京都府長岡京市のコミュニティバス「はっぴぃバス」の運行について話し合う市地域公共交通活性化協議会が25日、同市開田の市役所で開かれた。2月に市全体の公共交通体系を検討する「市地域公共交通会議」が発足するのに伴い、協議会も同会議の部会に移行し、阪急新駅開業による民間路線バスの動向も踏まえて2013年度以降の運行経路やダイヤなどを議論することになった。
はっぴぃバスは、公共交通がない空白地域の解消や高齢者らの外出支援のため、06年10月に運行を開始。当初は国の補助金を利用していたが、10年度で終了したため、11年度からは市の単独予算で運行を継続している。
この日の会議で市は、3月の次回会合を最後に地域公共交通会議の部会に衣替えすると説明。新駅開業に合わせて予想される阪急バスなど路線バスの再編動向を踏まえ、はっぴぃバスのルートや時刻表を見直し、来年2月ごろにまとめる市公共交通ビジョンに盛り込む考えを示した。
市民公募委員からは「阪急バスは路線再編をどう考えているのか」との質問が出た。阪急バスの出席者は「新駅の徒歩圏はバスの利用者が減る可能性が高いが、青写真はまだ。市と相談していく」と述べるにとどめた。
また、河陽が丘2丁目の住民から要望されていたはっぴぃバスのルート変更は「要望されたルートは傾斜がきつく運行に危険を伴う」などとして、当面は2丁目にバス停を新設して対応することにした。
2012年01月26日 10時25分
はっぴぃバスは、公共交通がない空白地域の解消や高齢者らの外出支援のため、06年10月に運行を開始。当初は国の補助金を利用していたが、10年度で終了したため、11年度からは市の単独予算で運行を継続している。
この日の会議で市は、3月の次回会合を最後に地域公共交通会議の部会に衣替えすると説明。新駅開業に合わせて予想される阪急バスなど路線バスの再編動向を踏まえ、はっぴぃバスのルートや時刻表を見直し、来年2月ごろにまとめる市公共交通ビジョンに盛り込む考えを示した。
市民公募委員からは「阪急バスは路線再編をどう考えているのか」との質問が出た。阪急バスの出席者は「新駅の徒歩圏はバスの利用者が減る可能性が高いが、青写真はまだ。市と相談していく」と述べるにとどめた。
また、河陽が丘2丁目の住民から要望されていたはっぴぃバスのルート変更は「要望されたルートは傾斜がきつく運行に危険を伴う」などとして、当面は2丁目にバス停を新設して対応することにした。
2012年01月26日 10時25分
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