目で“味わう”弁当箱ずらり 京都・八幡で特別展

2017-03-21 17:04:40 | 会 party
 松花堂弁当の由来になった「草庵(そうあん)松花堂」に近い京都府八幡市八幡の松花堂美術館で14日、弁当箱の機能美や伝統工芸品としての魅力を紹介する特別展「お弁当箱 目であじわう器」が始まった。江戸時代後期から大正時代ごろまでの弁当箱38点が並ぶ。

 草庵松花堂は、江戸時代初期の文人僧、松花堂昭乗が晩年を過ごした庵で、現在の地に移築されている。茶会のたばこ盆に好んで使った四つ切り箱が松花堂弁当の器の基になった。

 特別展は、同形の漆器「松花堂好四(しょうかどうごのみよ)切塗箱(ぎりぬりばこ)」(松花堂美術館蔵)や、茶釜に見立てた「茶釜形弁当」(お辨當箱博物館蔵)、満開の桜を螺鈿(らでん)で表現した「丸割雪月花提重(まるわりせつげつかさげじゅう)」(同)の他、夏向けに風通しを良くした「竹編提重(たけあみさげじゅう)」(同)など季節に合わせて工夫した弁当箱も紹介している。

 5月7日まで。前後期で展示入れ替えがある。月曜(3月20日、4月3日除く)と3月21日休館。入館料が必要。4月15日午後2時から影山純夫・神戸大名誉教授のミニトーク「お弁当箱の魅力」(要予約)がある。

【 2017年03月15日 12時34分 】

認知症への関心を 京都・長岡京の研究会HP公開、高校生協力

2017-03-21 17:02:05 | 護 help
 認知症の啓発などに取り組む西山コミュニティ研究会みまもるONE(京都府長岡京市)はホームページ(HP)を作成し、14日に公開を始めた。作成には向陽高パソコン部員が協力。生徒たちは「今後も会の活動に協力できれば」としている。

 同研究会は、地域の人々に認知症を正しく知ってもらおうと、2015年4月に発足した。HP作成にあたり、地元高校生にも活動を知ってもらい、認知症への関心を高めてもらおうと同高に制作を依頼した。

 制作にはパソコン部員のうち1、2年生の7人が参加。日頃は映像の編集などをしているが、今回はHP作成ソフトは使わず、顧問の教諭の指導を受けて作成した。昨年12月から取りかかり、分担して文字や写真、画面のデザインを考え、約3カ月で完成させた。

 今後もHPの更新を同高パソコン部が続けていく予定で、2年平松大樹部長(17)は「HPを作ることが初めてで、プログラミングを覚えるのが大変だったが、今後に生かしたい」と話している。

 同会の上岸敏則理事は「生徒たちが頑張って、しっかりしたHPを作ってくれた。今後も随時情報を追加していきたい」と話している。

【 2017年03月15日 12時59分 】

京都・大山崎、宿場の変遷見つめて 町資料館で企画展

2017-03-21 16:59:24 | 歴 history
 江戸時代に西国街道沿いで宿場町として栄えた京都府大山崎の集落の移り変わりを見つめる企画展が、大山崎町大山崎の町歴史資料館で開かれている。町内の旅籠(はたご)跡などで見つかった史料や文献などから、当時の町人たちの生活を垣間見ることができる。20日まで。

 大山崎は17世紀ごろから宿場町として発展し、住民たちでつくる独自の地域単位「保(ほう)」が11カ所存在した。同展では西国街道の東の入り口に建っていた東黒門周辺の「五位川保」を取り上げている。

 会場には、五位川保の中の旅籠「高槻屋」に参勤交代の道中で泊まった大名の名を記した札や、町人が社家に代わって財政を担うことを取り決めた文書など約20点が並ぶ。また、全国を歩いて測量した伊能忠敬の測量日記や、豊臣秀吉の人生をつづった「太閤記」などに残る大山崎についての記述も展示している。

 入館料200円。16日に同展関連の歴史講座「東黒門と五位川保の歴史を読む」が同町の大山崎ふるさとセンターで開かれる。

 問い合わせは同資料館TEL075(952)6288。

【 2017年03月14日 11時53分 】

埴輪や硯、姿“トリドリ” 京都・長岡京市埋文センター展示

2017-03-21 16:57:00 | 歴 history
 鳥にまつわる遺物を集めたミニ展示「酉(とり)・鳥・トリ」が、京都府長岡京市奥海印寺の市埋蔵文化財調査センターで開かれている。同市内で発掘された鳥の形をした埴輪(はにわ)など15点が展示されており、同センターは「人にとって身近な鳥が、どのような形で表されているか、ぜひ見てほしい」としている。

 長岡京市内では、乙訓古墳群の井ノ内車塚古墳や恵解山(いげのやま)古墳など規模の大きな古墳から鳥の形をした埴輪が見つかっている。展示は今年の干支(えと)の酉にちなんで初めて企画した。

 長岡京時代の絵画薄板は、くちばしに植物をくわえて向かい合う2羽の鳥が薄い板に精巧に描かれている。平安時代の鳥形硯(すずり)は、出土した硯のふたの部分が展示されており、羽根の重なり具合が細い線で描かれている。

 このほか、波と戯れる海辺の千鳥を描いた平安時代の須恵器や、近世や近現代の鳩(はと)笛や鳥形水注などもある。恵解山古墳から出土した水鳥形埴輪は3月14日から展示する。

 5月31日まで。無料。問い合わせは同センターTEL(955)3622。

【 2017年03月12日 17時00分 】

慰霊がテーマ、ヨガで震災犠牲者追悼 京都・光明寺で奉納

2017-03-21 16:52:57 | 式 celemony
 東日本大震災の犠牲者を追悼し、京都府長岡京市粟生の光明寺で11日、京都西山短期大(同)の関係者らと参拝者など約60人が、巫女(みこ)の神楽とヨガを組み合わせた「マインドフルネス舞ヨーガ」を奉納した。

 同短期大仏教学科が開く公開講座の一環で行われた。マインドフルネス舞ヨーガは、慰霊や祈りなどをテーマとした独特のヨガ。伊藤華野准教授が考案し、国内の社寺の慰霊祭や彼岸会などで奉納している。

 震災発生時刻に合わせ、午後2時45分ごろから、阿弥陀堂で参拝者たちが般若心経を唱え、犠牲者の冥福を祈った。その後、本尊の前で、伊藤准教授と各地でヨガを奉納してきた「舞ヨーガ・キッズ」の小学生2人が実演。参拝者たちと一緒に呼吸を整えながら、心身を落ち着かせた。

【 2017年03月12日 11時55分 】

京都・乙訓90団体2万2000人、シェイクアウト訓練

2017-03-13 08:35:55 | 災 disaster
 東日本大震災から6年になるのを前に京都府乙訓2市1町で10日、大規模地震を想定した訓練が行われた。多くの住民が突然の揺れから身を守る方法を確かめた。長岡京市では被災地の小学生の作文を通じて共助を学ぶ授業もあった。

 乙訓地域では京都市と合同で、決まった時間に一斉に災害時の行動を確認する「シェイクアウト訓練」を実施。3市町の小学校や福祉施設、行政機関、企業など90団体・約2万2千人が参加した。

 長岡京市東神足2丁目の長岡第九小では授業中の午前9時半、訓練用の緊急地震速報が校内に鳴り響き、全校児童約380人が素早く机の下に隠れた。約2分間、子どもたちは頭を手で覆うなどして身を守っていた。

 同小2年3組では東北で被災した小学生が書いた作文や詩を読み、大災害で日常を奪われた人の心情や共に助け合うことの大切さを学習した。樋口紗楽さん(8)は「大地震や津波は怖い。訓練でできたことを、いざという時にもできるようにしたい」と話した。

【 2017年03月11日 12時04分 】

観光消費1人700円目標  京都・長岡京市が新戦略案

2017-03-13 08:33:41 | 政 governing
 京都府長岡京市はこのほど、今後10年間の観光振興の方針を示した新観光戦略プラン案をまとめた。「上質な郊外の京の暮らしで見せる 観光まちづくり」を基本コンセプトに、1人当たりの観光消費額を2026年に700円とする目標を掲げている。

 新プランでは、観光消費額が400円台と低水準にとどまっている現状など課題を挙げ、観光振興の基本方針を「事業者の創意工夫によって地域の『稼ぐ力』を引き出す」「新たな交流を生み出し『住んでみたい』につなげる」「上質な郊外の京の暮らしが体感できる」とした。

 誘客の対象は20~40代の市内や周辺地域の女性▽京都に憧れて旅行する他府県の40~50代女性▽京都を旅行する外国人観光客―を設定。飲食・物販店と連携した散歩コースづくりや市民向けのまち遊びイベントの開催、社寺や竹林を活用した京都、和をイメージした体験交流プログラムの充実、市民ガイド付き観光コース巡りの提供などに取り組む。

 また、大手旅行サイトやガイドブックへのPR、観光地間の交通アクセス充実、飲食メニューの多言語対応、宿泊施設の誘致を進め、観光客を呼び込む。

 前期(20年度)までに観光消費向上に取り組む店や事業所を70カ所増やし、中期(23年度)には年間観光客数を130万人とする。後期(26年度)は現在3時間の観光客平均滞在時間を5、6時間に延ばすとしている。

 市商工観光課は「目に見える形でプランを推進し、地域経済の活性化や定住促進のきっかけにしたい」としている。

【 2017年03月10日 12時37分 】

京都・宇治の茶商庭園が府文化財に 当主継承へ決意新た

2017-03-13 08:30:44 | 商 trading
 京都府宇治市宇治の上林春松家庭園と中村藤吉家庭園が、府教育委員会が9日に指定した新たな文化財に含まれた。茶商の庭園が府の文化財指定を受けるのは初めてで、両家の当主は喜ぶとともに、継承への決意を新たにした。

 上林春松家庭園は、少なくとも1799年以前に建立された茶室「松好庵」と前庭などで構成され、門から茶室のにじり口に飛び石が配されている。庭園が現在の形に完成したのは、住居を直した大正時代とされる。

 14代目上林春松さん(84)は「認めていただいて大変光栄。責任も重くなるのでしっかり手入れをしていきたい」と話す。

 中村藤吉家庭園は蹲踞(つくばい)(ちょうず鉢)や灯籠を備えた座敷庭と茶室などが指定された。現在は石臼で碾茶(てんちゃ)を引いて抹茶にする体験に参加すると座敷から見ることができ、指定を機に新たな公開の機会を検討するという。

 6代目中村藤吉さん(65)は「文化財指定に気恥ずかしい面もあるが、より思いを込めて守り伝えていきたい」と話している。

 両庭園について府教委文化財保護課は「ともに茶室や庭がよく残り、当時の茶商の文化的成熟を示している」と説明。文化財的な価値が高く、4月に府南部で開幕する「お茶の京都博」のタイミングも踏まえて指定したとしている。

【 2017年03月10日 12時17分 】

シニア世代が指南、堆肥作りで交流広がれ 京都・向日

2017-03-13 08:27:42 | 賞 prize
 京都府向日市在住の退職男性らシニア世代が中心となり、堆肥作りを通じて交流を深めるボランティア団体「土のめぐみ」を結成、活動の輪を広げている。趣味の野菜栽培で助言し合う他、第6向陽小(同市寺戸町)で児童の菜園作りに協力。17日の卒業式を前に、式場への花道を飾るため在校生と一緒にプランターに花を植えた。

 同団体は2014年7月に発足。現在50~70代の男女25人で活動する。定年退職した元エンジニアや営業マン、元公務員の女性など顔ぶれは多彩だ。

 共同で堆肥を作り、各家庭に持ち帰って野菜を栽培。月1回の例会で成功例や失敗例を発表し、互いの畑を見学するなど研さんを積む。ノウハウを生かして、介護施設などでゴーヤーを使ったグリーンカーテン作りを手掛ける他、2年前から、第6向陽小で花壇や菜園の整備に協力する。

 代表の谷本於規光さん(74)=同市寺戸町=は「シニア世代のパワーを引き出したい」と意気込む。

 2月上旬、雪の中で同小にメンバー17人が集合。3月の卒業式に向け、児童約40人と作業した。「子どもは風の子やな」と言葉を交わし、特製の堆肥を混ぜたプランターへビオラやジュリアの花の苗を植え付けた。

 発足から活動に加わる塩﨑光義さん(78)=同市鶏冠井町=は「地域の人との交わりが楽しくなった。同世代のメンバーが認め合い、持ち味を発揮し合えている」と話す。

 問い合わせは団体事務局TEL(922)8320。

【 2017年03月09日 11時16分 】

2市1町連携の一斉放水 京都・大山崎で総合消防訓練

2017-03-13 08:23:45 | 災 disaster
 京都府向日市、長岡京市、大山崎町の総合消防訓練がこのほど、大山崎町大山崎の日立マクセル京都事業所であった。火災時にしっかり連携できるよう、消防団員と乙訓消防組合の消防士が消火活動に取り組んだ。

 春の火災予防運動に合わせ、乙訓2市1町の消防団などでつくる府消防協会乙訓支部が毎年この時期に開いている。今年は約70人が参加した。

 訓練は、同事業所の工場から出火し、建物全体に火が回っているという想定で実施。まず乙訓消防本部と大山崎町消防団が、ポンプ車やはしご車で消火活動を始め、応援要請を受けた向日市と長岡京市の消防団も駆けつけた。参加者が、きびきびした動きで放水し、約10分後に鎮火した。

【 2017年03月08日 10時20分 】

寂照院の金剛力士像を市文化財に 京都・長岡京

2017-03-13 08:21:15 | 歴 history
 京都府長岡京市教育委員会はこのほど、寂照院(同市奥海印寺)の木造金剛力士立像2体と、像の中に納められていた納入品6点を、新たに市文化財に指定した。今回の指定で、市指定文化財は計41件になった。

 金剛力士立像は、寂照院の仁王門に安置されており、南北朝時代の1344年に制作されたとみられる。阿(あ)形像が高さ2・41メートル、吽(うん)形像が同2・39メートル。阿形像からは紙本朱書般若心経、吽形像からは紙本墨書位牌など5点が納められているのが見つかった。

 市教委は指定の理由として、南北朝期の仏像制作の成立過程とその背景を納入品から知ることができる例として、「日本の美術や宗教、歴史を考える際に欠かせない」としている。

 指定は1日付。寂照院の佐藤俊順住職は「いい状態で残っており、迫力がある像なので、多くの人に見ていただければ」と話している。

【 2017年03月07日 12時16分 】

フェンシング元五輪代表、観戦の見どころ語る 京都・大山崎

2017-03-08 18:50:54 | 士 cerebrity
 乙訓高フェンシング部顧問で、2012年ロンドン五輪に出場した池端花奈恵さん(34)を招いた講座が5日、京都府大山崎町円明寺の町体育館であった。池端さんは講演で、五輪の思い出や、観戦する時の見どころについて話した。教え子の中学生らが実演も披露した。

 大山崎町は20年東京五輪・パラリンピックでスイスのホストタウンになり、フェンシングチームの事前合宿誘致や文化交流を進めている。五輪への雰囲気を盛り上げようと町と町教育委員会が開き、約100人が訪れた。

 池端さんは、ロンドン五輪の女子フルーレで個人8位、団体7位と、いずれも入賞を果たした。試合数日前に会場を訪れ、集中力を高めたことなどを明かし、「試合後、涙を流して声を掛けてくれた母と抱き合ったことが一番の思い出」と振り返った。

 エペ、サーブル、フルーレの3種目の違いや、観戦時に注目してほしい点も解説。日本で主流のフルーレでは「どちらが攻撃権を持っているのか、駆け引きや展開の変化を楽しんでほしい」と強調した。また、池端さんが指導している中学生6人が、それぞれの種目を実演した。

 講演中に池端さんからフットワークを教えてもらった関陸瑛君(12)=第二大山崎小6年=は「足の使い方が特殊で、難しいなと思った」と話した。

【 2017年03月06日 11時10分 】

「菩薩半跏像に唐の影響」 京都・向日、模刻作者が特徴語る

2017-03-08 18:48:55 | 歴 history
 京都府向日市文化資料館(向日市寺戸町)の特別展「長岡宮の大極殿・朝堂院」が4日始まり、記念講演会が同資料館で開かれた。展示品の一つ、宝菩提院菩薩半跏像(ほうぼだいいんぼさつはんかぞう)模刻像を制作した彫刻家の中村恒克さん=横浜市=が、制作から分かった同像の特徴などについて解説した。

 菩薩半跏像は、かつて向日市内にあった寺の本尊で、国宝の木彫仏像の中でも随一の美作として知られる。現在は、京都市西京区の寺に安置されている。中村さんは、東京芸術大大学院の博士課程在籍中に、同像の模刻像を卒業制作として2年間かけて完成させた。

 講演会には歴史ファンの市民ら約90人が参加。中村さんは、像の足元に添えられるハスの花びらの形をした「蓮弁」が同時代の仏像よりも枚数が多く、仏像が体をやや左側にひねった姿勢になっていることなどを指摘。「同時代の日本の他の仏像にはなく、中国・唐の影響が見られる」と述べた。

 また長岡京に遷都した桓武天皇に触れ、「唐の文化を積極的に取り入れており、遣唐使で日本に来た木彫刻や石彫刻の職人に、仏像を作らせたのではないか」と推察。参加者が熱心に聞き入った。

【 2017年03月05日 12時06分 】

手話の輪、市民に広げよう 京都・向日市で条例スタート

2017-03-08 18:46:31 | 護 help
 京都府向日市の手話言語条例が「耳の日」の3日施行された。市では施行日を控え、職員が毎日、各課に配置された「手話リーダー」を通じ、あいさつなど窓口対応で使う手話を練習してきた。市は2017年度予算案で、手話動画をホームページ(HP)上で公開する新規事業も計上し、障害への理解を広める。

 市職員の誰もが手話で最低限の対応ができる環境を整えるため、市役所庁舎などに入る34の課や部署でリーダー計51人を決めた。

 リーダーは2月から週1回、担当課から週替わりの課題で指導を受け、毎日の朝礼や夕会で所属職員に向け、手話の由来や動きを記したテキストに基づいて教えている。

 「おはよう」など基本的なあいさつの他、「もう一度お願いできますか」といった受け答えを実施済み。「手話通訳を呼んでもいい?」「気をつけてお帰り下さい」などの課題に広げる予定。健康推進課でリーダーを務める松本雄子・主任保健師は「話の入り口で手話が使えれば、緊張や不安を解きほぐせ、意思疎通がスムーズになると思う」と話す。

 市は17年度一般会計予算案で、生活の各場面で必要となる手話を紹介する動画のHP公開経費に150万円を充てた。駅での問い合わせや病院の受付、スーパーのレジなどで使う手話を示し、障害者が困る事柄を解説する構想。市障がい者支援課は「聴覚障害者に応対する人をはじめ、広く市民が手話に触れるツールを提供したい」とする。

【 2017年03月04日 09時10分 】

ポールウオーキング参加を 10日に神社や梅林散策

2017-03-08 18:45:13 | 会 party
 京都府の長岡京市老人クラブ連合会は、健康増進に効果があるとされるポールウオーキングの同好会を発足させる。10日に初の活動を行い、神社や梅林を散策する。老人クラブ会員だけでなく、一般からの参加も呼び掛けている。

 ポールウオーキングは、スキーのストックに似た2本のつえ(ポール)を使って歩くことで胸や背中、肩周りの筋肉をより効果的に動かす全身運動になる。お年寄りでも気軽に取り組めるため、同連合会が健康長寿づくりや若手会員増を目指して昨年から定期的に教室を開き、同好会参加者を募ってきた。

 10日は午前9時半に長岡京市天神4丁目の中央公民館前に集合。10時にスタートし、小倉神社や長岡公園内の梅林を訪れる。雨天時は17日に延期。同連合会は「年齢にかかわらず興味のある人の参加は大歓迎」としている。

 ポールは主催者が用意。参加希望者は飲み物、タオル、帽子、弁当を持参する。申し込みは長岡京市老人クラブ連合会TEL075(956)6166。

【 2017年03月03日 10時19分 】