バンクの走り、親子で体験 京都・向日町競輪場で教室

2017-05-09 08:26:28 | 習 learn
 プロの競輪選手らが指導する自転車教室「向日町トラックチャレンジ」が4日、京都府向日市寺戸町の京都向日町競輪場で行われた。連休中の親子連れら約50人が、本物のバンク(走路)での走りを体験した。

 日本競輪選手会京都支部が、自転車の楽しさを体験してもらおうと、毎年春と秋に開催しており今回で16回目。この日は府内をはじめ愛知や兵庫などから自転車愛好家24人と、その子ども28人が参加し、同支部の選手8人が講師を務めた。

 参加者は、大人と子どもに分かれて講習を受けた。子どもたちは、ブレーキやUターンなど基本的な自転車の走法を学んだ後、ランニングと自転車走を組み合わせたデュアスロンに挑戦。競い合いながら汗を流した。また大人たちは、専用の装置を使ってフォームをチェックし、バンクを走行。「腕はまっすぐでハンドルを引いて」「ペダルを前に押し込んで」とアドバイスを受けながら、高速で走るコツを教わっていた。

 親子で参加した会社員岡田勝利さん(36)=京都市山科区=は「信号や路面を気にせず、力を入れなくても前に進むので気持ちがいい」と話していた。

【 2017年05月05日 10時48分 】

題目踊り、厳かに 京都・石塔寺で「花まつり」

2017-05-07 14:51:23 | 祭 carnival
 ゴールデンウイーク5連休初日の3日、京都府乙訓地域の社寺で伝統の祭りが行われた。すがすがしい五月晴れの下、住民らが参加し絆を強めた。

 向日市鶏冠井町の石塔寺では、釈迦(しゃか)の誕生を祝う「花まつり」があり、京都府無形民俗文化財の「題目踊り」が奉納された。

 同踊りは、鎌倉時代末期に日蓮宗を布教した日像上人が同地域で説法し、村人たちが喜び踊ったのが始まりとされる。

 保存会のメンバー11人は、そろいの青い着物姿で笠(かさ)や扇子などを手に、「南無妙法蓮華経」の題目が含まれた音頭に合わせて厳かに踊った。訪れた人は時々写真を撮りながら、熱心に見つめていた。

【 2017年05月04日 10時55分 】

大山崎山荘と美術品、出前授業で解説 京都の地元小

2017-05-06 14:59:49 | 習 learn
 児童に地元の美術品への理解を深め郷土愛を養ってもらう出前授業が1日、京都府大山崎町円明寺の第二大山崎小であった。アサヒビール大山崎山荘美術館の学芸員が、6年生54人に山荘の歴史や、ゆかりの木版画集「蘭花譜(らんかふ)」について教えた。

 今年で8回目。授業では美術館の芦刈歩さんが、実業家の加賀正太郎が大山崎山荘を建てた理由などをクイズ形式で紹介した。加賀が温室で栽培していたランの記録である蘭花譜について、版木25枚、50色を使って描写したことを伝えると、制作者の苦労に思いをはせた児童からどよめきが起きた。

 児童は8日に美術館を見学する。森風樹君(11)は「加賀さんのことや、版画が印刷より優れていることが分かった。蘭花譜を見るのが楽しみ」と話す。

 大山崎小でも、今月下旬に出前授業と美術館見学を行う。

【 2017年05月02日 11時43分 】

キリシマツツジ、真っ赤な回廊 京都・長岡京

2017-05-06 14:57:53 | 木 plants
 京都府長岡京市の天然記念物に指定されているキリシマツツジが、同市天神2丁目の八条ケ池で見頃を迎えた。訪れた人たちは、赤く染まった回廊を歩き、写真を撮ったりベンチに座って眺めたりして、思い思いに美しさを堪能していた。

 長岡天満宮によると、ツツジは池周辺に約100株が植えられている。今年は例年より4、5日遅めの開花で、長持ちしているという。

 夫妻で訪れていた団体役員麻生純さん(68)=京都市左京区=は「気持ちがいい赤。花を見ている人の幸せそうな顔を見ると自分もうれしくなる」と目を細めていた。

【 2017年05月03日 09時39分 】