
京都府向日市のNPO法人が運営する子育て支援スペース「つどいのひろば ねこばす」がこのほど、市北部地域の新市街地に移転した。阪急洛西口駅から徒歩3分という好立地にあり、移転後は利用者数が増加。新住民の憩いの場としてあらためて脚光を浴びている。
同スペースはNPO法人「子育て支援ねこばす」が2014年5月、第4向陽小東側に開設。元保育士らによる子育て相談や一時保育、家事支援などのほか、臨床発達心理士による子どもの発達に関する相談も行っている。
利用者が増えてきたため、より利用しやすい場所を探していたところ、地元の工務店「LiV」から打診を受け、今月10日にオープンした木造5階建ての同社社屋に移転することになった。
延べ床面積は約50平方メートルと移転前とほぼ変わらないが、一部屋に集約されて保護者同士が交流しやすくなった。間接照明や収納スペースなど機能も充実。移転後は1日20~30人が訪れており、立地の良さから荒天時にも利用されている。
午前10時~午後3時。木、日曜休み。問い合わせは子育て支援ねこばすTEL(203)7738。
【 2016年09月26日 10時13分 】