基本水量削減は「棚上げ」 大山崎町長、府と協調優先

2011-06-15 12:18:24 | 水 water
京都府大山崎町の江下伝明町長は14日に行われた町議会6月定例会の一般質問で、昨秋の町長選で主張していた府営水道の基本水量の削減について「現時点では困難」と述べ、当面、府への要求を棚上げする方針を示した。

 江下町長は取材に対し、「基本水量の削減は長期的課題。将来、宇治系府営水道の施設更新や木津系の給水人口増加に合わせ、3水系統合の利点を生かして要求すべき」と説明。その上で「まず府と協力し、町水道事業の経営改善や施設の耐震化を最優先に進める」と話した。

 江下町長は町長選立候補予定者による公開討論会や当選後のインタビューで「名神高速や第二外環の建設で企業や住宅が立ち退き、水需要が減った分の基本水量は、向日市や長岡京市と一緒に府と協議して削減を求める」と主張していた。

 またこの日は、13日の一般質問で江下町長が町水道会計について「赤字にこだわる必要はない」と答弁したのに対し、町議が「それなら一般会計から支援する意味がない。水道事業広域化を目指す上で、2市との協調に影響する」と批判した。

 中村実副町長は赤字発生の仕組みについて「公営企業会計は民間と違い、減価償却費が現金を伴わない支出として収支に影響する」と答弁し「内部留保資金で回れば、通常運営は大きく心配しなくていい」と釈明した。

 水道会計の「日々の財布」である内部留保資金2億5千万円をめぐっては、昨秋の町長選で江下氏の応援に駆け付けた府副知事が「内部留保を使えば町水道料金を値下げできる」と主張。前町長は「内部留保は水道の維持管理に使う大事な金」と反論していた。

【 2011年06月15日 11時07分 】

淀川の女性遺体 養父母 知人に数百万円で殺害依頼か

2011-06-15 07:18:45 | 災 disaster
大阪府高槻市の淀川の堤防で女性が遺体で見つかった事件で、女性と養子縁組した男とその妻が知人の男に数百万円の報酬を約束して殺害を依頼していたことが警察への取材で分かりました。

 大阪府豊能町に住んでいた宇野ひとみ被告(36)は去年4月、夫の和馬容疑者(当時39)らと共謀し、養子縁組した津由子さん(当時36)を知人の男(43)に殺害させたなどの罪で14日起訴されました。

 事件のあと自殺した和馬容疑者は、容疑者死亡のまま殺人の罪で書類送検されました。
警察などによりますと和馬容疑者は知人の男に対して「津由子が死んだら保険が入る、よかったらやってみないか?このことは妻のひとみが言い出しっぺや」と殺害の計画を持ちかけ、その後、ひとみ被告と共に数百万円の報酬を約束して殺害を依頼した疑いです。

 これまでの取り調べに対しひとみ被告は容疑を否認しています。
(06/15 00:16)

避難被災者、吹田市役所勤務

2011-06-14 11:55:53 | 政 governing
住所変更用の書類を補充する宇佐美龍王さん=吹田市役所東日本大震災で吹田市内に避難した被災者が13日、市のアルバイトとして市役所で働き始めた。被災者の生活再建を支援しようと、市が事務補助員として採用した。

 仙台市宮城野区から避難している宇佐美龍王(たつお)さん(19)。清掃会社に勤めていたが、母と姉の3人で暮らしていた市営住宅が地震で全壊した。近くの友人宅に身を寄せていたが、4月26日、大阪市内に住む兄から、吹田市が被災者に市営住宅を提供していることを聞き、母と2人で避難した。

 住宅の鍵を受け取りに訪れた市役所でアルバイトの募集を知り応募し、市民課に配属になった。この日の仕事は転出届や転入届の仕分けと記録。真新しい事務服に袖を通し「生活資金が必要だったのでとにかく早く仕事を始めたかった。久々に働いたので楽しい」と笑顔を見せた。

 吹田市は現在も被災者を対象に約10人のアルバイトを募集している。勤務は週5日、午前9時から午後5時半まで。日給7330円。問い合わせは市人事課(06・6384・1400)へ。

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就学前、親の不安解消 乙訓18小PTA、「応援塾」準備

2011-06-14 11:43:20 | 民 people
親のための応援塾の説明会で意見交換するPTA関係者(向日市・府乙訓総合庁舎)小学校就学前の子どもを持つ保護者を対象にした「親のための応援塾」で、乙訓2市1町の18小学校のPTAが給食試食会や講演会など多彩な企画の準備を進めている。

 応援塾は、育児や小学校入学への不安などを解消してもらう場として、京都府PTA協議会が2007年度からスタートさせた。当初、3校だった乙訓地域の参加校は、10年度には全18校に拡大。栄養士が講師を務める給食試食会や図書館司書による絵本の読み聞かせ、こども110番の家を巡るパトロールなど、各校のPTAが保護者向けの交流企画を練り、実施している。

 このほど向日市の府乙訓総合庁舎で開かれた教育局別説明会では、18校のPTA役員ら約80人が集まり、本年度の事業について意見交換した。長岡京市の長岡第五小の育友会のメンバーが、手作りの名刺を交換して交流を深めるゲームなど独自の取り組みを発表。参加者も実践し、「きょう、朝食は何を食べてきましたか」「ほっとする時はいつ」などと質問することで互いに打ち解け合うプロセスを体験した。グループ協議では、参加者から「入学を予定する子どもの情報把握が一苦労」などと意見も出された。

 各校のPTAは本年度、複数回の応援塾の開催をそれぞれ予定しており、教員らの協力を得て準備を進めている。

 今月初めには大山崎町の第二大山崎小でいち早く取り組みが行われ、運動会のプログラムに、玉入れなど就学前の子どもと保護者が参加する種目も盛り込み、地域住民と交流を楽しんだ。

【 2011年06月14日 11時11分 】

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競輪場存廃、跡地活用は? 向日市が意見募集

2011-06-14 11:40:39 | 民 people
京都府向日市の京都向日町競輪場(同市寺戸町)の存廃をめぐり、経営する府が地元の見解を来月末までの期限付きで求めてきたことを受け、同市は15日から、市民の意見の募集を始める。市はそれらの意見を参考に見解をまとめ、期限までに府に回答する方針。

 同競輪場をめぐっては、府が設けた有識者らによる事業討委員会が2月、収益の改善が見込めないとして廃止を正式に提言。これを受けて府は5月中旬、「地元の意見をできるだけ反映し対応したい」として向日市に意見照会し、7月29日までの回答を求めた。

 市が今回、市民から意見を募る内容は、(1)競輪事業は存続すべきか、廃止すべきか(2)事業を廃止した場合、競輪場跡地の利用はどうあるべきか-の2点。締め切りは6月30日で、寄せられた意見と市の見解を後日、市のHP(ホームページ)などで公表することにしている。

 意見の提出方法は、住所と氏名、電話番号を明記の上、市役所の担当課に直接持ち込むか、郵送、ファクス、またはメールで。書式自由。問い合わせは、市役所代表TEL075(931)1111を通じ市企画調整課へ。ファクス(922)6587、メールアドレスkeirin-iken@city.kyoto.lg.jp

 なお、市が3年前に行った市民アンケートでは、回答者約600人のうち「廃止」要望が27・6%だったのに対し、「存続」は3・4%にとどまった。また市長が市民の声を直接吸い上げる「市長への手紙」で、今年に入り競輪場に関する意見は5件寄せられているが「存続」要望はなく、公園や商業施設、研究施設、サッカー場などすべて跡地利用の提案という。

【 2011年06月14日 11時14分 】

バクチと自治体 (集英社新書 495H)
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名神の事故 国道の事故と関連

2011-06-13 22:42:45 | 災 disaster
きょう午前、大阪・茨木市の名神高速道路で大型トラックが渋滞の列に突っ込み2人が死亡しました。この事故はまったく別の場所で起きた事故による渋滞が高速道路の出口付近まで延びて、高速で新たな渋滞を発生させた結果起きていたことがNHKの取材でわかりました。
きょう午前11時過ぎ、大阪・茨木市の名神高速道路上り線で、大型トラックが渋滞に突っ込み乗用車など6台が関係する事故があり、このうち5台が炎上しました。
この事故で、2人が死亡したほか、男女3人がけがをしました。
警察は、大型トラックを運転していた岐阜県瑞浪市の丹羽潤容疑者(42)をその場で逮捕し、自動車運転過失致死の疑いで詳しく調べています。
丹羽容疑者は「一瞬居眠りをした」と供述しているということです。一方、茨木市内ではけさ、国道で2人が死亡する別の死亡事故が起きていて事故処理などのため交通規制が行われていました。
警察などによりますとこの規制による渋滞が名神高速道路の茨木インターチェンジの出口付近まで延びていたため茨木インターチェンジでは高速道路から国道に下りられない車が料金所付近を先頭に何台も立ち往生し、新たに高速道路上に3キロの渋滞が発生したということです。
事故はこの渋滞の最後尾付近で起きていてまったく別の場所で起きた別の事故をめぐる渋滞が高速道路で新たな渋滞を発生させた結果、追突事故が起きていたことがわかりました。

06月13日 12時53分 NHK

出会い頭に衝突 男女2人死亡 三島丘

2011-06-13 14:13:53 | 災 disaster
けさ早く、大阪・茨木市の国道の交差点で普通乗用車とタンクローリーが出会い頭に衝突し、乗用車に乗っていた若い男女2人が死亡しました。
きょう午前4時半頃、茨木市三島丘の国道171号線の交差点で東から西に走ってきたタンクローリーと北から南に向かおうとしていた普通乗用車が出会い頭に衝突しました。
この事故で乗用車はタンクローリーの下に巻き込まれた状態で20メートルほど引きずられて大破し、乗っていた若い男女2人が車内に閉じ込められました。
消防のレスキュー隊が出て救出作業にあたり、運転席にいた男性が約1時間半後に運び出されましたが搬送先の病院で死亡し、助手席に乗っていた女性も4時間後に現場で死亡が確認されました。
警察や消防によりますと、死亡した2人のうち男性は免許証から大阪・高槻市に住む19歳の少年とみられるということです。
警察はタンクローリーを運転していた京都市伏見区の安本良容疑者(34)を自動車運転過失傷害の疑いでその場で逮捕しました。
安本容疑者は「右側から乗用車が突っ込んできた」と説明しているということで、警察は交差点でどちらの車が青信号だったかなど事故の原因を調べています。

06月13日 12時53分 NHK

名神で事故 2人死亡3人けが

2011-06-13 14:09:39 | 災 disaster
きょう午前11時過ぎ、大阪・茨木市の名神高速道路上り線の吹田ジャンクション付近で、大型トラックなど6台が関係する事故があり、このうち数台が炎上しました。警察によりますとこれまでに2人が死亡し、3人がけがをしているということです。
大阪府警察本部に入った連絡によりますときょう午前11時過ぎ、大阪・茨木市の名神高速道路上り線の吹田ジャンクション付近で、大型トラックや乗用車など6台が関係する事故があり、このうち数台が炎上したということです。
この事故で、これまでに2人が死亡し、3人がけがをしているということです。
消防で救助活動を急ぐとともに、警察は大型トラックの運転手の男をその場で逮捕して事故の詳しい状況を調べています。
この事故で名神高速道路は、吹田インターチェンジと(すいた)茨木インターチェンジの間の上り線が、午前11時17分から通行止めとなっています。
また、中国自動車道も、中国池田インターチェンジと吹田ジャンクションの間の上り線が通行止めとなっています。

06月13日 12時53分 NHK

高速道路車窓鑑賞ガイド 東名&名神高速道路編
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メディアファクトリー

原発危険性 再度訴え 南区 事故予告の石橋氏講演

2011-06-13 11:37:38 | 会 party
「原発震災」の危険性について語る石橋克彦・神戸大名誉教授(京都市南区・龍谷大アバンティ響都ホール)東日本大震災の発生から3カ月となった11日、京都市南区の龍谷大アバンティ響都ホールで、原発事故が地震によって発生する「原発震災」へ警鐘を鳴らしてきた石橋克彦・神戸大名誉教授(地震学)の講演会があった。地震列島に立地する原発の危険性をあらためて強調し、約270人が聞き入った。

 石橋名誉教授は1997年、地震の揺れで原発に深刻な損傷が生じる結果、地震災害と原発事故が複合して発生する事態を予告し、順次廃炉を訴える論文を発表している。

 講演で石橋名誉教授は、原発の安全対策が盛んに議論されている現状に「原発は『未完の技術』。加えて、備えるべき最大級の地震とは人間の想定を超える」と指摘。「膨大な放射性物質を内包する原発は『本質的な安全』が求められるが、それはかなわぬ望みだ」と言葉を強めた。

 「今回の地震は原発機器にダメージを与えやすい周期だった。地震動の影響こそ重視するべきだ」とし、津波対策だけでなく、地震の揺れへの対策にも力を注ぐよう求めた。

 講演会は、市民や宗教者らでつくる「いまこそ原発を問う連続講座」実行委員会が開いた。

【 2011年06月12日 16時43分 】

原発に頼らない社会へ こうすれば電力問題も温暖化も解決できる
田中 優
武田ランダムハウスジャパン

記者と学校交流:新聞編集や取材を茨木・東雲中で紹介 /大阪

2011-06-12 11:35:58 | 民 people
◇見出しの「宿題」優秀者の表彰も

 毎日新聞記者が学校で講演する「出前授業」が10日、茨木市立東雲中学校(山川弘史校長)であり、編集者、鳴神大平記者と田中謙吉記者が2年生約240人に、新聞づくりや取材活動について語った。

 鳴神記者は終戦60年を迎えた05年8月15日付の紙面などを使いながら、レイアウトや見出しの重要性を説明した。生徒には事前に、記事の見出しを考える宿題が出されており、優秀者が表彰された。田中記者は大阪大空襲で家族を失った女性を取材した際のエピソードを話した。

     ◇

 記者の学校派遣についての要望と問い合わせは、学校名▽住所▽連絡先▽担当者氏名▽学年▽授業テーマ▽希望日--を明記のうえ、ファクス(06・6346・8104)で受け付けます。後日、担当者から連絡します。

舞台や作品展示多彩に 大山崎公サ連まつり始まる

2011-06-12 10:58:31 | 祭 carnival
公サ連まつりの舞台発表で、赤と黒のスカート姿で華麗な踊りを披露するフォークダンスサークル(大山崎町中央公民館)大山崎町中央公民館(同町円明寺)で活動するサークルの発表会「公サ連まつり」が11日、同公民館で始まった。展示や舞台発表が行われたほか、模擬店なども設けられ、多くの利用者や家族連れらが訪れた。

 同町公民館サークル連絡協議会(公サ連)が、各団体の普段の取り組みの成果を披露する場として毎年催し、今年で12回目。公民館に登録する48サークルが参加した。

 ホールでは舞台発表があり、勇壮な和太鼓から、詩吟、コーラス、ハーモニカなどのサークルが次々に登場。フォークダンスサークルは、メンバー9人が黒と赤のスカート姿で、ポップスに乗せた創作ダンスやメキシコの踊りなどをみせ、来場者の盛んな拍手を浴びた。

 本館や別館での展示では、会員が丹精込めて育てた色鮮やかな洋ラン約70点、また二年坂や琵琶湖といった国内外の名所、風景などを描いた絵画約50点も並び、多くの人が鑑賞を楽しんでいた。

 このほか、着付けやトールペインティングの体験などもあり会場は終日にぎわった。

 12日も午前10時から開催。入場無料。

【 2011年06月12日 10時12分 】

里山資源有効利用を 鳥かごなどに加工 長岡京・木工教室

2011-06-12 10:48:00 | 木 plants
里山木工教室で写真立て作りに取り組む参加者 長岡京市・長岡京こらさ今年の国際森林年にちなむイベントが各地で展開されている中、長岡京市で11日、森林保全に関連する催しが相次ぎ行われた。同市長法寺の多世代交流ふれあいセンター「長岡京こらさ」では、里山の再生に取り組む市民団体が「里山木工教室」を開き、参加者が西山で間伐した木や竹を使った作品づくりを楽しんだ。

 市里山再生市民フォーラムと、同市環境の都づくり会議の共催。年1回、6月は大人、8月は夏休み中の児童らを対象に教室を開催し、その作品を集めた展示会を秋に実施している。この日は公募の市民や団体関係者ら約20人が参加。写真立てと、竹ひご製の鳥かごの計2品を作った。

 材料は、西山で間伐したサクラやケヤキ、ソヨゴの木と皮、ほかに竹なども利用。写真立ての制作では、工具で短く切った木で枠を組んだ後、上から木皮を張り付けたり、中には、竹を枠組みにする参加者も。各人が創意工夫を凝らし個性豊かな作品に仕上げていた。また、鳥かごに入れる鳥は松ぼっくりに色を塗り、目などを描いて完成。参加者は出来栄えに満足そうな表情をみせていた。

 このほか同日、長岡京市役所で環境講演会も開かれ、京都府立大森林科学科の田中和博教授が、温暖化の問題と森林・里山の保全、また木材の地産地消の重要性などを話した。

【 2011年06月12日 10時13分 】

暮らしに役立つウッド・ワーク―大工道具の選び方と使い方
クリエーター情報なし
新星出版社

訴訟の提起を可決 貯留槽破損で向日市会委

2011-06-11 14:14:02 | 水 water
向日市議会の建設環境委員会が10日、市役所で開かれた。寺戸町北野地区の雨水貯留槽の破損事故をめぐり、市が今議会で提案した施工業者への損害賠償請求訴訟の提起について審議が行われ、委員全員が賛成し可決された。20日の最終本会議でも可決の見通し。

 一昨年7月に同地区で発生した浸水被害を受け、市が原因を調査した結果、雨水貯留槽の漏水が判明。市は、施工不良が原因とし、緊急補修や今後の改修にかかる費用など8600万円余りを業者に損害賠償請求したが、応じないため提訴する方針を固め、今議会で提案した。

 一方、市の顧問弁護士も出席し先月開かれた議員全員協議会では、請求の法的根拠などをめぐって議論に。結果を不安視し、市民負担が生じる可能性への懸念が続出した。

 この日の委員会でも同様の意見が特に2人の委員から出された。対して久嶋務市長は「勝訴に向け全力で取り組む」と強調。「結果責任をどうとるのか」との問いにも「敗訴は考えていない」と強気の発言を繰り返した。最終的に全委員が賛成し、可決された。

 また、貯留槽改修後の雨水の貯水容量に不足が生じる問題で、市側は先の一般質問で、容量減でも一帯の浸水被害は「解消できる」としたが、この日は一歩踏み込み「地区内か地区外に造るかは検討中だが、総合的な対策をとる」と、別の雨水貯留施設を設ける考えを初めて示唆した。

【 2011年06月11日 10時30分 】

雨水利用ハンドブック
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山海堂

「住民カフェ」観光客ら集う 大山崎で多彩に

2011-06-11 14:09:54 | 商 trading
緑に囲まれたテラスでお茶とケーキを楽しむ女性たち(大山崎町大山崎・杉本さん宅)大山崎町の民家や庭を開放してカフェや雑貨市を催す「おおやまざき・緑の味彩(あじさい)散歩」がこのほど、町内6カ所で2日間開かれた。うどんの手打ち実演やコケ玉づくり体験講座、ユニークな花器を使った生け花展といった多彩な内容で、雨にも関わらず多くの人が訪れた。

 花と緑が映える季節に、観光客に町の魅力を体感してもらい、にぎわいを生み出そうと、住民有志が初めて企画した。6会場はすべてJR山崎駅と阪急大山崎駅から片道徒歩20分圏内に設けた。

 西国街道沿いに住む杉本敬子さん(62)は庭を望むテラスと居間をカフェにし、シフォンケーキや「冷や汁風うどん」を販売した。布ぞうりの製作教室も催した。天王山ふもとの町道沿いに家がある上田優子さん(63)は自宅の敷地を開放し、多肉植物を飾り付けるネームボードや、コケ玉の製作講座を開いた。

 このほかJR山崎駅近くの陶芸教室では、受講生が自作の多彩な花器に花を生け、寄せ植えをした36点を展示した。かわいらしい手作りの布かばんや子ども服、インドネシア・バリ島の雑貨を販売する民家もあった。

 あいにくの雨続きだったが、両日とも女性客ら多くの人が足を運び、食事に物づくり、そして観賞と、五感を使って和やかな時間を楽しんだ。

【 2011年06月11日 10時35分 】