力を味わった。

 同蒸溜所での製造工程をより分かりやすく伝えるため、昨年11月から見学ツアーを中止し、施設改修を進めていた。さらに、ツアーの内容を充実させるため、1日6回から3回に集約し、各回を約60分から約80分に延ばした。参加者とガイドのコミュニケーションを深めるため、定員も40人から25人に絞った。

 この日は、参加者たちがガイドの説明を聞きながら蒸溜室や貯蔵庫などを回った後、テイスティングを体験。シングルモルトウイスキー「山崎」の構成原酒であるホワイトオーク樽(たる)原酒とワイン樽原酒の香りや味を楽しんだ。以前にツアーに参加したことがあるという石橋久吉さん(71)=摂津市=は「定員が減ったことで説明が聞きやすかった。質問もしやすい」と話した。

 山崎ウイスキー館では、各種のウイスキーの特長や香りなどを視覚的に紹介した展示エリアが新設され、ギフトショップも改装された。来場者が盛んにカメラのシャッターを切っていた。

【 2016年01月14日 11時48分 】

町にスーパー1店、住民自ら野菜市 京都・大山崎

2015-12-27 16:53:16 | 商 trading
 地元で採れた農産物を販売する「ユヒノワ市」が24日、京都府大山崎町大山崎のJA京都中央大山崎支店で初めて開かれ、大勢が新鮮な野菜などを買い求めた。

 同町では8月、「大国屋大山崎店」の閉店でスーパーが1店だけとなり、生鮮食品の買い物に困る住民が出ていた。このため、町民有志でつくる「天王山にぎわい実行委員会」が、地産地消の促進などを目的に企画した。

 この日は、1時間前から列ができる人気ぶり。販売が始まるやいなや、地元産の大根やキャベツといった目当ての品を買い、袋一杯に詰めていた。夕飯の買い出しに来たという吉川良江さん(78)=同町円明寺=は「大国屋が無くなって困っていたので助かる。野菜もきれいでおいしそう」と笑顔を見せた。

 同実行委は「需要があれば、今後定期的に開きたい。誰でも出店できるので、ぜひ声を掛けて」と話している。

【 2015年12月25日 10時45分 】

「愛菜楽市」 もっと売り出せ! 京都・向日

2015-12-27 16:48:08 | 商 trading
 京都府向日市の農業・商工関係者が開いている農産物直売会「愛菜楽市」をPRしようと、市が本腰を入れている。公用車に地元野菜の写真をあしらったラッピングカーを導入したほか、職員有志がテーマ曲を制作。大規模直売所のない市は府内でも数少ないだけに、「向日市産野菜の魅力を知ってほしい」と、熱が入っている。

 愛菜楽市は今年8月から市役所駐車場で開催している。バーコード付きの農産物を並べ、レジで会計する「スーパー方式」を採用。評判は上々で、レジの台数を増やすなどして対応している。

 さらに10月からは、「愛菜楽市」のロゴと次回開催日を記したラッピングカーをリースし、市内を巡回している。イベントをより身近に感じてもらおうと、市役所内の軽音楽部メンバーがテーマ曲「愛菜楽市のうた」(仮称)を作った。

 曲は30秒ほどだが、一度聞いたら忘れないような、覚えやすいメロディーを目指したという。ギターでコード進行を決め、パソコンの作曲ソフトを使って完成させた。

 すでにラッピングカーでテーマ曲を流している。「おいしい野菜がいっぱい」「そろうよ 愛菜楽市」などといった歌詞も出来上がっており、今後は歌入れを行う予定という。

 テーマ曲制作を提案した市産業振興課の谷口大樹さん(37)は「少しでも多くの人の耳にメロディーが残り、愛菜楽市に関心を持ってもらえれば」と話している。

【 2015年12月22日 10時37分 】

わくわく地域文化振興券を販売 京都・長岡京、商店街で利用

2015-12-20 10:31:13 | 商 trading
 長岡京記念文化会館(京都府長岡京市天神4丁目)と、隣接する長岡中央商店街で使用できる府のプレミアム付き商品券「わくわく地域文化振興券」が販売されている。1冊5千円で6千円分の買い物ができる。同文化会館が主催するコンサートや映画のチケット購入をはじめ、同商店街の約40店で利用できる。

 同文化会館と商店街が、府発行の商品券を使って地域振興を目指す。

 来年1月22日まで、同商店街などで配布しているはがきかインターネットで申し込みを受け付けている。一人4冊まで。毎週火曜日までの申し込み分を金曜日に発送している。申し込みは先着順で、一定量を超えた分は翌週の発送に回る。

 19日午前8時半からは、市役所(同市開田1丁目)で千冊を特別販売する。一人2冊まで。

 振興券の使用期限は来年1月31日まで。問い合わせは長岡中央商店街事務局TEL(953)0225か府の振興券事務局TEL(284)2841。

【 2015年12月18日 11時50分 】