下海印寺の今昔紹介 長岡京市立図書館で企画展

2010-10-27 20:04:09 | 歴 history
京都府長岡京市の下海印寺地区の歴史や風習などを紹介する市教委の企画展「下海印寺 ふるさとの原風景」が同市天神の市立図書館で開かれている。宮家との関係、小倉神社の祭祀(さいし)組織など今に受け継がれる伝統や、京都第二外環状道路(にそと)建設工事などで変わりゆくまちの姿を、地域に残る史料をもとに伝えている。

 図書館3階に古文書の分析作業や勉強会などに使用できる講座室が整備されたことをきっかけに、市教委生涯学習課文化財係が2008年度から、市内の集落にスポットを当てた歴史企画展を開いている。これまでに浄土谷村、勝竜寺村を取り上げた。

 会場には、伊賀寺遺跡や下海印寺遺跡など縄文時代の遺構からの出土品が並び、竪穴住居の石囲い炉のレプリカも展示。江戸時代に領主の伏見宮家に年貢や産物を献上した経緯をはじめ、檀那(だんな)寺の阿弥陀寺、慈光院など寺社とのゆかりを地域に残る古文書を交えて解説している。

 また、住民の協力で、現在も小倉神社氏子でつくる祭祀組織「御座(おざ)」の年間行事の様子を伝える写真資料や、大祭で「六人衆」が着るかみしもなども展示。1960年前後からの住宅開発、にそと建設などに伴い、新たなまちづくりを模索する現代の様子も紹介している。阿弥陀寺の61(昭和36)年の法然上人750年遠忌法要など貴重な資料映像の上映もある。

 無料。11月14日まで(月曜、11月2日休館)。10月30日午後1時半から、下海印寺地区を巡る歴史ウオーク(定員40人)を行う。申し込みは生涯学習課TEL075(954)3557。

【 2010年10月27日 14時46分 】京都新聞


高橋大輔が優勝、羽生は4位 フィギュアNHK杯最終日

2010-10-24 17:31:16 | 士 cerebrity
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、NHK杯最終日は24日、名古屋市ガイシプラザで行われ、男子はバンクーバー冬季五輪銅メダルの高橋大輔(関大大学院)がショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位となり、合計234・79点で3年ぶり3度目の優勝を果たした。高橋は織田信成(関大)と並ぶ日本男子最多のGP5勝目。

 昨季の世界選手権を制した高橋は冒頭で4回転ジャンプに成功。演技終盤の連続ジャンプで転倒したが、圧倒的な表現力で2位のジェレミー・アボット(米国)に16・60点差をつける圧勝だった。昨季の世界ジュニア選手権覇者で、シニアのGPでのデビュー戦だった期待の15歳、羽生結弦(宮城・東北高)は207・72点で4位、無良崇人(中京大)は191・85点で6位だった。
2010/10/24 14:46 【共同通信】


親子、地域 遊んで交流 第4向陽小PTAが集い

2010-10-24 17:28:04 | ブログ Weblog
京都府向日市寺戸町の第4向陽小で23日、児童と保護者や地域住民らが集いイベントを楽しむ「4って子まつり」が開かれた。楽器作りや昔懐かしい遊びなどを通して参加者が交流を深めた。

 同小PTAの主催。親子や地域の親ぼくを図るとともに学校公開も兼ね、毎年秋に実施している。昨年は新型インフルエンザの流行で中止され、2年ぶりの開催となった。

 学校の教室や体育館などに全部で10の遊びのコーナーが設けられ、子どもたちが自由に挑戦した。

 仮面作りでは、目の周囲だけ隠したり顔をすべて覆う仮面など、6種類から気に入ったものを選び、色を塗ったり羽根飾りをつけた。楽器作りでは、ペットボトルや缶などに豆やビーズを入れマラカスを作った。隣接の老人福祉センター琴の橋の利用者によるこま回しの手ほどきもあった。

 その後、子どもたちは作った仮面をつけ、楽器を鳴らして運動場をパレード。寺戸中の吹奏楽部による演奏でフィナーレを迎え会場は大いに沸いていた。

【 2010年10月24日 12時28分 】京都新聞


龍馬逃走、隠し廊下に興味 向日で歴史ウオーク

2010-10-24 17:23:11 | 歴 history
向日市文化資料館(同市寺戸町)が主催する歴史ウオーク「幕末の西国街道を歩く」が23日、同市向日町や上植野町などで行われ、参加者が地域の幕末の歴史にまつわる社寺や建造物をめぐった。

 同資料館は年1回、歴史ウオークを催している。今年は11月28日まで開催中の特別展「幕末・維新の乙訓をゆく」に合わせ、同時代にゆかりのある場所を訪れることにした。

 この日は、乙訓2市1町や大阪から約30人が参加。西向日公園を出発し、上植野町の寺や橋、中小路家住宅、さらに向日町の町並みを見て向日神社へと、約4キロを歩いた。

 うち向日神社では、鳥居そばにあり普段は見られない社司六人部(むとべ)邸を見学。六人部是継(よしつぐ)宮司が説明に当たり、邸宅は江戸中期に建てられ、幕末には宮司の是香(よしか)が国学者平田篤胤(あつたね)に師事した関係で多くの志士が邸宅に出入りしていた、と話した。「坂本龍馬が逃げたとされる隠し廊下がある」と案内すると参加者が一斉に詰めかけて、興味深そうに眺めていた。

【 2010年10月24日 12時31分 】京都新聞


多彩な創作一堂に 長岡京で市民文化まつり

2010-10-23 18:46:39 | ブログ Weblog
長岡京市文化協会主催の「第48回市民文化まつり」が22日、同市天神の市立中央公民館などで始まった。会場には市民が手掛けた多彩な美術工芸作品が並び、来場者の目を楽しませている。

 文化まつりは、市民の日ごろの文化芸術活動の成果を発表する機会として毎年、開催。今年は80団体約1100人が参加した。

 中央公民館と隣接する図書館で開幕した美術工芸展には、文化協会の登録団体や民間の教室やサークルのほか、姉妹都市の静岡県の伊豆の国市からも作品が寄せられた。

 会場の各スペースには、絵画や書、写真、陶芸、パッチワークなど個性あふれる作品がずらりと展示され、訪れた人たちが感心した様子で鑑賞していた。

 24日まで。入場無料。23日は音楽と洋舞、24日は日舞と古典芸能のステージ発表が府長岡京記念文化会館であり、25団体が出演する。

【 2010年10月23日 11時09分 】京都新聞


向日の“からっキー”全国区へ 彦根のまつりへ参加

2010-10-23 18:44:13 | ブログ Weblog
京都向日市激辛商店街のイメージキャラクター「からっキー」が、23、24両日に彦根市で開催される「ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっと2010」に初出場することになった。

 同まつりは、彦根市のマスコットキャラクターひこにゃんの人気沸騰を機に、全国のご当地キャラクターが集まる場として2008年から始まった。今年は30を超す都道府県と海外から合わせて過去最多となる170の着ぐるみが集結する。

 からっキーの着ぐるみは「激辛」のPRに当たるとともに、ゆるキャラまつりの参加も念頭に入れ、今年2月に製作。同月開かれた京都向日町競輪「激辛商店街杯」でデビューした。以後、地域のさまざまな催しや活動などの場に登場している。

 まつり初日は各キャラ持ち時間15分のステージパフォーマンスに出演。向日市在住の歌手ツキシンさんの歌と演奏をバックに、地元の園児と児童7人と並んでダンスを披露する。また期間中、会場の特設ブースで、CDやストラップなどの激辛商品を販売するほか、激辛商店街のマップ7500枚を用意、配布する。

 今回は初めての試みとして投票でキャラクターの人気度を決める「ゆるキャラグランプリ」も実施。同商店街の磯野勝事務長は「初出場で上位入りは正直難しいが、市と商店街を全国に向け発信できるよう頑張る。ひこにゃんに追いつき、追い越したい」と話す。

【 2010年10月23日 11時14分 】京都新聞


「寿恵更紗」魅力一堂に 向日で作家・青木さん遺作展

2010-10-22 18:43:47 | ブログ Weblog
京都府長岡京市を拠点に創作活動を続け、今年2月に亡くなった更紗(さらさ)作家、青木寿恵さんの遺作展「更紗芸術に捧(ささ)げた生涯」が22日から、向日市寺戸町寺山の寿恵更紗ミュージアムで始まる。国内外で高い評価を得た故人の代表作を一堂に展示する。

 青木さんは、型や版木を一切用いず、草木染の手描きで更紗を着物などに描く独特の作風を確立し、「寿恵更紗」と称されるほどに。病のため84歳で亡くなるまで、意欲的に創作に取り組んだ。

 遺作展では至難の業とされた中、研究を重ね編み出した、結城紬(ゆうきつむぎ)に更紗を描いた作品3点や、今回が初展示となるクメールの女神を描いた「楽しき天女の舞」をはじめ、着物と額、タペストリーなど計46点を集めた。

 同ミュージアムが過去に開いた展示会は、「巴里(パリ)の源氏物語展」「クメールの微笑(ほほえみ)」「カナダ展」とテーマを設けていた。遺作展ではその各代表作が三室に分けて並べられ、作風の違いを比較して見ることができる。

 主催するNPO法人「日本燦(サン)クラブ」理事長の市橋正孝さんは「故人の、心から自然や人を慈しんだ人柄や、作品1点1点に込めた深い思いを感じとってもらえれば」と話す。

 11月28日まで。午前10時~午後4時、月曜休館(祝日なら翌日)。高大生350円、一般500円。同ミュージアムTEL075(934)6395。

【 2010年10月22日 11時33分 】京都新聞


周知不足に懸念の声 23日から長岡京で交通社会実験

2010-10-22 18:40:37 | 政 governing
京都府長岡京市の中心市街地の幹線道路で23日から交通社会実験が実施される。計画を正式決定したのが約1カ月前で、事前の周知期間の短さが指摘される中、市はPRに躍起だ。関連イベントも予定されるが、地元住民からは「人が集まるのか」「事故や混乱だけは起きないようにしてほしい」など、疑問や注文の声が出ている。

 社会実験では23日午前6時から26日深夜(27日午前0時)まで、アゼリア通りなどで一方通行規制される。

 7日に開かれた長岡天神駅周辺交通社会実験協議会で市は、安全対策などについて府や府警との事前調整や協議に時間がかかり、計画決定や最終報告が遅れたことを陳謝。広報紙や看板などで周知し、期間中も誘導員を各所に配置して案内を徹底すると説明した。

 また、協議会が当初まとめた計画では早朝から深夜までの実施、となっていたのが24時間に変更され、委員からは、業者の荷さばきなど夜間の通行車両への影響を懸念する声もあった。また、バスや自転車利用者への告知不足も指摘された。

 規制を知らずに車両が進入するなどした場合の警察の対応については、委員として参加している向日町署員が「違反は違反だが、現場判断なので、取り締まるかはここでははっきりいえない」「パトロールはするが、常時警察官を立てることはできない」と述べた。

 期間中は、商店街などのイベントやアンケートも予定されているが、どの程度市民の参加があるかは不透明だ。地元の商工関係者は「市の告知は、車が来ないようにしているだけ。歩くまちやにぎわいづくりがテーマなのに、歩行者を集客するためのソフトやPRが不十分で、関心が高まるのか」と話している。

【 2010年10月22日 11時50分 】京都新聞


長岡京音頭普及に35年 地元で保存会、節目祝う

2010-10-21 16:59:24 | 祭 carnival
長岡京音頭保存会の創立35周年記念の集いがこのほど、京都府長岡京市天神の市立中央公民館で開かれ、会員や関係者約70人が出席し、節目を祝った。

 長岡京音頭は1973年(昭和48年)、郷土意識をはぐくむため、市が、市民から詞、曲を公募して作った。2年後に発足した保存会が、音頭の普及を目指し、各種団体の行事に参加して踊りを披露している。集いでは、保存会の堀昭子会長が「これまでのご支援に感謝する。今後も長岡京音頭がふるさと音頭として、多くの市民や観光客に親しまれるよう、会員一丸となって輪を広げていきたい」とあいさつした。

 会員らは、4中学の校区ごとのグループや個人で民謡や踊りを発表し、交流を深めた。最後は、長岡京音頭を総おどりで披露し、花を添えた。

【 2010年10月21日 11時54分 】京都新聞


孤立防止へ高齢者連帯 向日で「ふるさと塾」発足

2010-10-21 16:55:38 | 会 party
京都府向日市森本町で、高齢者の孤立防止を狙いとした「ふるさと塾」が開塾する。町内の高齢男性が近隣住民も数日気づかないままに亡くなっていた、という出来事が契機で、関係者は「高齢者同士が悩みなどを本音で打ち明け、関係を築き合える場にしたい」という。

 設立発起人は、森本区自治会の前職と現職の区長ら9人。

 5年前、町内に住む高齢男性が「孤独死」ともいえる形で亡くなった。同居する妻が認知症で、近所や身内とも交流がほとんどない状態だった。近隣の人が「おかしい」と気づき、警察に立ち入りを要請して初めて男性の死亡が分かった、という。

 この経験から、高齢者が相互に安否を確認できる仕組みが必要と、今回発起人となったメンバーが集まり協議を重ね、塾を設立することにした。

 塾は毎週火、木曜の午後2~5時に開き、茶を飲みながらの会話など自由に過ごしてもらう(参加費2百円)ほか、月1回、健康や福祉などの勉強会も。また、来塾者の中から「本科塾生」を来年春以降受け付け、月2回の勉強会を行うほか、塾生証の「元気パスポート」を発行。名前や緊急連絡先、病歴などを記載してもらい、相互の安否確認の役割も兼ねる。参加対象は向日市に限らず府内の高齢者としている。

 共同で代表を務める前区長の清水透さん(71)と現区長の清水正さん(72)は「地域にもサークルにもなじめず居場所がない高齢者が少なくない。そうした人が気軽に立ち寄れる空間に」と話す。

 23日午後2時から、開塾記念式と、介護をテーマにした勉強会を開催する。問い合わせは同塾TEL075(921)0608へ。

【 2010年10月21日 11時57分 】京都新聞


お医者さん、絵筆も似合う 長岡京で医家美術展

2010-10-20 13:05:20 | 会 party
乙訓地域の医療関係者が趣味の芸術作品を発表する「乙訓医家美術展」が19日、京都府長岡京市神足のバンビオ1番館で始まった。

 乙訓医師会の美術愛好家でつくるグループが、日ごろの創作活動の成果を発表し、地域住民と交流しようと毎年開催しており、今年で33回目。医師会会員や家族、スタッフら19人が絵画や写真など力作計46点を出展した。

 会場には、善峰山の紅葉、ヨーロッパの街並みなど国内外の情景をモチーフにした風景画、奄美大島の海中の魚や中国雲南省の雪山などをとらえた写真など、感性豊かな作品を展示。陶器の茶わんやシルクスクリーンなどもあり、来場者が感心した様子で見入っていた。無料。21日午後3時まで。

【 2010年10月20日 09時35分 】京都新聞


茂山童司さん講師に狂言教室 向日

2010-10-20 13:03:10 | 習 learn
京都府向日市の向日神社で毎年5月に「向日明神篝(かがり)狂言」を催している市民有志らの実行委は、狂言により親しんでもらおうと、狂言師・茂山童司さんを講師に招いての狂言教室を、同神社茶所で始めた。月1回開催し、今後、毎年秋に同神社で行う発表会に向けて、基本動作から、演目を披露できるところまで年間かけて取り組む。

 篝狂言は、まちのシンボル的存在の向日神社を舞台に、市民が誇れる行事をと、有志が実行委をつくり4年前から始めた。茂山狂言会の茂山千之丞さんと童司さんが毎年出演し、創作狂言の「火入れ冠者」などを披露している。

 教室は、篝狂言をはじめ狂言に気軽にふれ、魅力を知ってもらう機会にしようと、実行委が童司さんに依頼し実現した。

 会場となる向日神社茶所でこのほど開かれた初めての教室には、見学も含め13人が参加した。講師の童司さんは常にユーモアを交えながら、狂言で基本となる足をかける動きや座り方、発声法などを、自ら手本を示して丁寧に指導し、参加者が熱心に取り組んでいた。童司さんは「狂言をより身近に感じてもらえるよう、楽しい教室にしていきたい」と話した。

 会費は1回2千円。時間は午後2~5時。服装は、スカート以外で足袋履き。見学可、無料。参加の申し込みや問い合わせは実行委事務局、上田昌弘さんの携帯電話090(9627)8913へ。

【 2010年10月20日 10時09分 】京都新聞

かがり火(一対) 2.5寸(高さ7.5cm×火袋径4.5cm)◆鉄製篝火・カガリ火、神棚(お宮)・神殿の神具、道具
クリエーター情報なし
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動物のブラバンに歓声 西京・福西小で創立30年行事

2010-10-19 16:04:47 | 祭 carnival
京都市西京区の福西小の創立30年を記念するコンサートが18日、同小で開かれた。動物に扮(ふん)したブラスバンドが訪れ、児童や近くの福西保育園の園児らが演奏を楽しんだ。

 同小は、1980年4月に近くの境谷小の分校として開校し、翌年に福西小となった。30周年を祝おうと、同小やPTAなどでつくる記念事業委員会が企画、希少動物をイメージしたブラスバンド「ズーラシアンブラス」に出演依頼した。

 記念式典後のコンサートでは、アニメやジャズ、校歌のほか「ドレミの歌」などなじみの曲が演奏され、子どもたちは体で拍子を取りながら聞き入っていた。

 アンコールの「聖者の行進」で、バンドのメンバーがステージを下りると、会場は大歓声に包まれた。

【 2010年10月19日 11時22分 】京都新聞


新制服デザインが決定 向日・西ノ岡中、児童ら投票

2010-10-19 16:02:37 | 会 party
京都府向日市物集女町の西ノ岡中は、来春採用の新制服のデザインを決める投票をこのほど締め切り、結果をまとめた。対象の6年児童と保護者だけでなく、他学年の児童らも投票に自主参加し、総数は576票に上った。同中はすべての結果を踏まえ新制服を決定した。

 新制服導入に当たり、来春入学予定の児童と保護者の意思を反映したいと、同中は校区内の第2、4、6向陽小で4~14日に各2、3日の期間を設け投票してもらった。

 投票は関心を呼び、当初は対象としていなかった5年生を中心にした他学年の児童や保護者も多数、自主投票。同中はその結果も尊重することにした。

 ブレザー2種類、ズボン5種類、スカート6種類の中から選ばれたのは、ブレザー(男女共通)が無地の濃紺、ズボンはチャコールグレーでミニチェック入り、スカートは紺地にピンクとグレーのタータンチェック入り。いずれもほかの候補に大差をつけた。結果的に教職員やPTA、生徒会がそろって事前予想したものとすべて合致した、という。

 選ばれた新制服は18、19日に同中の在校生向けに職員室前で展示。21、22両日開催の文化祭でも保護者や校区の住民向けに披露する。盛永俊弘校長は「予想以上にたくさんの児童と保護者の参加が得られ、良かった。今後もさまざまな場面で、子どもが自ら考え決められる機会をつくりたい」と話す。

【 2010年10月19日 12時08分 】京都新聞


育てた稲刈り取り、食の大切さ体感 京都西山短大生

2010-10-19 15:58:50 | 木 plants
京都府長岡京市粟生の京都西山短大の学生らが本年度から授業の一環で、地元農家グループの協力を得て近くの畑で稲作などに取り組んでいる。学生の意欲は高く、農業関係者は「次世代に食べ物の大切さを伝えてほしい」と期待を込めている。

 同短大は、食の大切さや自然の恵みへの感謝を実体験で学ぶ機会として、本年度から1年間を通じて農業を体験するカリキュラムを企画。15人程度を予定していたが、予想以上の人気で、1、2年合わせて40人が登録した。

 大学が授業用の農場として、地元農家の協力で近くの田畑約14アールを借り受け、学生らが春から週1回、農作業を体験。長岡京市有機農法研究会(加地利博会長)のメンバー9人が指導に当たり、苗代作り、田植え、雑草取りなど水田での作業のほか、畑でナスやトマト、トウモロコシなど夏野菜の栽培、収穫に取り組んできた。

 3・5アールの田んぼではこのほど、学生らが、5カ月かけて育てた稲の刈り取りに汗を流した。豊かに実った稲穂の根元をかまなどで丁寧に刈り、玄米150キロ分を収穫した。

 米は10月末の学園祭で丼ものなどにして提供する予定で、今後は冬野菜も栽培する。大学のサークルでも野菜作りを行っている2年の河本亜梨沙さん(19)は「プロの農家の大変さや、こまめに世話をする大切さをあらためて学んだ。自分で作るとやっぱりおいしい」と喜び、市有機農法研究会の春田晃宏さん(41)は「ものがなるまでの苦労を知り、食べ物の好き嫌いをなくす意識や、伝統の食文化を次の世代に伝えてもらえれば」と話している。

【 2010年10月19日 13時37分 】京都新聞