山崎駅バリアフリー化、年度内に確認書 京都、町とJR

2017-06-23 09:50:30 | 護 help
 京都府大山崎町の山本圭一町長はこのほど、長年の懸案となっているJR山崎駅(同町大山崎)のバリアフリー化について、本年度中にJR西日本と整備計画の確認書を交わすため協議していることを明らかにした。

 町議会6月定例会本会議の一般質問で、西田光宏町議(大山崎クラブ)の質問に答えた。

 国は公共施設や鉄道駅などのバリアフリー化基本方針で1日当たりの利用者数が3千人以上の駅を2020年度末までに整備するよう定めている。山崎駅は1日に約5千人が利用。東海道線の京都―大阪間では同駅と西大路駅でバリアフリー化未整備の状態という。

 町とJR西はバリアフリー化によって、駅東側の宝寺踏切廃止など将来の駅周辺整備に支障が出ないようにすることや、20年度末までの供用開始に向けて互いに協力することなどを確認書に盛り込む方向で調整しているという。

 具体的な整備計画は、地下通路とホームをつなぐエレベーター2基を京都側に設置するという内容。答弁で山本町長は「早期の事業着手に向け、JR西日本や府との協議を加速させる」と述べた。

【 2017年06月16日 11時53分 】

囲碁も将棋も、王座目指し「盤上没我」 京都・向日

2017-06-20 14:25:34 | 民 people
「向日市囲碁将棋王座決定戦」が、京都府向日市寺戸町の向日町囲碁将棋クラブでこのほど始まった。愛好家たちが集い、対局を楽しんでいる。

 地域住民の交流や脳の活性化を目的に同クラブが2014年から毎年開催。今年は6月1日~8月末に予選を行い、期間中の連勝の数が多い上位8人が9月10日の決勝(優勝戦)で戦う。

 期間中は毎日(火曜除く)午後1~6時に予選を実施。誰でも参加でき、ハンディ戦で碁を打ったり将棋を指したりできる。初回のみ参加料500円。席料は1日800円(65歳以上700円)。

 席主の清水修史さん(78)は「勝負にこだわってもいいし、飲み物を片手に気楽にやってもいい。若い人にもどんどん参加してほしい」と話す。問い合わせは同クラブ(931)5477。

【 2017年06月14日 09時50分 】

チャンバラで天下取り! 京都で「山崎合戦」イベント

2017-06-20 14:23:39 | 賞 prize
 大山崎天下取り決戦祭り(大天決祭)が11日、京都府大山崎町円明寺の天王山夢ほたる公園であった。2チームに分かれて刀を交える「チャンバラ合戦-戦IKUSA」が京都で初開催され、真剣を使った演舞や殺陣ショーなどで盛り上がった。

 天下をかけて羽柴秀吉と明智光秀が天王山で対決した「山崎合戦」が6月13日にあったことに合わせ、同町と町商工会が昨年に続いて企画した。

 チャンバラ合戦は、50人ずつ秀吉軍と光秀軍に分かれて激突。参加者は、利き腕の反対側の上腕に命を表す玉を付けて出陣。自分の玉を守りながら、柔らかい刀を激しく振るって相手の玉を落としていった。長谷川直哉君(11)=伏見住吉小6年=は「なかなか攻撃できず難しかった」と話した。

 また、龍谷大生が大山崎町を題材に考案した菓子や飲み物を販売するなど飲食のブースも多く出店し、多くの人でにぎわった。

【 2017年06月13日 11時23分 】

重症心身障害児の在宅ケア支援 京都に通所サービス事業所

2017-06-20 14:20:15 | 護 help
 重度の身体障害と知的障害が重複する重症心身障害児に特化して通所サービスを提供する乙訓地域初の事業所「からふる・ぶらんしゅ」(からふる)が今年2月、京都府向日市上植野町で開所した。医療の進歩で、人工呼吸器や経管栄養などの医療的ケアを受けて自宅で暮らす重症心身障害児は全国的に増えているが、在宅生活を支える体制は弱い。支援の現場を訪ねた。

■家とは違う体験、喜怒哀楽が上手に

 「おはよー」。職員の呼び掛けに、車で約10分の自宅から訪れた杉井慶生ちゃん(2)が笑った。酸素吸入のチューブが喉に、胃へつながる経管栄養の管が鼻についている。体温を計測中、「ゴロゴロ」と音が大きくなる。職員が喉からたんを吸引した。

 からふるに週2回通う慶生ちゃんは、産前に心室中隔欠損症と診断された。両親は「胎内死がほとんど。1年後の生存率は10%」と告げられた。手術を重ね、生後8カ月間、新生児集中治療室(NICU)で過ごした。

 退院後、訪問リハビリを受け始めると、活動量が増えた。体の反り返りが和らぎ、寝返りもうてるように。リハビリの機会を増やそうと療育の場を探したが、候補は京田辺市や京都市北部の施設。車で長時間の送り迎えが必要で、その最中も頻繁にたん吸引しなければならず、断念した。

 1年後の今年3月から、からふるへ通い始めた。母親の真衣さん(31)は「家以外の時間を持ち、同年代の子どもと関わりが生まれたら」と期待する。

 からふるでは、職員たちが、首が据わりきっていない慶生ちゃんを慎重に抱きかかえ、毛布にくるんで揺らしたり、台車に乗せて動かしたり。刺激への反応を表情や心拍から見定める。慶生ちゃんがチューブを外すこともあり、気は抜けない。1時間かけて栄養剤を注入し、メニューが終わる。

 「家とは違う体験がいろいろできる。喜怒哀楽が上手になってきた」と真衣さんは実感する。「通所日は朝から機嫌が良いみたい」

 向日が丘支援学校の中学部に通う向日市寺戸町の男児(13)は週2回、放課後2時間を、からふるで過ごす。

 仮死状態で生まれ、脳性まひで全介助がいる。2015年11月、突然、気道閉塞(へいそく)が生じた。一時は心配停止状態になり、翌年の1月にたん吸引を容易にするため気管切開した。

 医療的ケアの内容が増え、利用していた放課後等デイサービスへの通所をやめた。母親(49)は「医療の度合いが大きくなると、安心して通うハードルが高くなる」と話す。

 看護師が常駐するからふるがなければ、放課後は家で過ごすしかなかったという。「家だけでは、できることは限られる。社会への足がかりを積み重ねて成長してほしい」

■専門技術の担い手不足、環境も整わず

 「からふる・ぶらんしゅ」代表の神谷真弓さん(50)は「重症心身障害児のケアには専門的な技術が必要で、担い手が足りない。幼稚園や保育園での受け入れは難しいのが現状。自宅の外で発達が保障される環境は整っていない」と語る。

 厚生労働省は、重症心身障害児について、通所支援の不足から2020年度末までに、未就学児への「児童発達支援」と就学児が通う「放課後等デイサービス」の事業所を、基本的に市町村に1カ所以上確保することを目標にする。

 からふるでは、理学療法士や看護師、児童指導員などの職員を置き、児童発達支援と放課後等デイサービスを展開。体を使った遊びや工作、外出を通じ能動的な活動を重視し、リハビリに取り組む。酸素吸入や胃ろうの管理、たん吸引など医療的ケアを行う。利用者は5月末で2~13歳の計11人。

【 2017年06月12日 12時45分 】

戦前の製茶機を動かそう 京都・田辺高生、展示へ整備

2017-06-20 14:18:05 | 賞 prize
 田辺高(京都府京田辺市河原)の生徒たちが、戦前の製茶機の修理と整備に取り組んでいる。府立山城郷土資料館(木津川市山城町)の所蔵品で、「お茶の京都博」に合わせて秋に資料館が催す「動く展示」に向け、依頼した。

 資料館には緑茶製法を生んだ永谷宗円の永谷家などから譲り受けた各種の製茶機があるが、修理費が限られ、そのままになっていた。同高の生徒が昨年度、木津高所有の小型製茶機を修理したことを知り、協力を要請した。

 春から自動車科3年生10人が週4時間、課題研究授業の一環で、熱風を与えながら茶葉を乾燥させる「中揉(ちゅうじゅう)機」と、茶葉をもみ込む「揉捻(じゅうねん)機」の計2基を整備している。布やすりなどでさびを落とし、動力モーターを修理するという。

 徳田尋さん(17)は「自分がきれいにしたものが展示されるのは誇りになる」と意気込む。指導する竹本尚人教諭(55)は「地域の伝統文化に生徒がつながっていけたら」と期待する。

 秋の展示では、木津高の生徒が学校の製茶機を持ち込んで実演する予定。高校生たちが往時の製茶を再現するという。

 資料館は今後も田辺高に各工程の機械の修理を依頼する予定。森下衛館長(57)は「お茶以外でも連携できる事業があれば」と話している。

【 2017年06月12日 11時10分 】

宇治茶BAR、プロの技を満喫 「お茶の京都博」でフェア

2017-06-20 14:15:22 | 賞 prize
 宇治茶の魅力を紹介する「お茶の京都やましろフェア」が10日、京都府木津川市相楽台のイオンモール高の原・平安コートで始まり、来場者が「宇治茶BAR」などを楽しんだ。

 府や各自治体、茶業団体などでつくる実行委員会が、「お茶の京都博」の一環として開いた。

 宇治茶BARでは、宇治茶の歴史や入れ方に精通する「ティーアンバサダー」5人が、宇治茶の玉露と煎茶をそれぞれ2煎300円で振る舞った。来場者は「どこまでが宇治茶なのですか」「玉露を家で楽しむには何を買えばいいですか」などと尋ねながらひとときを楽しんだ。

 木津川市や和束町で作られている抹茶を使ったチョコレートやバウムクーヘンなどの特産品も販売された。

 12日まで。宇治茶BARは午前10時から午後6時。特産品販売は11日が午後8時、12日が午後6時まで。

【 2017年06月11日 10時57分 】

安心でおいしい水への秘密見学 京都、乙訓浄水場を公開

2017-06-20 14:12:26 | 水 water
 京都府の乙訓2市1町に水道水を供給する府営水道乙訓浄水場(京都市西京区)の施設公開が11日行われた。親子連れらが、トロッコに乗って地下のポンプ施設などを見学した。

 府は、身近な水道に理解を深めてもらおうと、府内3カ所の浄水場を毎年1カ所ずつ順番に公開している。2000年に稼働した乙訓浄水場は、耐震工事を行っていたため、公開は7年ぶり。この日は約500人が訪れた。

 訪れた人は、薬品や砂などを使ってごみや汚れを取り除く沈殿池や急速ろ過池などを見学。インクラインの作業用トロッコに乗って、保津川から取水した水をくみ上げるために地下約80メートルに設置されたポンプについて、担当者から説明を受けた。

 また水質実験のコーナーがあり、子どもたちがかび臭い水のにおいをかいだり、濁った水が特殊な砂を通ると浄化される様子を観察したりしていた。

 祖父母と弟と参加した花山秀生君(7)=京都市北区=は「インクラインのトロッコが、ゆっくり進むジェットコースターみたいだった。ポンプのこともわかって楽しかった」と話していた。

【 2017年06月11日 11時52分 】

平和の折り鶴、広島に願い届け 京都・向日の園児

2017-06-11 09:27:08 | 創 creation
 「次はどこを折るの」「きれいにできた」。黄色の折り紙を手に、真剣な表情で折り進める子どもたち。平和への願いを込めた折り鶴づくりが9日、京都府向日市上植野町の第6保育所で行われた。

 向日市は、8月6日に広島で行われる平和祈念式に市民の親子2組を毎年派遣しており、「原爆の子の像」にささげる折り鶴を市内の保育所・園や市民に作ってもらっている。

 年長クラスの33人は、保育士らから原爆の悲惨さや折り鶴の意味について話を聞いた後、教えてもらいながら鶴を折った。折り方を間違えたり、途中でわからなくなったりした子どももいたが、小さな指で丁寧に仕上げていた。鶴は、保護者らに作ってもらった分も合わせて千羽鶴にし、来月中旬に安田守市長に渡す。

【 2017年06月10日 10時26分 】

ひな5羽順調に育つ 「宇治川の鵜飼」のウミウ

2017-06-11 09:25:13 | 水 water
 京都府の宇治市観光協会は9日、「宇治川の鵜飼」のウミウを人工ふ化している取り組みについて、報道関係者向けの報告会を開いた。今年は5羽のひなが誕生し、いずれも順調に成育している。10日から市観光センターで一般公開する。

 人工ふ化開始から4年目となる今年は4月に四つのペアが計20個を産卵。このうち有精卵は11個で、5月4~12日にかけて5羽が生まれた。昨年までは一つのペアの卵しかふ化できていないが、今年は別のペアの卵も初めてかえった。

 昨年は誕生した5羽のうち、3羽が間もなく死亡した。今年は卵を温めるふ卵器の設定温度を最大0・9度下げ、卵の中でひなが十分に育ってからかえるように工夫したという。人工ふ化のウミウは計10羽になった。

 同協会は人工ふ化のウミウによる手綱を付けない「放ち鵜飼」を2018年に試験実施する予定。澤木万理子鵜匠は「試行錯誤しながらトレーニングを行っていきたい」と話している。

 一般公開は10日から7月9日までの土、日曜日に、午前11時~正午と午後2時~3時半に行われる。

【 2017年06月10日 10時10分 】

お年寄りら親善ビリヤード 京都・乙訓

2017-06-11 09:22:57 | 会 party
 京都府乙訓2市1町親善玉突き(ビリヤード)大会がこのほど、大山崎町円明寺の町老人福祉センター長寿苑で開かれた。今年で36回目。お年寄り約30人が、市町対抗戦で日ごろの練習の成果を発揮し、交流を深めた。

 市町別に10人でチームを組み、1試合は各市町から1人ずつの計3人で対戦。1位は5点、2位が3点、3位は1点となり、10試合の合計得点を競った。

 参加者は、真剣な表情で次に狙う玉やコーナーを見定め、集中力を高めて玉を突いていた。思惑通りのプレーができれば「よっしゃ」と、拳を握りしめる人もいた。

 今大会の世話人を務めた長寿苑ビリヤードサークルの杉本勝次さん(68)=同町大山崎=は「36年も続いただけに、ここでやめるわけにはいかないとの思いで運営した。みんな楽しんでくれています」と、大会の成功に目を細めた。

【 2017年06月09日 10時59分 】

オリンピアンがフェンシング教室 京都、児童は果敢に

2017-06-10 12:01:01 | 習 learn
 フェンシングの体験授業が7日、京都府大山崎町円明寺の大山崎小と第二大山崎小であった。両校の3年生約140人が、2012年ロンドン五輪入賞の実績を持つ池端花奈恵さん(34)=乙訓高教諭=らの指導を受け、西洋の騎士道精神を受け継ぐ近代スポーツの一端に触れた。

 同町では各世代の全国大会が開かれることもあり、町を挙げて「フェンシングのまち」をPRしている。体験授業は児童に競技への関心を高めてもらうため、町教育委員会などが毎年開催。町内で活動する京都フューチャークラブの保護者らがマスクやジャケットの着脱、会場設営などを手伝った。

 大山崎小では約100人が、池端さんらからフェンシングの歴史や基本的なルールを学んだ。練習試合では、慣れない身のこなしながらも果敢な攻めを見せていた。相手の隙を突いてポイントを奪うと、大きな声を上げて喜ぶ姿もあった。審判に挑戦し、的確な判定を下す子どももいた。

 松浦鷹丸君(8)は「楽しかったからクラブにも入りたい」と声を弾ませていた。

【 2017年06月08日 11時40分 】

高校生が箏曲演奏に挑戦、上達実感 京都・向日

2017-06-10 11:58:57 | 習 learn
 京都府向日市上植野町の向陽高で6日、箏曲演奏の体験授業があり、3年生6人が講師に教わりながら伝統文化への理解を深めた。

 府教育委員会の高校生伝統文化事業の一環。古典邦楽の伝承活動を行う「京都當道会」(京都市上京区)会員の酒井博子さんら2人を講師として招き、毎年行っている。

 生徒たちは講師の箏曲演奏に「すごい」と目を丸くして、奏でられる音色に聞き入った。続いて、授業を使って約1カ月間練習してきた「さくらさくら」を披露し、自分たちが創作した個性豊かなオリジナル曲も発表した。初めて弾く「うれしいひな祭り」などの曲にも挑戦した。酒井さんらから「最後の1音はためて音は小さめに」とアドバイスを受け、真剣な表情で箏曲演奏に取り組んだ。

 藤澤弘登さん(17)は「先生の演奏は難しい技法を使っていてかっこよかった。楽しく上達できた」と話していた。

【 2017年06月07日 09時40分 】

「西岡衆」の活躍知って 京都、小学生の保護者らが公演

2017-06-10 11:55:31 | 歴 history
 戦国時代に乙訓の自治を担った「西岡衆」の活躍を、寸劇や人形劇を交えた紙芝居で伝えようと、第5向陽小(京都府向日市上植野町)の保護者らでつくる読み聞かせサークル「はらぺこあおむし」が練習に励んでいる。地域住民や子どもたちへ公演を重ね、8日には地元の歴史を学ぶ同小の6年生へ披露する。

 はらぺこあおむしは同小で読み聞かせボランティアを続けており、現役児童や卒業生の保護者ら計16人で活動中。教員らでつくる「京都乙訓ふるさと歴史研究会」が作った西岡衆の紙芝居を基に昨夏から「地域の歴史に親しみを感じてもらおう」と準備を始めた。

 ベースの作品は大人向けの脚本のため、難解な表現を簡略化してシナリオを練り上げた。劇化できる場面を選び出し、普段の読み聞かせ活動でなじみ深いキャラクターの人形を村人役で登場させたり、西岡衆の有力者で同市物集女町を拠点とした物集女氏と地元住民の交わりを寸劇にしたりと、興味を引くための工夫を凝らす。

 3月に校内で児童たちへ初披露。同町の公民館であった歴史講演会では、大人向けにアレンジを加えて地元住民らへ公演した。8日は6年生の授業で発表する予定だ。

 5月下旬には、物集女氏の当主が謀殺されるクライマックスのシーンの立ち回りを繰り返し練習。せりふの語り口や表情のつくり方を確認した。

 はらぺこあおむしの代表石原佑季さん(32)は「日々の活動の中で苦労して作り上げてきた。外部からオファーを頂けるなら、無理のない範囲で応えていきたい」と話す。

【 2017年06月07日 17時00分 】

名曲堪能、学校へ出張演奏会 京都市立芸大生、長岡京で

2017-06-10 11:32:44 | 会 party
 京都市立芸術大の学生による出張演奏会が5日、京都府長岡京市東神足2丁目の長岡第九小で開かれた。児童たちが、美しい音色で奏でられるクラシックの名曲やゲーム音楽などを堪能した。

 同演奏会は、18日に府長岡京記念文化会館(同市天神4丁目)で開かれる長岡京芸術劇場レクチャーコンサートを前に、音楽や芸術に関心を持ってもらおうと開催された。

 演奏会では、クラリネットやホルン、サックスなど同大学の2~4回生6人が、5、6年生の児童約120人を前に、ビゼーのオペラ「カルメン」を基にした木管五重奏の組曲や、ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」の曲を集めたメドレーなどを披露。また各楽器の特徴や音色の紹介もあり、子どもたちが興味深そうに聞き入っていた。

 フルートを習っているという6年の寺村幸梨彩さん(11)は「カルメンの曲は全部知っていた。他の曲もとてもきれいで、いい曲だなあと思った」と話していた。

【 2017年06月06日 11時45分 】

中学生、はつらつと吹奏楽演奏 京都・乙訓の8校

2017-06-10 11:31:20 | 会 party
 京都府乙訓2市1町の全8中学校の吹奏楽部が出演する「乙訓地方中学校吹奏楽部演奏会」が4日、長岡京市天神4丁目の長岡京記念文化会館で開かれた。生徒たちが奏でるはつらつとした演奏に、満席の会場から盛大な拍手が送られていた。

 日頃の練習成果を発表する場として、乙訓文化芸術祭実行委員会と乙訓地方中学校校長会が主催している。今年は生徒287人が出演し、保護者ら約千人が訪れた。

 各吹奏楽部は、さまざまなジャンルから練習を重ねてきた2~3曲を披露した。テンポのよい曲では、曲に合わせて手拍子が起き、会場が一体となった。

 大山崎中吹奏楽部の安田晴香部長(14)は「ホールを使って演奏できるのは貴重。他校に刺激を受けたので、夏のコンクールに向けてまた練習に励みたい」と話していた。

【 2017年06月05日 11時32分 】