ワークショップ:メディアの情報を分析、読み解く力を 教員ら対象に、高槻で21日 /大阪

2012-08-16 14:16:17 | 創 creation
 毎日新聞 2012年08月16日 地方版

 新聞やテレビ、インターネットなどの情報を分析し読み解く力を身につける、「メディア・リテラシー」について学ぶ、教員らを対象にしたワークショップが21日午後1時半から、高槻市大畑町の同市立第四中である。

 研究者や市民らで作るNPO法人「FCTメディア・リテラシー研究所」(横浜市)と、高槻市内の中学教諭や市民らによる「高槻メディア・リテラシープロジェクト」が主催する。

 当日は学校の授業でメディア・リテラシーを実施している、カナダ・オンタリオ州から教諭のアリソン・マンさんを招き、参加者に授業を受けてもらう。定員30人。参加無料。問い合わせはタウンスペースWAKWAK(072・693・9005)【内田幸一】

池上彰のメディア・リテラシー入門
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オクムラ書店

「長岡宮都図譜」、防災に生かせ 研究者2人が製作

2012-08-16 14:08:30 | 歴 history
長岡宮と周辺の地形や自然環境に、先人たちが自然や災害と向き合った痕跡などを重ねることで、今の防災を考える狙いで製作された「長岡宮都図譜」 長岡宮と周辺の地形や自然環境とともに、昔の人々が災害を防ぐためそれらに手を加えた痕跡を地図で表し、解説を添えた「長岡宮都図譜~都の自然景観と防災の考古学」を、向日市埋蔵文化財センターと京都大防災研究所の2人の研究者が共同製作した。自然災害に対応するため、時に果敢に手当てを施し、時に折り合いをつけた先人の知恵を現代にも生かしたい、との狙いだ。

 製作者は、センター職員の中塚良さんと、研究所の釜井俊孝教授。

 宮都図譜はA3判。長岡宮・長岡京左京域主要部の地形と条坊を復元した図やその拡大図など計7枚の図に、それらの見方と狙い、また図から読み取れる過去に発生した災害と防災の歴史などの解説文から成る。

 図中には、丘陵地と断層、河川と氾濫原や扇状地など低地の位置を示すとともに、宮内にひかれた水路、川や土地の改変跡地、また多数の用水の跡などが細密に描かれている。

 解説文では、これらの図に史実や発掘調査の結果を照らし合わせ、過去に断層が大きく動いたり河川の氾濫や土石流が起きた場所と時期などを紹介。また谷地形を利用しため池をつくる一方、土砂の流入を防ぐため堰堤(えんてい)を設けるなど、昔の人々が自然をうまく利用しながら災害にも備える柔軟さを発揮していた例も挙げている。

 さらに、防災(除災)の観点から長岡京と平安京の方位や地割を分析したほか、放射性炭素による年代測定の結果から推定できる、650~1800年の間に長岡京域と周辺で起きた大きな環境変動の歴史もたどっている。

 300部を印刷し、現在100部が残る。希望者に無料配布する。問い合わせは市埋蔵文化財センターの中塚さんTEL075(931)3841。

【 2012年08月16日 10時42分 】

桓武と激動の長岡京時代 (歴博フォーラム)
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山川出版社

「エゴマの大山崎」広めたい 住民有志がクラブ結成

2012-08-15 12:13:27 | 歴 history
エゴマ油を絞った道具のミニチュア作りで、参加した子どもの作業を手伝う「えごまクラブ」のメンバー(左)=大山崎町立中央公民館 中世にエゴマを原料とする灯明油の独占販売で栄えた大山崎町で、その歴史を生かして町おこしをと、住民有志が「えごまクラブ」を結成し、活発な活動を展開している。メンバーは「大山崎はエゴマで成立した地域。過去の産物にしない取り組みを進めたい」としている。

 えごまクラブには、町教委主催の「エゴマ油復活プロジェクト」に参加する有志が集まった。「住民主体でもっと幅広く動きたい」と3月、正式にクラブを発足させた。以後、独自のイベントを開いたり、地域の催しに参加してワークショップを開くなど、精力的に活動している。

 エゴマを現在にも生かす方法を伝えようと、催しの場で、実や油が材料の味噌とたれでつきたての餅を食べてもらったり、葉っぱで作った茶やジュースを振る舞ったりしている。

 また、この8月上旬には同町円明寺の町立中央公民館で、エゴマの油絞りに使った道具のミニチュア作り体験講座も開いた。

 副代表の津田定豊さん(45)は「エゴマを通して、町の活性化や地域への愛着を持つきっかけにしたい。将来的には、エゴマを使った特産品作りができれば」と話している。

【 2012年08月14日 11時10分 】

離宮八幡宮と大山崎油商人 (1933年)
魚澄 惣五郎,沢井 浩三
星野書店

五輪バレー:経験全て出す 守備で貢献・佐野優子

2012-08-14 11:46:38 | 士 cerebrity
バレーボール女子準決勝の第2セット、相手の強烈なスパイクに飛びつく佐野選手=ロンドンのアールズコートで2012年8月9日、望月亮一撮影【ロンドン大前仁】女子バレーボールは11日午前(日本時間同日夜)、84年ロサンゼルス大会以来、28年ぶりのメダルをかけた3位決定戦で韓国と戦う。かつて国内を熱狂させた「お家芸」復活を目指す日本。粘り強い守備で貢献する佐野優子選手(33)は「全てを出して勝ちにいく」と闘志を燃やす。

 9日の準決勝は強豪ブラジルが相手だった。佐野選手が相手のアタックを床すれすれで拾う度に歓声が湧く。しかし前回大会の王者に完敗した。

 「リベロ」と呼ばれる守備専門のポジションに就く。90年代のルール変更で、159センチの彼女のような小柄なプレーヤーが活躍する場ができた。攻撃に加われないが「チームの勝利につながれば人一倍うれしい」という。

 国内外のチームを渡り歩いた苦労人だ。大阪府高槻市生まれ。98年に名門ユニチカへ入社したが2年後に廃部となり、チームごと東レへ移籍。国内移籍の同意が得られず退社し、浪人生活の末、04年からフランスのチームで2季戦った。06年に帰国し、北京五輪に出場。10年からアゼルバイジャンで活躍する。「全てが今に生きている」と振り返る。

 ロンドンには母敏子さん(64)が来ている。幼い頃からバレー漬けの日々を支え、応援してくれた。「親の協力がなければ、ここまで来られなかった。メダルを見せたい」

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兵士の手紙や雑誌展示 向日の資料館で「戦争」 展

2012-08-14 11:23:48 | 会 party
戦時中の手紙や出版物などが並ぶ展示コーナー(向日市寺戸町・市文化資料館) 戦時下の生活ぶりをたどる展示「くらしのなかの戦争」が、京都府向日市寺戸町の市文化資料館で開かれている。市民が保存していた手紙や出版物などを通じ、あらゆる場面で戦意高揚を図った当時の世相を伝えている。

 戦地の兵士あてに送られていた「皇軍慰問絵葉書」は、子どものイラストとともに「軍事教練」や「健民運動」「銃後は私の手で」など、内地に残る国民の心得を示した文言が添えられている。

 戦地の兵士から家族に送られてきた絵手紙は、上陸作戦や敵艦爆撃などの勇ましい漫画が描かれる一方、文面には子どもからの手紙を心待ちにする気持ちや家族への思いやりがしたためられている。

 1942~43年にかけて発行された児童向けの雑誌「ツヨイコヨイコ」「ミクニノコドモ」も展示し、兵隊ごっこを取り上げたページを紹介している。

 児童雑誌を目にした西林克馬君(11)=寺戸町=は「当時の子どもにとって兵隊はあこがれだったんだろうけど、実際は戦死したりして大変だったはず」と感想を述べた。

 9月9日まで。18日から展示内容を拡充する。19日午後2時からは展示をテーマにした同館スタッフの講演がある。

【 2012年08月13日 11時17分 】

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ロンドン五輪「銀でもありがたい」 なでしこ初代監督・市原さん 京都

2012-08-13 11:08:15 | 士 cerebrity
2012.8.11 02:20

 ■選手たちの奮闘ねぎらう

 ロンドン五輪で銀メダルを獲得したサッカー日本女子代表「なでしこジャパン」。初代監督、市原聖基(せいき)さん(70)=向日市=は自宅のテレビで試合を見守り、「結成当初は、世界と肩を並べるなんて夢のようだった。銀メダルでもありがたい」と、奮闘した選手たちをねぎらった。(小林愛子)

                   ◇

 現在、向日市スポーツ文化協会の理事長を務める市原さんは、昭和56年~59年にサッカー日本女子代表の監督を務めた。

 当時は、アジア各国で女子サッカーチームが結成されていたものの、日本ではまだまだマイナーな存在。

 昭和56年の第4回アジア女子選手権に出場するも「新聞社から『アジア大会が開かれているよ』と情報をもらって、あわてて出場した」と笑いながら振り返る。

 「なぜ女性がサッカー」と奇異の目で見られることも少なくなかったが、「技術ではなく、肉体や精神を鍛えれば、女性でも90分を十分に戦える」と信じ、フィジカルトレーニングを中心に指導を行った。

 その結果、「今は指導として活躍する本田美登里(現U-20サッカー日本女子代表コーチ)などが、チームの礎となってくれた。今のなでしこジャパンがあるのは彼女らのおかげ」と語る。

 決勝では惜しくも米国に敗れたが、「今の世界のレベルの高さを考えると、素直に喜んでいい。沢(穂希)がよく動き、チームを支えていた。惜しくも銀だったが、内容的には昨年のW杯よりもレベルアップしていた」とたたえた。

 一方、選手として「初代なでしこ」だった神戸市在住の主婦、吉田万帆さん(52)も自宅のテレビで観戦。「サッカーをやりたいって思わせてくれる、とてもおもしろい試合だった。すごくいい大会だった」と振り返った。

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男湯盗撮目的でホテルに侵入の疑い 高校教諭を逮捕

2012-08-12 13:22:55 | 民 people
2012年8月12日(日)12:30

 大阪府警は12日、盗撮目的でホテルに侵入したとして、岐阜県各務原市鵜沼三ツ池町の愛知県立高校教諭、谷泰旭容疑者(31)を建造物侵入の疑いで現行犯逮捕したと発表した。容疑を認めているという。

 吹田署によると、谷容疑者は11日午後8時ごろ、大阪府吹田市江坂町のビジネスホテルの11階にある大浴場の男湯脱衣所に盗撮目的で侵入した疑いがある。谷容疑者は脱衣所内を着替えずに歩き回っていたといい、不審に思った宿泊客の男性(47)が取り押さえた。トートバッグにデジタルカメラが入っており、府警が調べたところ、男性の下半身の画像があったという。

平和と人権考えよう 京都・向日で書道展や関連本紹介

2012-08-12 13:17:03 | 会 party
 京都府向日市で11日、平和と人権をテーマにした催しや展示が相次いで開かれた。寺戸町の市民会館では市主催の「平和と人権のつどい」があり、小学生が平和を題材にしたためた書の展示や映画上映などが行われた。また同町の市立図書館では平和と人権にまつわる本を集め貸し出すコーナーが特設された。

 15日の終戦記念日を控え、また8月が人権強調月間でもあるため、平和と人権について考える機会をと、いずれも毎年この時期に実施している。

 つどいの会場では、市内全小学校の4年生を対象に作品を募った平和書道展の入賞作が展示された。「平和」「自由」「ともだち」の3題あり、集まった519点のうち最優秀の市長賞をはじめ50点の力作が並び、入賞者の表彰式も行われた。

 原爆投下直後の広島市や長崎市の様子などを撮った写真パネルと平和市長会議のポスター展示、映画「長ぐつをはいたネコ」の上映もあり、親子らが大勢訪れた。

 一方、市立図書館は同日から平和と人権の本のコーナーを特設。「おこりじぞう」「ゾウのいない動物園」など小学生向けを中心に約60冊がそろい、夏休みの課題などで読もうと子どもたちが早速借りていた。本は随時補充され、30日まで。(広瀬哲裕)

 平和書道展の主な入賞者は次の皆さん。

 ▽市長賞=内田茉那(第2向陽小)▽教育長賞=濱田珠伽(第3向陽小)▽入選=三島伽月(向陽小)、長谷川実優(第2向陽小)、吉田雛乃(第3向陽小)、北野佳果(第4向陽小)、山玲奈(第5向陽小)、高橋実生(第6向陽小)

【 2012年08月12日 10時10分 】

水でお習字・半紙
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呉竹

海堀選手「銀」おめでとう 長岡第四小で市民ら観戦

2012-08-11 15:09:12 | 創 creation
なでしこジャパンが1点を返し、喜ぶ長岡第四小サッカースポーツ少年団の森さん(手前右)や児童、保護者たち=長岡京市・長岡第四小 女子サッカーの日本代表「なでしこジャパン」とアメリカが決勝を戦った10日未明、長岡第四小サッカースポーツ少年団の児童や保護者が同小(同市友岡1丁目)で、地元出身のGK海堀あゆみ選手を待ち望み、逆転を祈って声を枯らした。この日の出場はなく、銀メダルに終わったが、集まった約30人は画面に映る選手たちの健闘に精いっぱいの拍手を送った。

 開始直後に先制を許し、後半に追加点を決められたが1点を返すと、「奇跡を起こせ」「これからだ」と声援に包まれた。

 終了後、小学生時代から海堀選手を知る同少年団代表の森昌彦さんは(60)=向日市=は「次に会ったら『お疲れさま』と声をかけてあげたい。ここまで来たことを誇りに思って、次に向かってくれれば」と話した。

 予選には1試合出場し、決勝では出場機会には恵まれなかったが「ベンチからいろいろなものが見えただろう。これから精進して未来につなげてほしい」とエールを送った。

 同様に昔から知るコーチの高橋和雄さん(59)=長岡京市=は「サッカー史の新たな一ページに関わったのはすごい。試合に出られなくても、仲間のサポートに徹していたはず」と話した。

 少年団の6年木村早希さん(11)は海堀選手が帰省した今年1月、握手をしてもらった。「笑顔で優しい人だった。出られなかったのは残念だった」とし、「中学でもサッカーを続けてなでしこの選手みたいになりたい」と先輩に続くことを誓った。

【 2012年08月11日 11時33分 】

ロンドン五輪サッカー女子代表応援MAGAZINE なでしこジャパン!!
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