枝、節生かす「茶の木人形」 京都・宇治で展示

2017-10-02 10:06:03 | 会 party
 かつて宇治で盛んに作られていた工芸品「茶の木人形」の展示会が、京都府宇治市宇治の市観光センターで開催され、江戸後期から現代までの茶摘み娘姿の人形などが並んでいる。

 恒例の「宇治茶まつり」(10月1日、宇治市宇治の宇治川周辺)に合わせた企画。茶の木人形を研究する平等院ミュージアム鳳翔館学芸員の田中正流さん(43)=同市宇治=の所蔵品33点と、彫刻家で茶の木人形作家の大岩広生さん(59)=同市木幡のオリジナル作品13点が展示された。

 木の曲線や節などを生かしながら茶摘み娘の着物の柄まで細工が施された3~20センチほどの人形のほか、大岩さんが手掛けたやじろべえ型の人形などもある。田中さんは「宇治茶の文化の一つとして、飲む以外の茶の魅力を感じてほしい」と話している。

 1日まで。午前9時~午後5時(最終日は午後3時)。無料。

【 2017年09月30日 11時00分 】

バンビオ1番館に期日前投票所 京都・長岡京市議選

2017-10-02 10:06:03 | 政 governing
 京都府長岡京市選挙管理委員会は29、30の両日、市議選(10月1日投開票)で市内2カ所目となる期日前投票所を、同市神足2丁目のバンビオ1番館に設ける。投票率向上が狙い。

 期日前投票所は市役所4階に25日から開設されており、出先での開設は市議選で初めて。JR長岡京駅や商業施設にも近く、投票日に支障のある有権者の利用を呼び掛けている。

 28日は設営準備が行われ、選管職員らが資材を搬入、投票箱や記載台を設置し、机の配置などを確認した。

 両日とも午前8時半~午後8時に受け付ける。市役所でも30日まで期日前投票ができる。

【 2017年09月29日 11時26分 】

夜の道路は危険がいっぱい 京都、高齢者ら体験ツアー

2017-10-02 10:04:32 | 習 learn
 京都府警向日町署などはこのほど、「夜の危険を見つけよう体験ツアー」を乙訓2市1町で実施した。参加した住民26人が暗い場所で光をはね返す反射材の効果を学んだり、事故発生現場を確認したりして夜間に多発する重大事故の予防や交通安全への理解を深めた。

 同署や2市1町などが秋の全国交通安全運動に合わせ、高齢者を対象に催した。

 大山崎町円明寺の名神高架下多目的広場では、参加者が反射材の効果を検証する実験を見学したり手軽に利用できる反射スプレーの説明を受けたりした。また、対向車同士のヘッドライトの光で、その間の人が消えたように見える「蒸発現象」も実演された。この後、管内で過去3年間に死亡事故が起こった現場をバスで巡った。

【 2017年09月29日 11時14分 】

西町の巡行12年ぶり復活 京都「木津御輿祭」、担ぎ手募る

2017-10-02 10:03:01 | 祭 carnival
 京都府木津川市の旧木津町で10月21、22日に開かれる木津御輿(みこし)祭で、人手不足などで途絶えていた西町の御輿巡行が12年ぶりに復活する。西町は22日に巡行予定で、町内会の関係者が巡行を心待ちにして準備を進めている。

 同祭は江戸時代から続く五穀豊穣(ほうじょう)を願う伝統行事。台に布団を重ねた外観の「太鼓台」と呼ばれる御輿で、昨年は5基が地域を練り歩いた。

 同市木津町の西町町内会も、幕末に巡行した記録が残るなど長年にわたって巡行してきたが、水引幕や金具などの補修費がかさみ、人手不足もあって2005年に巡行して以降、中止していた。

 西町出身の細谷和弘さん(33)ら若い世代が「年に一度集まる機会がなくなった。顔なじみも少なくなった」と危機感を感じ、復活を町内に呼び掛け、町内会の投票で復活が決まった。

 西町の西口長嗣町会長(70)は「やっとここまで来た。あとはどうやって担ぎ手を集めていくか」と話す。50人は必要な担ぎ手を63世帯の西町だけで集めるのは難しいため、「西町太鼓台みこしの会」を結成して、市外に住む同町出身者にも呼び掛けて担ぎ手を募集している。定期的に会合を開いて交流を深めながら、当日を迎えたいとしている。

【 2017年09月29日 11時01分 】

欧州1位の技、花かんざし繊細 京都の女性、紙工芸展

2017-10-02 09:56:31 | 士 cerebrity
 色とりどりの紙を巻いて作るヨーロッパの伝統的な手工芸「ペーパークイリング」の欧州大会で昨年、総合1位に輝いた京都府城陽市在住のなべかわゆきこさん(45)が29日から、京都市中京区のギャラリーで記念の個展を開く。舞妓の花かんざしをイメージした受賞作など25点を展示する。

 ペーパークイリングはリボン状の細長い紙を巻いたパーツを組み合わせ、花や模様を形作る繊細な装飾。修道女が聖書を飾るのに用い、18世紀、貴族に大流行した。

 なべかわさんは音楽療法士をしていた2006年、テレビ番組で紹介されたペーパークイリングに魅了され、洋書を参考に独学で制作を始めた。市役所の臨時職員などをしながら夜に作品を作り続けた。

 14年、イギリスで毎年開かれる「The Quilling Guild」の大会に初参加し、総合2位を獲得。昨年の同大会には、城陽市の花「ハナショウブ」などの花かんざしをかたどった作品など2点を出品した。約千点の応募の中から、4部門中3部門で1位に選ばれ、総合1位を受賞した。なべかわさんは「続けてきて良かった。夢を諦めなければ、自分の人生を彩ることができる。見た人が自分も頑張ろうと思ってくれればうれしい」と話している。

 会場は京都市中京区御幸町通御池上ル、ギャラリー「Take two」。午前11時~午後7時(最終日は午後6時まで)。10月2日まで。無料。問い合わせは、なべかわさん090(3619)6268。

【 2017年09月28日 10時26分 】

地獄絵が見える激辛料理 京都・向日、特別展とコラボ

2017-10-02 09:54:14 | 商 trading
 京都市下京区の龍谷ミュージアムで開催中の特別展「地獄絵ワンダーランド」に合わせ、京都府向日市激辛商店街が激辛料理の完食で同展への招待券をプレゼントするキャンペーンを展開中だ。市内の加盟店12店が地獄にちなんだメニューを開発したりアレンジしたりして提供している。

 地獄と激辛のマッチングに妙を見いだし企画。中華料理店やカレー店、お好み焼き屋などが一品を掲げて地獄をコンセプトにネーミング。メニューへの挑戦で同展の割引券、完食で招待券を渡す。

 向日市向日町の「餃子の一来一来」では「審判が下されたような衝撃」をコンセプトにマーボー豆腐「閻魔(えんま)の審判」を提供。ペースト状の複数の唐辛子で味付けし、辛さが趣を変えながら続く。店長の彌三川能行さん(48)は「空腹で食べるには危険」と待ち受ける。

 同展(京都新聞など主催)は11月12日まで。地獄のイメージの多彩な展開を、絵巻や木像、浮世絵など88点の作品で紹介している。キャンペーンは各店の招待券、割引券がなくなり次第終了。詳細は京都新聞情報サイト「ことしるべ」から。

【 2017年09月27日 10時35分 】

熱気球乗って、空中散歩楽しんで 11月、京都・城陽でイベント

2017-10-02 09:52:07 | イベント
 上空から城陽の景色を眺めるイベント「熱気球フェスタ2017」が11月12日、京都府城陽市富野の府立木津川運動公園で開かれる。10月5日から先着順で、熱気球の搭乗申し込みが始まる。

 公園の指定管理者・青少年野外活動総合センターが2014年から毎年開催している。

 午前8時~午後2時、10人程度が一緒に気球に乗り、約7分間、飛行する。上空約15メートルまで上がるという。

 希望者は往復はがきで申し込む。往信用はがきの裏面に、「熱気球フェスタ搭乗整理券希望」と記し、名前と読み仮名、年齢、学年、代表者の住所、電話番号、メールアドレスを明記し、〒610―0111、城陽市富野北角14の8、府立木津川運動公園熱気球搭乗申込受付係まで。返信の宛先も記入する。

 5~25日の当日消印が必要で期間外は無効となる。先着400人。1枚の往復はがきで4人まで応募できる。搭乗料は中学生以上1500円、小学生以下千円。同公園のホームページに詳細を掲載している。問い合わせは同公園0774(66)6022。

【 2017年09月26日 10時22分 】

長岡宮や竹情報満載 「るるぶ京都向日市」刊行、電子版も

2017-10-02 09:50:08 | 商 trading
 京都府向日市は、観光スポットやグルメの情報をまとめた冊子「るるぶ特別編集 京都向日市」を発行した。京都市に隣接する交通アクセスの良さをアピールし、長岡宮など歴史の奥深さや特産の竹を、目を引くレイアウトで紹介。向日市は「京都市とは一味違う魅力を打ち出せたら」とする。

 これまで、市や市観光協会は地図がメインの散策ガイドなどを刊行していたが、グルメや土産品の情報を統合した冊子はなかったという。旅行ガイド「るるぶ」を手がけるJTBパブリッシングに編集を委託し、4万部作成。12ページ。向日市内の鉄道駅や京都市内のホテルや観光案内所などで無料配布している。

 「竹の径(みち)」や多彩な竹垣、竹の広場、タケノコ掘り体験の案内など竹関連の情報を随所に並べた。「幻の古都 ミステリーさんぽ」と題した見開き企画では、長岡宮跡や国内最古級の元稲荷古墳を巡る観光コースを掲載。カフェやパン屋、立ち寄り先となる飲食店を室内や食事の写真を交えて取り上げ、「京都向日市激辛商店街」や土産品、古代食の提供店などを紹介した。

 タブレット端末やスマートフォンでQRコードを読み取れば、電子ブック版も閲覧できる。

【 2017年09月26日 09時37分 】

宇治茶カフェ巡り楽しんで 京都でスタンプラリー

2017-10-02 09:47:43 | 賞 prize
 良質な宇治茶が味わえる店舗を「宇治茶カフェ」として認定している「宇治茶の郷づくり協議会」は、同カフェを巡るスタンプラリーを行っている。

 認定店は京都府山城地域に16店、京都市内に11店など計30カ所。府のホームページや各店舗で手に入るカードにスタンプを集めると、個数に応じて抽選で最高1万円の同カフェ利用券が当たる。

 押印期間は12月31日まで。同協議会0774(21)2392。

【 2017年09月25日 11時29分 】

認知症予防へボランティア交流 京都・大山崎

2017-10-02 09:46:08 | 賞 prize
 京都府大山崎町円明寺の町老人福祉センター長寿苑でこのほど、地域のボランティア団体「和来隊(わらいたい)」が「みんなの脳活性化ゲーム」を実施した。京田辺市の同団体「スペース・虹」も市外研修として参加。互いに今後の発展を目指し、意見交換して交流を深めた。

 和来隊は長寿苑などで月に2回、高齢者らを対象に認知症予防の同ゲームを行っており、スペース・虹も地元で同様の活動をしている。この日は和来隊の7人とスペース・虹の17人、町民5人などが参加。和来隊リーダーの手引きで、右手は親指を折り、左手は全ての指を広げた状態から1~10までの数を指折り数えたり、勝てば相手が持つリボンをもらえるじゃんけんをしたりと笑いを交えながらゲームに取り組んだ。

 この後、互いに設立の経緯や日ごろの活動内容について意見を交わした。スペース・虹の代表内藤康夫さん(72)=京田辺市草内=は「設立3年目で、ようやく自分たちの力で前進できる団体に育った」と振り返り、和来隊の代表永田芳江さん(70)=大山崎町円明寺=は「みんなで力を合わせてやっている。参加者も楽しみにして来てくれる」と説明した。

【 2017年09月25日 10時48分 】

抹茶スイーツ、濃厚な味わい 京都、和束茶カフェに新メニュー

2017-10-02 09:44:01 | 商 trading
 京都府和束町白栖の和束茶カフェに、新しいスイーツメニュー「めっちゃむっちゃ抹茶」が登場した。4種類の和洋菓子を一度に味わえる欲張りスイーツで、同町への来訪が増えている外国人らに味わってもらう。

 和束産抹茶を使ったアイスクリームと、団子、レアチーズケーキ、ういろうを冷凍した「もちもち抹茶」をプレートに載せた。お好みで、碾茶(てんちゃ)の茶葉や、抹茶シロップをかけることができる。850円。

【 2017年09月24日 20時30分 】

激辛や京都特産求め10万人 KARA-1と物産展

2017-10-02 09:39:44 | 会 party
 京都・乙訓の魅力や府内各地の特産品をPRする「『竹の里・乙訓』と『もうひとつの京都』を結ぶ大物産展」と、京都向日市激辛商店街の「KARA-1グランプリ」が23日、向日市寺戸町の京都向日町競輪場であった。約10万人(主催者発表)の来場者が特産品や激辛料理の販売ブースを巡り、芸人のステージショーを楽しんだ。

 物産展は乙訓3市町や府などでつくる乙訓商工・観光協議会が主催。同グランプリと合わせ約90の料理や土産品のブースが並んだ。

 タケノコの加工食品など乙訓の特産品をはじめ、海産物や茶を使った府内各地のメニューの他、激辛が売りのカレーやラーメン、丼を提供する店が出展。昼食時には来場者が長い列をつくった。

 同協議会と府、「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」の共同観光振興キャンペーンの一環で、ステージショーには乙訓地域のキャンペーンガールに就任した吉本新喜劇座長の「すち子」さんが登場した。

 かぐや姫に扮(ふん)して、観客の子どもと一緒に持ちネタを披露。「何の集まりか分からなくなってきました」と会場の笑いを誘った後、同地域を巡るスタンプラリーへの参加を呼び掛けた。

【 2017年09月24日 10時05分 】