「油断大敵」お守り登場 大山崎の離宮八幡宮

2012-01-07 20:09:10 | 歴 history
油にちなんで「油断大敵」と銘打った離宮八幡宮のお守り(大山崎町大山崎) 油座ゆかりの京都府大山崎町の離宮八幡宮に、油にちなんで「油断大敵」と銘打ったお守りが登場した。創建1150年を記念して製作した。色鮮やかな4種類を授与しており「受験や仕事、運転など、自分を戒めて好機を逃さなければ、神のご加護がついてくるはず」としている。

 数年前に「油断大敵」と印字したエコバッグや定期入れを販売したところ、好評だったため作った。お守りは黒地に金色の糸で「油断大敵」の文字が縫い込まれている。赤、黄、緑、紫の4種類があり、いずれも色鮮やかで目を引く。

 中世に離宮八幡宮は油座の本拠地だった。エゴマを原料とする灯明油の独占販売で栄え、「大山崎の油売り」が全国を巡った。戦国時代には神社が建つ天王山のふもとで「山崎の合戦」があり、羽柴秀吉と明智光秀が覇権を争った。

 発案した神社の津田庸子さん(43)は「油を断たれると闇を灯せず、敵に襲われる危険があった。このお守りで灯明に思いをはせ、空間だけでなく人の心を照らすことの大切さも感じてもらえたら」と話す。800円。問い合わせは離宮八幡宮TEL075(956)0218へ。

【 2012年01月07日 11時18分 】

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喫煙で医療費1733億円増加…脳・心臓疾患で

2012-01-07 09:11:42 | 民 people
 脳梗塞や心筋梗塞などの医療費が、喫煙によって1733億円増加しているという推計を、厚生労働省研究班(主任研究者=辻一郎東北大教授)がまとめた。

 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)による増加分の1・5倍に上り、研究班は禁煙指導の強化を訴えている。

 研究班は、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)が1989~2007年に行った吹田市民4285人(40~74歳)の健康調査の結果を分析。様々な病気の発症率と、喫煙の有無との関連を調べた。

 その結果、脳梗塞や脳出血などの「脳血管障害」は、喫煙によって男性は25%、女性は5%増加。また、心筋梗塞や狭心症などの「虚血性心疾患」は、同じく男性は12%、女性は19%増えていた。この増加率から、全国の同じ年齢層の脳血管障害と虚血性心疾患の医療費総額1兆781億円(08年度)のうち、1733億円は喫煙によって余計にかかった分と算出された。

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循環器病の研究へ「バイオバンク」整備

2012-01-07 09:07:12 | 商 trading
 心臓や脳血管など循環器系の重い病気の研究を加速させるため、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は新年度から、患者の血液や診療情報を蓄積する「バイオバンク」を整備する。国内初の取り組みで、5万件以上の試料やデータを集め、研究者に提供する。

 同センターには、重症の心筋症や脳卒中、脳動静脈奇形のほか、小児の先天性心疾患、希少難病などの患者が全国から集まる。計画では、これらの患者から同意を得たうえで血液を凍結保存。検査データや治療内容などの情報を匿名で集める。将来的には手術で取り除いた組織片も収集する。

 集めた試料やデータは、倫理委員会で共同研究の承認を受けた国内外の研究者や製薬企業に提供する。

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水彩の京町家カレンダー、人気 大山崎の男性が製作

2012-01-07 08:59:08 | 歴 history
京町家の水彩画を載せた2012年のカレンダーと、製作した佐々木さん(大山崎町円明寺) 減りつつある京町家の風景を水彩画に描いてきた京都府大山崎町の男性が、作品を編集した2012年のカレンダーを作った。洛中に残る老舗の薬屋や和菓子屋など、素朴な筆づかいと淡い色彩で表現した13点を載せている。町民に好評で、自費製作した320部は完売に近づいている。

 作者は、定年退職後から趣味で水彩画を手がける同町円明寺の佐々木幹夫さん(64)。昨年は約30カ所の町家を描き、多くの人の目に留まるようにと、カレンダーの製作を思い立った。

 表紙や各月には、京都市中京区を中心に、車屋町通二条にある1648年創業の「雨森敬太郎薬房」、車屋町通姉小路にある1804年創業の「京菓子司 亀末廣」、明治・大正期から東洞院通六角で営む「辻森自転車商会」などが登場する。

 黒い木壁、藍色や灰色に塗った瓦、風にそよぐのれんを見事に表現。空を広めに描き、町家がたたずむ街角と行き交う人々の様子が伝わってくる。どの絵にも、短い解説文と場所が記されている。

 佐々木さんが主宰する絵画サークルや、昨年11月に町内で開かれた催し「おもてなしウイーク」で販売したところ、売れ行きは好調だった。「気に入った絵があれば、実際に町家を見に行って雰囲気を肌で感じてもらえたらうれしい」と話す。カレンダーは残り5部で税込千円。購入希望者は佐々木さんTEL(956)6620へ。

【 2012年01月06日 11時31分 】

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新たな公共交通「必要」6割 向日市、検討委が調査

2012-01-07 08:46:44 | 政 governing
 向日市は、巡回バスなど新たな公共交通のニーズを把握するため行った、市民アンケートの結果をまとめた。最終の集計でなくまだ「速報」の段階としながら、新たな公共交通を「必要」また「どちらかというと必要」と回答した人が合わせて6割に上っている。

 市は高齢化への対応や、巡回バスの運行を求めた過去2度の請願が議会で採択されたことも踏まえ、「生活交通のあり方や課題を協議する」組織として昨年8月、学者や市民、交通関係機関の代表らで成る検討委員会を設置。その中で基本方針と対策をまとめる参考とするため、アンケートを実施した。

 市内の2千世帯に、1世帯当たり2人に回答してもらう形で郵送し、590世帯の884人から回答を得た。

 この中で、新たな公共交通の必要性について、「必要」と答えた人は39・9%、「どちらかというと必要」が20・7%で、合わせると6割に。年齢別では75歳以上、地域別では向日町が最も高く、主な理由に「高齢者の足として」などを挙げている。

 また、新たな公共交通が導入された場合、行きたい場所として最も多かったのは市役所(35・6%)。次いで、JR向日町駅(23・8%)、市民体育館(23・4%)、市立図書館(18・3%)と続く。利用したい時間帯は、10時台をはじめ午前中が多かった。

 さらに、1回の運賃がいくらまでなら利用するかとの設問では、100~200円までで9割以上を占めた。

 一方、「どちらかというと」を含め「必要でない」は25・9%。「市域が小さく徒歩で動ける」「バスの運行に経費をかけるより、道路整備」などが主な理由となっている。

 市は若干の追加分も合わせて最終の集計をまとめ、国による市民の移動実態調査の最新結果も加味して詳細に分析。委員会に示して課題を抽出・集約してもらい、基本方針や対策案の検討につなげる。

【 2012年01月06日 11時28分 】

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「2市1町の垣根低く」 乙訓、公的機関代表が交歓会

2012-01-07 08:40:20 | 政 governing
記念撮影を前に談笑する乙訓地域の行政、議会関係者たち(向日市・府乙訓総合庁舎) 乙訓地域の公的機関の代表が年始に集う年賀交歓会が4日、京都府向日市上植野町の府乙訓総合庁舎であった。2市1町の首長と議会議長、府の出先機関の関係者ら41人が出席して新年のあいさつを交わし合ったり記念撮影に収まった。

 冒頭で主催者を代表して、乙訓市町会長の久嶋務・向日市長が「選挙イヤーだった昨年を経て、今年は2市1町の垣根を低くし、府や府議との連携を図りたい」とあいさつした。

 続いて、府山城広域振興局の小林裕明副局長が完成間近の京都第二外環状道路への期待を述べ、「府営水道の料金平準化や向日町競輪場の今後など、地域の将来を見すえた取り組みを各市町と緊密に連携して進めたい」と話した。

【 2012年01月05日 10時41分 】

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各首長、職員へ訓示 乙訓の官公庁仕事始め

2012-01-07 08:26:42 | 政 governing
新年の業務が始まり、窓口を訪れた住民に応対する職員(大山崎町役場) 正月三が日が明けた4日、乙訓2市1町の官公庁では新年の業務が始まった。大震災や原発事故、急激な円高など国内外が揺れ動く中、各首長は職員への年頭訓示で一層の創意工夫や住民との協働を呼びかけた。民間の一部事業所では正月休みが続くなか、役所の窓口にはさっそく住民が各種書類の発行を受けに訪れた。

 京都府向日市の久嶋務市長は、地方自治体が人口減少や少子高齢化など社会の激変に直面していると指摘。「『できない』ではなく、どうすればできるかを考え抜いてこそ人間は成長できる」と創意工夫を求めた。

 長岡京市の小田豊市長は、今後のまちづくりを進める際に必要な要素として「市民との協働」を挙げ、「甘えと無責任、依存と批判の悪循環を、自己責任と相互信頼の好循環に転換することが求められる」と訓示した。

 大山崎町の江下伝明町長は、コミュニティーバスの導入や文化遺産を生かした観光振興など公約実現へ向けた決意を述べた上で、職員に「町民主権に立ち、現場主義で物事に対応するようお願いしたい」と呼びかけた。

【 2012年01月05日 10時36分 】

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アゼリア通り、バリアフリーへ前進 長岡京市が府と協議

2012-01-04 17:55:44 | 式 celemony
歩道の狭さが大きな課題のアゼリア通り。長岡京市は歩道拡幅によるバリアフリー化を目指している(同市長岡) 長岡京市は、歩道が狭く歩きにくい市中心部のメーンストリート「アゼリア通り」(府道伏見柳谷高槻線)のバリアフリー化に向け、道路管理者の京都府と協議を始めた。無電柱化や歩道拡幅で広く歩きやすい通りにしたい考えで、本年度中に具体的な整備方法やイメージを詰め、府に早期事業化を求めていく。

 アゼリア通りは東西800メートル。阪急長岡天神駅や市役所、長岡中央商店街がある目抜き通りで、人通りも車の交通量も多い。一方で歩道幅が道路構造令の定める2メートル以上を満たす場所は一部しかなく、歩道すらない場所もある。駅前のバス停も待機用スペースがなく、渋滞が多発する。

 市は2010年10月、アゼリア通りと天神通りを一方通行にして歩道幅を広げる社会実験を行ったが、渋滞が激しくなり、バスの乗降が困難になるなどの影響があったため、市民から反対意見が多数寄せられた。このため、府と代替策を検討することにした。

 歩道は可能な限り2メートル以上、最低でも1・5メートルの幅を確保し、傾斜のない平たんな路面にすることを目指す。具体的な方法として、アゼリア通りの電柱を地中化工事などでなくすことや用地買収、民地の活用、南北にある歩道幅の配分見直しなどを検討している。

 特に駅利用者やバス乗降客らが多い長岡天神駅踏切の西側150メートルを優先的に整備する区間に位置づけ、バス停には待機スペースを確保して渋滞の緩和にもつなげたい考えだ。

 市は本年度中に整備イメージを作成し、府に実現を働き掛け、地権者や関係機関と協議を進める。国にも無電柱化の補助を求める。

 ただ、用地買収の費用確保や交渉などで整備完了までは長期間かかる可能性が高く、市まちづくり推進室は「府にはできるところから事業化を進めてもらいたい」としている。

【 2012年01月04日 11時26分 】

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たつに願う希望の光 長岡天満宮で書き初め大会

2012-01-04 17:45:01 | 会 party
両親に見守られながら書き初めに挑戦する女児(長岡京市天神・長岡天満宮) 正月恒例の書き初め大会が3日、京都府長岡京市天神の長岡天満宮で行われた。子どもたちが毛筆や鉛筆を用いて文字を丹念に書き上げ、できばえに満足そうな表情を見せていた。

 長岡天満宮は書道の神である菅原道真を祭っており、毎年三が日に幼児から中学生までの書を受け付けている。毛筆の部と鉛筆などの硬筆の部があり、学年ごとに課題の文字や文章を設けている。

 今年は毛筆で「たつ」や「生きる力」「希望の光」など、硬筆では東日本大震災を受けた「被災地の復旧復興にみんなで力を合わせ頑張ろう」などが課題に与えられ、子どもたちが筆先に神経を集中させ、丁寧に文字をしたためていた。

 「たつ」に挑戦した岡原陽菜ちゃん(5)=長岡京市神足=は「上手に書けた。小学校に入ったらもっと上達したい」と話していた。

【 2012年01月04日 11時21分 】

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息災願い長い列被災地の復興も 乙訓各社寺で初詣

2012-01-04 10:07:02 | 式 celemony
熱心に手を合わせ、今年1年の無病息災などを祈る参拝者たち(向日市向日町・向日神社) 新年を迎え、乙訓2市1町の各社寺では、元日の1日から2日にかけて多くの初詣客がお参りに訪れ、1年の平穏無事と健康などを祈願した。

 神社の古い伝承で、今年のえと「辰(たつ)」と縁が深いとされる向日市の向日神社では、1日早朝から参拝者が長い列をつくった。夫婦や家族連れなどは手水舎で、新調されたばかりの龍(りゅう)口から注ぎ出る水を手にかけて清めた後、本殿へ。鈴を力強く鳴らして、熱心に手を合わせていた。

 同神社には元日だけで2万人以上が訪れたといい、六人部是継宮司は「昨年は東日本大震災が起きたことで、今年の息災を願う人の気持ちを例年に増して感じる」と話した。

 長岡京市の長岡天満宮や、大山崎町の小倉神社などでも例年以上の人出があり、受験生や、里帰りし家族親類と一緒にお参りに来た人などでにぎわった。お守りや破魔矢を買い求めたり、おみくじを引いて今年の運試しをする姿も。境内につるされた絵馬には「家内安全」といった文言のほか、被災地の復興を願う言葉もみられた。

【 2012年01月03日 10時43分 】

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