京都市西京区の松尾中に2日、同中の敷地で弥生時代の遺跡があることを示す石碑が建てられた。地元の造園業永田隆蔵さん(59)が寄贈した。
周辺は松室遺跡で、1983年の学校建設に伴う発掘調査では、弥生時代から古墳時代にかけての竪穴住居や古墳時代の用水路跡が見つかった。この遺跡の存在を広く知ってもらおうと寄贈を決めたという。
永田さんはこれまでにも北座(東山区)や氷室(北区)などを示す約70本の石碑を造っている。
石碑は高さ1・3メートルで、中央に記した文字「此附近弥生遺跡」は永田さんが手彫りした。同中のPTA役員と一緒にクレーンを使って石碑を動かし、南門のそばに設置した。
永田さんは「遺跡の存在を生徒たちはほとんど知らない。地元の歴史を知り、まちに誇りや愛着をもってほしい」と話している。
この日は近くの松尾小にも旧の地名「山城乃國葛野郡松尾村」を記した石碑を寄贈した。
【 2010年10月03日 09時26分 】京都新聞
周辺は松室遺跡で、1983年の学校建設に伴う発掘調査では、弥生時代から古墳時代にかけての竪穴住居や古墳時代の用水路跡が見つかった。この遺跡の存在を広く知ってもらおうと寄贈を決めたという。
永田さんはこれまでにも北座(東山区)や氷室(北区)などを示す約70本の石碑を造っている。
石碑は高さ1・3メートルで、中央に記した文字「此附近弥生遺跡」は永田さんが手彫りした。同中のPTA役員と一緒にクレーンを使って石碑を動かし、南門のそばに設置した。
永田さんは「遺跡の存在を生徒たちはほとんど知らない。地元の歴史を知り、まちに誇りや愛着をもってほしい」と話している。
この日は近くの松尾小にも旧の地名「山城乃國葛野郡松尾村」を記した石碑を寄贈した。
【 2010年10月03日 09時26分 】京都新聞