向日市上下水道事業懇談会(会長・吉川榮和京都大名誉教授)が21日、市役所で開かれた。府営水の基本料金を乙訓系では1立方メートル当たり10円の値下げとした府の方針を受け、市の水道料金も見直しを検討することで一致した。
同懇談会は有識者や市民代表ら10人の委員で構成。市の上下水道事業の経営や計画などに関して提言を行う。現在、国の方針で市が策定する水道ビジョンの議論も続けている。この日は、府の府営水の値下げ方針を受け、急きょ開かれた。
会議ではまず、市の水道担当課が府営水の基本料の改定内容や、同市の水道の業務実績などを説明。同市では市民1人当たりの使用量低下で給水量も年々少なくなる一方、5年前に二つの浄水場を統合するなど効率化を図ったことで07年度以降、単年度収支では黒字が続いている現状などが報告された。
その後の議論では、主に財政面への影響を懸念して「府が値下げするから(市の水道料も)単純に下げるのはどうか」と慎重論も。一方、府の値下げ分を市の水道料にどれだけ反映できるかをまず、考えるべきとの意見が出され、見直す方向で検討することで意見がまとまった。
同懇談会は有識者や市民代表ら10人の委員で構成。市の上下水道事業の経営や計画などに関して提言を行う。現在、国の方針で市が策定する水道ビジョンの議論も続けている。この日は、府の府営水の値下げ方針を受け、急きょ開かれた。
会議ではまず、市の水道担当課が府営水の基本料の改定内容や、同市の水道の業務実績などを説明。同市では市民1人当たりの使用量低下で給水量も年々少なくなる一方、5年前に二つの浄水場を統合するなど効率化を図ったことで07年度以降、単年度収支では黒字が続いている現状などが報告された。
その後の議論では、主に財政面への影響を懸念して「府が値下げするから(市の水道料も)単純に下げるのはどうか」と慎重論も。一方、府の値下げ分を市の水道料にどれだけ反映できるかをまず、考えるべきとの意見が出され、見直す方向で検討することで意見がまとまった。
