
子どもたちに科学技術やものづくりに興味をもってもらおうと、地元企業の技術者らが出前授業を行う府乙訓教育局の「京のエジソンプログラム」の一環。この日は、同社の社員12人が訪れた。
講師の社員は、モーターが電気を動く力に換える役割を果たし、家電や車など、さまざまな機械や製品に使われていると説明。その後、児童たちは電池を入れる土台を組み立てたり、銅線の先端をやすりで慎重に削ったりしながら教材用のモーターを手作りした。電池と磁石の力で銅線がくるくると回ると「やっとできた」「回転が速い」と興味深そうに眺めていた。
林奈那実さん(10)は「難しかったけど、回ってうれしかった。いろんなところにモーターが使われているのがわかった」と話していた。
【 2017年01月16日 10時23分 】