壁面は香る「茶葉ボード」  京都、組み立て茶室いかが

2017-09-16 14:24:56 | 商 trading
 京都府山城地域の林業関係者らでつくる「山城eco木材供給協議会」は、府内産木材を用いた移動式の組み立て茶室を開発した。壁面は宇治茶の茶葉を張り付けた「茶葉(ちゃよう)ボード」で、香りも楽しめる工夫を凝らしている。イベントでの活用や貸し出しなどを通して、府内産木材をアピールしていく。

 同協議会は2014年9月に木材会社や森林組合、市町村などで結成。山城地域の各地で本年度に「お茶の京都博」が展開されていることから、府豊かな森を育てる府民税(森林環境税)が財源の補助事業を活用して組み立て茶室を作った。

 3畳と4畳半がある。部材は軽トラック1台で運べ、組み立ては1時間程度で可能という。大半は府内産のスギで、床柱や四隅の柱には北山丸太を使用しており、上質な空間を演出している。

 「茶葉ボード」は、抹茶の原料となる碾(てん)茶と、玉露の茎部分の茶・かりがねの2種類があり、品評会に出品された茶葉をそれぞれヒノキの板に張り付けて作成した。近づくと茶の香りがする。

 組み立て茶室は10月21、22日に府立宇治公園(宇治市宇治)であるお茶の京都博のメインイベントなどで披露されるほか、府山城広域振興局(同)の1階で来年3月末まで展示されている。

 レンタル(2泊3日で15万1千円から)や注文製造(3畳で54万円から)に応じており、同協議会の水山芳之会長は「オーダーメードで作るので、さまざまな要望にも対応できる」と話している。問い合わせは同振興局森づくり推進室0774(21)3450。

【 2017年09月10日 21時50分 】

「名月の宴」古典芸能を堪能 京都・長岡京

2017-09-16 14:19:22 | イベント
 京都府長岡京市の初秋を飾るイベント「名月の宴(うたげ)」が9日夕、同市勝竜寺の勝竜寺城公園で開かれた。あいにくの曇り空で月は見えなかったが、親子連れらが琴や詩吟などを堪能した。

 戦国武将で一流の文人でもあった細川幽斎ゆかりの勝龍寺城跡を舞台に、古典芸能の魅力を体感してもらおうと、市文化協会が毎年この時期に開催しており今回で26回目。この日は同協会所属の9団体・個人が出演した。

 辺りが夕闇に包まれる中、大正琴愛好会は「明日があるさ」や「エリーゼのために」などの歌謡曲やピアノ曲を、息を合わせて演奏。長岡京吟詠会は、詩吟と詩舞をあわせた情感豊かな演舞を披露し、訪れた人たちがじっくりと見つめていた。

 また会場の一角では、放課後支援活動「すくすく教室」で茶道を学ぶ神足小児童18人が野だてを行った。浴衣姿の子どもたちが、慎重な手つきでお茶をたて、菓子とともに来場者に振る舞っていた。6年の福本結子さん(12)は「お茶がきれいにたてられるとうれしい。いろんな人にお茶を出して会話するのも楽しい」と話していた。

【 2017年09月10日 12時06分 】

子どもが急病、どう対応? 京都、医師がポイント説明

2017-09-16 14:14:14 | 習 learn
 子どもの病気への対応や蘇生法について理解を深める「乙訓救急フェア」が8日、長岡京市天神4丁目の中央公民館であった。住民らが、小児科医の講演や自動体外式除細動器(AED)の使い方などを学んだ。

 9月9日の「救急の日」に合わせ、乙訓医師会や府乙訓保健所などが主催。乳幼児連れの母親ら約100人が参加した。

 講演では、同医師会の小児・予防接種担当理事の加藤博文医師が、子どもの病気への対応について語った。発熱やけいれん、血便、やけどなど症状別に対応策を提示。けいれんなら15分以上続く場合は病院へ連れて行くなど、受診が必要かどうかを見極めるポイントも紹介した。

 救急蘇生の実践では、同消防組合の職員が人工呼吸や心臓マッサージ、AEDの使い方を指導。参加者は、大人と子どもの人形を使い、胸を押す強さに気をつけてマッサージし、口から息を吹き込んだ。

【 2017年09月09日 10時18分 】

光秀、ガラシャ…歴史を演じ 京都の甲冑劇団、仲間募る

2017-09-09 09:39:08 | 歴 history
 京都府南西部にある乙訓地域を拠点に戦国時代の武将や人物を演じる甲冑(かっちゅう)劇団「乙訓戦国つつじ」が、活動の幅を広げようと模索している。現在、役者2人とスタッフ1人で運営しており、演劇未経験者も含めて仲間を探している。劇団員は「共に歴史の奥深さを伝えていきたい」と期待している。

 劇団は2014年4月、代表の大西恒さん(39)=長岡京市友岡3丁目=が設立した。歴史好きの大西さんは、全国の祭りや催しを巡り、出演者を一般から募集する歴史劇の舞台に立ってきた。演劇未経験者ながら演じる楽しさを知り、明智光秀や羽柴秀吉など戦国武将ゆかりの乙訓地域で主体的に活動しようというのが劇団結成のきっかけだ。

 当初は地元の小学校で甲冑作りを教えるなどしていたが、2年ほど前に芸能事務所に所属していたことがある今井かなさん=兵庫県明石市=を副代表に迎えた。

 乙訓地域で活動する時は、大西さんが明智光秀、今井さんが娘の玉(ガラシャ)役を演じることが多い。大山崎町円明寺の公園で先ごろ、散策客を前に甲冑姿の大西さんが剣舞を交えて光秀の生涯をたどり、着物姿の今井さんも詩吟を絡ませ、玉の心情を表現した。同町で6月にあったイベントでは大西さんが各地で知り合った劇団員を応援に招き、光秀と羽柴秀吉が天王山で激突した「山崎合戦」を熱演した。

 小所帯の劇団を活性化させようと現在、仲間を募っている。今井さんは「お客様には殺陣が受けるので足軽役の男性に来てほしい。もちろん女性も大歓迎」と話す。大西さんは「乙訓地域に残る史実や歴史遺構は地元の誇り。劇を通じて多くの人に伝えたい。体験でもいいので気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。問い合わせは大西さんのメールsengokututuji@hotmail.com

【 2017年09月08日 11時40分 】

九条ねぎ加工施設を新設 京都、首都圏需要見込む

2017-09-09 09:37:34 | 賞 prize
 JA京都やましろ(京都府京田辺市)が、久御山町相島に九条ねぎをスライス加工する「ネギ刻み加工施設」を新設する。首都圏での需要を見込んでいる。

 鉄骨造り平屋1500平方メートル。旧御牧支店の店舗を活用する。冷蔵設備を備え、九条ねぎの洗浄、スライス加工、パック詰めまで行う。10月中旬に着工し来年1月末に完成、1日当たり400キロの加工を計画している。

 総事業費は約1億7千万円。国などから交付金5300万円を受ける。

 JA京都やましろは2015年に同町中島に「ネギ調整包装施設」を開設、九条ねぎを首都圏向けに出荷している。

【 2017年09月07日 10時54分 】

警官が漫画で安全呼び掛け 京都、住民向け60作手掛ける

2017-09-09 09:33:11 | 護 help
 京都府警向日町署の女性警察官が、得意の漫画を生かし、交通安全の呼び掛けに力を入れている。住民向けに仕上げた漫画はこれまでに約60作に上る。「最新の管内情勢を住民の方々に漫画で親しみやすく、分かりやすく伝えたい」と意気込んでいる。

 交通課の永井麻衣子巡査部長(36)。今春の配属後、管内全交番の広報紙で4こま漫画を始めたほか、交通安全教室などで配布するプリントにも事故防止をテーマにした漫画を載せている。最新の交番広報紙9月号では、夜間に出歩く高齢者夫婦が明るい色の服や反射材を身につけることで事故を防ぐ内容の漫画を掲載した。

 小さい頃から絵を描くのが好きで滋賀大在学中は絵画やデザインを学んだ。警察での特技活用は府警本部勤務時代の約7年前。同僚向けに業務に関する説明を漫画でマニュアル化し、好評だったのがきっかけだ。

 前任地の福知山署では空き巣や不法投棄、特殊詐欺など犯罪発生傾向に合わせた漫画で住民に注意喚起を続けた。

 永井巡査部長は「漫画での広報は文字を少なくし、視覚的に分かりやすくなるように工夫している。自分の作品が住民の安心安全に役立てばうれしい」と話す。

【 2017年09月07日 10時27分 】

開館10年で11万人が憩う 京都・長岡京、ふれあい町家

2017-09-09 09:31:04 | 民 people
 「神足ふれあい町家」(京都府長岡京市神足2丁目)が、9月で開館から10周年を迎えた。これまでの来館者は昨年末で11万人を超え、市民の憩いの場として活用されている。近年は町家発信の企画が盛んに行われており、「『ふれあい』という原点を大事に、ハンディがある人とない人が一緒になって新たなうねりを生み出していきたい」と従業員らは話す。

 同町家は1849(嘉永2)年に建てられたとされる。2000年に国の登録有形文化財となった後、同市が買い取り、07年、市民が利用できる文化拠点として開館。現在は乙訓障害者事業協会が指定管理者として運営している。

 和室は貸し出しており、市内外のサークルが活動に利用。物産コーナーには特産のタケノコや竹製品が並ぶ。喫茶スペースもある。

 当初はイベントの回数も少なかったが、徐々に講演など企画や催しが増えてきた。歴史文化などに詳しい地域住民らが講師となる隔月の「町家ゼミナール」は一昨年から始まり、地域の人が特技を披露する月2回の「ふれあい町家倶楽部」は昨年春にスタート。従業員が自身の病気を振り返る会や元バスガイドによるバスツアー、大正琴演奏会など多種多様な内容が好評といい、市外から参加する人も増加している。

 今後は外国人の若者らを招いて新たな交流をつくる企画も実施していく予定という。

 館長の山田猛さんは「開館当初の目標は達成できたが、新たな取り組みも行い、さらにふれあいの輪を広げていきたい」と話している。

【 2017年09月06日 11時34分 】

社会福祉団体、SNSで活動発信 京都、若い世代にアピール

2017-09-09 09:28:48 | 民 people
 京都府向日市内のボランティアグループや住民組織による活動を幅広い世代に周知しようと、市社会福祉協議会が、無料通信アプリ「LINE(ライン)」やツイッターを使った情報発信に乗り出した。市社協が催すイベントの他、約60団体の活動内容を、集合写真を添えて順次紹介していく。

 6月中旬から始め、「グループリレー紹介」と題し、市社協に登録する障害、高齢福祉関連のボランティア▽子育てサークル▽交流サロンを催すグループ▽地区社会福祉協議会-などを紹介。活動場所や取り組み内容の概要を記し、顔ぶれを見せて身近に感じてもらおうと、集合写真も掲載している。

 市社協は「若い世代にもアピールし、参加の糸口となれば」とする。約30団体を掲載済みで、各団体の話題なども更新する予定。

 同市寺戸町の八反田公園で定例のラジオ体操に励む「わいわいサロン」は7月末に掲載された。メンバーの岡本操さん(75)は「いろいろな団体の情報がアップされ、楽しみにしている。自分たちの活動も浸透していってほしい」と話していた。

【 2017年09月06日 11時49分 】

京都文教大・小泉投手が全国初V報告 軟式野球で大山崎町に

2017-09-09 09:26:59 | 士 cerebrity
 軟式野球の第40回全日本大学選手権で初優勝した京都文教大(京都府宇治市)1年の投手小泉大樹さん(19)=同府大山崎町円明寺=が4日、町役場を訪れ、山本圭一町長に自身の活躍や喜びを報告した。

 大会は全国から23校が参加し、長野県で先月下旬に開かれた。小泉さんは3試合に登板、先発した1回戦の桐蔭横浜大戦は4回を投げて1-0の完封勝ちに貢献。2回戦も中継ぎで活躍し、決勝の作新学院大戦は最後の2回を無失点で切り抜け、胴上げ投手になった。

 小泉さんは大山崎小2年の時、友人と一緒に野球をやりたいと思い、地元のスポーツ少年団で白球を追い始めた。大山崎中を経て北嵯峨高(京都市右京区)へ進むと、3年春にエースナンバーを背負ったが、最後の夏は肩をけがして控えに回った。「高校で残せなかった結果を求めてどの大学に行くかを考えた」と、硬式か軟式かも含めて進学先に悩み、高校の監督とも相談して軟式の強豪・京都文教大を選んだ。

 山本町長は「人生の山を乗り越えて全国優勝を果たした。これからも頑張って」と激励。小泉さんは「今後は大学日本代表を目指したい」と、より大きな目標を掲げた。

【 2017年09月05日 11時50分 】

初の公開抽選、主役に沖さん 京都、11月のガラシャ祭

2017-09-09 09:24:01 | 祭 carnival
京都府長岡京市で11月に催される「長岡京ガラシャ祭」のメイン行事「輿(こし)入れ行列」の配役を決める公開抽選会が3日、同市神足2丁目のバンビオ広場公園で開催された。主役の玉(細川ガラシャ)役は、切り絵作家の沖真希さん(32)=兵庫県宝塚市、夫の忠興役は勝龍寺副住職國定晃淳さん(34)=長岡京市勝竜寺=に決まった。二人は、祭り期間中の11月4日に同寺本堂で結婚式を挙げる予定。

 玉と忠興役は、夫婦かカップルを対象に募集した。初めて屋外で開催された抽選会では、応募した7組が、観衆に見守られながら緊張した面持ちでくじを引いた。國定さんは「式の1週間後にまたお祝いできるなんて光栄」と話し、沖さんは「地域に貢献して盛り上げていきたい」と意気込んだ。

 昨年までは、明智光秀夫妻と細川藤孝(幽斎)夫妻の役も、夫婦かカップルが応募条件だったが、今回からはガラシャ・忠興役以外はその条件を外した。その結果、主要な配役には昨年より14人多い38人の応募があった。

 行列は11月12日に巡行する。

 ガラシャと忠興以外の配役は次の皆さん。

 明智光秀・煕子(ひろこ)=中島博・ウォルター麻樹▽細川藤孝・麝香(じゃこう)=作内牧穂・中山尚代▽清原マリア=大森早也佳▽松井康之=山崎純一▽明智弥平次=前川修寛

【 2017年09月04日 11時58分 】


ケイリン、子どもや高齢者楽しむ 京都・向日

2017-09-09 09:21:43 | イベント
 京都向日町競輪場(京都府向日市寺戸町)で2日、自転車愛好家でつくる「京都サイクルクラブ」の会員による初めてのケイリン競走が行われ、子どもらが本物の競走路でレースを楽しんだ。

 子どもから大人まで安心して楽しめるサイクルスポーツを広め、市民に親しまれる競輪場をPRしようと、同クラブが企画。この日は、8月31日から開催されている開設67周年記念レース「平安賞(GⅢ)」の合間に、60歳前後のマスターズと、小中学生のジュニアの部を行った。

 ジュニアの部には、京都をはじめ愛知県や三重県などから、小学6年から中学3年までの7人が出場し、一周400メートルの競走路を4周して競った。赤や青、緑などのウエアに身を包み、強い向かい風が吹き付けるなか、ペダルを踏み込む足に力を込めて、さっそうと走り抜けていた。

 1位になった橋本歩久玄さん(14)=愛知県清須市=は「風が強くてきつかったけれど、全力で頑張ったので、気持ちよかった」と話していた。

 またマスターズの部には、53歳から85歳までの7人が参加し、熱の入った走りを見せていた。

【 2017年09月03日 11時17分 】

高校生とコラボ、フードバンク食材で和菓子 京都・長岡京

2017-09-02 11:22:28 | 護 help
 フードバンクに寄せられた材料を活用し、地域に貢献しようと、京都府長岡京市長岡2丁目の和菓子店「喜久春」が、2種類の団子を作った。地元の立命館高(同市調子1丁目)で16、17日に行われる文化祭で商品を販売し、売り上げの一部を府共同募金会に寄付する。

 フードバンクは家庭や企業から募った食品を福祉施設などに贈る活動で、市内ではフードバンク長岡京が取り組んでいる。今回は各地の共同募金会が企業や事業所と寄付つき商品を開発する「募金百貨店プロジェクト」の一環で、市社会福祉協議会が呼び掛け、同店と同高が呼応した。同バンクに寄付された米を使った和菓子作りと、文化祭での販売スペース提供で協力した。

 団子は、利尻昆布と寒天を使ったたれや赤いようかんを乗せた「美(み)たらし男子(だんご)」と、あん入りの三色団子とごま油をあえた「三色だんごwithS」。各200円。府共同募金会への寄付金は来年度のフードバンクの活動に利用されることになり、このほど同店で同会との覚書取り交わしが行われた。

 店主の西山基文さん(39)は「頂いたお米の味が最大限に生きるようシンプルな味付けにした。好評であれば商品化も検討したい」。試食した同高文化祭実行委員の3年小池珠奈さん(17)は「おいしいし、見た目もかわいい。少しでも募金に協力したい」と話している。

 立命館高での販売は両日とも午前9時~午後2時。2日間で計500個の販売を目指す。

【 2017年09月02日 09時40分 】

ウッティー誕生秘話も 京都、宇治川の女性鵜匠講演

2017-09-02 11:20:26 | 会 party
 「宇治川の鵜飼」の江﨑洋子鵜匠(39)による講演会が31日、京都府宇治市宇治のゆめりあうじであった。人工ふ化で生まれた「うみうのウッティー」の誕生秘話に、参加者80人が熱心に耳を傾けた。

 宇治市図書館友の会が主催した。

 卵を産まないと思われていた人工飼育下のウミウの卵が2014年5月、鵜小屋で見つかった。江﨑さんは、ウミウの繁殖日数や産卵日数のデータがない中、ニワトリを参考にふ卵器で温めてふ化させたエピソードを紹介した。「手探り状態。不安なことがいっぱいあった」と振り返った。

 今年ふ化したウッティーを含め、これまで9羽が育っている。今後は「人間を親だと思って育ったウッティーの個性を生かし、追い綱を使わない放ち鵜飼の復活に取り組みたい」と話した。

【 2017年09月01日 10時10分 】

「松潤」誕生日限定絵馬に嵐ファン行列 京都・城陽の松本神社

2017-09-02 11:17:54 | イベント
 アイドルグループ「嵐」の松本潤さんの誕生日にちなみ、京都府城陽市観光協会は30日、同市奈島の松本神社で絵馬を販売した。田園地帯にある小さな神社に親子連れや中高年のグループら約100人が列をつくり、コンサートのチケット当選を祈願したり、写真撮影したりするファンでにぎわった。

 同神社がファンの「聖地」になっていることから、初めて企画した。同神社と同協会のホームページで計200枚を販売する予定だったが、問い合わせが殺到し、枚数を制限しないことに決めた。

 境内近くにこの日限定で絵馬販売用テントが設営された。午前5時ごろからファンが並び始め、同10時の販売開始を30分繰り上げた。境内に新設した絵馬掛け台に、最初に絵馬を結んだパート中田智子さん(54)=宇治市五ケ庄=は「始発で来た。10年ぐらい嵐ファンです。チケットが当たるようにと書きました」と話した。同神社では約700枚が売れ、台湾から来た人もいたという。

 ホームページでは午後5時までに920人の申し込みがあった。年内に絵馬形のストラップ、正月には新しいデザインの絵馬の販売も予定している。

【 2017年08月31日 09時14分 】

「輿入れ行列」配役、初の公開抽選 京都・長岡京ガラシャ祭

2017-09-02 11:15:42 | 祭 carnival
 京都府長岡京市内で11月に開催される長岡京ガラシャ祭のハイライト「輿(こし)入れ行列」で、戦国武将細川忠興と妻玉などの配役を決める公開抽選会が、9月3日午前10時から、長岡京市神足2丁目のバンビオ広場公園で開かれる。

 市内を巡行する輿入れ行列では、忠興・玉夫妻や、玉の父親明智光秀、忠興の父親細川藤孝ら9人の配役を、毎年一般から公募し、抽選で決定している。

 今年は、忠興・玉夫妻役に8組の夫婦またはカップルから応募があったのをはじめ、玉の侍女清原マリア役の5人など、その他の配役にも計22人の応募があった。

 これまで配役抽選会は市役所で行ってきたが、広く同祭を市民にPRして盛り上げようと、初めて公開抽選会を実施する。雨天の場合は、バンビオ1番館内で行う。見学自由。

【 2017年08月31日 09時40分 】