淀川舟運復活へクルーズツアー 京都・八幡など巡る

2017-03-06 19:36:06 | 創 creation
 かつて京都と伏見、大阪を結んで旅客や荷物を運んだ淀川の舟運(しゅううん)の復活につなげようと、京都府八幡市の三川合流地近くの宇治川を、桜をめでながら周遊したり、京都市、大山崎町などと船で行き来したりするクルーズツアーが25、26日に催される。

 背割堤(八幡市八幡)がある淀川河川公園で25日にオープンする交流施設「さくらであい館」の記念イベントの一環で、国土交通省淀川河川事務所や周辺自治体でつくる実行委員会が主催する。

 淀川の舟運は、江戸時代には「三十石船」が活躍、明治になり京都-大阪間で鉄道が開通するまで多くの旅客を運んでいた。近年、観光や災害時の利用で復活が検討されている。

 ツアーは、さくらであい館近くの「背割堤船着場」を発着点に背割堤の桜並木を水上から楽しむ「さくらであいクルーズ」(当日先着順、大人1500円)や、京都市伏見区から背割堤まで船に乗り石清水八幡宮を訪ねるコース(事前申し込み必要、大人1600円)、大山崎町に向かうコース(同、大人1300円)、大阪府枚方市に向かうコース(同、大人1600円)などがある。

 問い合わせは実行委事務局TEL06(6994)0006。

【 2017年03月02日 10時32分 】

国宝仏像随一の美作、模刻しふるさとに展示 京都・向日

2017-03-06 19:31:59 | 創 creation
 京都府向日市寺戸町にあった寺院に55年前まで安置され、国宝の木彫仏像の中で随一の美作として知られる「宝菩提院菩薩半跏像(ほうぼだいいんぼさつはんかぞう)」の模刻像を横浜市の彫刻家が彫り上げた。精緻な造形と自然な人体表現が融合した実物を忠実に再現した。4日、向日市文化資料館で展示を始め、制作で得た知見を講演する。

 宝菩提院は、奈良時代以前の白鳳時代に建立され、菩薩半跏像を本尊としていたが、1964年に廃絶。寺宝は62年に京都市西京区の勝持寺へ移り、後に堂舎も同寺の隣接地で再建された。

 同館によると、菩薩半跏像(座高約90センチ)は東京国立博物館の国宝展で紹介されるなど高い評価を受ける一方、制作の年代や場所、宝菩提院への来歴などは謎に包まれているという。

 模刻像を作ったのは中村恒克さん(30)。東京芸術大の大学院博士課程に在籍していた2015年冬、卒業制作として完成させた。

 大学1年で実物を見て生々しい造形表現に感動したという。現地調査でレーザー光線を使って3次元計測し、図面を作成。特注の彫刻刀を用いて細密な模様を彫り込んだ。準備から完成まで2年余りを要し、「自分の原点となる作品。この頑張りを今後も思い返していきたい」と語る。

 向日市文化資料館では30年前、市史刊行記念で実物を展示。玉城玲子館長は「向日市の宝が、地元を離れたことを残念がる来館者がいた」と振り返る。仏像の足跡をたどって市内を訪ねたこともある中村さんから模刻像完成の知らせを受け、同館が展示を依頼した。

 4日は中村さんが菩薩半跏像への考察を記念講演する。用いられた様式などから唐の技術者が深く関わったと考えられるといい、「国際色豊かだった時代の息吹を感じてもらえたら」と話す。

 展示は同館特別展の一環で26日まで。市文化資料館TEL(931)1182。

【 2017年03月02日 10時17分 】


大坂城の巨石「残念石」、河川敷で姿現す 京都・木津川

2017-03-06 19:25:35 | 歴 history
 400年ほど前に大坂城建築のために切り出されたまま各地に残された巨石「残念石」を、流域住民らでつくる「木津川管内河川レンジャー」が木津川河川敷で調査し、京都府木津川市山城町の開橋近くで確認した。刻まれた文字の拓本を取る催しを3月4日に開く。「歴史の遺物を間近で見てほしい」という。

 木津川河川敷には江戸時代初期、大坂夏の陣で焼け落ちた城の再建のために藤堂高虎が運ぼうとした巨石が残されている。

 開橋近くも江戸時代の文献に9個あると記されているが、土砂に埋もれていたり、草に覆われたりして見ることができなかった。

 レンジャーのメンバーが除草するなどして4個を確認、石には「三尺八寸」などの文字や「十」のような記号が刻まれていた。

 当日は午前9時に同市山城町北河原の木津川流域センターに集合。土をきれいに取り除き、中島正・花園大非常勤講師の指導で文字を写し取る。無料。長靴など持参。事前申し込みが必要で、平日昼間に事務局ファクス075(611)2271に連絡先を書いて送る。

 センターで同日から12日までの土日の午前10時~後3時に、木津川の外来魚駆除や植物調査などに取り組む市民団体の展示「木津川展」がある。

【 2017年02月28日 09時40分 】

絶滅寸前カスミサンショウウオ2匹発見 京田辺山間部

2017-03-06 09:09:11 | 水 water
 京都府の「レッドデータブック」で絶滅寸前種になっているカスミサンショウウオの成体がこのほど、京都府京田辺市内で見つかった。山城地域でカスミサンショウウオを探してきたNPO法人やましろ里山の会(京田辺市)が確認し、「地域に豊かな自然が残されている証拠」としている。

 今年1月下旬にメンバー9人が市内の山間部で調査し、耕作放棄地にある深さ約5センチの水たまり付近でオスとメスとみられる成体2匹(体長約10センチ)を見つけた。メスは胴体部分が太く、産卵前らしかった。

 同会は、10年ほど前から山城地域でカスミサンショウウオの調査を続けており、これまで卵塊や幼生を見つけている。理事の山村武正さん(76)は「成体の発見で、カスミサンショウウオが繁殖を続けていることを裏付けた」とする。

 カスミサンショウウオの繁殖には湧水のある林や湿地、水田などが必要で、環境変化に弱いため、全国で数を減らしている。

 同会は、2007年4月に京田辺市内でカスミサンショウウオの卵塊を見つけ、同年5月初旬に幼生に育つまで確認した。10年5月には木津川市内で幼生を見つけた。府自然環境保全課は「住民参加による希少種の保護にもつながる」と同会の調査を評価する。

【 2017年02月22日 11時50分 】

長い!重い! 巨大ダイコン、京都で相次ぎ収穫

2017-03-06 08:48:35 | 木 plants
 京都府向日市上植野町の畑で28日までに、重さ約15キロの丸大根と、約10キロの長大根が相次いで収穫された。直売所に並んだ姿を見て、近隣住民たちが「何回も食べられる」「枕に使えそう」と驚いている。

 農家の堀池清治さん(82)が収穫した。丸大根は直径約35センチ、長大根は長さ約80センチ。昨秋に種をまき、すくすくと育った。堀池さんは「10代から農業をしているが、こんな大きい丸大根は初めて」

【 2017年03月01日 11時14分 】

災害物資流通拠点に、公民館併設防災センター完成 京都・長岡京

2017-03-01 11:33:53 | 災 disaster
 京都府長岡京市南部地域防災センターと調子公民館の複合施設がこのほど、同市調子1丁目に完成した。大規模災害時には全国から送られてくる支援物資の流通拠点などとしても活用する。

 施設は、鉄筋コンクリート造り3階建てで、延べ面積は約680平方メートル。1階が公民館で、2、3階が南部地域防災センターとなっている。センターには、水や毛布などの備蓄物資をはじめ担架や発電機などの資機材を保管する倉庫を備え、防災学習の場として活用する。

 旧公民館は1969年に建てられ、老朽化が進んでいたため2015年に解体。阪急西山天王山駅や京都縦貫道・長岡京インターチェンジに近い立地を生かし、市南部の防災拠点として利用できるよう複合施設として建設した。総工費は約1億8千万円。

 このほど行われた竣工(しゅんこう)式では、自治会役員らが出席して完成を祝い、住民約100人が施設内部の見学した。鷹野勝自治会長は「住民同士の絆を強める場として利用するとともに、災害時に備えて避難訓練などにも活用したい」としている。

【 2017年02月28日 10時20分 】

「震度7で避難長期化」想定し住民ら訓練 京都・大山崎

2017-03-01 11:28:57 | 災 disaster
 京都府大山崎町総合防災訓練が26日、同町円明寺の町体育館をメイン会場に町内各地であった。最大の被害が見込まれる有馬-高槻断層帯が震源の地震を想定し、住民が小中学校などへ避難したり、防災に関する展示ブースを巡ったりして、被害の最小化へ向けて意識を高めた。

 町や府、ライフライン事業者などでつくる町防災会議が催し、住民約250人が参加。訓練は、震度7の地震で最大7千人超が避難し、被害長期化による避難所集約を視野に入れた想定で実施した。

 避難勧告を受け五つの自主防災組織が避難訓練を実施した。町と災害時の協定を結ぶタクシー会社とバス会社が協力。車いすなどの要配慮者を避難所まで移送し、被災1カ月後も一部で避難が続く想定で、各避難所から集約先の町体育館へ住民たちを一斉に運んだ。

 町体育館には、被災時の電気やガスの対応を説明するブースや、災害用伝言ダイヤルの使い方を紹介するコーナーなどが並んだ。関西大の城下英行准教授が防災教育をテーマにした講演した。初めて参加した脇本翠里さん(33)=同町大山崎=は「子ども3人を連れて車なしで避難できるだろうか。家の耐震対策も考えていかないと」と話した。【 2017年02月27日 10時25分 】





認知症患者個性尊重を 若年性の定義や症状学ぶ

2017-03-01 11:21:15 | 護 help
 認知症を地域全体で考え、患者を見守っていく方策を探る乙訓地域包括ケアシンポジウムが25日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館であった。「みんなが共生できる地域を~若年性認知症の方の想(おも)いを聞く」と題し、患者と家族、大学生らが講演した。

 乙訓医師会などが催し、医療や福祉関係者をはじめ、住民ら約300人が聞き入った。

 4年前に認知症と診断された杉野文篤さん(63)=京都市伏見区=は、日々の過ごし方に悩んでいた時、妻の由美子さん(61)の誘いがきっかけで他の患者や家族と出会って心が楽になり、テニスや卓球に夢中になって前向きになれたことなどを紹介。由美子さんは「ちょっとした心遣いをしてもらえたら本人も一歩を踏み出しやすい」といい、文篤さんは「患者は何もできないというレッテルを貼らないで。支援があれば、それなりのことはできる」と訴えた。

 京都文教大3年の森本椋子さん(22)は、授業の一環で患者や家族と交流を重ねた経験を踏まえ「『認知症の人』ではなく『認知症を持つ人』が正しい認識と感じた。患者の個性を尊重して向き合うことが大切と学んだ」と強調した。また、いわくら病院(左京区)精神科医師の井上和洋さん(40)は、若年性認知症の定義や症状などについて話した。

【 2017年02月26日 10時51分 】

「お茶の京都」とタイアップ 利休の茶室「待庵」生かす

2017-03-01 11:13:55 | 商 trading
 京都府の大山崎町は2017年度、府南部の「お茶の京都」とタイアップした事業に取り組む。茶人・千利休の手がけた国宝茶室「待庵」(同町大山崎)がある歴史を生かし、町の観光振興につなげる。

 お茶の京都は北部の「海の京都」、北中部の「森の京都」に並ぶ府の地域振興戦略の一つ。茶どころの山城地域12市町村が対象で府は地元と連携し、観光振興組織(DMO)による観光地域づくりや「お茶の京都博」開催などに新年度から乗り出す。

 そこで町が目を付けたのが利休ゆかりの地域資源。乙訓地域は、お茶の京都の表玄関でもあり、近接する山城地域のイベントに相乗りして、お茶を縁に町の魅力を発信することにした。新年度当初予算案に関連経費100万円を盛り込んだ。

 町によると、具体的な事業内容の検討はこれからだが、宇治茶や茶畑景観の魅力を発信する「お茶の京都博」(4月開幕)と連携したPRのほか、町歴史資料館で千利休を取り上げる企画展などを開催する方向で検討に入る。

 町は近年、岐阜県関ケ原町や堺市との観光連携に取り組む。町政策総務課は「町内には歴史文化など多種多様な観光資源がある。今後もテーマを見つけて積極的に連携を仕掛け、地域をアピールしたい」としている。

【 2017年02月25日 10時45分 】

宇良関、児童と交流「夢諦めないで」 京都・長岡京で講演

2017-03-01 11:02:28 | 士 cerebrity
 鳥羽高(京都市南区)出身の大相撲力士で春場所での新入幕を確実にしている宇良関=十両、木瀬部屋=が23日、京都府長岡京市の長岡第九小で講演し、6年生児童約60人と交流した。宇良関は自身の経験を基に、夢をかなえるために努力することの大切さを語った。

 京都ゆかりのプロスポーツ選手らを派遣する府の事業「京のスポーツ夢バンク」の一環。宇良関は同小教室で児童の質問に答える方式で話した。

 宇良関は相撲を始めたきっかけや相撲の魅力を話した。中高生時代にスランプに陥った時も相撲を辞めなかったことで今があるとし、「稽古で自信を付けることでしか不安は消せない。つらい時に諦めないことが夢の実現につながるはず」と呼び掛けた。

 小柄な体を少しでも大きくするために1日5合以上の白飯を食べていた学生時代のエピソードや力士の休日の過ごし方なども紹介し、児童らは興味深そうに耳を傾けていた。

 講演後、子どもたちは宇良関と記念撮影したり握手したりして触れ合った。山本陽生里さん(12)は「本物の力士は迫力がすごい。教わった稽古への心構えやプロ意識は自分の生活にも生かせると思う」と話した。

 宇良関はこの日、亀岡市の千代川小や京丹波町の竹野小も訪問した。

【 2017年02月24日 10時30分 】

ほころぶ梅、甘い香り 京都、長岡天満宮で咲き始め

2017-03-01 11:00:41 | 木 plants
 梅の花の名所で知られる京都府長岡京市天神2丁目の長岡天満宮と長岡公園で、梅の花が咲き始めている。まだつぼみが多いものの、ほころび始めた花からはほんのりと甘い香りが漂い、訪れる人たちを楽しませている。

 天満宮境内には梅の木が約200本、公園には約140本ある。このうち公園の梅園では6割ほどの梅の木が、濃い赤や白、ピンクのかわいらしい花をつけており、早くも満開に近い枝もある。メジロなどの小鳥が枝先を飛び渡る姿も見られ、時折小雪が舞う中、写真愛好家らが梅の花を写真に収めていた。

 梅園の管理を行っている市公園緑地課によると、「咲き始めは例年より少し早かったが、2月に入り寒い日が続いている影響で全体的な開花が遅れており、見頃は3月上旬になるだろう」としている。

 3月22日まで公園の旧管理棟2階が観梅用のスペースとして無料開放されており、午後0時半~4時半まで利用できる。飲食不可。

【 2017年02月23日 10時03分 】

「襟正せ」向日市会市議から批判相次ぐ 災害備蓄不正

2017-03-01 10:58:31 | 政 governing
 京都府向日市の災害用備蓄飲食料品不足問題で、市は21日開会の市議会3月定例会で調査内容を初めて報告した。「襟を正してもらわないと困る」「何が真実か見えてこない」。市議からは市側に厳しい批判が相次いだ。安田守市長は自らを減給処分とする方針を示した。

 市議会全員協議会の冒頭、安田守市長が「心配をおかけし、深くおわび申し上げる」と謝罪した。

 市長の報告では、虚偽の検収調書に基づいて2014年4月に1700万円を支払った後、同年5月の搬入時点で備蓄先の一つである南部防災拠点が未完成だったことから、市の担当者が、備蓄品の落札業者へ半量の納品を指示。一方、担当課内で全品納入されたとの誤認が生じ、半量の未納が放置された、などとする経緯を明らかにした。

 ただ、詳細について市側は「関係職員から明確な回答が得られていない」と繰り返し、議員からは「身内の追及は苦しいだろうが、それを乗り越えないと、本当の改善はできない」「組織としての納得があったはず」といった意見が上がった。

 安田市長は、法令順守の意識不足、数量確認の未実施、不適正な報告など12の要因を挙げた。「安心・安全に直結する社会的影響が大きい事案で、市政への信頼を大きく損なった」と述べ、組織トップとして責任をとる考えも示した。

【 2017年02月22日 11時06分 】

障害者ら災害時にサポート 京都・向日市が防災手帳作成へ

2017-03-01 10:56:29 | 災 disaster
 災害時に自身が必要とする支援を周囲へ確実に伝えられるよう、京都府向日市は2017年度、障害者や難病患者ら向けの防災手帳を作成する。当事者からの意見を取り入れて内容をまとめ、配布する計画だ。

 大地震による避難所生活などで混乱する中でも、障害の種別に応じて、適切な支援を受けられる環境づくりを目指す。17年度当初予算案に作成経費180万円を計上した。

 単独移動が困難な視覚障害や文字情報が不可欠となる聴覚障害、腎臓や心臓の疾患など外見では見えにくい内部障害など、障害の種別に応じて生じる困り事や、支援のポイントを明記。服薬状況や利用する福祉サービスの連絡先、介助する上での注意点を個別に記入できるようにする。

 夏から、市内の障害者団体から意見を聴き取る予定で、17年度内に4千部を作成。障害者や難病患者らに市役所窓口で配布する。

 市障がい者支援課は「手帳を提示することで、初対面の人でもすぐにわかり合える、橋渡しのコミュニケーションツールとなれば」としている。

【 2017年02月21日 12時32分 】

町家に華やぎ、ひな人形集う 京都・長岡京、住民持ち寄り展示

2017-03-01 10:42:56 | 民 people
 桃の節句を前に、乙訓地域の住民らが持ち寄ったひな人形を集めた「ふれあいひな祭り」が、京都府長岡京市神足2丁目の市立神足ふれあい町家で開かれている。華やかな衣装をまとった内裏びなやつるし飾りなどが、来場者の目を楽しませている。3月5日まで。

 町家の中の空間で日本の伝統文化に触れてもらおうと、同施設が毎年催している。ひな人形は乙訓2市1町の住民などから寄贈を受けたものなど計11セットを展示している。

 1879(明治12)年作の男びなと女びなは柔和な表情が特徴的で、着ているはかまや十二単(ひとえ)には精緻な刺しゅうがあしらわれている。7段飾りには、楽器を携えた五人囃子や、細やかな模様が入った小道具などが並び、熱心に写真を撮る人の姿が見られた。

 昨年も見に来たという東翔太さん(33)=同市久貝=は「これだけの規模のひな人形は家には置けない。種類もたくさんあり、思わず見入りました」と笑顔を見せた。

 午前9時~午後6時。無料。問い合わせは同施設TEL(951)5175。

【 2017年02月20日 10時20分 】

ママも起業へマルシェで交流 京都・長岡京で手作り品販売

2017-03-01 10:22:26 | 商 trading
 起業や社会参画を目指す母親が連携を広げるイベント「ママ・キッズまるごとマルシェin長岡京」が18日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館であった。会場を訪れた親子連れが、手作りの品々を並べた多彩な物販ブースを巡り、出展者たちと交流を深めた。

 育児支援事業に取り組むNPO法人「いんふぁんとroomさくらんぼ」(同市)が、企業や地域と母親を橋渡しし、一歩を踏み出すきっかけをつくろうと初めて企画。約40のブースが出展し、アート写真の撮影や楽器演奏、教育資金形成をアドバイスするコーナーなどもあった。

 メイン会場のバンビオ広場公園では、ネット販売を手がけたり、各地のイベントに参加したりしている、主に乙訓地域の主婦らが、手作りのアクセサリーや子供服、雑貨類を販売。訪れた親子がお気に入りの品を探していた。

 生後2カ月の長女と来場した育児休暇中の西村有加さん(25)=向日市寺戸町=は「出品しているお母さんたちが輝いて見えた。出展する側に立てたら楽しいかも」と話していた。


【 2017年02月19日 11時26分 】